桜花と伏龍 歴史から学ぶ日本人の欠陥 - 貴方を幸福にするFXブログ

桜花と伏龍 歴史から学ぶ日本人の欠陥

人災バカボン安倍首相
たかが天ぷらのために、国を売るのか・・・(´・_・`)

桜花(神風特攻隊)のことを知らない日本人はいないと思いますが、同じように伏龍という特攻兵器があったことを知る人は、殆どいないでしょう。
桜花は飛行機で敵艦に体当たりする兵器ですが、伏龍は潜水服を着て、敵艦に攻撃する人間兵器でした。

<伏龍の運用方法>
①潜水服を着る
②爆弾が付いた竹ざおを持つ
③海に潜る
④米軍の船が真上を通りかかったら、竹ざおで突く


戦艦猫
なんて恐ろしい兵器だ・・・(つД`)ノ

はっきり言って無謀としか思えない戦法ですが、当時の日本人はそれで本土上陸を防ごうとしていました。
しかもこの潜水服はあまりにも多くの欠点があり、訓練するだけで多くの日本人が倒れ、靖国神社へ召されることになりました。

<伏龍の欠点>
・潜水服の防水が不完全で、簡単に水が入ってくる
・水が入ると呼吸システム内の苛性ソーダと海水が反応し、強アルカリが逆流する
・呼吸方法を間違えると炭酸ガス中毒に陥る
・視界が悪くて周囲がほとんど見えない
・水の抵抗でろくに動けない
・米軍の船が自分の真上を通る一瞬しか攻撃できない
・地上と連絡が取れない
・敵の船を攻撃すると、爆圧で自分だけでなく、周囲の味方まで全滅する
・敵の砲弾が周囲に1発でも着弾すると、水中爆圧によって一帯の伏龍が全滅する


ダメだこいつ

冗談のような話ですが、実際に3000人もの日本人がこの伏龍の訓練を受け、訓練中の事故で281名が亡くなりました。
そして生き残った者達がいざ本土決戦に挑まんとしたとき・・・

大日本帝国はポツダム宣言を受諾し、終戦となりました。

欠陥兵器『伏龍』は実戦に投入されることはなく、生き残った若者達は無駄に命を散らさずに済みました。
どうせ実戦に出たところで、何の戦果も挙げられなかったろうし。

めでたし、めでたし。

訓練中に潜水服の事故で亡くなった281名は、完全に犬死ですが。

サッカーボールのように蹴っていたら死んだ

伏龍よりも知名度の高い桜花の特攻については、わざわざ語ることもないでしょう。
爆弾を積んだ飛行機で米軍に特攻し、合計55名が戦死したと言います。
流石の私も、あれに乗った時は死を覚悟しましたよ。

桜花が成し遂げた戦果は、たったの「駆逐艦1船撃沈」
そのほとんどが母機に吊るされたまま身動き一つ取れず、発射さえできぬ間に撃ち落とされました。
「お国のために戦う」と言いながら、鉄の棺桶に乗せられた青年達は、運良く(?)米軍に撃ち落とされずに接近することを、ただ祈ることしかできなかったのです。

その愚かな戦法から、米軍は桜花を「Baka Bomb」というコードネームで呼んだそうです。
不謹慎な話ですが、これほど相応しい名前もあるまい。

伏龍にせよ桜花にせよ、今の私達からすれば、間違った戦術であったのは明らかです。
当時の人間がいかに無学であったとしても、全員が間違いに気付かなかったわけがない。

本当は、多くの人がこの戦争は間違っていると思っていた。
けれど、それを口に出せる人は少なかった。

少数の勇気のある者が声に出して誤りを指摘しても、大多数は我が身可愛さにそれを否定し、憲兵に通報されて処刑された。
そうやって真実をひた隠しにし、大本営発表を続けたがために被害は拡大し、最終的に300万人を超える人々が死亡した。
中枢に近い人が一人でも決起し、東条英機を撃っていれば、結果は全然違っただろうに・・・

未だに揉めている従軍慰安婦問題や南京虐殺だって、中韓の執拗なデマだけが原因なわけではありません。
日本軍がきちんと自身を律して、名簿や記録を残していれば、事実と虚構を判別することができたはず。
不都合な事実を隠蔽し、証拠を処分した愚かな行為が、後々まで問題を広げていることは否めません。

当時だけに限った話だけでなく、日本人には全体主義の思想が非常に根強い。
たとえ間違っていても、上司・上官の言うことに服従し、それを否定する物は排除する傾向があります。

それは日本人の美点でもあり、組織のベクトルを揃えて高度経済成長を成し遂げた原動力でもありますが、同時に太平洋戦争のような悲劇の連鎖を引き起こしてしまうこともあります。

ヒトラー

集団とは、間違えるものです。
国家は時に暴走し、悲劇を起こすものです。

だから、言いなりになってはいけません。
どんなに難しいと思っても、大事なことは自分で判断し、時には集団を否定してやらなければなりません。

かつての過ちが再発しないことを祈って、私はこのブログと全く関係のない話を書いています。
安全保障関連法案、特定機密保護法、過剰な大企業優遇と増税、国債の大量発行など、何かと当時を思い出す政策が目立ってきた今日ですが、社会の風潮に流されるのではなく、自分の頭で考えるようにしてください。

戦争と平和
どうか、この国がいつまで平和でありますように。
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2015-12-22 22:51 | from -

Re: タイトルなし

> 知りませんでした。零戦とか設計できるくらい優秀な人もいたのに、誰が伏龍なんて思いついたんだろ…
> 何を信仰しててもいいけど死者が出た時点で終了した方がいいですよね。。

零戦は装甲を極限まで削って機動力を伸ばした欠陥兵器です。
搭乗者の保護を考えない機体を優秀とは呼びません。

何よりもまず、人の命。
それを忘れてしまったのが、かの国の最大の失敗でしょう。

2015-12-23 08:44 | from 幸福賢者

いつも楽しく拝見させて頂いております。

幸福賢者さんの余りの左翼っぷりに目が点としましたww

2015-12-24 07:20 | from 松本

Re: タイトルなし

> いつも楽しく拝見させて頂いております。
>
> 幸福賢者さんの余りの左翼っぷりに目が点としましたww

私は右翼でも左翼でもなく、ただの猫至上主義者ですよ。
あと、ついでに弱者の味方です。

私が左翼に見えるとすれば、政治が格差を拡大する方向に動いているだけのこと。
弱い者いじめ(戦争と消費税)に加担しなければ、どこの政党を支持したって構わないのです。

2015-12-24 18:17 | from 幸福賢者

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