貴方を幸福にするFXブログ

「バカが考えた株の漫画」を笑ってはいけない

ロッカーに赤ちゃんは入れないでください
たまには入れていいのかよ!? (つД`)ノ

「バカが考えた株の漫画」という漫画で腹筋が完全崩壊したので、紹介します。
株式投資に関する専門用語を、全力で間違った方向に解説してくれる素晴らしい漫画です。
投資家なら誰でも爆笑間違いなしなので、ぜひご一読ください。

http://orekabu.jp/bakakabu/

この漫画は三田紀房の投資漫画「インベスターZ」のパロディ漫画で、原作は真面目に投資の話をしています。
三田紀房氏と言えば、就職活動を扱った漫画『銀のアンカー』や第二次世界大戦における軍事兵器漫画『アルキメデスの大戦』など、とにかくリアルでシリアスな設定が魅力の漫画家です。



元々の作風が極めて真面目なだけに、「バカが考えた株の漫画」の破壊力は抜群です。
こんなに笑ったのは何年振りだろうか。

・株や投資って何ですか?
⇒全然わからない。雰囲気でやってる。
株式投資は全然わからない知らない

・ベンチャーキャピタルって何?
⇒前向きってことさ

・インサイダー取引はなぜ悪い?
⇒インは内気だから悪い

・リーマンブラザーズは何の会社?
⇒リクルートスーツを売る洋服会社

・信用取引は普通の取引と何が違う?
⇒お互いが信頼し合っているから、友情が生まれる

うん、デタラメにも程がある。

お前は何を言っているんだ猫

NISAが「賢い人が代わりに運用してくれるサービス」と記載されていますが、NISAでも運用するのは自分。
そもそもNISA口座では信用取引ができない。
わざと真逆のことを言って、読者にツッコませる手腕が凄い。

この作品自体は完全なギャグ漫画で、何一つ本当のことは書いていません。
しかし、よくよく考えてみると、意外と投資家の本質を突いているのではないかとも思います。

長いことトレードをしている人でも、専門用語を全て理解しているわけではありません。
知っているつもりで、実は勘違いしていることも少なくない。

もしかしたら、この漫画で笑っているエセ賢者も、投資の実体をきちんと理解できていないのではないか?

貴方は株式会社の仕組みを完全に理解して、株を購入しているだろうか?

信用取引と現物取引の違いを、正確に把握しているだろうか?

リーマンブラザーズとは何か聞かれて、きちんと説明できるだろうか?

ウォール街が大変と聞いて、何が大変なのかわかるだろうか?


これを読むくらい勤勉な人なら全て理解しているのかもしれませんが、世の中には不十分な知識でトレードを行っている人もいるでしょう。

少なくとも、エセ賢者はまだまだ学ばなければならないことが沢山あります。
投資部の部員を笑えるほど、御大層な身分ではないのです。

わからないことは、きちんと調べる。
間違いは素直に認める。
日々勉強することを忘れない。

そんな当たり前の投資家になりたいと思います。

笑い転げる猫
自称投資家とか自称アナリストとか、他人から見ればきっと笑いの種でしかない。


スクリル、ネッテラー日本顧客向けサービス終了と為替相場への影響

聖剣で料理
達人は道具を選ばない・・・わけないよな。

大変なことになりました。
海外資金移動サービス大手のスクリル(マネーブッカーズ)が、日本から撤退することになりました。
同様にネッテラーもすぐに終了とはならないものの、ギャンブルの利用はできなくなるそうです。

①Skrill
2016年9月30日をもって日本居住者の利用を停止。
日本からの入出金は一切できなくなる。

②Neteller
2016年9月15日より、ギャンブルを目的とする 決済処理サービスを停止。
オンラインカジノは利用できなくなるが、FXやバイナリーオプションは対象外のため利用可能。
スクリルと運営元が同じためサービス自体を停止する噂もあるが、まだ不明。

③Paypal
今のところ、特に変更なし。

驚いて飛びかかる猫
なんてこったい!

とりあえずネッテラーが今すぐ使えなくなることはないようですが、明らかに圧力がかかっていますね。
おそらくオンラインカジノの逮捕事件がきっかけです。

<ネットカジノ客の男3人を逮捕 海外の会員制サイト「スマートライブカジノ」利用>
海外のインターネットのカジノサイトで賭博をしたとして、京都府警は10日、賭博(単純賭博)の疑いで埼玉県越谷市の制御回路製作会社経営、関根健司(65)▽大阪府吹田市の無職、西田一秋(36)▽埼玉県東松山市のグラフィックデザイナー、中島悠貴(31)-の3容疑者を逮捕した。
府警によると、無店舗型のオンラインカジノの個人利用客が逮捕されるのは全国初とみられる。
http://www.sankei.com/west/news/160310/wst1603100084-n1.html


一応FXやバイナリーオプション、CFDは日本の法律上ギャンブルとは見なされませんが、カジノは確実に賭博として扱われるようです。
ブックメーカーも多分同じでしょう。

日本政府は海外への送金サービスを停止させることで、公営以外のギャンブルを潰そうとしているのでしょうか?
それとも日本でカジノを作るのに先駆けて、海外のサイトを消しておこうと思ったのか?
競馬や競輪、オートレースなんて払い戻し率を考えれば損しかないのですが、それでも頑なに利権を守る気らしい。

スクリルが終了したことで海外FX業者との資金移動は不便にはなりますが、クレジットカードや電信送金があるのでまだなんとかなります。
ネッテラーやペイパルもまだ使えるでしょう。

それより、スクリルからの資金流出が何を引き起こすのかが気になりますね。
場合によっては、結構な円高圧力になるかもしれません。

1ドル75円の円高不況

スクリルやネッテラーにも円口座はありますが、オンラインカジノで遊ぶ人は米ドルにしているでしょう。
ギャンブラーがカジノから一気に資金を引き揚げれば、多額の米ドルが日本円に両替されることになります。

スクリルの預金総額がいくらかは知りませんが、口座数は400万を超えているそうです。
日本人の利用者が1割として、40万口座から一気に資金が引き出されれば、一体どれだけの円買いが生まれるのでしょうか?

