- 貴方を幸福にするFXブログ

どんな優れたFX手法も環境認識がなければ役に立たない


ロスカットビットコイン狼狽売り損切り
負けてんじゃん (´;ω;`)

投機の世界には、何百何千というトレード手法が溢れています。
平均足を使うもの、節目にブレイクを狙うもの、スタティスティックスを使うもの、ナンピンを利用するものなど、勝つ方法は無数にあります。

トレードを始めたばかりの初心者はこの中から自分に扱えて、勝てそうな取引方法を選ぶわけですが、
「それは順序を間違えていないか?」
とエセ賢者は思います。

いきなりやり方だけ学んでFXに向かっても、それが機能する環境を知らなければ、結局無駄に資金を溶かすだけではないでしょうか?

天気に晴れや雨があるように、季節に春夏秋冬があるように、相場にも特徴的な区分があります。
その分け方は諸説ありますが、一番有名なのは燃えるゴミと燃えないゴミ、じゃなかったレンジ相場トレンド相場の二つに分ける方法ですね。

ゴミの分別

レンジ相場は方向感がなく、一定の範囲で上下を繰り返す状態です。
レジスタンスやサポートでの逆張りが機能しやすく、ナンピンやトラリピの勝率が高くなります。
一方でトレンドフォロー系の勝率は低く、ダマシに多数引っかかってしまいます。

レンジ相場チャート

トレンド相場は、上下のいずれかにどんどん進んでいく状態です。
ジグザグ上下に動きながらも全体として一方向に偏るので、押し目買いやブレイクアウトで順張りしていくのが得策です。
一方で逆張りは大きく取り残され、ナンピンすれば膨大な損失を被ることも多い。

トレンド相場チャート

この二つの相場状態の両方で勝てる手法は、あまりありません。
アービトラージでも使えばなんとかなるのかもしれませんが、それは別の話です。

順張りでも逆張りでも、一つのトレード手法をずっと使っていたら、間違いなく破産します。
その手法が機能しない時間帯があるからです。

勝つためにはまず環境認識をして、その環境で使えるルールを作らないといけないわけですね。
「手法と環境認識はセットでなければならない」
ということを覚えておいてください。

ここで勘違いしてほしくないのは、
「環境認識の分類方法は一つではない」
ということ。

先ほどは市場を「トレンド相場とレンジ相場」に分けましたが、これはかなり乱暴な区分けです。
生物を「動物と植物」に分けたり、動物を「脊椎動物と無脊椎動物」に分けたりするぐらい、大雑把な話です。
実際は動物でも植物でもない生物はいるし、脊椎動物にだって魚類・両生類・爬虫類・鳥類・哺乳類といった風に色々な種類がいますしね。

生物分類

熟練のトレーダーはレンジやトレンド、ボックスやパニックといった大雑把な区分ではなく、相場をそれぞれの手法がワークする状況で分割します。

①パターンA・・・手法1が有効
②パターンB・・・手法2が有効、手法1は絶対ダメ
③パターンC・・・手法1と3が有効
④パターンD・・・使える手法がないので、手を出さない


実際に何種類に分けるのが正解ということはありません。
トレーダーの数だけ分け方があり、検証と実践の繰り返しで洗練されていきます。

動物・植物の種別も、30年前と今では随分変わりました。
同じようにトレーダーの成績次第で、分割と統廃合を繰り返して変わっていくのが正しいんでしょうね。

大事なのは、「環境をどう判断するか?」ということ。
何種類に分けてもいいですが、作った本人が区別できないのでは意味がありません。

我々は空を見上げて今日の天気を判断しますが、それは結構不正確。
天気には定義があり、天気予報士はそれに基づいて厳格な判断を下しています。

快晴 : 雲の量が1割以下
晴れ : 雲の量が8割以下
曇り : 雲の量が9割以上


天気と同じように、相場の環境認にも定義があります。
例えば、トレンド相場とレンジ相場の定義はこうなります。

①アップトレンド
連続する高値・安値が、その前の高値・安値より上にある状態

②ダウントレンド
連続する高値・安値が、その前の高値・安値より下にある状態

③レンジ
高値と安値が、ほぼ同じ値でそろっている状態

④ノントレンド
上記のいずれでもない状態


この定義に従ってトレードを行うのなら、それぞれの見分け方を習得し、それに適合したトレードシステムを割り当てなければなりません。
別の区分を使うなら、当然それに見合った定義とトレード手法がセットで必要です。

RSIやストキャスティクスといったオシレータ系で、環境を判断する人もいるでしょう。
VIX指数でパニックと判断して、取引を控える人もいるでしょう。
自分に有利な特定の状態だけをターゲットにして、それ以外は全てノートレードな人も少なくありません。

もしも環境認識抜きでトレード方法を教えているFX講師がいたら、相場の本質を理解していない素人か、あるいは詐欺なのでしょう。
迷ったら、どんな分類があって、どれでワークする取引方法なのか訊いてみてください。

全ての日の全ての時間帯に勝てる手法は存在しません。
自分の手法がどのような環境において優位性を持つのか、理解しておきましょう。

関西人の見分け方奈良県民

⇒トレンド相場とレンジ相場 トレンドだけは逆らうな!

落ちるナイフの掴み方 暴落相場を利益に変える方法

チョコを食べる猫
猫だってバレンタインチョコがほしい! 

