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みんなのクレジット事件の真相⑧ 調整お見舞い金に秘められた謎


みんなのクレジット高金利の金融商品
払うわけなかった! (ノ_<)

前の話⇒みんなのクレジット事件の真相⑦ 30億円踏み倒しても破産しない悪魔の手口

2018年2月に債権が正体不明の業者に譲渡され、顧客に30億円の損失が発生。
当然エセ賢者の出資金も97%が貸し倒れ。

全てが終わったかに見えたが、なんと彼等はそれでも終わりにしてくれなかった。

債権が消失した翌月、テイクオーバーホールディングス(元ブルーウォールジャパン)は「調整お見舞金」を発表。

「みんクレ社の行政処分による営業停止から債権譲渡に至る経過の中で生じた投資家の皆様の投資損失額に相当する部分の金額について、『調整お見舞金』として支給させていただきます」

皆様へ送金するための入力フォームを3月26日(月)に開設いたします(氏名、住所、会員番号、損失金額、等)。

フォーム開設後、必要情報をご入力頂き、弊社からの連絡をお待ち頂ければ、個別にご連絡をさせていただき、順次支払を開始させていただきます。

なお、若干名の、弊社に対し訴訟・紛争を提起されている方については、SPCからの支払対象外とさせていただきますので、支給を希望される場合は、訴訟取り下げ後に入力頂きますようお願い申し上げます(期限:2018/04/10まで)。


と、とんでもないことを言い出した。

返済するだけのお金があるのなら、みんクレを通じて返済するのが筋。
分割返済が断られたというのは、直接被害者に返金する理由にならない。

全ての投資家が一括で損失になったのだから、返す対象は投資家全員。
なのになぜ申し込んだ人だけに返金するのか?

金融商品取引業者が顧客に与えた損失を補填することは、金融商品取引法39条で禁止されている。
支払ったら法律違反で裁かれるのではないか?

だいたいスポンサーって誰?
なぜお見舞い金を出してくれるわけ?

ツッコミどころが多すぎる。
わけがわからない。

わけがわからないよ

この発表を受け手、被害者は大きく二つに分かれた。

一方は、詐欺師の手に乗ってはいけないと無視する者達。
もう片方は、ダメもとでお見舞い金に申し込んでみる者達。

もちろん、私は前者だ。
もうとっくに返済を止めて訴訟になっても支払わない相手が、今更お見舞い金など出すものか。

お見舞い金を受け取る条件には、訴訟に関与しないことが含まれていた。
期限も本当に支払われるかもわからないものを待つより、正規の手順で裁判して取り戻すように呼び掛けることにした。

しかし、申し込んだ者の気持ちもわからないわけではない。
既に債権がなくなった以上、そのまま待っていても投資金が返ってくる可能性はない。
裁判をしても賠償が支払われる見込みがなければ、一縷の望みをかけたくなる気持ちもわかる。

契約内容があまりにも一方的だったので、仮に訴訟に関わった人が申し込んだとしても逆に訴えられることはないだろう。
一応お見舞い金に申し込みつつ、enjinやアセットカフェに参加した人も少なくなかったと思う。

願いを聞く

それから1年以上経ったが、結局支払いが行われたかは定かではない。
TOHも誰にどれだけ支払ったか公表していない。

被害者の会でお見舞い金を受け取ったという人は一人もいない
百人以上いて誰も受け取っていないのなら、おそらく誰も受け取っていないのだろう。

カナメ先生のところに「みんなのクレジット事件の調整お見舞金を受け取った」という方から情報提供があったそうだが、それも画像の一部だけで極めて疑わしい。
サクラに振り込んで支払った実績を作った可能性もある。

誰もいないというのは悪魔の証明にしかならないが、どちらにせよ多くの被害者が救われていない事実に変わりはないだろう。

なぜお見舞い金などという発表をしたのか?
その理由としては、以下のようなことが考えられる。

①訴訟人数を減らす、参加を遅らせる

「訴訟・紛争を提起されている方は対象外」とあるので、既に訴訟中の人は取り下げないと申し込むことができない。
こんなものに法的拘束力があるかは疑問だが、申し込んだ人が訴訟に動きにくくなるのも間違いない。
スカイキャピタルやTOHを訴える人は確実に減るだろう。