もしかして、最近のしつこい円高トレンドは、海外サービス停止による資金の還流が原因だったりして。
だとすると、日本政府は自分の首を絞めていることになるが・・・

日本が金融鎖国を止めれば、円高なんてすぐに解消されそうなものですが、規制緩和の兆しは全くありません。
ここまで締め付けが強いと、本気で預金封鎖でもするんじゃないかと心配になってきます。

事件があったからといって、何でも禁止すればいいってものじゃない。
とりあえず規制を強化すればいいと思っている役人様には、正直腹が立ちます。

恨み怒り猫

⇒SkrillとPaypal 国境を越えた送金サービス

ブレイクスルー 努力は相転移するためにある

ピカチュウの違いとバリエーション
ピカチュウも少しずつ進化しているのか?

シャルルの法則によると、理想気体の体積は絶対温度に比例することになっています。
加熱すればするほど気体は熱膨張し、周囲の空間に大きな影響をもたらします。

人間も同じように努力すればするほど成果が伴うものではありますが、そのわりにはエセ賢者の実績は芳しくありません。
やはり、人間の成長は科学のようにシンプルにはいかないのでしょうか?

いいえ、化学の世界でも、全てのパラメータが線形に変化するとは限りません。
概ね熱量と体積は相関関係にありますが、綺麗に比例する物質ばかりではありません。

液体や固体は分子同士が強く結合しているため、温度が上昇してもほとんど体積が変わりません。
場合によっては、温度が上がると体積が減ることさえあります。

例えば、氷が融けて水になると、結晶構造が崩れることによって体積が減少します。
水の体積変化は非線形で、体積膨張率はたったの0.021%/℃しかありません。
0℃から100℃まで加熱しても、水の体積はほとんど変わらないんですよ。
まさに骨折り損のくたびれ儲け。

水分子

しかし、100℃に到達して水が水蒸気に変わると、状況は一変します。
状態変化が起こると体積は一気に1700倍になり、絶対温度に比例してさらに大きくなります。

現代の発電機はこの性質を利用してタービンを回し、街中に膨大な電力を送っています。
もしも水の相転移時における体積変化がなかったら、電化製品は何一つ動かなかったでしょう。

氷や水の状態でいくら温度を上げたところで、目に見える成果は出ません。
お風呂に入れば違いがわかるのでしょうけど、河原の水温が変わったところで誰も気付かない。

大きな変化が起こらないのなら、加えたエネルギーは無駄だったのでしょうか?

確かに水を蒸気に変えることのできない火力は、発電所では無用でしょう。
しかし、その過程を経ずして状態変化を起こすことはできません。

マクロな世界は常に連続しているので、いきなり固体から気体に変えることは基本的にできません。
必要な融点や沸点に達するまで、熱量を与え続ける必要があります。
その過程が無駄であったかは、成果が出るまで継続できたかどうかで決まるのです。

化学の話がイメージしずらい人は、ポケモンでも育ててみましょう。
ピカチュウで敵を倒しまくれば、どんどんレベルが上がります。
個体値の高いピカチュウを厳選して経験値と努力値を稼ぎまくれば、さぞ力強く育つでしょう。

しかし、レベル100まで育てても、ピカチュウのままではたいして強くはなりません。
固体値6Vで努力値を特攻と素早さに全振りしても、対人戦では多分全敗するでしょう。
雷の石を使ってライチュウに進化させてやらないと、ステータスの急激な向上は見込めないわけです。
(ライチュウもそんなに強くない、とか言ってはいけない)

可愛いライチュウとピカチュウ

まだ戦いようのあるピカチュウはともかく、コイキングは本当に悲惨ですね。
ギャラドスに進化しない限り、まともな攻撃手段すらありません。
現実世界でもコイキングのように生きている人達は、どんだけ縛りプレイが好きなんだろうか?

物質でもポケモンでも人間でも、物事には大抵急激に変化するポイントがあります。
どんなに頑張っても、そこを通過してブレイクスルーを成し遂げない限り、大きな成果を上げることは難しい。

アフィリエイトなどのネットビジネスは基本、「3ヶ月はタダ働き」と言われ、継続してアクセスを集めるまではろくに報酬が発生しません。
寿司職人など古くからの職人は、何年も下積みを続けてからようやく人前に出ます。
FXトレーダーも1年ぐらい負け続けて、コツを掴んで成功する人が多い。
飛躍のために長い助走が必要になるのは、どこの業界でも共通しているのかもしれません。

ゆっくり温度を下げていくと、凝固点を下回っても液体が固体にならないことがあり、その状態を過冷却と呼びます。
同じように沸点を超えても蒸発しない液体もあり、それは過熱と呼ばれます。
条件を満たしていても、あるべき状態に変化しないこともあります。

そんな時は、何らかのきっかけを与えてあげる必要があります。
過冷却状態の水に衝撃を与えると、一気に凝結が始まるのは有名な話。
ほんの少しのショックがあれば、そこを起点として全体が凍結していきます。

もちろん、凝固点に達していない水をいくらぶん殴っても、意味はありません。
条件を満たしている状態できっかけを与えてやることで、初めて相転移が起こります。

我々人間は水分子より遥かに複雑な性状を持っていますが、大まかな所は同じなのでしょう。
地球上に相転移を起こさない物質が存在しないのだから、それで構成されている私達も変化せざるを得ないのかもしれません。

変化していく野々村議員

大きな変化を起こすためにはブレイクスルーを発生させる必要があり、その準備段階として十分な経験を蓄積する必要があります。
相応のバックグラウンドを備えていたとしてもそれだけで結果が出るわけではなく、それを形に成すには何らかのインスピレーションが必要になります。
どちらが欠けていても、現状から脱却することはできません。

ちなみに、ピカチュウからライチュウに進化するのは道具さえあればできますが、それをしてしまうと10万ボルト等の技が覚えられないので、後々苦労することになります。
過程をすっ飛ばして結果だけ求めるのも、考え物ですね。
(技マシンを使えばいいじゃない、とか言ってはいけない)

貴方が大きな成果を求めるなら、とにかく幅広い経験を積んで、変化が起きるまでチャレンジを続けるしかありません。
今すぐ結果が出ないとしても、それはそれでいい。

諦めなければ、努力は無駄になりません。
いつか芽が出るまで、夢を追いかければいいのです。

勝者とは最後まで諦めなかった者

P.S.
本記事は、サトシがいつまでも雷の石を使わないので日の目を見ないライチュウのために書きました。
いつかライチュウがメガシンカして、最強のメガライチュウになりますように。

ライチュウは不人気
メガピカチュウとか出ないよね?

