米利上げ後の為替変動予測

まさかこんなに痩せるとは・・・ ((((;゚Д゚)))))))
ECBのショボい緩和で動揺した相場ですが、雇用統計は順調に20万人を超え、安定して推移しています。
FRBのイエレン議長が年内の利上げをさんざん指示していたことを考えると、12月の利上げ確率はかなり高いと言えます。
メインシナリオとしては政策金利を0.50%まで上げて、しばらく様子を見る展開でしょうか。
随分久しぶりの利上げですから、毎月のように上げていくようなことはないと思います。
0.50%ならイギリスと同じだから、高いとも言えないし。
利上げの為替相場としてはドル円は円高方向に進むものの、通貨によって影響は違うでしょう。
そもそも日本が主役ではないのだから、円安とか円高で議論するほうがおかしい。
相場が予想通りにいかないのは百も承知ですが、どうせならエセ賢者の意見をはっきり記載しておきましょう。
どっちに行ってもいいように曖昧な言葉で濁すアナリストが、猫賢者は嫌いですので。

・ヨーロッパ(ユーロ、ポンド、スイスフラン)
元々米ドルに頼っていないため、影響は軽微なはず。
むしろECBを初めとする欧州の中央銀行自身の政策が問題。
・日本
こちらも米国の出資比率が小さいため、円を売って米国へ送金することは考えにくい。
どちらかといえばアベノミクスに乗って積み上げられたドル円ロング・株買いのポジションが崩されて、円高株安になりやすい。
・途上国(ブラジル、ロシア、トルコ、インドネシア、南アフリカなど)
資金流出で、多分酷いことになるはず。
おそらくいくつか破綻する国家が出ると思われる。
特にブラジルやウクライナは、いつデフォルトしてもおかしくない。
地理学リスクから考えるに、ロシアルーブルとトルコリラが上向く可能性は低い。
当分商品安も続くとすると、南アフリカやオセアニアもダメか。
・中国、韓国、北朝鮮
どうでもいいや。ヽ(´∀`)ノ
ネトウヨが「利上げで韓国が破綻」とか言ってるけど、影響は軽微だと思う。
仮に悪くても、景況は良く見せかけるだろうし。

よく取引される通貨ペアをまとめると、
・USD/JPY⇒やや下落
・EUR/JPY、EUR/USD、GBP/JPY、CHF/JPY⇒無関係
・AUD/JPY、AUD/USD、NZD/JPY、ZAR/JPY、TRY/JPY⇒下落
・USD/BRL、USD/RUB⇒かなり上昇
みたいな感じと予想。
無論、ただの妄想であり、根拠なんかありませんが。

私に見通せるのは、スカートの中身だけさ。
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