※猫にチョコレートは猛毒です。
どんなに美味しそうでも、食べてはいけないものがあります。


暴落している銘柄というのは、投資家にとって非常に魅力的です。
しかし、バーゲンセールだと思って買うと、買値より更に下落して、大火傷をすることが多い。

そのため、相場には「落ちてくるナイフは掴むな」という有名な格言があります。

けれど、安値で株や外貨を激安で買えるのは、数年に一度の大きなチャンスでもあります。
底を打ったのを確認してからポジションを取ることができれば、大きな利幅を取ることができるかもしれません。

そこで、どうしても落ちるナイフを掴みたくてしょうがない困った猫のために、安全なナイフの扱い方をレクチャーします。
危険だからと敬遠するのではなく、きちんと取り扱い方を覚えて、熟練の料理人になりましょう。

飼い主を刃物で刺殺する猫

<落ちるナイフを掴む際の注意点>
①あらかじめ最安値を確認しておく
②指値買いは控える
③レバレッジは抑える
④平時はポジションを持たない
⑤ショートは損切りを厳守
⑥利確は焦らず、気長に待つ
⑦緊急時に約定できる業者を使う


ナイフ

①あらかじめ最安値を確認しておく

例えば110円の米ドルが100円になったら、相当下がったように感じます。
しかし、それは全然最安値ではありません。

明治時代には1ドル=1円の頃がありました。
近年に限った話でも、2011年10月に75円台まで下落しています。

<各通貨の最安値>
米ドル:75.54円
ユーロ:88.96円
ポンド:116.81円
豪ドル:54.97円
NZドル:41.87円
カナダドル:57.76円
スイスフラン:58.75円
※業者によってレートは若干異なる


リーマン

10%も円高になればそろそろ底かと思いたくなりますが、下には下があります。
過去の金融危機の安値まで落ちるかもしれないし、場合によっては過去最安値を更新して、さらに下落する可能性もあります。

この価格は本当に手ごろか?
このレベルまで下がったら、証拠金維持率は大丈夫なのか?
どこまで下がったらロスカットするのか?

エントリーする前に、よく考えておきましょう。

②指値買いは控える

急落してV時回復するような事態を想定すると、安値でリミットを入れておきたくなりますが、それはかなり危険です。
猫賢者の経験的に、一気に落ちるなら指値を通過して下落が進み、含み損を抱える可能性が高い。
逆にゆっくり落ちるようなら、指値に届かずに反転し、買い場を逃すことが多い。

実際に2011年の東日本大震災後にはメンテガラが発生し、指値がいくつも約定してエセ賢者の口座が爆発しました。

爆破

⇒メンテガラ いつか再来する悪夢

どこまで下値が掘られるのかは、誰にも予想できません。
落ち切るのを待って、反発を確認してから、成行注文か逆指値注文でエントリーしましょう。

③レバレッジは抑える

落ちるナイフを掴むのはトレンドの逆張りであるため、運良く底値を掴まない限りは含み損を抱えることになります。
長期的にドローダウンに耐えられるように、証拠金比率を上げておきましょう。

④平時はポジションを持たない

USDやAUDを安値で欲しいと思ったら、平常時にロングしてはいけません。
下落前に買ったポジションが残したまま次のポジションを買えば、ナンピンしたことになります。
含み損を抱えた上にポジションが重くなるので、圧倒的に不利になります。

落ちるナイフを掴みたいと思うなら、普段は短期トレードかショートに励みましょう。
塩漬けポジションが多いと、せっかくのチャンスが無駄になってしまいます。

⑤ショートは損切りを厳守

下落トレンドにショートで追従し、さらに反発にロングで乗ることができれば、巨額の富を得ることができます。
しかし、暴落がどこまで続くのかは予想できないため、底値でドテンするのは難しく、下手すればショートカバーで焼き殺されることもあります。

ロンガーがショートに走ったり、ショートしている状態からすぐロングに切り替えるのはかなり難しい。
どちらかに集中するか、両方する場合でも予想が外れたらすぐに空売りを手仕舞うように心がけてください。
マイナススワップがあるため、底値ショートの塩漬けは天井ロング以上に悲惨です。

地球が抱えている問題に比べれば損失は軽微

⑥利確は焦らず、気長に待つ

逆張りにも、短期と長期があります。
短期の場合は急落時の半値戻しで、さっさと撤退しましょう。

しかし、上手く安値を取ることができたら、大きく育つまで持っておきたい。
高金利通貨を特価で仕込むことができれば、大きな値幅とスワップポイント(株なら配当)の両方が得られます。

その場合の最大の敵は、自分自身の欲です。
人は含み損には耐えられても含み益には耐えられない生き物なので、すぐに利確したい衝動に駆られるでしょう。
プロスペクト理論を乗り越え、大きな果実を得られるように頑張ってください。

⑦緊急時に約定できる業者を使う

暴落の時は、スプレッドやスリッページの拡大が発生します。
ひどい時はシステムが停止し、注文を受け付けなくなることもあります。
実際にスイスフランショックやポンドショックでは、レート配信が止まった業者も数多くあります。
(DMM FX、楽天FX、YJFXなど)

いくらBIDが下がっても、約定拒否されたら意味がありません。
SBIFXトレードなど、大事件でも約定実績のある業者を使いましょう。

パニック相場は大きなリスクも伴いますが、同時に大きく儲ける機会でもあります。
いつ何が起こってもいいように、あらかじめ証拠金余力を確保し、対応を考えておきましょう。

大暴落

⇒「FX 約定能力 約定力 約定率 スリッページ 比較 ランキング」とスイスフランショックの関係

仮想通貨ELF(Aelf)コインを無料でもらってみた

君の名は教えたら死ぬ
教えたくねぇ! ( ノД`)

ビットコインやイーサリアムなどのメジャーな仮想通貨をタダで手に入れるのは難しいところですが、売り出し中の草コインの中には無償配布(AirDrop)されているものもあります。

最近ELF(エルフ)という仮想通貨トークンがキャンペーンで配られていると聞いたので、山田エルフ先生の大ファンであるエセ賢者はすぐにゲットに行きました。
(※某ラノベアニメは全く関係ありません)

エルフ
※異世界の妖精も関係ありません

Aelfを知っている日本人は殆どいないと思いますが、近年作られた仮想通(トークン)の一種です。
ブロックチェーンを一般化して誰でも使えるようにするために作られた暗号通貨だそうです。
時価総額だと60位くらいのアルトコインなので、知らなくて当然です。

⇒エルフの説明

超マイナーなので、タダでもらっても商店でそのまま使うのは無理。
しかし、海外取引所のバイナンスに上場しているため、ビットコインや米ドルに交換することができます。

前に、
SwiftDemand 仮想通貨をタダで手に入れる方法
を紹介しましたが、あちらは未だに用途がはっきりしません。
やっぱりもらうなら上場しているコインでないとダメですね。