適者生存 この世界で生き延びるためのルール

かくれんぼ世界チャンピオン
世界チャンプはさすがに次元が違うな・・・

生物が存続するための基本ルールは適者生存であり、弱肉強食ではありません。
強い物が生き残るのではなく、環境に適応した者が繁栄するのです。

もちろん弱肉強食も立派な原則ではありますが、それは食物連鎖のピラミッドにおける上下関係を示しているだけのことです。

草食動物は草木を食べるけれど、それで植物が絶滅するわけではありません。
肉食動物は草食動物を食べるけれど、それで草食動物が絶滅するわけではありません。

「強い者が勝って弱い者が負ける」というのなら、なぜマンモスやジャガーは滅びてしまったのでしょうか?
なぜ最強の肉食獣であるはずの虎やライオンが絶滅の危機に瀕しているのに、貧弱な鼠や昆虫は増えすぎて困っているのでしょうか?

単純な筋力なら、イエネコはとてもヤマネコには敵いません
既にネズミを捕ることさえ忘れた飼い猫の瞬発力は、野良猫にも大きく劣ります。
人間が本気を出せば、簡単に捕まえられてジエンドです。

猫ミキサー

しかし、毎日寝てばかりいるニート猫は年々数を増やし、イリオモテヤマネコは絶滅危惧種として保護されることでようやく種を繋いでいる有様。
野良猫はそこそこ繁殖していますが、平均寿命は飼い猫の半分以下しかありません。

ペットの犬猫が持つ人間に取り入る能力は、間違いなく適者生存の原理に叶っているわけです。

獣の世界ならまだ食ったり食われたりの関係が成り立ちますが、人間社会ではさらに極端になります。
経済的な競争やシェアの奪い合いはありますが、先進国であれば直接的な暴力は殆ど通用しません。

範馬勇次郎並みの腕力があれば格闘技界の頂点には立てるでしょうが、たいしたお金も権力も手に入らないでしょう。
むしろ危険視されて、社会的に抹殺されそうな気がします。

猛犬よりも危険な妻

現代社会において最も強い能力は、経済力です。
スポーツや芸術も意味がないとは言いませんが、お金を動かす力には絶対に敵いません。

例えば、
・商売の才能
・FXで稼ぐスキル
・良い投資先を見つける眼力
・宝くじで当選する幸運

のいずれか一つでも備わっていれば、それだけで一生食うに困りません。

将来値上がりする商品を一つでも予想することができたのなら、先物取引で簡単に億万長者になれます。
腕力がなかろうが、知能が低かろうが、容姿が劣っていようが、何も問題ではないのです。

障害者の中には、「自分には生きる力がない」と思っている人もいますが、そんなことは絶対にありません。
現在生存している事実が、曲がりなりにも世界に適応しているという証拠ですから。

脳や内臓に欠陥があって本当に生きられない身体なら、とっくに死んでいます。
手足がなくても、目や耳が使えなくても、生存に関係ないなら「必須条件ではない」ってことです。
もしかしたら、社会的弱者として同情を受けることが、生存における重要なファクターになっているのかもしれません。

近代の人間社会は、原始の時代から見れば異常なほど弱者に対して寛容です。
生存権が確立された後の社会に生まれた若者にはわからないかもしれませんが、染色体異常や知的障害を抱えた者を厚遇するのは、よくよく考えてみると不思議な話です。
なぜ全く生産能力がなく、群れの負担になる者達を養う必要があるのでしょうか?

その理由は至極単純で、「本当に生存に適しているかは、誰にもわからないから」です。

疑問を持った猫

先ほど「腕力よりも経済力が大事」と述べましたが、それは現在の一般的な傾向を示しただけで、個々の人間のそれぞれのタイミングにおける生存条件を述べたわけではありません。
というか、「誰がどういった理由で生き延びるか」なんて、誰にも予想できません。

もしかしたら、明日車に轢かれそうになって、たまたま反復横飛びが得意だったおかげで助かるかもしれない。
失業して公園に通っているオッサンも、路上でギターを弾いたら芸能事務所からスカウトが来るかもしれない。
顔はイマイチでも、隣の女性より2センチ胸が大きかったら、裕福なイケメンを落とせるかもしれない。

適性っていうのは、後にならないとわからない部分のほうが多いんですよ。

現代社会は試験を通じて人間に点数を付けようと躍起になっていますが、それは生物にとって最も重要な生存能力とはかけ離れた数値でしかありません。
いくらIQが高くても、TOEICが満点でも、それが成功を約束するわけではないので、気にするだけ無駄なのかもしれませんね。

人類も哺乳類も鳥類も爬虫類も魚類も、軟体動物も昆虫も植物も細菌も、現行生物種は全てこの地球上において強い生存適性を持っています。
しかし、それは最初から理解した上で設計されたわけではありません。
ダーウィンさんが進化論で説いたように、これでもかと長い時間に沢山のサンプルを曝して、変化する環境に適応した者だけが生き残っています。

人類の進化とロボット
貴方が今後子孫を通じて血筋を残していくのか、それともどこかで途切れてしまうのかはわかりません。
盤石な経済基盤を持って一族郎党が繁栄を極めたとしても、やはり何かの理由で断絶してしまうこともあります。

誰だって確実ではないけれど、誰にでも可能性があります。
強者であろうが、弱者であろうが関係なく、結果として環境に適応した者が未来を紡ぐ権利を得るのです。

社会のレールを外れてもいい。
テストや面接で落とされたっていい。
自分なりの生き方を見つけて、道を切り開いていきましょう。

どんな逆境にあっても、最後まで諦めないように。

幸せな動物
どんな生物であっても、生き延びてきたものはみな美しい。

<合わせて読みたい記事>
⇒弱肉強食とは諦めの言葉ではない
⇒本当の勝利とは、生き延びることである

貿易黒字を喜びながら円高に苦しむ日本国民は矛盾してないか?

