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貴方を幸福にするFXブログ

【強制ロスカットする人の特徴】 なぜFXトレーダーは破産するのか

食べられてるワニと交渉
まずは逃げろよ! ( ノД`)

どうも、FXより先に人生をロスカットされそうなエセ賢者です。
川の向こうで死んだ婆さんが手を振っているのが見えてきました。

急激な円高株安で多くのトレーダーが強制ロスカットに遭っていますが、その負け方は驚くほどに似通っています。

誰もがシンクロしているかのようにクロス円をロングして、ナンピンを繰り返し、含み損を膨らませて全財産を吹き飛ばす。
10年前の猫賢者と全く同じ、破滅のルートを辿っています。

<強制ロスカットする人の特徴>

①ドル円やクロス円を買う
②複数の通貨ペアに手を出す
③ナンピンする
④含み益はすぐ確定する
⑤含み損はひたすら耐える


このロスカットまでの手順は、FXのテンプレートとでも呼ぶべきもの。
FXで破産する人は必ずこのどれか、あるいは複数に当てはまってます。

なぜ年齢も性格も資産額も全く違う人が、示し合わせたように同じ間違いを犯すのか?
それは損失回避という人間の本能が、これらの行動を招いているからです。

その典型例は『プロスペクト理論』として説明されていますが、損失回避の本質はそれよりもずっと広く根深く、むしろ人間の本性そのものとすら思えてきます。
生物は損失を回避して恒常性を保つことで生き延びるように設計されているので、誰もそれから逃れることはできません。
相場は人間の本能の写し鏡であるため、損失を避けようとすればするほど泥沼に嵌るように出来ています。

損失回避の性質がどのように強制ロスカットを招くのか、具体的に見ていきましょう。

損失も追証も酒を飲んで忘れる

①ドル円やクロス円を買う

「円安リスク」の回避。

日本人なら誰も知っていることですが、日本の財政はゼロ金利でなければ維持できない危機的状態。
財政ファイナンスを止めればすぐにでも財政破綻して円が暴落しかねないので、資産保護のために外貨などの金融資産が必要とされています。

最近レバナス一本リーマンや高橋ダンなどのYoutuberは盛んにドルの保有を煽っているので、それでFXを始めた人もいるでしょう。
資産を外貨に分散すること自体はリスクヘッジとして間違っていないですが、問題は彼等が買い煽る時に相場は天井に近くなっていることです。

初心者が安易に買いを入れれば、投機はそのストップを狙って売り仕掛けを行います。
円安リスクを回避したつもりが天井を掴み、円高の直撃で大損。
ひろゆきの勧めで150円近辺でドルを購入した初心者は直後の暴落を受け、悲惨なことになりました。

②複数の通貨ペアに手を出す

「機会の喪失」の回避。

損失を受けるのも苦痛ですが、獲れるはずの魚に逃げられるのも苦痛です。
口座に並べられている銘柄群は、トレーダーにとっての獲物。
ドルを目的にトレードを始めた人も、その近くにあるユーロ、ポンド、豪ドルへ自然と手が伸びていきます。

最初は米ドルしか買わなかったエセ賢者も、いつの間にか南アフリカランドやトルコリラという場所もよくわからない国の通貨を取引していました。
その結果は、地理学リスクによる新興国通貨の大暴落。
機会を逃したくないという恐怖から、取る必要のないリスクへ誘導されていたわけです。

③ナンピンする

「含み損」の回避。

高値摑みを解消する最も簡単な方法がナンピンです。
買っている銘柄が下落しても下値で買い増せば、取得単価を下げられます。

ナンピンすれば少しレートが戻すだけで含み損は解消されますが、それは諸刃の剣。
ポジションが倍になれば、さらに下落した時の損失も倍増します。
損失を減らすための行為が、より大きな損失をもたらすのです。

暴落時のナンピン買いで破産

④含み益はすぐ確定する

「利益の喪失」の回避。

いくら含み益があっても、決済しなければ何も買えません。
1万円の利益があったら、それを失う恐怖が利益確定を迫ります。

相場にはトレンドがあるため、決済した銘柄はさらに上昇して利益を取り逃します。
損益比率は悪化し、最終的にコツコツドカンで破産します。

⑤含み損はひたすら耐える

「損失確定」の回避。

含み損を持ち続けるのは苦しいけれど、それを確定するのはもっと辛い。
なんとしても実損を回避したい素人は、時に驚異的な忍耐力を発揮します。

評価損が出ても、それが回復するまでじっと我慢。
都合の良い反転材料をネットで拾い集め、入金で余力を増やして神社でお祈り。
最後には口座を見る勇気すらなくなり、セリクラで爆発して強制ロスカットに至ります。

目を覚ませロスカットで殴る猫

このように投資家は常に「損を避けたい」と思って決断を下しているわけですが、トレードの世界においてはそれは逆効果になります。
人間が生まれながらに持つ防衛本能、損失回避の性質が、私達を破滅に導いているのが現実です。

ではこの防衛本能をなくして、損失を受け入れればいいのか?
そうではありません。

お酒や薬物で恐怖を忘れればプロスペクト理論は超えられるかもしれませんが、それでは無謀なギャンブラーになり果てるだけ。
無茶なハイレバトレードで一時的に儲かっても、結果的に退場を早めることになるでしょう。

トレーダーに必要なのは本能に基づく損失回避システムを捨て、相場に合わせた損失回避手法を学ぶことです。
身を守ることは大切ですが、衝動に任せて逃走するのではなく、数学的・科学的に正しい方法で損失を最小限に抑えなければいけません。