残念ながら、日本の大手取引所(ビットフライヤー、ザイフ、コインチェック)では取引できません。
いつかできるようになるのを期待しましょう。

今回のキャンペーンでは毎日1500エルフ(20万円くらい)が発行され、参加した人で山分けする仕様になっています。
参加参加者が何らかのアクション(主にSNSで宣伝)をすると、それに応じたエルフが付与されます。

元手は一切かからないので、乞食賢者は光の速さで取りにいきました。

体調不良の無料体験

<無料でエルフをゲットする手順>

キャンペーンページからメールアドレスとパスワードを登録する。
右上のアイコンで日本語を選択可能なので、適当に登録してログイン。

②表示されている任務をこなす。
要するに、ツイッターなどのSNSでフォロー、宣伝してあげればいい。

・Githubに接続する
・Twitterに接続する
・Telegram(テレグラム)に接続する
・aelfテレグラムグループにメンバーを追加する
・Twitterでaelfの公式アカウントをフォローする
・Tweetで投稿すると同時にaelfblockchainに@ツイートする
・aelf公式アカウントからのリツイート
・aelf公式アカウントからの投稿に返信する
・aelf公式アカウントからのツイートにお気に入りをつける


活動に応じてポイントが貯まり、時間になればエルフが付与される。

③ETHウォレット(仮想通貨の財布)を作り、Aelfにアドレスを登録する

仮想通貨の財布は、マイイーサウォレットあたりで作るといい。

⇒MyEtherWallet登録の方法

④ELFが貯まったら、仮想通貨取引所バイナンスに送金し、ビットコインや米ドルに交換する。

中華系の取引所じゃなくて日本の業者で換金やICO投資ができればいいのだけど、残念ながらまだ取り扱っている所がない模様。
将来の値上がりに期待して、自分の財布に放置しておいてもいいかもしれません。

この案件に限った話ではなく、世界中の様々な会社が独自の仮想通貨を発行しては、それを認知させるべくイベントを行っています。
これはと思うキャンペーンがあったら、自分の財布を傷めない範囲で参加してみてはいかがでしょうか?
猫を大量に獲得
⇒無料でエルフをもらう

人間を根本から変える『一貫性』の力

スタンド使いの歴史
黄金の精神は古代から受け継がれていた!? Σ(゚д゚|||)

株を買う前には上がるか下がるかは、半信半疑。
宝くじにしたって、当たってほしくはあるけど、どうせ当たらないと心の中ではわかっています。
しかし、実際に買った後も同じように考えているかというと、どうやらそうではないようです。

元々はたいして自信のない賭けでも、自分が賭けた後はそれが当たると信じるようになります。
状況も変わっていないし、新しい情報が入ったわけでもないのに、当人の認識は変わってしまうのです。

行動の前後で、なぜ考えが変わるのか?
それは、人間には一貫性という強力な性質があるから。
過去の行動との矛盾を避け、整合性を取るようになっているからです。

一度お金を払い、手を出してしまったら、貴方はもう以前の貴方ではありません。
取ったポジションは大切になり、間違いを認めることは難しくなっているでしょう。

塩漬けを正当化するために、自分に都合の良い情報を探すかもしれません。
含み損の銘柄が上昇した時のために、ナンピンを繰り返すかもしれません。

優れたトレーダーになりたければ、自分の願いによって判断にバイアスがかかっていることを理解しておきましょう。
失敗は失敗なのだと、ないものはないのだと、きちんと認めることが大事です。

スタップ細胞がありますように願う

以上の話を聞くとこの一貫性は悪い性質のように感じるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
むしろ、この本能があるからこそ人間は自分を変革し、成長することができるのです。

もしも貴方がバスに乗って、老人や妊婦に席を譲ったとしましょう。
それは社会全体にとってみればありふれた親切かもしれませんが、貴方自身には大きな意味を持ちます。

貴方は別段博愛精神に溢れているわけではなく、たまたまタイミングが良かったり、ほんの気まぐれだったかもしれない。
けれど、その親切はきっと、「私は親切な人だ」と貴方自身に教えるでしょう。
そして、次にバスや電車に乗る時も、また同じように弱者に席を譲るでしょう。

貴方の行為は世界を変えたわけではないけれど、貴方自身はすっかり変わってしまったわけです。

時代の変化と成長

このように、一度取った行動は当人の存在を規定し、それを成すための力をもたらします。

ダンスを踊ることで、人はダンサーになります。
ピアノを弾くことで、人はピアニストになります。
トレードをすることで、人はトレーダーになります。

今の自分でない何かになりたいのなら、今までにしたことのないことをするしかありません。

それが善行であれ悪行であれ、全ての活動は人間を変質させます
使い方を誤れば、上記で述べたような袋小路に迷い込むこともあります。
だから、人が見ていない場所であっても、自身の言動には十分気を付けなければなりません。

世界一のネコマニアで知られる猫賢者は、最近ウサギを飼い始めたことで、ウサギ愛好家になってしまいました。
あれほどの変態性癖を捻じ曲げるほどに、一貫性の力は強力なのですね。
まぁ、猫も兎もいけるケモナーになっただけ、という気もしますが。



貴方が理想の自分になりたいと願うのなら、それに近づくために必要なアクションを選ばなければなりません。
ただ考えるだけでは現実は変わらないし、貴方自身も変わりません。

人の性格は先天的な才能や周囲の環境に左右されますが、それ以上に貴方が決意し、実行に移したことに大きく影響を受けます。
現状があるのは、これまでの何千万もの選択の結果であることを忘れてはいけません。

「この先何をするのか」は、「この先どんな自分になるのか」と同意義です。
今この瞬間にも、貴方は貴方自身を創造しているのです。

人間の成長過程

⇒思考が変われば行動が変わるが、行動を変えても思考が変わる
⇒朝令暮改 FXで筋を通すのは止めよう

安倍首相の持ち株(森永製菓)を買ってみた

損切りしても慌てない冷静な猫投資家
実は結構動揺していたり・・・

今週は久しぶりに大きな下落が発生しました。
NYダウは1175ドル暴落で、それにつられて日経平均は1000円以上下がり、小型株も全面安。

下落率で言えばリーマンショックの足元にも及びませんが、金額としては過去最大級。
せっかくのバーゲンを無視するのももったいないので、前から注目していた株を買ってみました。

エセ賢者が買ったのは、森永製菓 (2201)
察しのいい人はわかるかもしれませんね。
はい、安倍首相の持ち株です。

この株が上がるかどうか?
会社の財務状況や成長性はどうか?

