マーチンゲール法とナンピン 勝率99%の必敗法 - 貴方を幸福にするFXブログ

マーチンゲール法とナンピン 勝率99%の必敗法

緑溢れる大地
いくら後悔しても、もうあの頃には戻れない。

古くからあるギャンブルの必勝法に、マーチンゲール法があります。
主に二者択一のギャンブルに使われる手法で、理論上は100%に近い、圧倒的な勝率を
叩き出すことができるとされています。

しかし、この投資法を利用することは勧めません。
なぜなら、負けたら最後、首を吊ることになるからです。

やり方は簡単。
負けても負けても、資金が続く限り倍プッシュするだけです。

例えばバイナリーオプションで円安か円高に賭けて、当たれば2倍になって返ってくるとします。
最初に1万円賭けて、負けたら2倍を賭けて、勝つまで続けてみましょう。

①1万円賭けて、勝てば1万円の儲け。
負けたら2万円を賭ける。

②2万円賭けて、勝てば2-1で1万円儲け。
負けたら、4万円を賭ける。

③4万円賭けて、勝てば4-1-2で1万円の儲け。
負けたら8万円を賭ける。

こうしていけば、諦めない限りいつかは勝利し、トータルでは+1万円で終わります。
確かに必勝法でしょ。

しかし、
「まさにこれは必勝法!これでBOにチャレンジだ!」
と思う人はいないでしょう。
賢明な貴方なら、この投資法の穴に気付いているはず。

マーチンゲールで10回やれば、掛け金は512万円
11回やれば、掛け金は1024万円。

資金が無限ということは有り得ません。
どんなに資金があっても、この辺で破産するでしょう。
仮にあったとしても、胴元の掛け金を超えてしまいます。

勝率は圧倒的に高くても、たった一度の負けで全てを失うのです。
それに対して、どこで買っても利益はたったの1万円。
全く割りに合わない、期待値ゼロの手法です。
そんなことをする資金があるなら、元本保証の銀行預金をしていたほうがまだマシです。

このようにマーチンゲールとは論理的に完全に間違った投資法なのですが、
個人投資家には、知らず知らずにそれをやってしまう人が多くいます。

FXトレーダーがよくやる、マーチンゲールの亜種が、
ナンピンとトラリピです

ナンピンは、買った銘柄が下落したとき、安い値段で買い増しして、
購入単価を下げる手法です。
例えばドルを103円で1枚買い、100円で2枚買えば、購入単価は101円になります。
ドルが103円に戻れば大きな利益が出ますが、そのまま下落が続けば天井知らずに含み損が
膨らんでしまいます。

トラリピはマネースクウェアジャパンが特許を取っている手法で、トラップリピートイフダン
の略です。
小額で細かくナンピンと離隔を繰り返し、小さく利益を刻む方法です。
元々の額が小さく、余裕を持って幅を設定する為、ナンピンよりは破綻しにくいのですが、
本質的には同じものです。
レンジ相場では儲かりますが、想定以上に下落が続けば、結局全てを失うことになります。

ナンピンもトラリピも勝率そのものは良く、相場が余程一方通行でない限りは有効なのですが、
一度大きなトレンドが発生すると、それまでの利益を全て吐き出してしまうことになります。

トラリピで過去最安値を考慮して設定すれば、まず負けないと思いがちですが、
相場というのは過去にない現象が多々発生するものなので、やっぱり死ぬときは死にます。

勝率が高いと評判のEA(自動売買)は、マーチンゲールやナンピンを行うものが殆どです。
資金に余裕があるうちは殆ど負けないので、短期間のパフォーマンスはかなり優れています。
しかし、一旦負けると巨大な損失を出す為、長期的には使えたものではありません。

このように投資家はマーチンゲールに陥る可能性が極めて高いのですが、どういうわけか、
それに気付かない人が大半です。
そもそも人間の本質である「負けず嫌い」が、マーチンゲールを誘導しているのかもしれません。

一回負けたら、もう一回チャレンジ。
負けたら、もう一回。
勝つまでやる!


