トランプ大統領が日本や中国ばかり為替操作国として批判する理由 - 貴方を幸福にするFXブログ

トランプ大統領が日本や中国ばかり為替操作国として批判する理由

トランプ猫大統領
猫でも大統領になれるのかな。

日本や中国、メキシコの企業にはひどく批判的なトランプ大統領ですが、他の国々対してはそれほど攻撃的ではありません。
隣国で移民問題のあるメキシコはともかく、なぜ遠く離れた日本や中国まで批判の的になるのでしょうか?

その理由は至極単純で、対日と対中の貿易が慢性的に大赤字だからです。
ニクソンショック以降ずっと貿易赤字の米国ですが、特に以下の国々に対して赤字額が大きく、毎月400億ドル程度の資金が流出しています。

<対米で貿易黒字額の大きい国>
・中国
・日本
・メキシコ
・カナダ
・EU諸国(特にドイツ)
・OPEC諸国


貿易収支=輸出額-輸入額
なので、米国は外国に売る物より外国から買う物のほうが多い。

強いアメリカを目指すトランプ氏から見れば、米国の輸出が振るわないのは許されることではありません。
日本は米国に自動車を売りつけるくせに自分は十分な農作物を買わない、ろくでもない商売相手ということになります。

現実的には貿易赤字が必ずしも悪いとは限らないのですが、スポンサー企業の事情はどうしようもありません。
どちらかと言えば米国民のために商品を生産してくれているんだから、感謝されてもいいくらいなんですけどね。

農業政策を語るトランプ大統領
もっとトウモロコシを買ってやれば良かった。

現在トランプ大統領は米国の大企業と結託し、輸出産業を強化しようとしています。
米輸出企業にとって中国元や日本円が安いのは困るので、それらに対しては米ドル安に誘導することになるでしょう。

もしかしたら、カナダやドイツに対しても、何らかの口撃が行われるかもしれない。
少なくとも、「強いドルは国益」なんて言葉は出てきそうにありません。

しかしながら、米国産業の発展とドル安政策は、本質的に矛盾しています。
貿易収支が黒字化して米国に投資資金が集まれば、必然的に通貨高に誘導されるからです。
(日本のアベノミクスも相当矛盾していますが)

新大統領は、米ドル高を望まない。
けれど、米国市場の隆盛に対してはドル高のほうが自然。

この矛盾が、相場の行き先を不透明にしています。

猫だらけトランプ大統領
どれが大統領だっけ?
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2017-01-27 23:19 | from -

Re: No title

> 幸福賢者様
>
> いつもブログ拝見させていただいております。
> おかげで少し賢くなった気がします。
>

いきなり資金4倍とは凄いですね。
おめでとうございます。
増えるのも一瞬なら減るのも一瞬の世界なので、油断せずに頑張ってください。

2017-01-27 23:59 | from 幸福賢者

ブログの宣伝ごめんなさい☆

いつも楽しくこちらのブログ拝見しております。

株やFXについても少し言及していく予定ですのでここで時々宣伝させていただきます☆こんどうちに餌をせびりにくる近所の猫の写真ブログにアップしますので許してください☆

トランプの淡い金髪好きなんですが、このエントリの画像のようななびき方をするとは新たな発見でした☆

私はトランプのおかげで(せいで?)ドルは基軸通貨の地位を滑り落ちて代わりに円が世界の基軸通貨になるとにらんでますが、幸福賢者様の見解お聞かせ願いたいです。

2017-01-28 19:06 | from 篠原聰子

Re: ブログの宣伝ごめんなさい☆

> いつも楽しくこちらのブログ拝見しております。
>
> 株やFXについても少し言及していく予定ですのでここで時々宣伝させていただきます☆こんどうちに餌をせびりにくる近所の猫の写真ブログにアップしますので許してください☆
>
> トランプの淡い金髪好きなんですが、このエントリの画像のようななびき方をするとは新たな発見でした☆
>
> 私はトランプのおかげで(せいで?)ドルは基軸通貨の地位を滑り落ちて代わりに円が世界の基軸通貨になるとにらんでますが、幸福賢者様の見解お聞かせ願いたいです。

ユーロや元ならともかく、日本円が基軸通貨になるのは難しいと思います。
日本政府にその気がありませんしね。

世界中にばらかまかれた米ドルが急に消えることはありませんので、
少なくとも20年はドル基軸体制が続くでしょう。
その後は少しずつ影響力が落ちて、電子マネーによる管理体制に移行していくと思います。
各国独自のお金というものは、100年後にはなくなっているかもしれません。

2017-01-28 20:39 | from 幸福賢者

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