質を上げるべきか、数を増やすべきか、それが問題だ
手抜き弁当にもほどがあるよ・・・ (・ω・`彡 )з
ハロウィンには興味がないのに、なぜか毎年参加していることにされているエセ賢者です。
外に出ると、
「すごい仮装ですね! 本物みたいです!」
とか言われるのですが、なぜでしょうか?
こっちは私服で素顔なんですが・・・
まぁ、エセ賢者が何者かはともかく、今年のハロウィンは随分盛況のようです。
バレンタインデーやホワイトデーほどではないとはいえ、結構なお菓子や衣服が売れ、商売繁盛しています。
やっぱり、祭りの規模が大きくなると、利益も大きくなるのでしょうね。
きっと食品会社は何とかして祭りを盛り上げるように誘導して、利益の極大化を図っているのだと思われます。
さて、ここからが本題。
<売り上げと単価>
わざわざハロウィンの例を挙げるまでもなく、企業の規模と利潤は正相関にあります。
沢山商品が売れるほど売上高が伸びるのだから、当たり前ですよね。
また、改善によって経費を抑え、原価を下げれば、さらに利益が伸びます。
利益=(単価-原価)×販売数
なのだから、これも当然。
会社の業績を上げたければ、単価を下げつつ、販売数を増やせばいい。
実践するのは大変ですが、簡単に言えばそういうことです。
<トレード回数と期待値>
実は、上記はそっくりそのままFXにも通用します。
トレードにおける利益は、
利益=期待値×回数
なので、期待値を上げても、回数を増やしても、利益は増加します。
採算が合わない商品は作るほど赤字が増えるのと同じように、期待値がマイナスの場合は、数をこなすほど損失が増えてしまいます。
だから、期待値は必ずプラスでなくてはならないのですが、どこまでも高くする必要はありません。
そもそも、「期待値を無限に上げる」って、土台無理な話でしょ?
極端な話、1回の利益が1円でも、数さえ増やせばそれで利益が確保できます。
ルールを大幅に変更して検証を繰り返すより、ただ単にトレード回数を増やすほうがずっと楽なはずです。
投機ファンドが、なぜ世界中の顧客から何兆円もの資金を集めているのか?
海外FXトレーダーが、なぜ大きなレバレッジをかけて取引をしているのか?
その答えは明白ですよね。
取引量と利益は、直結するからです。
トレードを改善したいと思っている人は山のようにいるけれど、多くの場合は勝率やプロフィットファクターを向上させようと奮起するばかりで、自身の取引量が適切であるかどうかを考える人はあまりいません。
せっかく良い手法を持っているのに、自身の取引量が少なすぎて、コンビニのバイト代にすらならない人もいます。
もちろん自己資金を超えた無謀な取引は慎むべきですが、必要以上に資金を絞るのも効率が悪い。
期待値がプラスであることはトレードの必須条件ですが、さらに利益を伸ばすなら、取引量についても考えなくてはいけません。
例年のようにひっそりとハロウィンをやっていたって、グリコは儲からないのですよ。
誤発注の振りしてたくさん売る商法もあったりして。
<オマケ ハロウィン銘柄一覧>
2206 グリコ
2698 キャンドゥ
2735 ワッツ
2769 ヴィレッジV
2782 セリア
2810 ハウス食G
3289 東急不HD
4661 OLC
7867 タカラトミー
8136 サンリオ
9697 カプコン
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