パチンコで、ゲームで、仕事で、こんな状態に陥ったことはありませんか?
人間という生き物は本当に負けを認めたがらないもので、ついつい同じ勝負を繰り返してしまい
ます。
熱くなったら、後を考えずに倍プッシュしてしまうものなのです。
エセ賢者の家には、時価数万円のクレーンゲームの景品がゴロゴロしています。

小さな損失を避ける為により大きなリスクを取り、さらに損失を増やしてしまう傾向を、
プロスペクト理論といいます。
投資で継続的に勝つためには、誰もが持つプロスペクト理論を克服してくてはいけません。

ナンピンで負ける人が多いということは、ナンピンの逆をすれば勝ちやすいということでもあります。

ナンピン:含み損を決済せず、より安い値段でさらにポジションを取る
ナンピンの逆:含み益を決済せず、より高い値段でさらにポジションを取る

要するにただのトレンドフォローなのですが、一度波に乗れば、非常に大きな利益が出ます。
ナンピンの逆なので勝率は低いし、高値を買う行為は精神的に辛くなるかもしれませんが、
それをマスターすることができれば、プロトレーダーと同じ土俵に立てるでしょう。
ヘッジファンドの自動売買は殆ど、トレンドフォローに徹していることを覚えておいてください。

破産を防ぎたければ、まず損失を限定しましょう。
マーチンゲールとナンピンを捨てて、小さな負けを受け入れましょう。

負けたって、いいんです。
自分の負けを認めることが、勝利の第一歩だということを理解してください。

大事なのは、トータルで勝つこと。
最後の最後で、満足のいく結果を出すこと。

人生も投資も、本質は変わらないのです。


地獄は贅沢すぎる
どんなに絶望したって、命がある限りは終わりじゃない。

<合わせて読みたい記事>
⇒元手ゼロからリスクなしでFXを始める方法
関連記事
お読み頂き、ありがとうございました。
今日もあなたが幸せでありますように。
応援クリックで、もっと記事が増えます
にほんブログ村 為替ブログへ
にほんブログ村
コメント
非公開コメント

応援クリックで、もっと記事が増えます
にほんブログ村 為替ブログへ
にほんブログ村

No title

幸福賢者さん、お疲れ様です。

ドルコスト平均法もナンピンマーチンゲールです。

2014-02-18 22:09 | from TeamJunTradeez

Re: No title

Jun様

ドルコスト平均法は高値安値関係なく、一定期間で一定額を買い貯める方法なので、
マーチンゲールではないと思います。
どっちかというと、純金積み立てと同じ、ただの貯金。

2014-02-18 22:14 | from 幸福賢者

Re:幸福賢者様

定額(円)でドル(外貨)を買うってことはマーチンゲールになります。

例)
・100USDJPYの時、1万円分のドルを買う→$100
・80USDJPYの時、1万円分のドルを買う→$125

倍掛けマーチンゲールとまでは行きませんが、1.25倍マーチンゲールです。

ドルコスト平均法は原点回復しなくても上記の場合、90USDJPYまでレート回復すれば損益分岐点に達します。

>純金積み立てと同じ
おっしゃる様に外貨積立預金の様な単なる積立預金でも、実は様々なリスクヘッジが組み合わさった良い手法です。
逆に単に倍掛けすれば良いと思っていたら・・・

要するに「バカとハサミは使いよう」
ナンピンマーチンゲールも使い方によってはバカにもなるし、ハサミにもなるって事を言いたかったのです。

ナンピンマーチンゲール、安易に使ったら大怪我します。ご用心を!上手く使えば・・・

2014-02-18 22:38 | from TeamJunTradeez

Re: Re:幸福賢者様

Jun様

いつもそうなるわけではないですが、状況によってはナンピンと同じ形になりますね。
確かにナンピンが有効なときもあります。
使い方次第でしょうね。

2014-02-19 19:25 | from 幸福賢者

トラックバック

http://valuablefx.blog.fc2.com/tb.php/220-5549976c