ニートってどんな仕事なんですか
自分以外に職を融通する立派な仕事だよ!

ここ1年ぐらいずっと円高トレンドが続いていますが、最大の要因はやはり貿易黒字ではないかと思います。
日本政府や日銀の政策が期待外れで投機筋が円売りをしてくれないとか、日米のインフレ格差が開いているというのもあるけれど、経常収支・貿易収支の影響は決して無視できません。

単純な金額で言えば、実需は投機の2割程度しかないので、トヨタがいくら海外に車を売ったところで円安になるとは限りません。
今日明日の市場の流れは、先物市場の動向次第で決まるでしょう。

しかし、投機ポジションはいつか必ず決済することになりますので、長期的な為替レートにはあまり影響がありません。
その反面実需は積み上がりますので、貿易黒字の国はどうしても通貨高に進みやすくなるでしょう。
(逆に為替レートが貿易収支を決めている側面もある)
ずっと貿易赤字の米国でドル高が発生するくらいなので、もちろん例外もありますが。

日本の貿易収支チャートグラフ

日本は慢性的な貿易黒字国で、一時的に輸出が落ち込むことはあったものの、年単位では概ね貿易黒字が続いてきました。
同時に円高も進んで、戦後360円だったドルも、最大76円まで落ち込みました。
全てが貿易収支のせいではないけれど、やはり累積した黒字額の影響は無視できないと思います。

それが2011年の東日本大震災によって一変。
2011年の東日本大震災とそれに伴う東電原発事故は、日本の輸出能力を奪うとともに、急激な輸入の増加をもたらしました。

多くの工場が操業停止に追い込まれ、部品の手に入らない企業は工業製品を輸出できなくなりました。
海産物や農産物の放射能汚染が懸念され、多くの国が日本からの輸入を禁止しました。
原子力発電所の停止によって火力発電の割合が高まり、多量の天然ガスを諸外国から購入する必要が生じました。

これらによって「日本に入るお金」が減り、「日本から出ていくお金」が増え、貿易収支は最大2.4兆円の赤字に転落しました。
国内外のお金の動きは為替に直結しますから、それが円安トレンドの一因になったのは間違いありません。

1ドル125円という行き過ぎた円安になったのは、アベノミクスで円キャリートレードにより狂ったように日本円が売られたのが原因ですが、その裏には膨大な貿易赤字があったことを忘れてはいけません。

しかし、赤字はいつまでも続かず、震災後の復興が進むとともに、シェール革命で化石燃料価格の低下が起きると、日本の貿易収支は劇的に改善していきました。
2015年度の日本の貿易収支は6,299億円の黒字となり、5年ぶりの黒字復帰となりました。

日本人としては、これを大いに喜ぶべきでしょうね。
なにせ日本の貿易が絶好調で、通貨の価値もうなぎ登りなんですから。

ロンガーのエセ賢者は何故か涙目だけど!

号泣する市議を慰める

日本の輸出入の内訳によると、輸出の主力品目は、自動車や自動車の部分品、半導体等電子部品、鉄鋼。
輸入の主要品目は、原油および粗油、LNG(液化天然ガス)、衣類・同付属品、半導体等電子部品、通信機、医薬品。

トヨタ、ホンダ、スズキ、三菱、日産など世界に名だたるメーカーが膨大な外貨を稼ぎ、日本に持ち帰っています。
(最近は現地生産も多いけど)
多くの日本人が死ぬほど暑い夏でも必死に節電を行い、化石燃料の節約に努めています。
(エセ賢者は扇風機だけで過ごしているので、そろそろスルメになりそうです)

6,299億円の黒字はいわば、日本国民の血と汗と涙の結晶
金メッキしただけのゴールドメダルなんかとは比べ物にならない、私達が勝ち取った本物の成果なのです。

この貿易黒字に加え、日本は世界一の債権国でもありますので、諸外国から膨大な利息・配当収入があります。
配当や旅行などを加えた国際収支は、16兆6413億円というデタラメな数字に膨れ上がっています。
何回為替介入すれば、同額の円売りができるんでしょうかね?

別に全ての経常収支がドル売り円買いの注文になるわけではないが、これを見た海外ファンドが盛んに円を売ってくれるかどうか。
日本に還流する以上に膨大な海外投資を、日本企業が行ってくれるかどうか。
結構厳しい気がしないでもない。

どんなに経常黒字が増えても、ミセスワタナベの円売りは止まりません。
自社株を買って会社を応援するサラリーマンは沢山いますが、クロス円をショートして日本を応援する投資家はあまりいません。
どうしてこうなるの?

日本の製造業が好調なのは、素直に嬉しい。
けれど、円安株高を期待すると、それが重しとしてのしかかる。

このジレンマは、どうやったら解消されるのやら。

人間も猫も大変
日本に住んでいる限りはどうにもならないかな。

みんなのクレジット 13%超の高利回りソーシャルレンディングに400万円投資してみた

土地と息子を遊ばせておいてはいけない資産活用
息子も運用しないといけないのか・・・(´;ω;`)

【みんなのクレジット】最大13%超の高利回りと聞いたので、少しばかりお金を投資してきました。
銀行員の選んだ投信や保険に運用させるのは論外だけれど、自分で投資先を選べるのなら悪くはない。
ちょうどキャンペーン中だったので、試してみることにしました。
(実は高額のキャンペーンボーナスに釣られただけ)





みんなのクレジットとは最近隆盛のソーシャルレンディングの一つで、その中でも最も平均利回りが高い会社です。
ソーシャルレンディングとは、「ネット上でお金を借りたい人とお金を貸したい人とを結びつける融資仲介サービス」です。
要するに、銀行を介さずお金を貸すことで、銀行預金より遥かに大きな利息をもらう投資です。