②被害者を分断する

被害者達の結束は意外と警戒されているらしく、5ch掲示板はたびたび荒らされ、被害者の会にも妨害が続いている。
お見舞い金によって会員は申し込む派と申し込まない派の二つに分かれ、口外禁止の制約によって分断される。
入金を待つ人々からすれば訴訟組は邪魔者になり、被害者同士が争うかもしれない。

争いは同じレベルの者同士でしか発生しない

③支払いの意思を見せる

後にAbemaTVでみんなのクレジット事件が報道されたが、取材に対して担当弁護士は「お見舞金と称して粛々と返している」と回答している。
その前にみんクレは「お見舞い金は自社とは関係ない」と言っているので発言が支離滅裂だが、返していると言い張れば第三者は信じるかもしれない。

後にTOHが裁判が提訴されるのが明白なら、
「支払うおうと努力しましたがダメでした。騙すつもりはありませんでした」
と言って詐欺罪を逃れようとするかもしれない。
本当に支払う意思がなかったか証明する方法などないのだから、この宣言自体が支払おうとした証拠になるだろう。

④騙されやすい人を見分ける

調整お見舞い金を受け取るには、「氏名、住所、会員番号、損失金額等」などの個人情報を入力する必要がある。
みんクレは一応金融庁の認可業者で顧客のプライバシーを保護する責任はあるが、TOHがそれを守るかは不明。
被害者をリスト化して、今後の商売や他の事業に利用する可能性がないとは言い切れない。

こっそりみんクレの会員リストを使えばいい気もするが、その中にはみんクレを信じて投資した人もいればギャンブルとして勝ち逃げを狙ったような人もいる。

聞くところによると、会員の中にはとんでもない人もいるらしい。

行政処分を食らったその日に被害者の会を設立したり、
すぐさま提訴して損害賠償を請求したり、
金融庁や消費者センターなどの公的機関に突撃したり、
各種マスコミにリークしてテレビで取り上げてもらったり、
事件のあらましを詳細に記述してブログで拡散したり、

そんなことをしている奴がいるようだ。
いや、もちろん誰のこととは言わないが。
あくまで噂なので、どこまで本当かは不明。

そういう危ない人を避けて、二度も白石伸生氏を信じてくれる人だけを知ることができたら、彼も大層喜んだのかもしれない。
お見舞い金に申し込んだことで何か不利益を被ったという話は聞かないが、今も彼等が新規事業を立ち上げ続けている以上、これから先はどうなるかわからない。

今回の件に関わった連中が厳正な裁きを受けて、全ての会員が二度と被害に遭わないことを願う。

受信料不払いは絞首刑

思った以上に長くなってきたけれど、まだ続いてしまうようだ

みんなのクレジット事件の真相⑦ 30億円踏み倒しても倒産しない悪魔の手口

みんなのクレジット運用成績
返ってこなかった・・・(;д;)

前の話⇒みんなのクレジット事件の真相⑥ 償還が停止した本当の理由は23人の行動ではない

2017年7月から償還・配当が止まったが、遅延自体は致命的な問題というわけでもない。
むしろ本当の地獄はここからだ。

どんな銀行も融資を100%返済してもらうことはできない。
お金を貸すというのは一種の賭けであり、債務者の事業が上手く行かなければ焦げ付くこともある。

そんな時に金融業者の真価が試される。
大事なのは不良になった債権から、どれだけの資金を回収できるかだ。
実際SBI等の大手でも数度の遅延は発生しているが、担保などによって貸付金の大部分を回収している。

みんクレも期失になったことで、当然貸付先に対して調停や貸付金返還請求訴訟を行った。
(2017年12月)

・ブルーウォールジャパン(テイクオーバーホールディングス)
・ブルーアート
・らくらくプラス


融資元がお金を返さない融資先に返済を迫るのは当然のこと。
しかし、これらの企業は元々みんクレのグループ会社だ。

創業者は白石伸生氏で、経営者はや役員は、監査役はその身内。
会社の所在地も同じビルの中。
らくらくプラスに至っては、みんクレ二代目社長の阿藤豊氏が取締役を兼任。

当然自分で自分を訴えるような裁判がまともに進むわけもなく、結局何の成果もないまま闇に消えた。
判決まで行ったのかは不明だが、「回収の努力だけはした」というパフォーマンスだったのだろうか?