そんなもん、猫賢者の知ったことじゃない。

安倍総理の言う通りエンゲル係数の上昇と景気が連動するなら、食料品を販売する森永製菓の株価も上がるでしょう。
疫病神賢者が買ったせいで株価が下がっても、アベノミクスの間違いが証明されるなら、それはそれでいい。

まさに完璧な作戦だ!

それはひょっとしてギャグで言っているのか

ニート賢者のは稚拙な嫌がらせにすぎませんが、コバンザメ戦法自体はそこまで悪くない戦略だと思います。
安倍政権の閣僚、国会議員、官僚の多くはアベノミクスの株高で大きな恩恵を受けました。

自分で経済政策を行って特定の団体を援助し、甘い汁をすする。

それって、どこのモリカケ?

って気もしますが、裁判所がインサイダーと認めない以上、合法なのでしょう。
ロッキード事件だろうと、アッキード事件だろうと、利用できるものは利用するしかありません。

安倍閣僚の株式収入

安倍首相の保有株は、少なくとも以下の4銘柄。

・森永製菓
・大津醤油
・サンヨーコンサルタント
・荻CN


残念ながら下3つは普通に取引するのは難しく、株数も少ない。
しかし、森永製菓は総理夫人の父が社長を務めていた会社で、保有株数も49,000株と大きい。

しかも安倍総理の就任によって、株価は急上昇。
第2次安倍政権発足時(2012年)には1000円すら遠かったのが、7270円まで暴騰しています。

怪人21面相と呼ばれていた頃の私が森永や不二家に青酸入りの菓子を配った時代と比較すると、軽くテンバガーを超えています。
正直こんな高値で買ったら大爆死になるとしか思えませんが、そういう企画だから良し。

森永製菓株価チャート

果たして、自民党とその関係者は、この株高でいったいどれだけの利益を得たのやら?
野党は森友・加計問題より、こちらに突っ込んだほうがいいのではないかと思います。
(同じ穴のムジナだから無理か)
政治家や官僚が保有株の会社に対して便宜を図れる状態を許す限り、我田引水はなくなりません。

さて、次はどの株を物色しましょうか?

麻生太郎副総理のブリヂストンか。
菅義偉官房長官の東京電力か。
あるいは表に出ない官僚の保有株を調べてみるべきかもしれません。

政府の搾取

⇒アベノミクスで儲けているのは誰?

ベーシックインカムが実現しない本当の理由

眠くも疲れもしない薬
そこまで働きたくないよ! (;д;)

「既存の社会保障制度を撤廃して、全国民に無条件で生活費を支給する制度」
ベーシックインカムと呼びます。
現在様々な国で検討が進められ、実験的に実施している国もあります。
しかし、この日本では反対意見が多く、実現は困難とされています。

主な反対意見は、以下の二つ。

①財源が確保できない
②労働意欲が低下する


確かに全国民に10万円程度支給するとしたら、相応の財源が必要。
無条件でお金が手に入るなら、働かなくなる人もいるかもしれない。
(そうでなくてもニート賢者は働いていないが)

しかし、それは本当に重要な問題でしょうか?

「財源が足りない」と言うのなら、現行の社会保障制度がそもそもおかしい。
国民年金・厚生年金・健康保険・生活保護など複数の組織に分かれた、極めて効率が悪い制度をなぜ放置するのでしょうか?
組織運営に徴収にも多大なコストがかかるせいで、国家財政が傾いてしまっています。
一般会計では切り詰めているのに、特別会計では何百兆というお金を湯水のごとく使っているのも異常です。

複雑な制度を撤廃してベーシックインカムに統合した方が、コストダウンになるかもしれません。
もちろん役人の天下り先はなくなり、多くの職員がリストラされることになりますが。

また、ベーシックインカムで労働意欲が低下するのは間違いありませんが、そうでなくても働かない人は働きません。
勤労意欲のない人に無理矢理仕事をさせても、いい仕事はできないでしょう。

働きたくないでござる

逆に仕事を通じて自己実現を果たしたい人や、社会貢献を好む人、収入を増やして自身の生活を豊かにしたい人は、少々の支給が行われたところで行動を変えることはないと思われます。

今後人工知能が発達して業務効率が劇的に改善すれば、単純労働者は必要がなくなります。
生活のために働くだけの勤労意欲が社会に必要かは、微妙なところです。

以上の二つの理由は嘘ではないけれど、あまり重要でもなさそうです。
どちらかといえば、もっと大きな理由があるような気がします。

その理由とは、
「無条件にお金を与えることで、古来から続く支配構造が崩壊してしまう」
ということ。


平安時代も鎌倉時代も、室町時代も江戸時代も、この国はお金を通じた身分制度によって支えられてきました。
身分に関係なくお金与えることは、その根本を破壊する可能性があります。
だからベーシックインカムを導入することは、支配階級にとってひどく不都合なのです。

地球を支配する猫

現代の日本に身分制度はありませんが、会社には役職がありますよね。

社長は部長より偉くて、給料も高い。
部長は課長より上で、課長は係長より上で、係長は平社員より上。
正社員は非正規労働者より上で、もちろんパートやアルバイトより給料が高い。

それは公務員でも同じ。

地方公務員は、主事→主任→係長→主幹→課長→参事→部長
中央官庁で働く国家公務員(官僚)は、課長→審議官→部長→局長→事務次官。
自衛隊はもっと細かくて、3曹→2曹→1曹→准尉→3尉→2尉→1尉→3佐→2佐→1佐→将補→将

国会議員とハローワークの職員では、待遇は天と地の差。
同じ公僕なのに、不思議な話ですね。

政治家が馬鹿では国は持たぬ
バカでもできるのに。

なぜこのような厳格な階級制度が作られているのかというと、大きな人数を統率するにあたっては、それが最も効率が良いからです。
旧ソ連における共産主義の失敗を見ればわかるように、皆を平等にしてトップ一人に管理させるのは、非常に効率が悪い。
ランクを設定して自分の直下だけ監視するのが、上司にとっては一番楽なのです。

役職には責任が伴うので、それに人を縛り付けておくためにはカネの力が要ります。
管理職の給料が平社員より安かったら、誰もやらないでしょう。

十分な待遇を保証するから、人は望まない命令でも従います。
そして与えられたインセンティブを失いたくないから、安易に離脱できなくなります。
自衛隊や警察官の階級が厳格なのは、特に裏切りのリスクが大きいためでしょうか?