お金を貸すことになるので当然貸し倒れのリスクはありますが、FXや株式のようにレート変化による元本割れはありません。
純粋に借入金に対する利息(配当ではない)を受け取る、ミドルリスク・ミドルリターンの投資になります。

元々民間から資金を集めて企業に投資するのは銀行の役割でしたが、露骨なピンハネと貸し渋りのために近年は民間同士のお金のやり取りが活発化しています。
銀行員に多額の給料を払って年利0.1%の利息をもらう従来の方式は、あまりにも効率が悪い。
預金者と借入者を直接結び付けるように金融が進化するのは、当然のことかもしれません。

みんなのクレジットは不動産ローンファンドを中心に、1%~13%程度の投資先が並んでいます。
実際には利息の幅が設定され、借入金が決定した後に金利が決定されますが、実際に8%以上で決定していることが多い。

大人気の不動産投資である「みんなで大家さん」でも6%程度なので、これは確かに高い。
普通の不動産投資や株式投資、FXのスワップポイントと比較しても異様に高利です。

みんなのクレジット不動産投資案件

当然世の中にそんなに美味い話はないので、利回りが高い=リスクが高いとなるはず。
利回り13%の案件ともなれば、元本割れも覚悟しておかなければならないだろう。

しかしながら、全体的な高利のわりには、わりと信用度が高めにも感じます。
あくまで評判を見る限りの話ですが。

・利息は毎月配当
・全案件担保付き
・今の所元本割れは一切起きていない


一応ソーシャルレンディング5社の実績を確認してみましたが、貸し倒れがあったのは1社だけ。
それでも1%以下の割合なので、一般の銀行の貸倒率(2%程度)に比べれば低いと感じる。
実は信用が落ちるのを恐れて会社が補填しているだけだったりするのかもしれないが、それならそれで構わない。

みんなクレジットは出来立ての会社なので実績は若干疑問だが、担保ありでこの利回りなら悪くないかな?
15ヶ月とかの長期案件はともかく、6ヶ月ぐらいならリスクも減るはず。

とりあえず面倒に思ったのは、投資開始前に「登録口座の通帳のコピーorキャッシュカードのコピー」が必要なこと。
免許証とキャッシュカードはあらかじめ撮影しておくことを勧めます。

あと入出金手数料は全て自分持ちで、三井住友銀行に振り込まないといけない。
入金は住信SBIネット銀行や新生銀行の手数料無料が使えるが、出金はどうしても数百円かかります。
銀行に振り込んでから口座に反映されるまでの時間は、半日くらいでした。

最初の投入額は、15万円にするのが良さそう。
(最低投資額は10万円)
理由は、「8月中に15万円以上投資すると5000円キャッシュバックされるキャンペーン」があるから。
ダブルコンボボーナス狙いで、合計40万円(5000円バック)も悪くない。

ちなみにエセ賢者は、400万円預けましたよ。
やはり最初は少額にしないと。

ダメだこいつ

最初は15万円預ける予定だったのですが、それでは面白くないと猫悪魔が囁きました。
ブログネタならそれ位やらないとダメだと言われました。

<キャンペーンボーナス>
・サマーカーニバル 30万円以上投資先着100名⇒25,000円
・真夏のお年玉 15万円以上投資⇒5,000円
・スペシャルコンボボーナス200万円×2件⇒80,000円


キャンペーンボーナスだけで最大110,000円入ってくるので、それに釣られただけという説も。
目先の金に目がくらんで大局を見失う投資家って、最低ですよね。

せっかくなので、配当が入ったらブログに公開しましょう。
希望があれば、写真も貼りますよ。

安全に運用できたなら、堅実な投資を紹介したことになる。
万一貸し倒れが起きたなら、反面教師として注意を促せる。

うむ、完璧な作戦だ。

※危険行為です
※絶対に真似してはいけません


あまり大金を預けるのもなんですが、ソーシャルレンディングという取り組み自体は社会的にも良いと思いますよ。
一応自分のお金を必要とする人が世界のどこかにいて、誰かの役に立っているのですから。

みんなのクレジットが他所に比べて高利回りなのは、開始して間もないため利用者が少ないのもあるでしょう。
出資者が増えると金利は下がるはずなので、今の内が狙い目ではないかと密かに思っています。

【みんなのクレジット】






世界中の色々な産業に投資したい方はこちら↓
世界の信用市場をひとつに、海外投資ならクラウドクレジット



組織を壊す社会不適合者のレゾンデートル

ルール無視で釣りと泳ぎ
ルール守れ。(。´・(ェ)・)

<人間社会のルールについて>

人間は社会的動物なので、群れのリーダーに統率され、皆が歯車になって働くことが重要になります。
どんなに正論を述べたところで立場の弱い者の発言には意味がないし、全体を混乱させるため有害であるとさえ言えます。

上司の命令に逆らったり、ブログで政府批判を繰り返す人はテロリストと同じです。
全体を見ることのできない小人が意見を述べても集団を変えることはできないし、いたずらに時間と労力を費やすことで社会全体の効率を引き下げるからです。

身分を弁えて権力者に従うイエスマンは、それだけで社会に対して多大な貢献をしています。
自身の考えを世に浸透させたいのなら、矮小な己の立場から発言するのではなく、それを実現しうる有力者に取り入って、その者に助言するのが賢明でしょう。

その件については、「何を言ったか」よりも「誰が言ったか」が重要な理由と、それを覆す手段にて底辺氏がわかりやすく解説してくださっているので、興味のある方はそちらをご覧ください。

これは、個々の人間が社会に貢献して生き延びるための基本ルールです。
会社という集団に属する者は皆、これを念頭において行動しなくてはなりません。

同じ型にはまりたくない

<ハグレとは何か?>

上記の考えは全く間違っていないのに、なぜか世の中には守らない人がいます。
コミュ障とかDQNとか、一匹狼とか意識高い系とか、SEALDsとかパヨクとか、ニートとかエセ賢者とか言う人達です。
私はめんどくさいのでまとめてハグレと呼んでいます。

