長期金利がマイナスの日本で退職後の資産形成なんて狙わないほうがいい - 貴方を幸福にするFXブログ

長期金利がマイナスの日本で退職後の資産形成なんて狙わないほうがいい

簡単な馬の描き方
いや、そんな簡単じゃないから。(´・Д・)」

ふわわたさんの引きこもりの投資と趣味のお話で、
「65歳くらいでリタイア生活を送っているが、年金と資産の取り崩しだけでこれからも生活ができるのか不安で、資産運用にチャレンジしていきたい」
という方の話がありました。

既に日本の年金制度は崩壊寸前。
世界一少子高齢化が進むこの国では、老後の不安で投資を始める方は少なくないでしょう。

件を構える老婆

しかし、それに対する投資ブロガー達のコメントは、全て「投資するな」でした。
誰一人、積極的な資産運用を勧める人はなし。
もちろん、このエセ賢者も。

・若者ならともかく、65歳の年寄りに投資は無理です。
食い物にされる前に諦めたほうが身のため、と言ってあげましょう。

・投資未経験者の、リタイア後の投資はやめた方がよいと思います。
リタイア後は年金以外に収入はありませんので、万一失敗したら、順当な方法で取り返すことはできません。

・漠然と”年金と貯金だけでは不安”と考えるのではなく、今後必要な費用を洗い出し、場合によっては生活の質を改良していくことの方をおすすめします。

・「金融機関のプロ」は利害に絡むので、この手の相談では信用すべきではないと思います。

・退職年齢まで投資経験がないとなると運用は見送りが正解でしょう。
失うリスクが大きいと思います。
正直少し高めの定期預金に釣られて銀行に行き、おまけで高い投資信託買わされるのが見えるようなシチュエーションかと。

・恐らく正解は、①節約と、②アルバイトでもよいから働くこと、だと思います。

・現在の資産合計と年金収入、具体的な支出について調べ、無駄をなくすことが先決かと思います。

株式やインデックスで投資をしている人ほど、資産有用を勧めると思いきや、実際は全く逆なんですね。
老人に高利回りの商品を勧める自称プロの銀行員とは、えらい違いです。

投資家がこのようなコメントを出したのは、
・当人が高齢者であること
・収入がないので、一度損失を出したら取返しが付かないこと

という理由があるのですが、エセ賢者としてはもう一つ言っておかなければならないことがあると思います。

それは、日本の長期金利が既にマイナスであること。

長期金利とは、10年国債の利回りのことで、日本における金利の指標でもあります。
これが日銀の緩和策によって初めてマイナスに突入し、現在もマイナスとわずかなプラスの間をさ迷っています。

日本銀行
おのれ日銀。

ついで言うと、残存年数10年以下の国債利回りも、全てマイナスです。
要するに、
「日本で元本割れの危険がない安全資産を運用すると、必ず損失が出る」
ということです。
私達は「どこかにお金を預ければ利子が付いて増える」と考えていますが、現実は逆なのです。

一応銀行預金はプラス金利ですが、この先はのことはわからない。
入出金等の手数料を考えると、既にマイナスと言えるかもしれません。

定期預金で利子がつく
↑これは昔の話。

長期金利がゼロ~マイナスになった直接の原因は、日銀の政策で間違いない。
いくら高値でも日銀が国債を買ってくれるから、国債バブルが起きて金利が急低下しています。

けれど、そうなるように誘導したのは、日本経済全体です。

国債でも株式配当でも銀行預金でも、利回りが生じるのは経済が拡大するからです。
お金を借りて製品を生産し、元手より大きな額を稼ぎ出してくれる企業がいるから、出資者にも利益が渡るわけです。
当然それが減れば減るほご、日本全体の金利は下がっていく。

・少子高齢化
・人口の減少
・増税
・ライフスタイルの変化


国内の需要が減り、経済が縮小を続ける中では、金利など上がりっこない。
(無論全ての産業がダメというわけではないが)
この需給ギャップが解消されない限り、安全で高利回りな商品は現れないでしょう。

かつてのバブルの時のように物が飛ぶように売れ、企業が盛んに借り入れをいた時代であれば、ある程度雑な資産運用でも収益を期待できたでしょう。
しかし、企業の内部留保が膨れ上がり、銀行預金も底辺に近づいた現代で、同じことを考えてはいけません。

現在の日本の長期金利は、ゼロ(またはマイナス)。
その中で収益を上げようと思ったら、生半可な覚悟では足りないでしょう。

老人と子供
孫を見守る安心な老後。
些細な夢を叶えることが、意外と難しかったりする。
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