それがいわゆる資金管理ですね。

・ポジションサイズ
・ストップロス
・ヘッジ
・リスク分散


主に使われるのはこの四つですが、多分他にもあるでしょう。
長年相場で生き残っているトレーダーは、これらを組み合わせることで損失から自分を守っています。

エントリーの前に資金量に合わせて枚数を設定し、逆指値で損失を限定。
クロス円などに偏らないように投資先を分散し、負の相関にあるヘッジポジションを同時にセット。
アービトラージやツナギ売りを使ってリスクを抑えるのも有効ですね。

自分の手で損失を限定すれば、決して強制ロスカットになることはありません。
無限に損失を膨らませて強制ロスカットになってしまうのは、正しい損失回避の方法を知らず野生の本能に任せているからです。

損失から逃げるのが悪いのではなく、逃げ方を本能に任せてはいけない。
ワイルドキャット賢者がこの真実に気付くまで、10年の歳月と数百万の授業料がかかりました。
あなたが莫大なコストを払わずに真理にたどり着けたなら、猫の犠牲も無駄ではなかったのでしょう。

運に頼らずに相場の世界で生き残っていくためには、損失を限定するための具体的な方法が必要になります。
投資家であるあなたがどうやって自分の財産を守っていくのか考えたら、ぜひエセ賢者に教えてください。

「まずは生き残れ。 儲けるのはそれからだ」
byジョージ・ソロス


⇒プロスペクト理論 ホモサピエンスは勝てない

損失で将来の時間を買った

投資はゼロサムなのかプラスサムなのか

誰も傷付けたくないスポンジ
誰も傷付けないで稼ぎたい! (;д;)

どうも、何十年もずっと相場の養分になり続けてきたエセ賢者です。
投資の収益の98%は私の損失なので、トレーダーはもっと私に感謝するべきだと思います。

「投資はゼロサムだから、誰かの利益は誰かの損失だ」

「投資はゼロサムじゃないから、誰かの利益が誰かの損失とは限らない」

テスタ氏を中心にTwitterでこのような論争が繰り広げられていましたが、どちらが正しいのでしょうか?

猫賢者の意見を述べると、どちらも正しい
相場には明確な境界がないので、その人がどこまで計算に入れているかという話です。

例えば、株式を売買する投資家・ファンドの財布を株式市場の範囲とした場合、市場は一応プラスサムになります。
投資家同士の売買はお金が移動するだけなのでゼロサムですが、市場の外から資金の流入があるためプラスサムになります。

・株式配当
・自社株買い
・日銀のETF買い


事業がポンジスキームでなければ会社は売上を増やして配当や自社株買いで資金を入れてくれるので、市場全体は基本的にプラスになります。
近年は日銀やGPIFがやたらETFを買って株価を吊り上げているので、彼等を投資家と見なさないなら流入した分の資金だけ投資家は利益を得ていることになります。

もちろん、流入とは逆に流出もあります。
会社が倒産すれば投資金は借金の返済に消えるので、市場から資金が抜けてしまいます。

日銀は今のところETFを処分する気はないようですが、永遠に続くかは怪しいところです。
もしも日銀が債務超過で資産の処分に走ったら、長年買い続けたETFは大暴落するでしょう。

天空の城日銀ETF株を買い続ける

FX(為替取引)も、市場外からの流入・流出が存在します。
為替市場の資金は輸出や輸入、為替介入や旅行に伴う両替などによって変動します。
各国の金利や需給によってスワップポイントが設定され、プラスになったりマイナスになったりします。

仮想通貨は実需より投機的な取引がかなり多いため、ゼロサムゲームの側面が強い。
しかし、DEXで金利が設定する以上は、何らかの需要や他通貨との交換が存在しているのは確かでしょう。
エルサルバドルなど海外やインターネットのアングラ領域の取引が多いため、いまいち実態が掴めませんが。

一方で、宝くじや競馬などのギャンブルは明確にマイナスサムです。
胴元が参加者から資金を集めて中抜きするので、期待値は常にマイナスになります。

このようにどの市場もどこかの経路で実需や他の投機市場と繋がっているため、個々の市場はゼロサムにはなりません。
その市場が何らかの機関から資金供給を受けていれば、理論上は参加者が全員勝つこともあり得るわけです。
(あくまで理論上であって、実際は勝ち負けがありますが)

負けたと言わない限り勝っている

しかし、この「市場の範囲」というのは厳密な定義があるわけではないため、人によって認識が異なるのも確か。
上の例では日銀や企業を「市場外からお金を入れてくれるもの」として判断しましたが、彼等も市場参加者として見ればトータルはゼロになってしまいますね。

株式市場・為替市場・債券市場・商品市場・仮想通貨市場はいずれもどこかで繋がっているので、特定の市場だけ見ればプラスもマイナスもあります。
けれど、全地球人の財布を一緒にして一つの市場とすると通貨量=銀行の融資量で一定のため、究極的にはゼロサムになります。

もちろんこれはMMTが日銀と政府を統合政府の会計とするような極論で実際にはたいした意味がないのですが、自分の見ている範囲によって市場はプラスにもマイナスにもなるわけです。

「投資はゼロサムだから、誰かの利益は誰かの損失だ」

と考える人は、外国や中銀も含めてお金の総量を見ているのでしょう。

「投資はゼロサムじゃないから、誰かの利益が誰かの損失とは限らない」

と考える人は企業や中銀の資金注入に期待して、参加者がそれを分け合うビジョンを描いているのでしょう。
それぞれの認識が異なるだけで、どちらが間違っているという話ではありません。

経済学の観点から言えば、お金の総量は資源分配を変えないので意味がない。
投資家の観点から言えば、市場の資金量より自分の口座残高の方が重要なので意味がない。

結局のところ人間は利己的な生き物なので、「俺が貧乏なのは他人のせい!」という被害者意識が、金持ちを叩くための論理を作り出しているだけではないでしょうか?