一般の構成員とハグレの二元論で語れるほど人間は単純ではありませんが、話を単純にするために二つに分けて解説します。
次の条件の大半に当てはまる人がいたら、ハグレの素質があるかもしれません。

・みんなの好きな物に興味がない
・オリンピックとかどうでもいい
・野球中継の延長でアニメ番組が潰れると怒る
・紅白歌合戦とか聴きたくない
・会社は従業員から搾取していると思う
・年金はねずみ講
・NHKは受信料泥棒
・カスラックは死ね


NHKは受信料詐欺

もちろん、猫賢者は全て当てはまりますよ。

ハグレは盛んにデモ活動を行ったり、ブログで与党を批判したり、「ヌコを崇めよ」などと言っておかしな宗教を広めたりします。
こういった迷惑行為は社会を混乱させて健全な活動のコストをいたずらに増やすだけなので、止めてほしいですよね。

猫は神認めよ国心を見る

ハグレは単純に数が少ないので、民主主義という名の多数決では絶対に勝てません。
それは左翼団体が日本の選挙で大敗し続けているのを見れば、納得の行くところでしょう。

テレビでデモやテロ、クーデターを見て、
「どうして正攻法で社会を変えようとしないのか?」
と考える人もいますが、力関係を考えればその理由は明白です。
圧倒的に数で劣る者達が選挙で勝てるわけがないのだから、ゲリラ戦に徹するしかないのですよ。

ハグレとは、工業製品で言うなら不良品
取り除くか矯正して出荷しないと、社会的に制裁を受ける類の商品です。

しかしながら、いつの世もハグレが絶えたことはなく、何万年経っても変わらず一定の数が生まれ続けています。
工業はppm単位で不良品を管理できるようになったのに、人間種は未だに%単位の不良品を生産しているのです。

<ハグレの存在意義>

なぜ動物にはハグレが生まれるのか?
それは種が生き延びるために多様性が必要だからです。
一つの集団ではなく、生物種全体を考えるなら、それが最も都合が良いのです。

もしも全ての人間が全く同じ方向を向いていたら、とても合理的に物事を成すことができます。
バラバラのベクトルを合成しても相殺されて無駄になるだけですが、レーザーのように揃った力はロスがなく強力です。

しかし、一旦全体が間違った方向に進めば、それは種の存続を脅かします。
集団投身自殺で有名なレミングが全員行進に参加すれば、全てのネズミが一瞬で絶滅してしまうでしょう。

第二次世界大戦時のドイツや日本が滅亡の道を歩んだように、間違ったリーダーを社会が選ぶこともあります。
そういった際に反抗して活動を妨害したり、軌道修正を図る行為は、必ずしも無意味とは言えないでしょう。

ヒトラー

そして、もう一つの役割は、新しい群れを作ることです。
既存の組織に貢献するのではなく、そこから分化して新しい組織を作るのも、ハグレの立派な役割です。

群れから追い出された一匹狼は、仲間を募って新しい群れを作ります。
その行為は既存の群れの餌場を削り、メスを奪うことになるので、古巣にとっては極めて有害です。

しかし、それは一つの集団から見た正義には反しているものの、種族というより大きな観点から見れば必然でもあります。
多様性を確保するのが種の存続における必須条件なので、彼等の選択は決して間違っていないのです。
(正義は組織次第でいくらでも変わる)

多数派から見るとハグレは「社会を破壊する異分子」にしか見えません。
ひどく非合理で、マイナスの要素しかないように思えます。
しかし、「新しい群れを作る」という観点に立てば、これほど合理的なことはありません。

一件無駄に思える批判やデモでも、繰り返すことで賛同者を募ったり、新しい権威を樹立することもあります。
誰かが止めてくれたおかげで、最悪のパターンを避けられることもあります。
何が正解かなんて、後にならないとわからないものです。

戦争変態反対

とにかく大きな力を出すのが目的なら、ベクトルが揃っていたほうが効率的。
数をこなして膨大な実験結果を得るのが目的なら、バラバラであったほうが効率的。
目的次第で、何が合理的なのかは変わってしまう。

人間は社会的動物ではありますが、現在地球上には196もの国と何十万という企業があり、一向に一つにまとまる気配がありません。
ホモサピエンスの遺伝子が、いかに多様性の確保を重視しているのかが伺えます。

貴方がノーマルであるのなら、為政者に滅私奉公し、既存の組織に貢献することが存在意義となります。
貴方がハグレであるのなら、既存の組織の軌道修正を図ったり、新しい組織を作るのが存在意義となります。
人間種としてはどちらも必要だし、どちらが欠けても滅ぶことになるのでしょう。

もしもどうしようもないくらい融通の利かない人や、利己的な人、意見が食い違う人がいたら、
「この人は自分とは違う役割を持っているんだな」
と思ってください。
貴方にとっては理解しがたい相手でも、みんなきちんとした理由があって存在しているんですよ。

願わくば、高度文明社会によって拘束されたハグレ達に光を。

毎日部屋にこもってパソコンに向き合うだけの社会不適合者に、新たな群れを作り出す機会が与えられるように。

手を繋いで喜ぶ幸福な人々
何もかも自由なこの世界で、全ての個体が己の役割を全うすることを願っています。

オリンピックを楽しむなら金を稼げ

あまりスポーツ観戦に興味のないエセ賢者には関係のない話ですが、世間はリオ五輪の話で持ち切りのようです。
水泳や柔道で誰が勝ったとか、日本人がメダルを獲得したとか、あちこちから五輪の噂が聞こえてきます。
自分が出場しているわけでもないのに、よくあんなに熱くなれるものですね。

大衆の熱狂を冷めた目で見ている私ですが、実は私にもオリンピックに憧れていた時代がありました。
最近のリオデジャネイロやロンドン、北京の五輪は見ていませんでしたが、もっと前のギリシャで行われていた際は熱心に応援し、自分もいつか参加したいと思っていたものですよ。

屈強な肉体を持ったギリシア人が全裸で殴り合い、戦車に乗ってぶつかり合うオリュンピア大祭は素晴らしかった。
女性は参加を許されず、多数の死傷者を出す過酷な祭りではあったが、あれこそまさに漢の祭典と言えよう。