支払わないと裁判は詐欺

裁判で回収できなかったらどうなるのか?
エセ賢者はそれが分かっていた。
分かっていたから、焦っていた。

彼等の狙いは債権の売却だ。

参考⇒みんなのクレジットのバルクセールを阻止せよ!

過去の悪徳商法・詐欺事件の会社はほぼ倒産しているが、みんクレは2019年9月現在もスカイキャピタルと名前を変えて存続している。
30億円もの貸し倒れを出した企業がなぜ倒産しないのかというと、損失分は全て顧客の負担になったからだ。

BWJ含む三社が返済しなかったからといって、31億円分の債務が消滅するわけではない。
みんクレに債権が残っていれば、何度でも支払いを要求することができるし、最悪貸付先を倒産させて資産を分配することも考えられる。

債権とは、わかりやすく言えば「お金を返してもらう権利」だ。
これは財産と同様に売却や譲渡が可能であり、他人に渡れば請求する権利がなくなってしまう。

だから、彼等は巨額の債権を第三者に売却し、誰にもわからないように処理する道を選んだ。
被害者の会はそれを知って、債権の譲渡を止めるようにみんクレに勧告した。
さらに日本中のサービサー(債権回収業者)を当たったが、結局売却を止めることはできなかった。

2018年2月に、31億円の債権がたった1億円でサービサーへ譲渡された。
投資金の3%が返金されただけで終わった。
つまり、投資金の97%が一方的に奪われた。

複数の案件のうち、運用が上手くいかなかった分が返還されないならまだわかる。
しかし、みんクレは外部の1件を除いてすべてが同じ扱いで一律損失。
しかも返済額はたったの3%で、同様な結果になったラッキーバンクの32%に比べても圧倒的に低い。

いつもは温厚な猫賢者も、この時ばかりは怒り狂っていた。

ふざけてんじゃねぇ猫

具体的に何という名前の債権回収業者が31億円の債権を購入したかはわからない。
白石伸生の関係者かもしれないが、匿名なのでもちろんわからない。

手に入れた債権を使ってBWJに返済を要求したかもわからない。
もっというなら、「本当に債権の譲渡が行われたのか?」すらわからないのだ。

31億円はみんクレ会員の出資によって生じた債権であるが、その取扱いについて会員は一切関知することができない。
損失は全て会員が被り、SL業者と融資先は合法的に債務を解消して生き残ることができる。
これで詐欺や横領として扱われないのだから、法律というのは本当に当てにならない。

みんクレのこれを真似したのか、元々そういう仕掛けだったのかわからないが、ラッキーバンクなどでも同じ手口が使われている。
現在遅延中のSL業者も、最終的にサービサーに債権を譲渡して終了する可能性がある。
集金さえできれば顧客はどうなってもいいと考える業者がいる限り、このような事件は何度でも繰り返されるだろう。

債務の売却は許せないが、予想していたことなので驚きはない。
お金が返ってこないのがはっきりしただけ良しとしよう。

損失が確定したことで、これまで傍観していた会員も重い腰を動かすことになった。
さらに人数の増えた被害者の会はenjinで集団訴訟プラットフォームを作り、訴訟に向けて足を進めた。

だが、そんな私達の行動を妨害すべく、彼等はとんでもない手を打ってきた。

何だこりゃ?
私も色々な詐欺事件を調べてきたが、こんな真似をする連中は見たことがなかった。

本気かと驚く疑問猫

みんクレの行動がだんだん面白くなってきたところで次回に続く。

次の話⇒みんなのクレジット事件の真相⑧ 調整お見舞い金に秘められた謎

SBIソーシャルレンディングのポイント>

・1万円から投資可能
・年利換算で3.2 %~10 %の分配金を毎月受けられる
・価格変動(値動き)がないので管理の手間がかからない
・総合金融グループのSBIグループによる事業運営