⇒誰からお金をもらうのか? 投資の前に知るべきこと

地球が抱えている問題に比べれば損失は軽微

利上げ停止によるトレンド転換でロンガーは絶滅する!?

バレンタインデーはちゃんこを食べる
そんなイベントだっけ!? Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

どうも、無職になってから曜日の感覚がないエセ賢者です。
今日は平日のはずなのに、なぜ市場は開いていないんだろうか?

コロナ緩和で生じたインフレを抑えるために世界各国は利上げを続けてきましたが、それも終わりが見えてきました。
国ごとにバラツキはありますが、利上げ幅を縮小する国が出てきました。

①米国 

インフレが若干鈍化したため、2023年に利上げを止めると予想されている。

②カナダ

0.75%→0.5%に利上げペースを落とした。

③オーストラリア

0.5%→0.25%に利上げペースを落とした。

④日本・トルコ

利上げ?なにそれ美味しいの?

要件を聞く黒田日銀総裁

為替は金利差の変動を織り込んで動くため、金利の天井を示唆した国の通貨は相対的に弱くなってきています。
逆にまだインフレが収まりそうになく、さらなる金利上昇が見込まれる国の通貨は強くなっています。

・米ドル、カナダドル、オーストラリアドル→軟調

・ポンド、ユーロ、NZドル→堅調


今は顕著な通貨も金融引き締めの停止を察知したら売られることになるので、それを踏まえてFXトレードを行いましょう。

ロシア情勢が落ち着いたら、次に売られるのはユーロでしょうか?
米国のインフレが再燃したら、またドル高が再燃することも考えられます。

日本円とトルコリラはインフレ放置でずっと緩和しているので蚊帳の外ですが、それだけに態度を変えた時の影響は計り知れない。
黒田総裁が辞任してYCCの変更が示唆されたら、キャリートレードの巻き戻しで強烈な円高株安が発生する可能性があります。

円はゴミと信じているエセ賢者も、金利低下によるドル安は無視できないのでスワップフリー口座でドル売り中。
円安と利息で荒稼ぎしてきたロンガーは、特に気を付けてください。

⇒【最強のスワップフリー口座!】 マイナススワップの支払いがないXM極口座を開設してみた

両手を上げて諦める日銀黒田総裁

著名なアナリストほど予想を外すのはなぜか?

高橋ダンの予想
逆行しすぎ! (((;゚Д゚))))))

どうも、トレードする時は頭にアルミホイルを巻いているエセ賢者です。
こんなに予想と逆行するということは、思考盗聴されているに違いない。

テレビやYoutubeでは有名な経済学者・アナリストが日々経済の予測を行っていますが、彼等の予想はさっぱり当たりません
年初の株価予想・為替予想はだいたい外れているし、学者の言う通りに金融政策をやってきたのに経済は全く成長しません。

普通の業界であれば、プロの技術を学んでその通りにすればだいたい上手くいきます。
園芸でも建築でも料理でも作画でも、登録者の多いチャンネルほど質の高い情報が手に入る傾向があります。

しかし、経済・金融の世界ではプロもアマも変わらないどころか、むしろ著名な人ほど発言があてにならない。
なぜこのような異常な現象が起こるのでしょうか?

2018年株価予想が外れ

この理由はいくつか考えられますが、特に重要なのは二つあると思います。

①相場は大衆心理の逆を行くから
②派手な占い師ほど人気が出るから


①は、素人がはめ込まれているということ。
株高やドル高の記事を鵜呑みにした個人投資家がロングを入れると、大口は逆に動かしてストップを狩ります。

②は、未知を追求せずにはいられない人間の性質。
「自分の知らない情報」を持っている人に民衆が群がり、視聴数が重視されるメディアのシステムがそれを祭り上げた結果です。

かつて邪馬台国には卑弥呼がいて、明日の天気や霊界の情報を民衆に伝えていました。
風水師や占星術師は時の権力者に仕えて、国の行く末を占っていました。
ノストラダムスは大予言を行い、世界中の人々に災厄を告げました。
いつの時代も人は占い師に引き付けられ、彼等が示す未来予測に依存してきたのです。

運勢が悪すぎる

現代でも人々は星座占いや血液型占いを使って、今日の運勢や異性との相性を知ろうとしていますよね。
掲示板にジョンタイターが現れた時は、彼が未来人だと信じる人が続出しましたよね。
自分の知らないこと、とりわけ誰も知らない未来の情報はとんでもない価値を持っているから、事実ではなくても注目せざるを得ません。

経済において、それらを教えてくれるのは誰でしょうか?
そう、エコノミストやアナリストと呼ばれる方々ですね。

彼等の出す経済統計や相場の予想値に、投資家や政治家は群がります。
たとえそれが何の確証もないデタラメであったとしても。

彼等はもっともらしく数字やグラフを使って説明しますが、多くの場合はただの推定値にすぎません。
人間には神様のように世界全体を見渡す能力も未来を知る能力もないのだから、当たり前ですよね。

数字は嘘をつかないが嘘つきは数字を使う

人口動態や気温といった科学的に測定できるデータなら、ある程度信用できます。
しかし、需要や供給、将来の価格といった測れないデータは、基本的に妄想と考えるべきです。

仮にあなたがマグロの寿司を10貫食べたいとして、経済学者はどうやってその需要をキャッチするのでしょうか?
あなたにマグロを10匹釣る能力があったとして、経済学者はどうやってその供給力を知るのでしょうか?