自宅警備部隊

ベーシックインカムは役職や階級を破壊しませんが、「無条件で全国民に給付する」という原則があります。
つまり、役職によるインセンティブが一切ありません。

会社の重役だろうと、国会議員だろうと、学生だろうと、産まれたばかりの赤子だろうと、誰でも一緒。
これでは、国民を差別することも区別することもできません。

全国民が同額の給付を受ければ、これまで会社や政府から受けていた給金は相対的に薄まります。
組織に隷属していたことによる見返りが、なくなってしまうわけです。
それによって下民の忠誠心が失われることを歓迎する為政者はいないでしょう。

また、人間には誰しも他人の上に立ちたいという根源的な欲求があります。
たいした身分でなくても下に人がいれば安心するもので、辛くなった時は自分より立場の下の人を見て慰めます。
格差社会に依存しているのは一部の特権階級に限った話ではなく、正社員や派遣社員も含めた日本人全てに言えることです。

いずれ自動化が進んだ社会では人間は労働から解放され、より創造的な活動に従事することになるでしょう。
しかし、そのためには階級制度に依存してきた我々こそが、認識を変えていかなければならないのかもしれません。

新人類ニート

⇒労働が不要な社会と、お金が必要ない社会
⇒ニート肯定論 理想の生き方とは何か

FXトレードにおける優位性は正規分布を超えた先にある

損失も追証も酒を飲んで忘れる
考えるのを止めないで! ( ノД`)

前の記事
⇒単純系と複雑系 為替市場の変動が特定できない理由
において、相場は複雑系であり、総体として歪みを持つことを述べました。

今回は相場の歪みの具体的な内容と、それ故に生じる優位性について説明します。

いきなり歪んだ状態を解説しても、正常な状態がわからなければ理解するのは困難です。
そのため、我々が日常的に使っている統計(正規分布)から考えてみましょう。

例えば、身長とか体重とか、ソフトボールを投げた時の飛距離とか、学校で測定する数値がイメージしやすいでしょうか。

17歳の日本人男性の平均身長は、だいたい170cm
もちろん165cmの人も175cmの人もいますが、平均値も中央値も約170cmです。

170cmの人数に比べると、165cmや175cmの人数は少ない。
160cmや180cmの人は、もっと少ない。
140cmや200cmの人に至っては、ほとんどいないはず。

身長と人数の関係をグラフに表すと、概ね以下のような正規分布になります。

理想的な正規分布

ただし、これは身長が人為的にいじりにくい要素というのが大きい。
体重のように本人の意志や社会環境で左右される場合は、少々ずれる可能性があります。
データを取る母体によっては左右に偏ったり、二山になったりすることもあります。

自然界における独立した事象は、このような確率分布を示すことが多い。
中央から離れるほど頻度が下がるので、確率としては低くなります。

頻度は中心からの距離に応じて線形に変化していきますが、敢えて三つに分けると以下のようになります。

①小規模な変化(0~0.5σ)→頻繁に起こる
②中規模な変化(0.5σ~2σ)→たまに起こる
③大規模な変化(2σ~)→滅多に起こらない


よく「100万人に1人の美女」とか「100年に1度の大災害」といったフレーズで事象の珍しさを表すことがありますが、それは変化の大きさが中央からどれだけ離れているかで、確率を計算しているのだと思われます。
(ただの誇張表現で、根拠のない場合もありますが)

我々人間はこのような正規分布と確率の関係が染みついているので、平均から極端に外れた事象はまず発生しないものと認識しています。
もちろん、相場においてもそれは同様で、大きな変動より小さな変動の方がよく発生することを理解しています。

この変動幅と確率が相関を持つ法則は、市場においても概ね成り立ちます。
1時間後のドル円の為替レート変化とそれが起こる確率を表すと、次のようになるでしょう。

①10pips上下する→確率が高い
②100pips上下する→確率は低い
③1000pips上下する→確率は極端に低い


これはFXトレーダーなら納得のできる話。
1時間後なら、今の為替レートとたいして変わらない確率の方が高い。
1000pipsも動いていたら、大事件です。

しかし、上記の三つが成り立つからといって、マーケットが正規分布であるというわけではありません。

もしも為替変動が綺麗な正規分布を描いていたら、相場は完全に合理的で、何の歪みもないことになります。
プロフィットファクターと確率が綺麗に逆相関になり、どの利益幅を狙っても期待値が変わらなくなります。
その場合優位性も存在しないため、儲けることも一方的に負けることもできなくなるでしょう。

しかし、本当の相場はフラクタルで、完璧な線形からは程遠い。
だからこそ、それぞれの戦略に優位性が生じ、勝ち組と負け組が生まれます。

過去の無数のデータから統計を取ると、以下のようなズレが確認できます。

①小規模な変化(0~0.5σ)が正規分布以上に頻繁に起こる
②中規模な変化(0.5σ~2σ)が正規分布以下しか起こらない
③大規模な変化(2σ~)がが正規分布以上に発生し、特に極端な変動が発生しやすい


正規分布からのずれている

小さなレート変動は元々多いのですが、実際の相場では正規分布の理論値以上に出現頻度が高くなります。
為替相場の8割がレンジ相場で、抜けそうになってもダマシで戻ってしまうのにも符号しますね。
小さな上下を繰り返すことが多いため、小刻みに利益を狙うトレード(スキャルピングやトラリピ)に優位性があります。

