ドラギバズーカも黒田バズーカも、既に賞味期限切れ - 貴方を幸福にするFXブログ

ドラギバズーカも黒田バズーカも、既に賞味期限切れ

世界の紙幣お金
今の世の中は、お金が溢れすぎている。

3/10のECB理事会では期待以上の緩和が行われ、金利の引き下げと資産購入の増額が行われました。
まさにやれることはやった、という感じですね。

・中銀預入金利:-0.3%から-0.4%への引下げ
・貸出金利:0.3%から0.25%へ引下げ
・政策金利:0.05%から0.0%へ引下げ
・金融機関以外の社債を購入対象に含める
・資産購入額を月間800億ユーロに拡大
・新たな長期リファイナンスオペを計画


注目したいのは、「金利の引き下げ」だけでなく、「資産購入額も拡大した」ということ。
日銀のマイナス金利政策が失敗したのを教訓にして、金利と実弾の両面で緩和を実行したのでしょう。
政策金利0%だけだったら、きっと期待外れで終わっていたに違いない。

大規模な緩和で、相場は一時ユーロ安・円安・欧州株高に動きました。
NYダウ先物や日経平均先物も、大きく上昇しました。

しかし、その後ドラギ総裁が、
「一段の利下げが必要となるとは予想していない。新たな事実で状況が変わる可能性がある」
として発言したことで反落し、結果的に発表前よりもユーロ高・株安になりました。

せっかく成功したのに、余計なこと言うなよ・・・

金をばらまくドラギ総裁

今回はドラギ総裁が今後の緩和に否定的な態度を示したことで相場が反転しましたが、仮にそうでなかったとしても、結局は同じことになっていたのではないかと思います。
黒田バズーカ3だって2日は保ちましたが、その後急落してましたし。

幾度にわたる量的緩和政策により、欧州と日本の市場はマネーサプライで溢れています。
どこの銀行も金余りで、好条件の貸し先を取り合っているような状態です。

今更二番煎じ、いや十番煎じくらいの政策を行ったところで、もはや新鮮味は全くない。
「緩和して当たり前」、「むしろ緩和しないほうがおかしい」
それくらいマヒしているジャンキー投機家達には、今回の緩和でもまだ刺激が足りないのかもしれません。

一度薬物を使い始めた者が簡単に止められないように、今後も世界各国の中央銀行は愚かな緩和策を打ち出し続けることになるでしょう。
特に株価が政府の支持率と直結している日本おいては、すぐにでも追加緩和策を提示せざるを得ない。

しかし、それが黒田バズーカ1,2のような大成功を収め、株式相場を熱狂させるほどになるかと言えば、その確率は極めて低いでしょう。
10を20にするのと、100を110にするのでは、全くインパクトが違うからね。

いっそ1000兆円の政府紙幣でも発行して、国債を全て償還してみてどうだろうか?
もちろん財源は全て政府紙幣で賄って、消費税はゼロ、年金もゼロ。
それぐらいやれば、どこの投機筋も喜んで円を売ってくれると思うのだが(笑)

今後も各国の中央銀行は新しい景気刺激策を検討し、実行に移すでしょうが、既存の枠組みに縛られた政策である限り、効果は限定的でしょう。
バズーカが放たれたからといって、無暗に乗らないほうが吉です。

黒田ドラギメルケル
総裁達の立場も、厳しくなってきたかな?
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