SBIソーシャルレンディング

みんなのクレジット事件の真相⑥ 償還が停止した本当の理由は23人の行動ではない

お金を返して
お金返して!(´;ω;`)

前の話⇒みんなのクレジット事件の真相⑤ 3分で作った被害者の会

2017年3月26日に関東財務局の行政処分後、白石伸生氏は代表を辞任。
阿藤豊氏が後任となり、親会社であり貸付先でもあるブルーウォールジャパン(BWJ)との関係を解消した。

新体制で再スタートを期待したが、1ヶ月の営業停止を過ぎてもみんクレは営業を再開しなかった。
一応償還と利払いは続けられたが支払いが遅くなり、6月には期日通りに入金しなかった。

それどころか7月にはとうとう償還が停止
さらに8月3日には東京都産業労働局より二回目の行政処分を受けることになった。

⇒東京都 業務改善の内容

概要
・30日間の業務停止
・貸付け金額に対して過大な担保の徴求を行ったことによる禁止行為違反
・利息制限超過の契約違反


要するに担保と利息を過剰に要求していたらしい。

半年足らずで二度も処分を受けた業者が他にあったろうか?
営業を再開してもいないのに、なぜまた業務を停止する必要があるのか?
さっぱりわからない。

BWJの担保は未公開株や絵画などが多く、返済もまともに行われていなかったはず。
グループ会社に甘くする一方で、外の企業に対しては厳しい条件を提示したのだろうか?

お見合い相手に求める条件

ちなみにソーシャルレンディングには二つ以上のファンドをセットで販売する規制があるため、単一の企業に100%融資することはできない。
そう聞くと融資先が分かれているので安全に感じるが、割合は自由に決められるため均等な分散が行われるとは限らない。

仮に100万円の融資案件の内約が、

・案件1 身内企業 99万円
・案件2 他の企業 1万円

だったとしたら、やはり身内に融資しているのと変わらない。

実際に全融資額の97%以上はグループ会社だったらしい。
まともな会社が確かな担保で高利の支払いをしたとしても、投資家が十分な返金を受けられるわけではない。

7月以降の償還が停止した原因についてみんなのクレジットは、
「23人の投資家が貸付先に対して回収行動に入ったため支払いが難しくなった」
という趣旨の発表をしたが、それはあり得ない

なぜなら、BWJによる返済は7月に突然止まったのではなく、もっと早く止まっていたからだ。

被害者の会は以前みんクレに資産と返済計画について質問し、以下のような回答をもらっている。

弊社は、5月24日に当時の親会社であった甲社と資本関係を解消し、現在は、新会社及び新経営陣の下で旧経営陣による運営及び行政処分にかかる是正を行っております。

3月24日の行政処分を拝受するまでの甲グループの未償還金約31億円の内、約50%に相当する約16億円は、不動産仕入れ及び建築関連費用に使用され、また、美術品では、原画や版画の仕入れに使用されました。
しかしながら、残りの約50%については、甲グループの運転資金(人件費、家賃、その他経費)および事業運営資金として使用され、「資産」という形では存在しておりません。

また、弊社と甲が「貸手と借手」といった「金銭の債権者と債務者」となる利益相反にあたる関係に対して、同一の代表者で運営していたことがこうした資金運用を招き、更に、新規のファンドで過去のファンドの償還を実行する間違った資金運用の是正は容易ではなく、現在に至っております。

尚、前述いたしました不動産、家屋や絵画については、順次売却を実行し、その資金を利用して本年4月28日以降のファンドの償還資金や配当金を拠出して参りました。


4月~6月は入金があったので無事償還・配当が行われていると思われがちだが、実はそれはBWJの支払いではない。
原資は担保(不動産・家屋・絵画)の売却だとみんクレ(スカイキャピタル)自身が答えている。
さらに、その後に期失になったとしてBWJを返済を求めている。
借り手からの返済がなければ、担保が尽きて償還が止まるのは当たり前だ。