マクロ経済学者が当たり前のように使っている総需要や需給ギャップというのは、人間の能力では測定しようがないもの。
過去の統計から推定値(しかも政府と日銀で異なる)を勝手に算出しているに過ぎません。

複雑な世界を無理矢理単純化した上に、わかるはずのないものをわかったつもりになって政策を行っているんだから、そりゃ上手く行きませんよね。
かつてイカロスは羽を付ければ空を飛べると思い込んで墜落しましたが、今のリフレ派が行っている金融政策・財政政策も同じような失敗を繰り返しているのでしょう。

異次元の金融緩和と円安インフレ

現在の統計も怪しいものですが、未来の予測はさらに当てにならない。
株や為替なんて何百万何千万という投資家、ヘッジファンドがそれぞれの思惑で仕掛け合っているんだから、そりゃ誰にもわからないでしょう。

客観的に考えれば、「未来はわからない」と言うのが正しい。
けれど、それを正直に伝える人は無視されます。
なぜなら、大衆は予言者を求めているからです。

①現状解説に留め、未来のレートには言及しない学者
②適当な予想を自信たっぷりに伝える予言者


二つのYoutubeチャンネルがあったら、多くの人は後者を選びます。
ニュースで言及されている既存の情報に価値はなく、トレーダーが欲しいのは誰も知らない未来の情報だからです。

タイムマシンは存在しないのだからそれは予言者の妄想に過ぎませんが、それでも人は都合の良い未来を語ってくれる占い師のチャンネルを視聴します。
視聴数が増えたチャンネルは評価が上がって検索上位に登り、予想が外れたとしても一切の減点はありません。

一方で真面目に現状分析を行ったり、予想が外れることを前提にして複数のシナリオを立てる投資家のチャンネルは視聴回数が伸びません。
「未知を知りたい」というニーズを満たせないので注目されず、預言者のチャンネルに押されて下位に沈み込みます。

Youtube、テレビ、ブログ、Twitterなど、全てのメディアは注目度を重視しているので、同じ結果になります。
大胆な予想(ただし当たらない)を繰り返す悪貨が圧倒的な視聴数を集め、現実的な分析を行う良貨は駆逐されます。
そして、それらのメディアに乗せられた投資家は大損することになります。

⇒投資系Youtuberの動画を毎日観ていると確実に破産する理由

日経平均株価とナスダックが上昇する予想

MMTに騙されるな⑧ 政府に通貨発行権はない!

選挙の約束は税金か借金で払う
結局ツケを払わされるの? ( ノД`)

前の話⇒MMTに騙されるな⑦ インフレ率は操作できない

どうも、お金がないのでカラープリンターで印刷していたら、お巡りさんに連れていかれたエセ賢者です。
政府には通貨発行権があると聞いたのに、なんで私が通貨発行したら逮捕されるのでしょうか?

「政府には通貨発行権がある!」

「政府支出がなければ納税できない!」

「国債を償還するとお金がなくなる!」


このような魔訶不思議な論理で反緊縮・MMT教徒は財政出動を正当化していますが、そんな事実はありません。

政府に通貨発行権はありません。

日本銀行券の発行権は行政府ではなく、日本銀行にあります。
お金は銀行によって貸し出され、返済によって消えるものです。

企業の借り入れでも、サラリーマンの住宅ローンでも、国債発行でも全て同じ。
法人や個人はもちろん、政府もまた一介の債務者でしかない。
もしも借金することを通貨発行と呼ぶなら、トヨタやソフバンも通貨発行権を持っていることになってしまいますね。

なぜ「政府に通貨発行権はない」と言い切れるかというと、そんな法律は存在しないからです。
日本は法治国家なので、法律に反した通貨発行はできません。

日本円の発行は日本銀行法に基づいて銀行が行うことであり、それ以外の者が製造すれば重罪として処罰されます。
例外的に政府が許可されているのは記念硬貨などの特別なものだけで、それも日銀の債務として記録されます。
赤字国債を財源にして財政出動したとしてもそれは政府による通貨発行ではなく、銀行が発行した金を借りているだけです。

主要機関の国債保有状況

MMT信者は「日銀は政府の子会社」と騙って無理やり統合政府を作っていますが、債務者と債権者を同一視するのは明らかな間違いです。
日本銀行法には、

「日本銀行の通貨及び金融の調節における自主性は尊重されなければならない」

「日本銀行の業務運営における自主性は、十分配慮されなければならない」


といった形で独立性が定められているので、政府と日銀を統合することはできません。

財政法によって、財政ファイナンス(国債直接引き受け)は禁止されています。
公債発行は厳しく制限され、債務は税金によって返済しなければなりません。
たとえ総理大臣でも、法を犯すなら犯罪者として罰せられます。

そう聞くと、

「現行の法律でダメなら、政府紙幣を発行できるように法改正すればいい!」

という意見が出てくると思いますが、それはとんでもないリスクを伴います。

あなたもご存じのようにお金とは実在しない、いわば約束です。
ゴールドの実物なら人間の認識によって性質は左右されませんが、約束は条件を変えれば全く違ったものになります。

1万円は喉から手が出るほど欲しいものですが、そこに『子供銀行券』や『猫銀行券』のマークがあれば一転してゴミになりますよね?
信頼に足る約束がなければ、信用貨幣の価値は保てないのです。

猫札

日本円の運用やそれを用いた決済は日銀法・財政法・貨幣損傷等取締法など様々な法律によって規制されており、それらを踏まえた上で現在の流通が成り立っています。
もしもそれらのルールを曲げてしまえばこれまで築き上げてきた信用は失われてしまうので、今と同じように使える保証はありません。

むしろ契約内容の変更を一方的に突きつけるので、契約破棄(デフォルト)と言ってもいいかもしれません。

<現行の日本円のルール>

・銀行が発行する
・中央銀行は独立している
・プライマリーバランスを守るように努力しなければいけない
・財政ファイナンスは禁止
・借金は徴税で返す


他にも偽札作りや破壊の防止など様々な制約があって、「これなら日本円を使ってもいいかな」と日本人が思ってくれるから今の貨幣経済が成立しています。
放漫財政や間接的財政ファイナンスで一部形骸化している部分もありますが、その分は当然のごとく国民の信頼に響いています。