残念ながら2000年の時を経て再開してからは、死人も出ない生ぬるい競技ばかりになったというが、いつかまたあのような苛烈な戦いが見られることを願っている。

古代オリンピック競技

※古代オリンピックの競技
スタディオン走、ディアウロス走、ドリコス走、円盤投、やり投、レスリング、ボクシング、パンクラティオン、戦車競走、武装競走


それにしても、現代の五輪は昔とは随分変わってしまいました。
競技や場所の違いもありますが、何よりも「経済」への影響度が段違いです。
出場選手の勝敗よりも、会社や都市への利益のほうが重要度が高くなっている気さえします。

例えば、オリンピック施設を造る建築会社。
観光客を誘致する旅行代理店。
土産物を売る商店や、飲食物を提供するファーストフード店、宿泊施設など。
少しでも関連性のある企業は今が稼ぎ時と見て、全力で商売に取り組んでいます。

また、直接観光に関係しない企業も、スポンサーとしてオリンピックに協賛しています。
オリンピック全体では約1兆円のお金がかかると言いますが、その大部分のお金を出しているのはスポンサーシップとテレビ放送権料です。

世界的な祭典を通じて自社ブランドを売り込むために、企業も莫大な資金を投下しているんですね。
ちなみに2020年の東京オリンピックではコカ・コーラ、GE、トヨタ、VISAといった国際的な大企業が公式スポンサーになる模様。

直接五輪に協力しているわけではありませんが、ブックメーカーはそれを賭け事に利用しています。
イギリスのEU離脱国民投票で膨大な資金が賭けられたのは記憶に新しいと思いますが、スポーツの大会でもブックメーカーは大賑わいです。

オリンピックやワールドカップなど、大きなイベントが起こる度にギャンブラー達は一喜一憂しています。
不謹慎な話ではありますが、命の次に大切なお金がかかっているので、通常の観客とは真剣度が違うでしょう。

世界陸上に参加した猫
私も真剣に取り組んでいます。

多くのファンはスポーツの勝敗を注視し、健闘した選手を称賛する一方で、経済のことについては興味を持っていません。
「神聖な祭典でお金の話なんかするべきじゃない」
と考える潔癖な人もいます。

しかし、現実として資金繰りは死活問題です。
スポンサーの協力がなければ、オリンピックやパラリンピックはもちろん、プロ野球やプロサッカーなどありとあらゆるイベントは成り立たなくなります。

ただ開催するだけならできるかもしれませんが、莫大なお金を必要とするテレビ中継は不可能でしょう。
私達が居間でくつろぎながら選手の活躍を観戦できるのも、お金の流れがあってこそです。

オリンピックの主役はこの日の為に研鑽を続けてきた選手であり、猫賢者や貴方のような凡人が直接メダルを争うのは現実的ではありません。
しかし、経済的な面に限って言えば誰もが関わっており、それを通じて一攫千金を狙える立場にいます。
少なくとも商売人達はみんな、貴方がテレビに夢中になっているのを尻目に、新しい金儲けのアイデアを考えています。

テレビの向こうから、ただ声援を送るだけで満足ですか?

もしそうでないのなら、別の側面から自分なりの関わり方を模索してみてはいかがでしょうか?

好きなことが見つからない時は金を稼げ
やりたいことがないなら、何もかもつまらないと思うなら、金を稼ぐといい。
それはきっと貴方にスリルと喜び、そして痛みを与えてくれるだろう。

銀行員は手数料が欲しい

曙写真集
こんなの誰が買うんだ? (つД`)ノ

万年自宅警備員のニート賢者には関係ありませんが、多額の貯金がある年配の方の所には、頻繁に銀行員が訪問されるようです。
家族が死亡して遺産や生命保険金を受け取った途端に、銀行が金融商品を勧めてきたという例もあります。
銀行はちょくちょく顧客の口座残高を確認して、金ヅル勧誘対象を探しているんでしょうかね。

銀行員が一般の人に勧めるのは株式やFXではなく、保険や投資信託が多いみたいですね。
しかも外貨建てのものが最近は増えているようです。

「日本より利回りが高く、専門家が運用してくれる金融商品」
ということで、外貨建ての保険や投資信託を必死に売り込んでいるのか。
まぁ、嘘は言っていない。

しかし、二つだけ教訓を述べておきます。

誰が損失を出しても、出資者の責任だ。
銀行員推薦の手数料はメチャ高い。


高い犬

日本で元本完全の金融商品は日本国債しかなく、それ以外の金融商品はどれも元本割れのリスクを伴います。
たとえ名の知れた投資会社でも、大きな保険会社でも、それは変わりません。

どんな悲惨な運用成績であっても関係なく、銀行員は無慈悲に手数料をむしり取っていきます。
それが彼等の飯の種なんだから、当然です。
最近は競争によって投信の手数料が下がってきたので、生命保険や終身保険などにシフトしつつあるようですね。

保険の手数料は、概ね4%~10%程度で、特に外貨建ての手数料が高い。
顧客のお金を保険会社に流すだけで資金の1割弱を受け取れるなら、こんなに美味しい商売もないでしょう。

そんなに高い手数料を見て契約する人は少ないと思いますが、現在の法律において保険手数料の開示義務はないので、要注意です。
手数料を確認せずに中途解約して、莫大な損失を被った例もあります。

投資信託は既に開示義務がありますが、保険は2016年末まで開示しなくて済むらしい。
駆け込みで詐欺が増えそうですね。

国民生活センターの苦情を見ると、特に豪ドル建て保険と南アフリカランド債の被害が多い。
高金利通貨の下落でFXのロンガーも損をしているのだから、当たり前と言えば当たり前か。
高利回りの外貨商品を買うのは、他人にFXをさせるようなものだと思っておいたほうがいい。

銀行員による配当詐欺事件

それにしても、銀行がお勧めするだけで、こんな不利な商品がポンポン売れてしまうのは不思議な話です。
例えば有名な詐欺師であるエセ賢者が、
「FXで倍にするので、1000万円出資してください」
と公募したところで、それに乗る人は皆無でしょう。