お金を永久に借りる

BWJは、
「不当な手続きにより業務を妨害されたことに対して、民事・刑事両面にて徹底的に法的な追及をさせて頂く」
と宣言していたが、そのような訴訟は行われていない。

仮に口座を差し押さえられても銀行口座は使えるし、入金も振込も可能なので、払う意思があればできたはず。
彼等の言うように起訴されて「貸付先に対する信用不安」とやらが発生したとしても、この時点で影響があるわけもない。

7月に償還されるはずだった総額は、2億7876万円
6月すら遅延したみんクレに、それを支払うだけのお金が残っていたとは考えられない。

結局お金が返ってこなかったのは、「借りた側が返済しなかった」というだけの話にすぎない。
自分達が返さないのに23人に責任転嫁するとは、実にふざけた話ではないか。

悲しいのは多くの投資家がBWJの言い分を真に受けて、「投資家の暴走が償還を止めた」と思い込んだことだ。
元々払っていないものを止めることなんて、誰にもできないのだが。

分断工作と思しき戯言を鵜呑みにして、被害者同士で対立するほど愚かなことはない。
もっとも彼等はとっくに支払いが止まって担保の処分で繋いでいた事実を知らなかったので、仕方ない部分はあるのだが。

具体的に投資家とみんクレの間で何があったのかは今後の裁判に関わるため、後ほど改めて説明させて頂きたい。

⇒みんなのクレジット事件の真相⑦ 30億円踏み倒しても倒産しない悪魔の手口

みんなのクレジット事件の真相⑤ 3分で作った被害者の会

墓参り合掌した手で蚊を殺す
もう祈ってる場合じゃない・・・

前の話⇒みんなのクレジット事件の真相④ 絶望の行政処分ともう一つの賭け

行政処分が決まった直後に、大慌てで金融庁に電話。
「投資家保護を考慮した処分をしてほしい」と懇願したが、全く安心はできない。

役所は何かあったら処罰するだけで、被害者の救済は何もしてくれないのだから。
結局みんクレは業務停止1ヶ月というごく軽い処分になっただけで、詐欺や横領とも取れる行為をしたというのになんら刑事罰を受けることはなかった。

やはり頼れるのは法律の専門家である弁護士
昔とある事件でお世話になったS弁護士に、エセ賢者は事の次第を報告した。

こんなわかりやすい手口に引っかかったので内心は呆れていたのかもしれないが、先生はすんなり相談に乗ってくれた。
投資詐欺としては典型的なので、どういう流れになるかはすぐにわかった。

だが、それでもすんなり民事訴訟を提起して資金の返還を請求することはできない。
企業を相手どって裁判を起こすとしたら、莫大な費用と手間がかかる。

みんクレは何故か会員数を公表していないのでよくわからないが、総額45億円なら少なくとも1000人は超えているはず。
たった2千万の投資額しかない個人でどうにかなる話ではない。

そこで、私はこういった詐欺事件にはつきものの被害者の会を作ることにした。

国税庁は詐欺の税金を被害者に返金して

裁判をするにせよ交渉するにせよ、仲間がいるに越したことはない。
猫が一匹いても何にもならないが、仲間をたくさん集めれば良い知恵も浮かぶかもしれない。

被害者の会を作るのには何が必要か?

何も必要ない。

土地もいらない。
建物もいらない。
金もいらない。

敢えて言うなら、意思だけが必要。

作業もカップラーメンを作るより簡単だ。

ここにブログがあるのだから、
みんなのクレジット出資者を救済するために、被害者の会を設立しました」
と宣言するだけでいい。

法人も組織も所詮は幻想で、人の頭の中にしかない。
インターネット上であると言えば、そこには組織が存在することになる。
ちょこっとキーボードを打って記事を公開すれば、あっという間に被害者の会の出来上がりだ。