もし、これをMMTの望むようにルール改正したらどうなるでしょうか?
日本円はもはや日本円ではなく、怪しげなMMT通貨に代わってしまいますね。

ゼロ円札

<MMT通貨のルール>

・財政に従って発行量が決められる
・中央銀行の独立性は無視
・プライマリーバランスは放棄
・財政ファイナンスはやり放題
・借金は返さない


もしも来月からこれを実施すると首相が宣言したら、日本円もといMMT通貨はどうなるでしょうか?
猫賢者は即座に全預金を引き出して、ドルかビットコインに替えますね。

国民は連鎖的に両替に走り、貿易相手は受け取り拒否。
円は紙屑になって、ハイパーインフレが発生するでしょう。
仮にそこまで行かなくても、為替の暴落で買えるものが減るのは間違いない。

インフレしすぎてパンも買えない

歴史を辿れば明治通宝や軍票といった政府紙幣に近いものは存在し、財政ファイナンスが行われた時代もあります。
けれど、それらは全て失敗して廃止されるか、ハイパーインフレで無価値になりました。

その教訓を学んで作られたのが、現在の貨幣制度。
政府の通貨発行権・財政ファイナンスを認めず、中央銀行の独立性に従ってお金を貸し出すシステムです。

「役人に通貨発行権を与えたら、財政が膨れ上がって通貨は紙屑になる」
という事実を数百年の歴史が教えてくたから、わざわざ行政と通貨の発行体を分離しているわけです。

反緊縮・MMT教徒は通貨発行や積極財を主張していますが、それは過去の失敗を繰り返すだけ。
歴史に学んだ先人が「思いついたけどあえてやらなかった」危険行為を、歴史を知らない愚者が繰り返そうとしているのです。

法律を勉強して普段何気なく使っているお金が厳格な制限によって維持されていることを理解したら、MMTのような戯言を真に受けることはないでしょう。

⇒反緊縮・MMT教会はいかに信者を洗脳したのか

誰もやらなかったことに挑戦する

FTX破綻で仮想通貨ビットコインはもう終わり!?

インフルエンザ病気が流行している
それは流行らなくていい! 。゚(゚´Д`゚)゚。

どうも、FTXを破産させてアルゼンチンに高飛びしたバンクマン賢者です。
バックドアから抜き出した顧客資産を使って、これからは遊んで暮らします。

前の記事⇒【FTXショックでビットコイン大暴落】 Binance買収で仮想通貨業界の未来が決まる!

でFTXの辿る二つの可能性を提示しましたが、残念なことに最悪のケースになってしまいました。

バイナンスによる買収は撤回され、FXTは破産申請。
7兆円とも言われる債務を抱えている上に暗号資産の流出まで起きているので、顧客が預けていた資産が満額返還されるかはかなり怪しい。

この事件を受けて、あらゆる暗号資産の価格が暴落。
多くの企業が仮想通貨への投資を控え、エミン氏から「マジカルコインはオワコン!」と言われて続けています。

しかし、本当にこれで暗号資産業界が終わるかというと、エセ賢者は違うと思います。
だって、過去にも何度も事件はあったけれど、ビットコインは電子ゴミになってしないでしょう?

・マウントゴックス事件
・コインチェック事件
・Titan事件
・LUNA事件


他にも様々な流出事件・ポンジスキーム事件があり、その度に関係する資産の価格は下落しました。
けれど、一部の欠陥のあるアルトコイン・トークンは消滅しても、仮想通貨全体が失われる事態にはなりませんでした。
メジャーなビットコイン・イーサリアムは一時的に下落しても、しばらくして高値を更新しています。

ビットコインドルチャート2022年

FTXの破綻でFTTが無価値になるのは止められないとしても、他のコインがずっと下がり続けることにはならないと思います。
出資していた企業が抜けて一時的なセリクラが来ても、皆が忘れた頃にまた流行るでしょう。
FRBが利上げを止めてドルの価値が疑われるのであれば、再び注目される日は意外と遠くないかもしれません。

「相場には周期がある」という観点で見れば、FTXの破綻は別に意外なことではありません。
夏には青々と茂っていた木も秋が深まれば枯れていくように、季節の変化によって終わる企業が出てくるのは自然な帰結です。

金融相場と業績相場の景気サイクル

かつて金融緩和バブルで隆盛を誇っていたリーマンブラザーズは、利上げによる住宅ローンの焦げ付きで破綻しました。
今回のFTXもFRBの引き締めによる仮想通貨の下落・金利負担の増加が業績悪化に繋がり、破綻することになりました。

中央銀行がお金をジャブジャブ流している夏(金融相場)からお金を回収する秋(逆金融相場)に移れば、それに耐えられない企業は潰れてバブルが崩壊します。
仮にリーマンやFTXが健全な運営をしていたとしても、どこかの企業が潰れてバブル価格は調整されていたでしょう。

流行は必ず終わるものであり、また次の流行へ移っていきます。
そして今まで高値だったものは一旦安値を這うことになり、いずれ再評価されて価格を戻していきます。

短期的には底なし沼に見える下落も、いつか終わってまた次のサイクルに進みます。
終わった恋も次の季節が来ればまた燃え上がるように、失望された業界もいずれまた熱狂される時が来ます。
細かな値動きに振り回されず、ナイフが落ちきった後に有望な資産を仕込んでいきましょう。

⇒金融相場・業績相場のサイクルを理解すれば、暴落は回避できる!?

