適切なレバレッジは何倍か - 貴方を幸福にするFXブログ

適切なレバレッジは何倍か

ヤムチャ死亡
また死んだか・・・。

Q:新米トレーダーの質問
「FX始めたんですけど、適正レバレッジは何倍ですか?」

A:エセ賢者の解答
「そんなものはない」

時々こういう質問をする初心者がいますが、そもそも前提が間違っています。
先物の仕組みを知っていれば、こんな質問は絶対に出ません。
レバレッジがわからないということは、先物取引ができるレベルにすら至っていないということです。

レバレッジとは、経済活動において他人資本を使う ことで、自己資本に対する利益率を高めること。
あるいは、その高まる倍率を言います。
簡単に言うと、少ない資金で大きな資金を動かすことです。

別に金融の専門用語ではなく、物理的に小さな力を大きくする概念は、全てレバレッジといえます。
例えば、
・小さな力で大きな物を持ち上げるテコ⇒力学レバレッジ、
・社長が社員を利用して、大きな仕事をする会社⇒人的レバレッジ

FXやCFDのような先物でレバレッジというと、受入証拠金とポジションの大きさの比を指します。
例えば、
・50万円預けて、
・1ドル100円のレートで、
・2万ドル買ったとしたら、

レバレッジ=100×2÷50=4倍
になります。

建玉が大きくなればレバレッジも大きくなり、元金が多いほどレバレッジは下がります。
「最適な倍率を教えてくれ」
なんて、全く意味がわかりません。

大事なのは、
「貴方が取りたいポジションの大きさ」

「貴方が口座に入金する額」
です。
倍率なんて考えても、何の意味も無いのです。
レバレッジがどうこう言う前に、自分の財布と相談してください。

☆最大レバレッジ
取引の規則としてかけることの出来る最大の倍率を、最大レバレッジといいます。
国内のFXなら大抵25倍、CFDなら20倍です。
FXの25倍は現在の法律で決まっており、それを超えるレバで取引することはできません。
数年前までは50倍で、もっと前は制限自体がなかったんですが、随分やりにくくなったものです。
顧客は証拠金の範囲内で取引でき、それを超えると強制決済されます。

海外FXは日本の法律の影響を受けないので、最大レバレッジに制限がありません。
200倍くらい当たり前で、2000倍というところもあります。

「海外はレバレッジが高いから危険!」
と言う人が稀にいますが、最大レバレッジが高くても全く危険はありません。

最大レバレッジは、自動車のマシンスペックのようなものです。
時速100km出せるからといって、公道で100km出す人がいるでしょうか?
最大レバレッジは、「そこまでの取引を許可する」ということなので、
高いに越したことはありません。
貴方が限界ギリギリまで張らずにはいられない、行き過ぎたギャンブラーであれば、
話は別ですが。

☆実効レバレッジは常に変動する
現在のポジションに対する証拠金の割合が、実効レバレッジです。
実効レバが大きいということは、証拠金に対してポジションを持ちすぎているということです。
逆に実効レバが小さいということは、証拠金に余裕があるということです。

このことから、
「レバを抑えて、安全な取引をしよう」
というような思考が生まれます。

しかし、この考えはかなりナンセンスです。
レバが低ければ安全というわけではないし、そもそもレバは常に変動するものなのだから。

例えば、豪ドルをレバ4倍でロングし、スワップ目的で長期保有するとします。
レバレッジが低いので、安全な気がしますよね。

証拠金:50万円
建玉:2枚
レート:AUD/JPY=100
実効レバレッジ:4倍

このポジションを取った後、オーストラリアの利下げで90円まで落ちたとしたら、
20万円の含み損が出ます。
そのときのレバレッジは、

実質証拠金:30万円
建玉:2枚
レート:AUD/JPY=90
実効レバレッジ:2×90÷30=6倍
※計算はかなり適当

証拠金が少なくなった分だけ、レバレッジが上がっています。
為替変動に従ってポジションの損益が出て、取引をしなくてもレバが変わってしまうのです。
取引する前にレバを制限した所で、何の意味もないのです。

当然枚数が増えれば、レバレッジも上がり、比例して利益も損失も大きくなります。
証拠金が足りなくなれば強制決済されるので、抑えるほうが賢明でしょう。

しかし、元が低レバなら損失が小さくなるとも限りません。
20倍で取引していれば余力がないので、少しの損失でも強制決済されますが、
下手に余力があると余力が尽きるまでロスカットが働きません。
自力で損切りできない素人の場合、かえって傷を深くしてしまう場合もあります。

例えば50万円入れて、ポンドが120円のときに1枚ショートすれば、2.4倍の低レバです。
しかし、そのまま放置してポンドが170円になれば、ほぼ全額を失ってロスカットされます。
大事なのは為替レートの動きであって、レバではありません。
余力がどうのと考える前に、損失を最小限に抑えることを考えましょう。

先物において考えなくてはいけないのは、利益の額と損失の額です。
債権のようにボラが小さい銘柄を扱うなら、レバレッジを上げないと儲けが出ません。
一部の株のようにボラが大きい場合は、あまりレバを上げすぎないほうが賢明でしょう。
FXは通貨ペアや時期により特徴が分かれるので、臨機応変に行かなくてはいけません。

レバレッジはただの倍率であり、貴方の損益とは直接関係がありません。
それが勝率を決めるわけでも、損切り幅を決めるわけでもありません。
相場の勝敗を決めるのは、あくまで貴方自身の判断であることを忘れないでください。

銘柄の傾向や許容損失、利益の目標等、考えなくてはいけないことは沢山あります。
自身のスタイルに合わせて、適切なサイズのポジションを選択するようにしましょう。

体にいい
一応本人は気を遣っているらしい。

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2014-02-04 20:41 | from -

Re: 地上の星

ITATI様

よくわかりませんが、意味があるというならあるのでしょう。
「猫も歩けば棒に当たる」といいますし。(言わない)
しかし、「一日一膳」はハラペコになりそうですね。

2014-02-04 21:34 | from 幸福賢者

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