当時の記録⇒みんなのクレジット被害者の会 集団訴訟参加者募集

もちろん、それだけでは何の活動もできない。
だから意見交換の場も用意した。

ネット上では2ちゃんねる(5ch)をはじめとして多数の掲示板やチャットサービスが存在する。
馴染みの5chに似たタイプでかつ会員制の掲示板を一つ借りて、自由に書き込めるスレッドを作成。
あとはブログを見に来た投資家をそこに誘導すれば議論ができる。

料金はゼロ。
時間も1日足らずで全部で終わった。

組織を作るには何かと手間がかかりそうなイメージがあるが、法手続きが必要なものを除けばどうということもない。
放っておけばどんどん資金は逃げていくのだから、他人や行政機関が動いてくれるのを悠長に待っているわけにはいかない。

大事なのは他人任せにせず、自分から行動すること。
必要なのは一瞬の閃きと行動する意思

余計なことを閃く

ゴミのようなエセブログの閲覧者などろくにいないと思っていたが、クチコミで広まったのかどんどん会員は増えていった。
参加した被害者はあっという間に10人、20人と増え、じきに50人の大台に上った。
行政処分を受けて不安になった投資家は非常に多かったらしい。

そして集まった私達は情報交換し、今後の活動を話し合った。

金融庁などの公共機関に通報してはどうか。
マスコミに取り上げてもらえないか。

集団訴訟をするならどの弁護士事務所がいいのか。
金融ADRや少額訴訟などの制度は使えないか。


ただ、そういった活動も決して順風満帆に進んだわけではなかった。

一口に被害者といっても、それぞれの事情は様々。
金額が2000万円の人、500万円の人、10万円の人では、同じ被害者といっても全然取るべき行動が違う。

みんなのクレジット運用実績

裁判してでも取り戻そうとする人もいれば、投資金より訴訟コストの方が高くて参加できない人もいれば、とにかく社会的な罰を受けさせたいという人もいた。
(実はスパイのような人もいた)

結果的にいくつかの派閥に分かれ、会として一貫した活動ができなかったのは私の落ち度だ。
投資金額や希望に合わせて入会条件をあらかじめ絞っておくべきだったかもしれないが、それをすれば多くの被害者を見捨てることになるので、未だにどうするべきだったかはよくわからない。

まぁ、どちみちエセ賢者に完璧な運営は不可能だ。
方針の杜撰さはともかく、被害者が集まれば事態は勝手に動く。

投資金が大きくて何としても取り戻したい人は集団訴訟へ。
個人でやりたい人は地元の弁護士や有名事務所へ。
金額が少なくてコストが合わない人、裁判で回収は難しいと思う人、判断を保留する人はそのまま償還を待つ。

それぞれが自分の意思で道を選ぶことになった。

そしてそんなバラバラな活動が続くうちに、一つの転機が訪れた。
後に多大な活躍をするとある方に出会ったからだ。


彼が誰かは想像にお任せするとして、次回に続きます。

⇒みんなのクレジット事件の真相⑥ 償還が停止した本当の理由は23人の行動ではない

みんなのクレジット事件の真相④ 絶望の行政処分ともう一つの賭け

みんなのクレジット詐欺事件に行政処分
ついに運命の時が・・・(。´・(ェ)・)

前の話⇒みんなのクレジット事件の真相③ 白石伸生の経歴と訴訟履歴

みんなのクレジットの投資を始めてから約半年。
意外にも利払いと償還が滞ることはなくボーナスと利息は順調に積み上がっていったが、裏腹にエセ賢者の不安は増大していた。

その理由は三つ。

一つは、いつまで経ってもキャッシュバックが終わらないこと。

新規顧客獲得のために初期の取引条件を良くするのは、別段珍しいことではない。
他の業者も口座開設者に何らかのサービスをしているし、FX業者だってスワップやスプレッドを優遇している。
しかし、特別なキャンペーンを半年以上も続けるのは明らかに異常

事業を始めた時点ならそれなりの初期投資なり借り入れがあるだろうが、いつまでもバラマキをいつまでも続けたら枯渇するのは明らか。
キャッシュバックが終わり次第撤退を考えていただけに、どうしたらいいのかわからなくなってきた。
やはりポンジスキームのように、自転車操業で回しているだけなのか?

