雇用統計指標トレードの失敗事例 - 貴方を幸福にするFXブログ

雇用統計指標トレードの失敗事例


交通安全スローガン
慢心は死に繋がる・・・(。´・(ェ)・)

オランダのスケヴェニンゲン出身のshinさんから、雇用統計の失敗事例について質問がありました。
質問に答えながら、雇用統計必勝法の欠陥について考えてみましょう。

<質問>
前回の雇用統計時のことです。
発表の直前、上下に逆指値を置いてました。
TPは40pipsほどに設定してました。
雇用統計発表直後一気に70pips上昇し歓喜していたのですが、値がワープしたせいでなぜか-10pipsの損失になっていました。
返金を求めたら返金してもらえるのでしょうか?

具体的には以下の流れです。
・雇用統計直前ドル円レート121.9
・122.15に逆指値のロング、TPを122.55にセット
・発表直後122.65にワープ
・取引履歴を見ると122.65でエントリーし、122.55で決済されていた。
(121.9→122.65まで上がりその後も上昇し続けていたのにこの決済はあり得ない)

時間が逆行して過去に戻って決済したような処理になっています。
サーバーの処理が云々と返されて終わりでしょうか?


122.15に逆指値を置いたのに、122.65でロング。
一方的に上がっているはずなのに、なぜか指値の122.55で決済。

確かに変な感じですね。
これはまさにタイムスリップ!

・・・なんて超常現象はなく、普通に処理されただけだと思います。
具体的には、
・雇用統計時の莫大なスリッページ
・広がったスプレッド
・指値約定の悪用

が原因だと考えられます。

どこの業者をお使いかわかりませんが、この業者は
・雇用統計時の滑りが大きい
・指値は指定値でしか約定しない

ということが読み取れます。

順序としては、以下の通り。

①レートが122.15より下から一気に上がる

②逆指値がヒットするが、滑りにより122.65で約定

③決済指値が122.55だったので、指値決済が発動


逆指値とは、
「指定したレートより不利なレートになったら売買する」
という取引なので、買値が指定値が超えた時点で成行買いが起こります。
指定レートを守る義務がないため、指標時のようにレートが吹っ飛ぶ際には非常に不利なレートで約定する場合があります。

いくら雇用統計とはいえ、50pipsもずれるのはアレですね。
あまり約定力が高くない業者なのかもしれません。

次に指値とは、
「指定したレートより有利なレートになったら売買する」
という取引なので、売値が指定値を超えた時点で決済売りが入ります。

指定レートを守る義務があるため不利なスリッページはありませんが、指値より良い値で約定する義務もありません。
だから、ほとんどのFX業者は指値通りの約定を行い、実際のレートを無視することがしばしばあります。

要するに、「この株が値上がりして500円になったら売ってくれ」と言った後に500円を超えて1000円になっても、500円分の利益しかもらえないわけです。
「今は1000円なんだから、1000円くれよ」と言っても、「もう500円で売った」と答えられたらどうしようもあるまい。

実際に証券会社が500円で売ったのか、それとも1000円で売って差額を懐に入れたのかはわかりませんが、いずれにせよ立証は不可能に近い。
DMM.com証券なんかは指値通りにしか約定しないので、きっとそうやって利益を得ているのでしょうね。

嫌なことに怒る猫
ちょっぴりむかつく。

今回の件で業者の責を問うなら、

①逆指値のスリッページは適切であったか?
②指値決済は正常に行われたのか?


といったことが焦点になりますが、いずれも過失とは判断されないでしょう。

雇用統計のように一方的に動く状況では逆指値が大きくずれることは常識であり、それを業者の責任にするのは難しい。
指値も指定通りに約定されており、「一方的に上がったように見えていても、実は122.55の約定があった」と言われてしまう可能性が高い。
bitとaskが10pips以上開いていても、この状況なら不思議はないし。

逆指値が大幅に滑ったり、上がっているはずなのにそれ以下のレートで決済されたりするのは、正直適切な約定とは思えません。
しかしながら、現在のFX業者の多くが固定スプレッドを謳いながら極端にスプレッドを広げたり、指値分との差額をかすめ取っているのも事実。

中には窓開けでレートが開いているのに、指値通りのレートで約定している業者さえある。
昔は指値が有利約定する業者が多かったのに、今ではSBIくらいしかない有様。
いかに業者選びが大切か、身に沁みますね。

<今回の教訓>

①逆指値が大きく滑る業者は使わない
(スリッページが大きい業者は論外)

②指値通りにしか約定しない業者は使わない
(正常な約定なら、指値は有利滑りもあるはず)

③指標では、安易なリミット値は設定しない
(指標の動きによっては、軽々とテイクポイントを超える)


雇用統計は値動きが激しい上にスプレッドの広がりが大きく、目に見えない不正も起こりやすくなります。
今回の教訓を活かして、できるだけ信頼のおける業者で入念な作戦を立ててから挑みましょう。




SBIの指値は有利滑りが多い。

参考記事:雇用統計必勝法
参考記事:指値が有利約定する業者
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コメント
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No title

>今ではSBIくらいしかない有様。
いかに業者選びが大切か、身に沁みますね。
。。。他の国内業者が無いのは非常ぅ~にもぉ~残念でどもぉしゃ~ないぃ~仕方ない他の国内業者ぁ。。。
。。。いつからぁ~詐欺業に変わったのですかねぇ~???

2015-11-29 19:41 | from ばぁ~ぃ辻ぃ~。 | Edit

No title

。。。特にぃ~他の国内業者で、倍OPがぁ~あぁ~まりにぃ~酷過ぎでぇ~私もぉ~入れないぃ~。。。悩。悩。悩。

2015-11-29 19:50 | from ばぁ~ぃ辻ぃ~。 | Edit

Re: No title

> 。。。特にぃ~他の国内業者で、倍OPがぁ~あぁ~まりにぃ~酷過ぎでぇ~私もぉ~入れないぃ~。。。悩。悩。悩。

そんなにひどいかな?
何が改善すればいいのでしょうかね。

2015-11-30 18:28 | from 幸福賢者

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