一方で、中規模のレート変動は理論値よりも小さい。
そのため200pips~500pipsぐらいのそれなりの値幅は、取れる機会が少なくなります。
特に初心者トレーダーは中程度の利益を取りたがるので、それが裏目に出ることがあります。

10%以上の大きなレート変動は正規分布の確率ではほぼあり得ないはずですが、現実では意外と多く目にします。
しかも、その変動量が想像以上に大きくなる傾向があります。

線形思想から抜け出せない低レベルなアナリストにとってリーマンショックは「100年に一度の危機」だそうですが、そんなことはありません。
ブラックマンデーやリーマンなどの例を見れば、大暴落や大暴騰が確率以上に頻発しているのは明らかです。

リーマン

大相場においては、トレンドフォローやブレイクアウト手法が優位性を持ちます。
リミットを置かない、あるいはトレイリングストップによって利確幅を固定しないことで、膨大な利益を得ることができます。

確率は低いものの、大変動を捉えた時の損益は非常に大きい。
何百回もトラリピを繰り返してコツコツ稼いだ利益が、一度のトレンドで消滅することもあります。

以上のことから、FXトレーダーが相場で稼ぐためには、

①高い勝率で、小さな値動き取る
②低い勝率でも、大きな値動きを取る


のいずれかを選ぶことになります。
中規模の利益をそれなりの確率で取るトレード手法もあるでしょうが、上記の分布においては優位性がないため、他の要因で優位性を確保する必要があります。

さて、貴方はどちらの道を選んだでしょうか?

コツコツドカンを恐れながらも、平坦な所で細かい利益を取りにいくのか?
損切り貧乏になりながらも、ここぞという所で一年分の利益を取りに行くのか?

それとも統計を無視して、その場の値動きを追っていくだけでしょうか?

ドル円チャート動かない

⇒ランダムウォーク理論が間違っている理由
⇒ボリンジャーバンドで逆張りしたらFXに勝てるのか

コインチェックNEM流出事件の補償金は本当に払われるのか?

カイジの黒服
仮想通貨コインチェックの社長
カイジで見たような・・・?

前の記事:コインチェックで仮想通貨NEM580億円が不正送金! 出川哲郎を信じた投資家の末路は!?

580億円分のNEMが盗難されたハッキング事件に対して、コインチェックが方針を発表しました。
時期は未定ですが、自己資金で補償するとのことです。

<不正に送金された仮想通貨NEMの保有者に対する補償方針について>

コインチェック株式会社(代表取締役社長:和田晃一良、以下:当社)が運営する仮想通貨取引所サービス「Coincheck」において発生した仮想通貨NEMの不正送金に伴い、対象となる約26万人のNEMの保有者に対し、以下の通り、補償方針を決定いたしましたので、お知らせいたします。

1月26日に不正送金されたNEMの補償について

http://corporate.coincheck.com/2018/01/28/30.html

総額 : 5億2300万XEM
保有者数 : 約26万人
補償方法 : NEMの保有者全員に、日本円でコインチェックウォレットに返金いたします。
算出方法 : NEMの取扱高が国内外含め最も多いテックビューロ株式会社の運営する仮想通貨取引所ZaifのXEM/JPY (NEM/JPY)を参考にし、出来高の加重平均を使って価格を算出いたします。算出期間は、CoincheckにおけるNEMの売買停止時から本リリース時までの加重平均の価格で、JPYにて返金いたします。
算出期間  : 売買停止時(2018/01/26 12:09 日本時間)〜本リリース配信時(2018/01/27 23:00 日本時間)
補償金額  : 88.549円×保有数
補償時期等 : 補償時期や手続きの方法に関しましては、現在検討中です。なお、返金原資については自己資金より実施させていただきます。

このまま全資金が消滅する可能性もあっただけに、コインチェックユーザーは喜んでいます。
しかし、エセ賢者としてはこの補償が速やかに行われるのか、疑問に思っています。

補償すると言いながら、価格は盗難時より安い88.549円。
誰がどうやって盗んだのか、追跡はどうなっているのか、説明がない。
460億ペリカならともかく、資本金9200万円の企業に460億円も払えるのか。
なにより、補償時期について記載されていない。

お金は払うと言いながら、その期限を明示しない。
なんとなく、カイジの利根川先生を思い出しますね。

この利根川幸雄 こと金に限り虚偽は一切言わぬ
出す・・・・・・!出すが・・・・・・今回 まだその時と場所の指定まではしていない
そのことをどうか諸君らも思い出していただきたい
つまり・・・・我々がその気になれば、金の受け渡しは10年20年後ということも可能だろう・・・・・・・・・・
ということ・・・・!


払うのは十年後というのも可能

和田社長はカイジが好きらしいですが、まさかそんな真似までしないでしょう。
コインチェックは帝愛と違って、まともな企業だし!
(多分)

しかしながら、資本金の500倍もの補償をあっさり発表したのは気になりますね。
いったいどういう意図で、こんな発表をしたのでしょうか?

仮説① コインチェックには500億円を超える資産がある

仮説② NEM財団の追跡により、盗難されたNEMを取り戻す公算がある

仮説③ 補償できる算段はないが、事態の収拾のために補償を約束した

仮説④ CMに出演した出川哲郎に全額弁償させる

仮想通貨NEMが盗難

仮説① コインチェックには500億園を超える資産がある

コインチェックは、
「顧客への補償は会社が持っている現金などで対応し、めどはついている」
と発言しており、それが事実なら全額弁済するのは可能です。
しかし、いくら手数料で稼いでいたとしても、2014年に設立された中小企業にそんな自己資金があるのでしょうか?

現金ではなく、仮想通貨で資産を持っているありそうな話です。
暗号通貨はここ数年で10倍、アルトコインであれば数百倍に跳ね上がった物もあります。

会社、あるいは社長個人でも値上がりしたコインを保有していれば、時価で500億円を超える資産を保有していても不思議ではありません。
出資者に全額弁済しても余る資金があれば、支払いに応じるのは当然ですね。

しかし、500億円を超える暗号通貨があっても、それはあくまで時価です。
ビットコインでも大量に売れば値下がりは必至で、マイナー通貨であればそれはさらに顕著になります。

一度に換金すれば大きく毀損してしまうから、少しずつ換金するための時間が必要。
そのために補償時期を未定にして、時間を稼いでいるのかもしれません。

仮想通貨NEMチャート

仮説② NEM財団の追跡により、盗難されたNEMを取り戻す公算がある

現在コインチェックとNEM財団が、不正送金された暗号通貨の送信履歴を調べているそうです。
解析が成功すれば、奪われたNEMを無効にし、取り戻すことも可能かもしれません。

しかし、技術の上で盗難されたコインを無効化できたとして、それを元の所有者に戻すことは許されるのでしょうか?