しかし、銀行員が直接お宅を訪問して、
「貴方の資産に合った運用プランをご紹介致します」
と頭を下げると、不思議なほど多くの人がコロッと騙されてくれます。

「言葉は内容よりも誰が言ったかの方が大事」
と昔から言いますが、本当に銀行員の信頼性って高いんですよね。

もちろん、銀行が勧める商品が全て詐欺だと言っているわけではありません。
投資信託や保険会社も損を出すために運用しているわけではありませんので、頑張って利益を追求してくれるでしょう。

しかし、銀行の目的が手数料収入であり、どんな結果でも損益を被るのは自分であることは忘れてはいけません。
他人に任せてそれでOKとはならないのです。

今後銀行や証券会社が熱心に売り込んできたとしても、エセ賢者がそれに出資することは絶対にないでしょうね。
仲介業者にコストを払うのも嫌ですが、それ以上に「他人に運用を任せるリスク」に耐えられませんから。
利益が出るにしても損失が出るにしても、全て自分の納得の行くようにやらなければならないと思います。

投資信託、株式、保険、債券、FX、オプションなど、金融商品は沢山ありますが、何を買っても誰に任せても、絶対に安全な道はないということを心に留めておきましょう。

老人を騙す銀行員
お年寄りばかり狙う人もいるので、要注意。

<合わせて読みたい記事>
⇒損をしないFXの始め方
⇒ネット銀行は素晴らしい

低レバロングの欠陥 おばらっち流FXスワップ運用法は間違っている

インフレしすぎてパンも買えない
パンも買えないの!? (゚д゚)

JFXの「おばらっち流失敗しないFXスワップ運用法」のセミナーを閲覧してきましたが、見事なくらい参考になりませんでした。

「為替のプロも唸った! おばらっち流失敗しないFXスワップ運用法」
http://hirosefx-trade.com/obaracchi/lp/


リスクをコントロールした長期運用と言えば聞こえはいいですが、要するにただの低レバロングですよね。

両建てでもするならともかく、ただ高金利通貨をロングするだけ。
一応資金管理とロスカット幅の計算法はありましたが、そんなものは誰でも知っていること。
何も目新しいところはありませんね。

低レバロング手法とは要するに、

・高金利の通貨を買ってアホールドする
・ひたすらインカムゲイン(スワップ)を貯める
・含み損が出ても気にしない
・強制ロスカットにならないようにレバレッジを抑える


ということ。

だいまん氏はこれを「個人投資家に合った有利なやり方」と言っていますが、ミセスワタナベは皆同じことをして死んでますよね。
スワップ投資が正しいというなら、なぜ個人投資家の8割はFXで負け続けているのでしょうか?

そもそもデイトレードで有名な小林芳彦社長が、この低金利時代にスワップ投資を絶賛していること自体がおかしい。
JFXに客を集めるために、無理矢理長期投資を推奨しているように思えます。

おばらっち氏は、「キャピタルゲインとインカムゲインは別物」と言っていますが、これは完全に間違い
いくらスワップが積みあがろうと、それ以上に為替差益が出たら焼石に水です。

為替差益が長期的にプラスマイナスゼロになるのなら、スワップ派は必ず金利分だけ勝つことができます。
しかし、現実にはそうなっていません。
南アフリカランドランドにしても、トルコリラにしても、何年もずっと下落を続けています。

南アフリカランド

短期的に上下することはあっても長期的にはずっと下なので、いつまで経っても損益はプラスになりません。
放っておけばおくほど、損失が膨らむだけです。

なぜこんな現象が起こるかというと、新興国のインフレ率は日本よりずっと大きいからです。
金利差と同等かそれ以上に通貨の減価が大きいので、いつまで経ってもレートが反転しません。

スワップポイントはその国の政策金利で決まりますが、政策金利はその国のインフレ率を参考にして決められます。
南アフリカやトルコ、ブラジルといった新興国は、インフレを抑えるため(あと通貨防衛)に自国の政策金利を高くしています。
日本はほとんど物価が上がらないので、ずっとゼロ金利にしています。
オーストラリアやニュージランドはインフレ率が下がってきたので、どんどん金利を下げています。

インフレしすぎなジンバブエドル
ジンバブエの金利は800%ぐらいあった。

高い政策金利と低インフレを両立している国はありません。
物価上昇率が高ければその分金利を高くするし、経済が成熟して供給過剰になれば、現在の先進国のように自然と低金利・低インフレに落ち着きます。

物理的に為替差益が直接スワップに移転されるわけではありませんが、相場という一つの世界において、何らかの帳尻合わせが行われていると考えるのが自然でしょう。
無から有が生じることがないゼロサムゲームにおいては、必然的に利益に応じた損失をどこかで被ることになります。
(必ずしも当人が被るとは限らない)

株式投資において配当目当てで株を買うことを揶揄して、「タコが自分の足を食っているようなもの」ということがありますが、FXにおけるスワップ投資こそ、この言葉が相応しい。
スワップが貯まって喜ぶ一方でそれ以上の為替損を被っているとしたら、なんてバカバカしい話だろうか。

FXほど露骨ではないにせよ、株式や債券などあらゆる相場で同じようなことが言えます。
出資額に応じて定期的に配当が行われる一方で、インフレや倒産リスクといったデメリットが存在し、帳尻が合わせられているでしょう。

エセ賢者のような素人がわざわざ書かなくても、おばらっち氏や小林氏ならこの程度のことは当然理解されているでしょう。
それなのに「スワップ投資はローリスク」などと騙って客を集める手口には、疑問を禁じ得ません。

USDZARチャート一方通行
何年か経って元に戻る時が来れば嬉しいが、そんな時はきっと来ない。
仮に戻ったとしても、それまでの資金拘束期間を考えると、絶対に割りに合わないだろう。

<合わせて読みたい記事>
⇒名目金利と実質金利 日本の金利は世界一?
⇒南アフリカランド 長期インフレ通貨の罠

維新トレーダーズクラブが開始したので、トレーダーの方はぜひ一度ご覧ください