信頼は宝 客は物だけを見ているわけではない - 貴方を幸福にするFXブログ

信頼は宝 客は物だけを見ているわけではない

アイスクリームが高い
アイスクリーム高すぎ。

消費税が引き上げられて思ったのは、
「対応で損をしている企業が多いな」
ということです。
実際に増税で店も客も苦しんでいるわけですが、それはひとまず置いておきます。

目立つのは、消費税以上の値上げをして、それをごまかしている商店。
増税の影響は3%を超えるのだから、値上げ自体を責める気はありません。
問題は、それを正直に表示しないこと。

例えば、イオン等のスーパーは増税を機に商品価格を「税抜表示」に変えました。
それ自体は問題ないのですが、以前の税込価格を税抜価格にしている商品が多々見受けられます。
1000円(税込)⇒1000円(税抜)=1080円
なので、実際は8%の値上げになっています。

税込価格に慣れた消費者は、
「値段を据え置いてくれたんだな」
と思って購入し、レジの表示を見て、
「騙された~」
と感じることでしょう。

「消費者は損をしたが、店は商品が売れたので得をした」
一見そう感じますが、それは間違いです。
この場合は、店のほうが大きな損害を被っているのです。

貴方が税抜表示に騙された客として、「またこの店に来たい」と思いますか?
違いますよね。
「二度とこんな店くるもんか!」
と怒るはずです。

顧客に誤解を与えて売り上げを伸ばした結果、貴重な顧客を失ってしまった。
それは消費税なんかよりずっと大きなダメージです。
この事件により損失を被っているのは、店側のほうなのです。

このように消費者の立場に立ってみれば何が正しいのかは一目瞭然なのですが、どういうわけか販売者になるとそれを忘れてしまう人が非常に多いようです。
以下はネットでよく見る広告です。

☆誰も買いたくない商品の宣伝文句

・今回で最後です!次の販売はありません!
・販売終了まであと2時間16分30秒!(勝手にメーターが減っていく)
・30限定販売。あと26個で終了!
・売るつもりはなかったのですが、要望にお答えして販売決定!
・値段が安すぎるとお叱りを受けました。明日から値上げします!
・本当はもう終了なのですが、事情があって購入できなかった人の為に追加します
・未経験者でも成功した絶対に儲かる手法です。(具体的な方法は絶対に書かない)


正直にお答えください。
これ、買いたいと思いますか?
エセ賢者には、露骨な詐欺にしか思えません。

実はこれ、心理学的には別に間違っていない方法です。
期限や個数制限をほのめかして商品の希少性をアピールし、顧客に商品価値を誤認させるのは商売の基本と言えるのかもしれません。
わざと情報を制限して、興味を引き付けるのも王道です。

でもね、
これって、消費者を馬鹿にしていませんか?
こんなのに騙されるほど、お客様は見る目がないのでしょうか?

インターネットがなかった時代はともかく、近年の消費者は確実に目が肥えています。
色々な商売を見て、商売の本質を学んでいます。

このように露骨な脚色をするのは、
「この商品には価値がない」
と宣言しているのと同じです。

いくら貴方が素晴らしい商品を用意したとしても、販売方法を間違えては見向きもされません。
それどころか、詐欺師のレッテルを貼られ、今後の事業全てが不可能になるでしょう。

安いからといって、「中国産」とか「福島産」の食品を買いますか?
普通は買いませんよね。
たとえ安全だと保証されていても、そんなの信用できないのだから。
セシウム入り食品を喜んで購入するのは、放射能で巨大化して口から火炎を吐くエセ賢者くらいなものです。

顧客は商品と値段だけを見て、判断しているのではありません。
それを売っている人が信頼に足るのかを判断して、購入を決めているのです。

信頼は商売において最も重要なものである。
そんなこと、消費者の立場であれば当然のことです。

しかし、自分が商売を始めると、すっかりそれを忘れてしまいます。
どんな手を使って顧客を騙し、売り上げを増やそうか画策を始めます。
どう考えても逆効果だというのに、なぜかそれに気付かないのです。

小手先だけの販売テクニックにまみれた世界においては、実直な優良商品というのはかえって目立ちます。
品質が良くて信頼のできる人が売っている商品は、たいした宣伝がなくてもやっぱり売れるのです。

「宣伝がなければ売れないよ」
というのはただの思い込みです。
本当に価値のある商品は自然とクチコミで広がり、勝手に売り上げが伸びていくものです。

顧客は商人が思っている以上に賢く、消費者である貴方はそれを一番よく理解しています。
脚色にまみれた商売が成功するわけがないのです。

ビジネスでもアフィリエイトでも、商売をするときはよく考えましょう。
貴方が売るものは、本当に価値のあるものなのか。
欲望に負けて、不誠実な行動を取っていないか。

取引が終わったら、お客様の顔を見てください。
どんな顔をしていますか?

高い買い物をしたと、しかめっ面をしていますか?
それとも、いい買い物をしたと、喜んでいますか?

その商売が成功するかどうかは、もうおわかりですね。

魚
この店が提供しているのは、食品ではなく、笑顔なのかもしれない。
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