時代と共に変わるキス

【最強のスワップフリー口座!】 マイナススワップの支払いがないXM極口座を開設してみた 

どこかにいい人はいないか
すぐ傍にいるのに! (ノ_<)

どうも、CPI発表でドル暴落が見えていた(ツイッターで何度も宣言してた)のに、マイナススワップが怖くてショートできなかったチキン賢者です。
悔しくて仕方ないので新しいスワップフリー口座を探していたら、ついに見つけてしまいました。
まさに最強の口座を。

なんと世界最大のFX業者であるXMTrading(エックスエム)が、2022年10月からスワップフリー口座をリリースしていました。

その名は、KIWAMI極口座
従来の口座に比べてスプレッドが狭く、一切スワップポイントが付きません。

昔からスワップフリー口座は他業者にもありましたが、口座維持手数料が高かったりイスラム教徒でないと開設できなかったり、色々問題があって使うのが難しい状態でした。
エセ賢者も昔いくつかの口座を持っていましたが、口座の廃止や日本人の締め出しにあってしばらく使えないままでした。

しかし、今度のキワミ口座は条件なし。
しかも最大手のXMが通常以上に低い手数料で提供してくれるとのこと。

下記のリンクから申し込む際に口座タイプ『XMTrading KIWAMI極』を選択するだけで、簡単に開設できます。

リアル取引口座を開設する


名前も知らない新規業者なら怪しくて二の足を踏むところでしたが、昔から営業しているXMなので早速申し込みました。
申し込んで半日で取引可能って、早すぎだろ。

取り扱っているのは、FXのメジャーペア。
「さすがに高金利のトルコリラや南アフリカはないよね?」と思っていましたが、どうもあるようです。

<取り扱いペアの例>

AUD/JPY
AUD/NZD
AUD/USD
CAD/JPY
CHF/JPY
EUR/AUD
EUR/CHF
EUR/JPY
EUR/TRY
EUR/USD
EUR/ZAR
GBP/JPY
GBP/USD
NZD/JPY
NZD/USD
USD/JPY
USD/TRY
USD/ZAR


調べた感じだいたいのドルストが揃っており、通貨ペアには困らなそう。
さすがにドルランドやドルリラはスプレッドが高そうですが、取引自体は可能なようです。

いくつかの仮想通貨・貴金属も取引可能。
コモディティや株式指数はないっぽい?

最近は各国の利上げによってスワップの毒ダメージが大きくなってきているので、支払いがないのは本当に嬉しい。
日本の口座でドル円を1枚ショートしているだけで、毎日100円以上取られる酷い状態ですからね。

大きな声では言えませんが、アービトラージのような特殊な取引も考えられます。
(これ内緒だから、絶対言いふらさないでね)


⇒異業者両建て応用編 海外FXで不労所得

ただし、良いことばかりではなくデメリットもあります。
それは入金ボーナスの対象外となること。
それに加えてXMロイヤルティプログラムというのも対象外になるそうです。

通常口座の場合は入金額の25%~100%程度のボーナスが付与され、ボーナス分は出金できないけれど取引に利用できます。
自己資金より大きなポジションを取れるのですが、極口座にはそれがありません。

要するに従来のボーナスを引き換えに、スワップフリー・低コストというメリットを得たわけですね。
もったいないけど、トレードオフなら仕方ない。

米国のインフレ鈍化期待・中間選挙の影響もあり、強烈な円安トレンドも反転の兆しが見えてきました。
マイナススワップが痛すぎてショートを手控えてきた猫賢者は、遠慮なく利用させてもらおうと思います。
(もちろん全資金投入なんて無茶はしません)

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⇒確かに必勝!異業者両建て! でもなぁ・・・

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【FTXショックでビットコイン大暴落】 Binance買収で仮想通貨業界の未来が決まる!

エルサルバドルのビットコイン含み損
含み損多すぎ! ( ノД`)

どうも、仮想通貨より存在が仮想なエセ賢者です。
存在感がなさすぎて、空気と間違えられることが多々あります。

暗号資産取引所のFTXが危機に陥ったことで、ビットコインなど仮想通貨全般が急落しました。
今後の動向次第では、仮想通貨業界全体を巻き込む大震災になるかもしれません。

<事件のあらまし>

①FTXは自社トークンFTTを発行し、担保にしていた

②BinanceはFTTの購入で資金援助していた

③FTXが想定以上に成長したため、BinanceがFTTを売却

④FTTが暴落し、取り付け騒ぎが発生して出金停止

⑤破綻寸前のFTXに対して、Binanceが買収提案

⑥大手二社の統合は独占禁止法に抵触する可能性あり

⑦パニックを起こした投資家が暗号資産を投げ売り

ロスカットビットコイン狼狽売り損切り

まさか世界2位の取引所が自社トークンを売られただけで経営危機に陥るなんて、本当に驚きました。
1位のBinaceはBNBを担保にしていませんが、トークンを担保に借金をしている業者はFTX同様破綻のリスクがあると考えた方がいいでしょう。

気になるのは、今後の行方。
ビットコインやイーサリアムなど暗号資産は既にかなり下落していますが、進展次第でさらなる暴落もあり得ます。

<ケース① FTXが買収された場合>

バイナンスがFTXを吸収して、暗号資産市場のシェアの大部分を占めることになります。
コインベースなど他の業者もありますが、圧倒的な権力を持つのは間違いない。

銀行が合併するようなものなので、会社の破綻は避けられます。
従業員の解雇整理は免れないにせよ、顧客の資産は守られるでしょう。
FTTの価値が残るかはわかりませんが、仮想通貨の大暴落は食い止められると思います。

問題は業界が独占状態になること。

仮想通貨の最大の利点は、非中央集権性
日本円は日銀、米ドルはFRBに流通量を管理されていますが、ビットコインには管理者がいません。
そのため国を信用の基盤にはできませんが、代わりに権力者による操作も受けることはありません。

