ゲームにおける習熟段階 - 貴方を幸福にするFXブログ

ゲームにおける習熟段階

群馬県の成人式
立派に育てよ、群馬原人。

無事オセロ大会が終わりました。
個人としては無敗で済みましたが、それでもなお、自分の至らなさを痛感するばかりです。

試合で強く感じたのは、「自分は少しばかり強くなったが、それでもまだまだ先がある」ということ。
小さな上達に満足して、それで成長を止めてはいけないのですね。

どんなゲームやスポーツでも、素人、玄人、達人、名人などのランクが存在します。
近いレベルの相手であれば、ミスや勘の冴えでなんとかなりますが、全く次元の違う相手には、まるで歯が立ちません。
チェスの名人でもコンピュータに手も足も出ないと言いますし、純然たる実力差は結構どうにもならないものです。

実力と言えば基本能力(知力や腕力)を思い浮かべがちですが、やはり真剣勝負でものを言うのは、習熟度の差ですね。
単純な基本スペックなどより、そのゲームをどれだけ理解しているかが、勝敗の肝になります。

物事に対する習熟度は、以下のようにレベル分けすることができます。
(ただし、エセ賢者の独自理論であり、公式見解ではない)

<成長の段階>

レベル0 無知(何も知らない段階)

レベル1 基礎段階(ルールを理解する段階)

レベル2 自分の段階(定石を扱える段階)

レベル3 相手の段階(多視点で見る段階)

レベル4 世界の段階(天から見下ろす段階)

レベル? ラプラスの魔(全ての因果を読み解いた段階)


成長過程

レベル0では、何も知りません。
レベル1でゲームのルールを知り、一応のプレイが可能になります。

レベル2で悪手や好手を知り、「どうやったら勝ちやすいか」を理解し、実践できるようになります。
殆どのプレイヤーはレベル2の前後にいて、勝ち負けを繰り返しています。

レベル2は「自分が何をするべきか」で止まりますが、レベル3からは自分以外へ視点を動かします。
対戦相手や関係者の視点から見て、「何をしてほしいか」「何をされたら嫌か」を考えるようになったら、レベル3に到達です。

さらに視点を広げると、自分を過大評価せずに集団の一コマとして見て、全体としての回答を探すようになります。
個人の利益から集団としての利益へシフトすれば、そこがレベル4.
もっとも、そこに辿り着くかどうかは、個人の自由ですが。

実際に至ったことはありませんが、最終的に至るのはいわゆる「ラプラスの悪魔」でしょう。
全ての手を完全に読み解き、最適解を導くことが最終目標となります。
間違いなく最強ですが、実質的には不可能です。

コンピュータならチェスやオセロの完全解析も可能でしょうが、エセ賢者では○×ゲームがせいぜい。
あくまで「そこへ近づくべく努力しろ」程度の目標と思ったほうがいい。

レベル1の人は、レベル2の人に勝てません。
定石を知らず、どうしたら勝てるかわからないからです。

レベル2の人は、レベル3の人に勝てません。
自分のことばかり考えていて、相手の弱みを付くことを知らないからです。

レベル3の人は、レベル4の人に試合では勝てるかもしれませんが、勝負には負けます。
狭い範囲の勝敗で満足していて、最終的なゴールを知らないからです。
(接待麻雀は勝っても意味がない)

どんなゲームであれ、どんな世界であれ、プレイヤーは必ず上記のどれかのレベルにいます。
だいたい7割がレベル2以下で、3割弱がレベル3。
レベル4以上は、せいぜい数%しか存在しません。

当然、エセ賢者のオセロレベルもレベル2以下です。
定石で何を打ったらいいのかわかっても、相手にとって何をされたら嫌かを考えていない。
だから、相手に合わせて手を変える玄人には歯が立たない。

オセロ白
全く歯が立ちません。

投資レベルで言えば、レベル1に達しているのかさえ怪しい。
何をすればFXで勝ちやすいのかも知らないし、ましてやマーケットがどういう思惑で動いているかなんて、さっぱりわからない。

