どんな事実も負けていい理由にはならない
2015-04-13|負ける理由(真実を知りたい貴方へ)

ガンダムさん、いったいどうして・・・?
勝負の世界は非情です。
勝てば官軍。
負ければ賊軍。
特にFXの世界は勝ち負けがしっかりしていて、収支がそれをはっきり示してくれます。
努力賞とか健闘賞とかありません。
負けた理由も、買った理由も関係ありません。
ただ数字だけが全てなのです。

一般の世界では、理由や原因が重視されます。
個人的な理由であれば認められないこともありますが、自分ではどうしようもない外部要因やマイナスを打ち消すほどの大義を示せば、多めに見てくれることが多い。
問題:エセ賢者が会社に遅刻した理由は?
①目覚ましが止まっていたから。
⇒自己管理が出来ていない ×
②道中で車に轢かれて昏睡状態だった
⇒不可抗力だからしょうがない ○
③倒れたお婆さんを病院へ運んだ
⇒社会的に正しいことをした ○
④風が吹いたら遅刻して、雨が降ったらお休みだ
⇒カメハメハ大王か貴様は。 ×
認められない言い訳もありますが、会社は一応理由を聞いてくれます。
内容によっては大丈夫かと心配してくれる場合もあります。
毎月何十枚も始末書・理由書を書いている偽賢者が言うんだから、間違いありません。
しかし、相場の世界ではそれは通用しません。
どんな理由で買っても、どんな理由で負けても、誰も聞いてはくれません。
幸運・不運という言葉で片付けることはできるけど、それをしても何の意味もないのです。
実際、勝負事には運が付き物です。
いきなり中銀総裁が爆弾発言をしたり、天変地異が起きてレートが急変することもあります。
理由もなしに急騰・急落することだって、珍しくありません。
そういったときニュースは「円安を好感して株が上がった」とか「米国の利上げ観測期待で円安になった」とか適当な理由をでっち上げますが、その中身に意味はありません。
それを世に訴えたところで、貴方の口座残高には些かも影響もないのですから。
ただ人間が「理由を求める生き物」で、正誤に関係なく原因を用意すれば安心するから、そうしているだけのこと。
実にバカバカしい。
スポーツの世界であれば反則負けもありますが、相場にはまずそれがありません。
裁判などの僅かな例外を除けば、結果が覆ることはまずない。
地震とかファンドの仕掛けとかどうにもならない理由で負けることもあります。
逆に、アクシデントに助けられることもあります。
それ故に、相場ではただ勝つしかありません。
運でも計画でもインサイダー情報でもシステムの穴でも何でもいいから、とりあえず勝つことを目指すしかない。
野生動物はいつも理由もなく食い合い、運と機転で生き残ります。
そして、決してその是非を問うことをしません。
それと同じように、FXもまた、理由なしで勝敗だけが残るということです。
言い訳は要りません。
正当な理由さえ必要ありません。
相場で勝つというのは、全ての要因を含めた結果で勝つということ。
平常も非常も全て足し合わせた取引結果が、貴方の成果です。

勝利とは非情に徹し、最終的に生き残ること。
子供だって知っている当然の事実。
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