もしもバイナンスが取引の殆どを管理すれば、中央銀行のように仮想通貨をコントロールしてしまう可能性があります。
そうなれば、『国に管理されない通貨』としての魅力はなくなり、長期的に見れば顧客離れや価格の下落が起きるかもしれません。

ビットコイン暴落7割引きセール

<ケース② FTXが買収されなかった場合>

既に買収の合意は取れているようですが、業界1位・2位の合併は独占禁止法に引っかかる可能性が高い。
行政のストップで買収が取り消しになれば、おそらくFTXは破綻します。

FTTはほぼ無価値になり、保有している仮想通貨は投げ売られて暴落するでしょう。
顧客が預けている資産も失われる可能性が高い。
今現在仮想通貨が急落しているのは、それを懸念して投資家が保有コインを処分しているのだと思います。

FTT以外コイン・トークンはFTXが管理しているわけではないので、仮想通貨が消滅するわけではありません。
一時的に価格は下落しても、長い目で見れば戻ってくると思います。

しかし、業界大手が破綻すれば取引量は激減し、しばらく冬の時代が到来するのは避けられないでしょう。
エルサルバドルのブケレ大統領も、いつまで余裕でいられるのやら。

⇒コインチェックで仮想通貨NEM580億円が不正送金! 出川哲郎を信じた投資家の末路は!?

エルサルバドル大統領がピースサインで喜ぶ

投資家の仕事とは何か 【99%のトレーダーは自分の役割を知らない】

健康に気を付けて立派な大人になる
心構えだけは立派! (T_T)

どうも、投資家より凍死家と呼ばれることの方が多いエセ賢者です。
懐が寒すぎるので、誰か暖めてください・・・

「投資家なんて何の生産性もない社会の寄生虫!」

みたいに考えるルサンチマンもいますが、この資本主義社会に無意味仕事なんてものはありません。
世の中には物を作ったり売ったりするわかりやすい仕事もあれば、どのように役に立っているのかわかりにくい仕事も沢山あります。

収入が発生するということは、誰かがその仕事に価値を見出して対価を払っているということ。
たとえ余人には理解できなくても、あらゆる職業は必ず何らかの需要を満たすために存在しています。

では、投資家の仕事とは何なのでしょうか?
いったい何をすることで社会に貢献しているのでしょうか?
それとも、本当はディスプレイとにらめっこ以外何もしていない、引きこもりと同じなのでしょうか?

30秒ぐらい考えてみてください。

トレーダー投資家なんて引きこもりと同じ

色々な答えがあると思いますが、一番大切な役割は一つです。
それは、リスクを引き受けること

全ての投資家は誰かのリスク(不確実性)を誰かの代わりに引き受けて、その対価を受け取っています。
もっともその事実を認識しているのはオプションや債券のトレーダーぐらいで、株式やFXの投機は殆ど博打になり果てていますが。

「リスクを引き受ける」の意味がわからない人は、サブプライムローンを考えてみてください。
サブプライムローンは低所得者向けの住宅融資で、それが焦げ付くことでリーマンショックと呼ばれる債務危機が発生しました。

ローンが貸し倒れになれば、普通は融資を行った銀行が損失を被りますよね?
しかし、サブプライムローンで倒産したのはリーマンブラザースという投資会社
損をしたのは銀行ではなく、投資家です。

住宅ローンの破綻で、なぜ銀行ではなく投資家が損失を被るのか?
それは銀行が債権を証券化し、証券会社を通じて投資家に販売しているからです。
リーマンブラザースは信用度の低いローンを組み合わせてパッケージ化して投資家に販売したため、住宅ローンの焦げ付きで商品全体が暴落して大損害を出しました。

債務者の破産リスクを背負いたくない銀行は、証券会社を通じて債権を販売する。
投資家は債権を引き受ける代わりに、信用度に応じた利回り(リスクプレミアム)をもらう。

このように他人のリスクを背負って見返りを受け取るのが、投資家の本来の仕事です。
投資家がいなければ銀行は貸し渋り、信用の無い人は金利の高い闇金から借りるしかなくなるでしょう。

借金を被せる

このことは債券市場に限った話ではなく、ありとあらゆる市場に対して言えます。
むしろ「リスクを引き受けてほしい」という需要によって、市場は自然発生しているのです。

銀行「貸し倒れリスクを引き受けてほしい」→債券市場→債券投資

株式会社「事業リスクを引き受けてほしい」→株式市場→株式投資

輸出企業「円高リスクを引き受けてほしい」→為替市場→FX

生産者「価格変動リスクを引き受けてほしい」→商品市場→商品先物(コモディティ)投資

もしもこれらの市場がなければ、彼等は全てのリスクを自分で背負うことになります。

融資が焦げ付いた銀行は倒産し、預金者は取り付け騒ぎ。
事業に失敗した経営者は、無限に責任を追及されて破産。
輸出企業や輸入企業は、急な為替変動で大損。
農家や工場は、出荷までに価格が暴落するのを恐れて事業計画を立てられない。

投資家は何の仕事もせずにタダ飯を食らっているのではなく、「リスクを分散させて経済を安定させる」という役割を果たしています。
たとえ世間に理解されず無職と蔑まれても、胸を張って生きてください。

無職童貞

このように先物市場と投資家には大切な役割があるのですが、残念なことに殆どの投資家はそれを理解していません。
悲しいことに投資を単なる金儲けの道具、上下を当てるだけのギャンブルと思い込んでいます。
これを読んで投資の意義を知ったあなたは、間違いなく投資家の上位1%に入るリテラシーの持ち主です。