日本の法律では泥棒が盗んだお金を使った場合、そのお金を被害者に返すことはできません。
貴方の財布の1万円が盗まれて、泥棒賢者の借金返済に充てられたとしたら、返済を受けた銀行にその1万円を返す義務は生じません。

クラッカーが盗んだNEMをそのまま持っていればいいけれど、ネットワーク上で即座に換金できる仮想通貨を手元に残しておく理由はありません。
既に分割して第三者に移譲されている場合、そっくりそのまま取り戻せるかは疑問です。

仮説③ 補償できる算段はないが、事態の収拾のために補償を約束した

最悪のケースですね。
かつてのGOX事件で、マウントゴックスは「全額を自己資金で返済可能です」と言いながら、それをしませんでした。

コインチェックに損害を補填する当てがなかったとしても、「補償はする」と断言しないといけません。
でなければ顧客の損害が確定し、即座に訴訟に発展するからです。
最悪信用不安が発生して、仮想通貨業界全体が沈没しかねません。

コインチェックが早期に補償を行うつもりなのか、
できるだけ引き延ばしたいと思っているのか、
倒産で帳消しにしたいと思っているのか、
私達顧客にはわかりません。

金融庁によると、コインチェックに支払い能力があるかは確認できなかったそうです。
具体的にいつ補償を行うのか、財務状況はどうなっているのか、追及していくしかありませんね。

仮説④ CMに出演した出川哲郎に全額弁償させる

誰も知らないはずの、
ビットコインの取引はコインチェックが良い理由」
を知っている出川氏なら、500億くらいポケットマネーで出せるでしょう。

出川先生に任せれば、どんな問題も瞬時に解決です。
(大嘘)

ギャグで言っているのか

仮説①か②であれば、時間はかかってもある程度の弁済はできるでしょう。
しかし、それでも問題は山積みです。

補償に十分な現金があるのかはわからない。
仮想通貨があったとしても、すぐに現金化できるかはわからない。
NEMを取り戻せるかもわからない。

仮に補償されたとしても、ハッキング前後より安い88.549円で計算した場合、投資家に差損が発生します。
その損失を理由に、コインチェックが訴えられる可能性もあります。

コインチェックは仮想通貨交換業者として申請中のみなし業者で、まだ金融庁に業者登録されていません。
さらに今回の件で行政処分を受ける可能性も高く、正式に登録されるまでのハードルは極めて高くなったと考えていいでしょう。

果たして、盗難事件の補償は約束通り行われるのか?
失った信頼は取り戻せるのか?
あるいは、某ギャンブル漫画の登場人物と同じ末路を辿ってしまうのか?

コインチェックの真摯な対応を期待します。

焼き土下座

前の記事:コインチェックで仮想通貨NEM580億円が不正送金! 出川哲郎を信じた投資家の末路は!?

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コインチェックで仮想通貨NEM580億円が不正送金! 出川哲郎を信じた投資家の末路は!?

ビットコイン現物取引
仮想通貨に実物なんてねえよ! (`・ω・´)

仮想通貨取引業者のコインチェックで、580億円相当のNEM(ネム)の盗難事件が発生しました。
コインチェックがハッキングされ、所有していたネムが全て不正送金された模様です。

コインチェックといえば日本でも5本の指に入る仮想通貨取引所で、アルトコインを含む13種類もの仮想通貨を取り扱っていました。
ネム目当てで口座を開設した人も多かったので、その被害は甚大でしょう。
マウントゴックス事件の後に設立された会社なのに、その教訓が全く活かされていないのはどういうわけやら。

事件が発生したのは2018年1月26日未明で、まずXEMの入出金が制限され、その後日本円を含む全通貨の出金ができなくなりました。
ネムは謎の急上昇(窃盗犯の仕掛け?)の後に20%近く暴落し、ビットコインを含む仮想通貨全体が値下がりしました。

仮想通貨NEMチャート

問題はレートの下落より、「顧客の資産が返ってくるか?」ということ。

コインチェックの資本金は9,200万円で、被害額580億円の0.2%もありません。
近年で急成長したとはいえ、この規模の会社に600億円近くを弁済する能力があるかどうか。

ちなみに同業のbitFlyerは41億238万円、Zaifは8億3,013万円です。
タレントの出川哲郎がCMに出るくらいなので結構大きな会社だと思っていましたが、意外と小規模な業者でした。

仮想通貨NEMが盗難

100%信託保全が義務付けられているFXと違って、仮想通貨業界の顧客保護はまだ発展途上なため、どこまでが保証の対象になるのかは不明です。
また、コインチェック利用規約によると、会社側は今回のような損害に対して賠償責任を負わないことになっています。

<コインチェック利用規約17条の5>

当社は、当社による本サービスの提供の中断、停止、終了、利用不能又は変更、登録ユーザーのメッセージ又は情報の削除又は消失、登録ユーザーの登録の取消、本サービスの利用によるデータの消失又は機器の故障若しくは損傷、その他本サービスに関連して登録ユーザーが被った損害につき、賠償する責任を一切負わないものとします。


もしかするとこれを盾にNEMの返金を渋るかもしれませんが、そうは問屋が卸さないでしょう。

・コインの大半をコールドウォレット(ネットワークから隔離された環境)ではなく、ホットウォレット(常時ネットワークに接続された環境)に置いていた
・セキュリティ機能のマルチシグを有効化せずにNEMの管理を行っていた

という話もあります。

今後コインチェックの管理体制に不備があったとして、利用者との間で裁判になるかもしれません。
金融庁の捜査も、既に入っています。
もしかすると倒産の可能性も・・・

NEMという暗号通貨も、有名なビットコインに比べると信頼性が疑問です。
中国での取引所で兌換できる仕組みがあり、中華圏からの不正なアクセスが多いと言われていますので、元々危ない通貨だったのかもしれません。