だから適当なポジションを取って、必然的に負ける。
何十年も投資しているくせに、全く成長していませんね。

まるで成長していない

これを読んでいる貴方が現在どのレベルにあるのかは知りませんが、多分レベル3は超えていないでしょう。
多分「自分が今何をするべきか」を知るために、あちこちで情報収集している段階かと思います。

同じレベル2でも、実力は様々です。
まずは十分な下積みをして、レベル3(相手や環境を知る段階)へとステップアップしていくといいでしょう。

レベル3になれば大半の人には負けることはなくなりますが、ある意味そこからが勝負とも言えます。
なぜそうなるかは、その時になればわかります。

「獲物を狩りすぎて環境を壊してしまう百獣の王」の気持ちなれば、少しは理解できますかね。
局所的な勝利が全てではないことを知れば、そこが転機になるでしょう。

下から見上げるうちはわかりませんが、成長の高みは実に遠大です。
先に進めば進むほど、その長さと辛さを知るでしょう。
むしろ何も知らず、ただ下で愚痴っていたほうがずっと幸せなのかと思うくらいに。

それでも、私達は上を目指さずにはいられません。
どうあがいても、時は止まらず、人は成長してしまうものですから。

既に過ぎた道を、振り返ってはいけません。
大事な階段を踏みしめて、一歩一歩確実に登りましょう。

大人の階段
誰もが知らず知らずに上っている、とても険しく長い坂。
決して終わりは見えないけれど、それでも前に進む他ない。
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2015-11-05 21:25 | from -

Re: タイトルなし

> 賢者さんがLevel1の事があるなんて…そんな時の賢者さん見てみたいです。ウチの猫は、試合の最中なのに気を落ち着かせようといきなり毛繕いを始めます。私はとりあえず見守ります。これって私の負けですよね…。あいつはLevelいくつなんでしょう。。

多分レベル240くらいです。
人間と猫の間には最低でも2桁の差がありますので、
対等に戦えるとは思わないでください。

2015-11-05 22:07 | from 幸福賢者

No title

>>レベル2は「自分が何をするべきか」で止まりますが、レベル3からは自分以外へ視点を動かします。

エントリで言及されているモデルはシンプルな
単線モデルと感じました。

したがって、天下人の域にまで到達した豊臣秀吉の
人たらしの手練手管の凄まじさと晩年の耄碌振りを
どう解すべきかと思いましたが、上記で説明できますね。

エゴにまみれて視点が自分のみに落ちてしまった。
あるいは、最上段で「ラプラスの悪魔」を垣間見、
凡人の目には堕落としか見えない、
更なる進化を遂げたのか。

2015-11-05 23:11 | from 名も無き天才投資家

Re: No title

> エントリで言及されているモデルはシンプルな
> 単線モデルと感じました。
>
> したがって、天下人の域にまで到達した豊臣秀吉の
> 人たらしの手練手管の凄まじさと晩年の耄碌振りを
> どう解すべきかと思いましたが、上記で説明できますね。
>
> エゴにまみれて視点が自分のみに落ちてしまった。
> あるいは、最上段で「ラプラスの悪魔」を垣間見、
> 凡人の目には堕落としか見えない、
> 更なる進化を遂げたのか。

ここで述べたレベルは一つの尺度でしかなく、
上にいかなければならないわけでも、
上に行けば幸せになれるというものでもありません。

豊臣秀吉が変わってしまったのは、きっと秀頼が生まれたからでしょう。
子供ができると人は家族想いになりますが、その分利己的にもなります。
家族とそれ以外に壁を設け、他者を害しても身内を守ろうとするからです。

天の視点で物を見てきた人も、地に宝石を見つければ、また地に視点を移します。
どちらが良くてどちらが悪いかなんて、本当はないんですよ。

2015-11-06 19:05 | from 幸福賢者

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