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資本主義の目的を知っていますか? - 貴方を幸福にするFXブログ

資本主義の目的を知っていますか?

頼み方で値段が変わる注文
さすが資本主義 (((;゚Д゚))))))

現代の日本を含む大多数の国は自由資本主義によって成り立っており、誰もが通貨を利用して自由に物やサービスをやり取りすることができます。

このことは日本人なら誰でも知っていると思います。
しかし、なぜそうなっているのかはご存じでしょうか?

なぜ世界の経済は資本主義を採用しているのでしょうか?
なぜ社会主義・共産主義ではいけないのでしょうか?
お金を廃止して、自給自足の生活に戻ってはいけないのでしょうか?

資本主義の目的とは何か?
何を成し遂げるために存在するのか?

ちょっと考えてみてください。

電車の切符を買うウルトラマン

さて、答えは出ましたか?

おそらく理由はいくつかあるのでしょうが、一番大事なものははっきりしています。
それは国民の幸福を最大化することです。

資本主義は、構成員の欲求を満たして幸せにするために存在しているのです。

・・・いや、冗談じゃなくて本気ですよ。

なんだってと驚く

ご存じの通り動物には食欲・性欲・睡眠欲といった無数の欲望があり、それを満たすことで充足感を得るようになっています。
「食料不足で飢えと渇きに苦しんでいるのに幸せ」ということは、怪しい宗教に嵌っていない限りまずありません。

人々が欲求を満たすためには、生産活動や経済活動を通じて必要なものを手に入れなければいけません。
個人ではなく人間社会全体においてそれを達成するためには、自由資本主義が一番都合が良かったのです。

もしも自給自足で何かを得ようと思ったら、効率は極めて悪くなります。
貴方は自分の畑で好きな作物を栽培することができますが、収穫できるのは1年後です。
服を作ろうとしても家を建てようとしても時間がかかるし、労力のわりに粗悪なものしか作れません。

だから人々は社会を作り、分業によって生産効率を高めました。
各人が自分の得意分野で活躍し、その成果を全体で分配する。
その結果、個人で自給自足するよりもより多くの人がより素早く充足され、トータルの幸福度が増加したわけです。

ブラック企業の仕事

次に、社会主義・共産主義はなぜ成功しなかったのでしょうか?
分業については、社会主義国だって行っていたはず。

共産主義が失敗した最大の理由は、需要と供給の不整合
国家が個人のニーズを把握してコントロールするのは、極めて困難だったからです。

全ての人が同じモノを欲しがり、同じような生産能力を持っているのなら、ソ連の計画経済は大成功していたでしょう。
しかし、私達人間には他の動物とは比べ物にならないほどの多様性があります。
誰もが別々の対象に興味を持ち、別々の仕事に対して適性を持ちます。

もし貴方がパンを食べたいと思っていても、隣の人はご飯を食べたいと思っているかもしれません。
さらに隣の人はスパゲッティがいいかもしれないし、猫賢者は肉食なのでステーキじゃないと嫌がるかもしれません。

現代のようにスマホを通じて一瞬で全国民にアンケートを取れる技術があればともかく、70年前の世界で多種多様なニーズを国家が一元管理して生産予定を立てるのは無理がありました。
だからだから共産主義は失敗し、自由資本主義にとって替わられました。
現在は生産者と消費者が自由市場で結び付いて、各自で値段を付けて取引するシステムが採用されています。

一番高い餃子

資本主義において、価格は需要と供給で決まります。

多くの人が求めればその分だけ値段も高くなりますが、儲かると知った業者が生産・調達をすることで供給も増えてバランスを取ります。


商品やサービスが最もそれを必要とする者(最も多くお金を出す者)に優先して提供され、支払った額に応じた満足を得る。
必要なものに必要なだけ労働力が投入され、供給量が最適化される。


この仕組みにより、自給自足や社会主義よりもずっと多くの人が希望を叶えることができます。
これが社会全体で行われることをエセ賢者は、資本主義による幸福の最大化と呼んでいます。

もちろん、この仕組みが完璧かというと、そうではありません。

需要に応じて供給が拡大されると言っても、レアメタルや化石燃料のように制限があるものもあります。
より多くお金を出した者が優先されるので、「必要としているが経済力のない人」がそれを手に入れられない場合もあります。

資本主義は身分によらない購買の機会を与えますが、全てのメンバーが平等に機会を与えられるわけではありません。
あくまでお金というツールを介して全体の効率を最大化するため、どうしてもあぶれてしまう人が存在します。

韓国人は仕事がないのでチキン店に就職するしかない

その欠点を補うために、政府は生活保護などの制度を通じて貧困者に給付を行っています。
貧しい人に社会が補助し、全体としての幸福度を向上させているわけです。
決して消費を増やしてGDPを嵩上げするためにやっているのではありません。
(というか、個人的にはそう思いたい)

今から200年もすれば資本主義でも社会主義でもないもっと素晴らしい経済システムができていて、人々はもっと豊かになっているかもしれません。

未来の小学生には、
「原始人は資本主義なんて非効率なことをやってたのかよw」
なんて馬鹿されているかもしれませんが、それはそれで結構なことです。
より進歩した人類から見れば、我々の文明など古代や中世と変わらないでしょうし。

群馬県民と栃木県民

資本主義は、決して完璧でも万能でもありません。
けれど、現段階では人類を幸福にするための最適なツールであるのは間違いありません。
だから、エセ賢者は経済学を学んで役立てようとするし、「経済が人を不幸にする」なんて思わないでほしいのです。

しかしながら、多くの人は個人の経済と精神的な豊かさを結びつけて考えようとはしません。
注目するのは、テレビや新聞に記載されたGDPやインフレ率。
無機質な数字と経済学の用語を見て納得するだけで、「それによって私達は幸せになったのか?」という本来の評価を忘れてしまっているのです。

算出方法を変更してGDPが増加したことにしたら、日本人は幸せなのでしょうか?
生鮮食品もエネルギー価格も含まれていないコアインフレ率が上がったら、日本人のお腹は満たされるのでしょうか?

ニート賢者には、そうは思えないのですけどね。

むしろインフレやは需要と供給のバランスが崩れているということなので、経済の本来の目的から考えれば全く良いことではありません。
デフレから脱却すれば借金漬けの政府とリフレ派は喜ぶでしょうが、物価が上昇したからといって国民が豊かになるわけではない。
そのようなものを経済政策の目標にすることは、根本的に間違っているのです。

現在の日本政府は金融緩和を通じて日経225やTOPIXの株式を買っていますが、それは資本主義への冒涜です。
社会において何が必要かは消費者が判断し、お金を出して応援するものだからです。
政府が勝手に決めて特定の企業に税金を投入してしまったら、それは共産主義の悪夢と何も変わらないでしょう。

消費税を増税すれば欲しい物を手に入れるのが難しくなるので、増税が愚策なのは言うまでもありません。
GDPがいくら上昇しても、個人消費が伸びていない(国民が欲しい物を手に入れられていない)のでは、まるで意味がありません。
その上で出生率まで過去最低に低下しているとなれば、何がアベノミクスの成果なのかわからなくなります。

資本主義経済の目的は国民を幸せにすることであり、競争を煽ることでも格差を作り出すことでもありません。
お金持ちだけが優遇される弱肉強食のイメージが蔓延する世の中ではありますが、本来の役割を見失わないでください。

物価が安い頃のコロッケ

⇒税制を改正しても貧富の差がなくならない理由
⇒共産主義国家日本 社会主義国家日本
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