危ないかもね交通

エセ賢者の保有コインはたまたまbitFlyerに置いていたため、直接の被害はありませんでした。
ビットコインも下落したので1割ほど損は出ましたが、不幸中の幸いです。

もしもこれがコインチェックだとしたらゾッとします。
「コインチェックの被害者の会」とか、もう作りたくないです。
(実績があるだけに)

保有していたビットコインは、事件発覚後にすぐさま売却しました。
ツイート後に仮想通貨バブル崩壊を狙って追撃で空売りを仕掛けようと思いましたが、ショート資金が十分になかったため断念。
(クイック入金の手数料315円に躊躇したのは内緒)



今回の事件で被害に遭われた方には、速やかに返金が行われることを願います。

また、今後仮想通貨取引を行う際にはできるだけ大手の信頼できる業者を選び、個々のコインに対しても下調べを徹底しようと思います。

<大手業者の資本金>

・bitFlyer 資本金41億238万円
Zaif 資本金8億3,013万円
【GMOコイン】  資本金17.58億円
※仮想通貨はコールドウォレットに保管

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

単純系と複雑系 為替市場の変動が特定できない理由

複雑なルールのゲーム
雑なのかよ!? ( ノД`)

円高株安になると、経済評論家が次のような説明をすることがあります。

「円高が重しになって、日経平均株価が下落した」

「日経平均株価の下げを背景にドルが売られて、円高になった」


見事な責任の押し付け合いですね。
こんなアホな解説しかできないアナリストは、即刻クビにすればいいと思います。

この二つの解説は、どちらも正しくありません。
いや、ある意味どちらも正しくはあるけれど、原因→結果の一方通行で解釈するのは間違っています。
なぜなら、相場は複雑系であり、それぞれの要素が互いに干渉するからです。

複雑で多すぎる選択肢

複雑系とは、相互に関連する複数の要因が合わさって成り立つ状態のこと。
複数の要素が絡むために予測が困難でありながら、全体としては秩序だったな形を作ることが多い。
気象現象も生物の身体も、人間社会も為替相場も、複雑系に属します。

<複雑系の特徴>

・境界の決定は困難
・開いた系になりうる
・複雑系の要素が複雑系であることもある
・記録を持つことがある
・創発現象が発動しやすい
・フィードバックが行われる
・非線型であることが多い

言葉だけで理解できない場合は、自分の身の回りを確認してみてください。
貴方は日本という複雑系の要素であり、会社という複雑系の要素でもあり、家庭という複雑系の要素でもあります。

日本には国境がありますが、グローバル社会では他国の影響が大きく、輸出入がないと成り立ちません。
国民は個々に動いているように見えても、互いに協力と牽制を繰り返しています。
誰かが新技術を発明すれば多くの人が乗っかって、個人では不可能な大きなことを成し遂げます。
人々は歴史から多くのことを学び、文明を発展させ続けます。

外部から影響を受け、複数の要素がフィードバックを繰り返し、記録を持ち、非線形で進歩していく。
予想しがたいがランダムというわけではなく、複数の要素を織り込んで社会という一つの秩序を作り出す。
これはまさに複雑系の典型と言えますね。

もちろん、為替相場や株式相場も複雑系です。
個人がロングしたら、ストップ狩りを狙ったファンドが大口のショート仕掛けてくるかもしれません。
それだけな簡単ですが、実際は下がった個人がナンピンするかもしれないし、それを見たファンドがさらに売り増すかもしれません。

互いが互いのアクションに反応し、しかも当事者が複数いるため、どこに着地するのかは断定できません。
全体としての方向性を短期的に予想することはできますが、確定することは不可能です。

この不確定性が、我々投資家の悩みの種ですね。
複雑すぎる世界はトレーダーを苦しませ、時に凶行に走らせます。

おかずの数が多すぎる殺人事件

このように相場は無数の要素がフィードバックを繰り返す複雑系なのですが、多く経済評論家は誤った論理を展開し、人々はそれを鵜呑みにしています。
サイコロゲームのような単純系で世界が成り立っているという、幼稚な誤解が蔓延しているのです。

<サイコロ(単純系)>
・個々の出目は干渉しない
・均等に出目が分布する
・履歴効果がなく、過去の出目と今の出目が無関係
・外部からの干渉を受けない


数学サイコロ

<為替相場(複雑系)>」
・個々の要素が干渉し合う
・結果は偏りが生じる
・参加者が過去の値動きを学習し、アクションを修正する
・外的要因に左右される


そもそも、人間はとにかく「原因と結果」を求めてしまう生き物です。
日常のあらゆる出来事に対して、常に納得のできる理由を探し求めています。
「理由がない」とか「無数にある」とか言うと、途端に怒り出します。

・最近太った→チョコを食べ過ぎたからだ!
・会社の業績が悪い→円高で車が売れないからだ!
・投資で損失が出た→エセ賢者なんて馬鹿の言う通りにしたからだ!
・韓国経済が不調→日本人が慰安婦問題で誠意のある対応をしないからだ!
・テキサスで竜巻が起きた→ブラジルで蝶が羽ばたいたからだ!


それは一本の線としてだけ見れば正しいかもしれないけれど、複雑系のほんの一部を切り取った乱暴な見方でもあります。
実際はいくらでも原因なんてあるし、結果が翻って原因になっていることもあります。
複雑系における事象は、単独の要素だけで説明できないのです。

「原因と結果」、「加害者と被害者」、「親と子」、「起承転結」というように、人間は簡潔で一直線な事象を好みます。
しかしながら、複雑系である現実においては、何でも明確に区切ることはできません。
難しい話で頭が痛くなるかもしれませんが、総体として捉えることを心掛けてください。

難しい単語は理解できない

次回は、複雑系であるが故に相場がどのように歪んでいるのか
複雑系である市場に対して投資家はどう対応するべきなのか
について解説したいと思います。

⇒FXトレードにおける優位性は正規分布を超えた先にある