リスクを背負うということは、有事の際に損失を引き受けるということ。
災害や戦争など何らかの経済変動によって破産者が増えれば、リーマンショックやコロナショックのような危機になります。
そして金融資産は暴落し、リスクを抱えた投資家が真っ先にダメージを受けます。

「リスクを引き受ける職業」に就いている自覚のない初心者は、往々にしてリスクを取りすぎます。
世間が平和で相場が安定している時に稼いで、知らず知らずのうちにポジションが大きくなり、いずれ来る大変動期に全ての資金を持っていかれます。

今の下落相場で莫大な損失を出している投資系Youtuberは、身をもってこの事実を証明していますね。
猫賢者も様々な市場で同じ失敗を繰り返してきたので、その気持ちは痛いほどわかります。

相場を暴落させる岐阜死神

初心者はみんな「リスクなしで絶対稼げる方法」を求めますが、それこそが投資家にとって最大の矛盾なのかもしれません。
元々リスクがあるから投資という仕事が存在するのに、それを引き受けるはずの投資家がリスクを避けてどうするのでしょうか?

人生とは先の見えない迷路であり、未来は決して知ることができない。
入試、就職、結婚、起業などあらゆる選択は博打であり、使ったお金が返ってくる保証はどこにもない。

その不確実性こそがリスクであり、それを他人に分かち合ってもらうために先物市場と投資家が生まれた。
ならば、リスクを引き受ける私達がそこから逃れる術は存在しない。

本質を知らない大衆は投資家をギャンブラーと思い込んでいますが、本来の役割は逆です。
誰もがいずれ迫られる『人生の選択』というギャンブルに対して、投資家は受け皿にならなければいけないのですよ。

⇒株主配当で賃金が下がっている?悪質なデマに騙されるな!

入試就職結婚人生はギャンブル博打

YCC柔軟化が円安・ドル高トレンドを終わらせる?

男から連絡がないと死んだと考える
早合点しすぎ! (ノ_<)

どうも、久々に故郷に帰ったら墓石を建てられていたエセ賢者です。
いくら何でも早すぎるぜ。

2022年は急激に円安が進む相場でしたが、そのトレンドもようやく終焉が見えてきたかもしれません。
日銀のYCC緩和やFRB利上げ停止によって金利差が縮小すれば、一方的に円が売られる状態は終わります。

日銀はこれまで頑なにイールドカーブコントロールを守って国債の指値オペを続けてきましたが、ついに「物価目標見通せれば、前段階でYCC柔軟化も選択肢になる」と発言しました。
財政破綻懸念から金利は絶対上げたくないけれど、為替介入が必要なほど円安が進んで批判が高まったため、苦渋の決断に迫られたのかもしれません。

もちろん黒田総裁は自分の間違いを認めないので任期中の利上げはないと思いますが、市場は先を読んで為替レートを動かします。
財政赤字・貿易赤字による円安圧力は変わりませんが、売られ過ぎた分の巻き戻しはあるのではないかと期待しています。

円安

「YCCを緩和しても、それ以上に他国が金利を上げたら意味なくない?」

という意見もありますが、各国の金利もいつかピークを迎えます。
パウエルはインフレが収まるまで利上げを断行すると力説していますが、それが通るのは経済が堅調な間だけ。
高金利によってリセッションが起これば、2018年のように利上げの停止・緊急利下げに動かざるを得なくなります。

日本ほどではないにせよ、米国民も低金利に慣れ過ぎました。
4%超えの金利が続けば住宅ローンを払えない人が続出し、中小企業は資金繰りに困って倒産するでしょう。
住宅を手放す人が増えてCPIが急激に下がれば、FRBは方針転換を迫られます。

・日本→YCC柔軟化により金利上昇
・米国→利上げ停止により金利低下


この二つが揃えば日米の金利差は縮まり、円安は一旦調整することになります。

ただし、「円高来るぜ!今すぐドル円ショートしまくれ!」というわけにもいきません。
日米が金利を見直すのはあくまで未来の話で、それがいつ織り込まれるかは誰にもわからないからです。
仮に半年後や一年後に暴落が来たとしても、それまでマイナススワップを払い続けるのはきつい。

猫賢者は不正が発覚してから日野自動車をずっと空売りしていましたが、半年間の信用期限が切れて損切りした直後に暴落しました。
いつか下がるとわかっていたとしても、多大なコストを払いながらショートを続けるのは辛すぎます。

勝者とは最後まで諦めなかった者

黒田もパウエルも、しょせんは自分の任期中の保身しか考えない役人。
政府は主権者には逆らえないので、不景気で国民の不満が高まれば金融政策を変えるしかなくなります。

2022年になってから最強通貨と思われている米ドルは、利上げや原油高によって為替レートを維持しているに過ぎません。
インフレ率を考えれば年8%ずつ価値を失っているのだから、利下げが始まればすぐに化けの皮が剥がれるでしょう。

相場師は先を読んで株価や為替を動かしますが、先取りしすぎて期待から失望に沈み、価格が元に戻ってしまうことも多い。
しばらくは日銀やFRBの顔色を窺って一進一退が続き、その後に本当の暴落が来るでしょう。
その時が来ればどうせ上がらないと思って今年はろくにトレードしていないニート賢者も、ようやく本気を出すことができます。

放漫財政・異次元緩和によって毀損されている日本円は正真正銘のゴミですが、さすがに指値オペを止めて他国が危機的状況に陥れば、ある程度見直されることになります。

今はまだ円を売っていればスワップポイントでウハウハな状態ですが、それも永遠には続きません。
かつて円キャリー全盛期が終了してスワッパーが絶滅したように、ハイレバロンガーは次の危機で淘汰されることになるでしょう。

⇒次の金融危機は何という名前になるか?

ロンガーが息をしてない