二つ目は、やたらと食べ物を送ってくるようになったこと。

最初は「融資先の企業からのお礼です」と言って、お米を送ってきた。
次は、紀州和歌山福寿小町の高級ミカン。
最後は、豪華四大蟹食べ比べセット。
投資金の少ない人は野菜だったらしい。

当時の様子⇒みんなのクレジット秘密BOXの中身に大激怒!

ローンファンドに出資しているのに、なぜ米やミカン、蟹が送られてくるのか?
まったくわからない。

かの有名な安愚楽牧場詐欺では、投資家に対して和牛、ビーフカレー、特産品などを配ったという。
それと同じ手口ならば、やはり結末は同じなのだろうか?
それともそんな手垢の付いた真似をするわけないので、かえって安全なのか?

わけがわからなくなった猫賢者は、とりあえず
「ネコはカニもミカンも食えないんだよ!」
とボケて気を紛らわすことにした。

ほぼ全財産を失う危機をこんなふざけた冗談でごまかしてる時点で、もう諦めていたのかもしれない。

猫の頭に蟹を載せる

最後の心配事は、「金融庁がみんなのクレジットの監査に乗り出した」という噂だ。

みんクレは金融庁の認可業者なのだから、定期的に監査を受けることは決まっている。
だが、営業開始して1年も経たずに調べられるのは異例。

何かタレコミがあったのか?
それとも単に時期が早まっただけなのか?

これまでの経緯から流石に楽観視できなくなった私は、普段使うことがなくて床に転がっている携帯電話を手に取った。

全力投資すると決めた時に残しておいた、最後の保険。
だが、まだ使うわけにはいかない。

そこには以前の投資被害でお世話になった、とある先生の名前が映っていた。

スマホを扱う猫

それから2017年の年末は、びっくりするほど平穏無事に過ぎた。

いつ止まるかと心配していた高配当は継続。
みんクレはキャンペーンでクリスマススペシャルボーナスを称し、性懲りもなくカネを配っていた。
半年以上毎回毎回スペシャルと言っていたのでは、もう有難味も何もない。

金融庁の査察の話から2ヶ月近くが経ったが、何の動きもない。
ということは私の懸念は杞憂で、監査は無事終了したのだろうか?

既に持てる限りの弾を撃ち尽くした私はもうすることもなく、当初の予定通り2年が過ぎるのを待つことにした。
みんクレがいずれ倒産することになろうと、損益分岐点に到達した後なら問題ない。
あとは少しでも長く続いてくれることを祈るばかりだった。

しかし、そんな私の淡い期待はすぐに打ち砕かれた。
証券取引等監視委員会が検査結果を発表し、関東財務局に対して、行政処分を行うよう勧告したからだ。

平成29年3月24日
⇒株式会社みんなのクレジットに対する検査結果に基づく勧告について

2.事実関係

株式会社みんなのクレジット(以下「当社」という。)は、当社ウェブサイトを通じて、匿名組合(以下「ファンド」という。)の出資持分の取得勧誘を行い、その出資金により貸付事業を行っている。
なお、平成28年11月末現在、償還期限が到来していないファンドは、56本、出資金約17億6000万円である。
今回検査において、当社の業務運営の状況を検証したところ、以下の問題が認められた。

(1)金融商品取引契約の締結又は勧誘において重要な事項につき誤解を生ぜしめるべき表示をする行為

ア 貸付先について誤解を生ぜしめるべき表示をする行為

イ 担保について誤解を生ぜしめるべき表示をする行為

(2)当社の業務運営について投資者保護上問題が認められる状況

ア ファンドの償還資金に他のファンド出資金が充当されている状況

イ 当社のキャンペーンにファンド出資金が充当されている状況

ウ 白石代表がファンド出資金を自身の借入れ返済等に使用している状況

エ 甲グループの増資にファンド出資金が充当されている状況

オ ファンドからの借入れを返済することが困難な財務の状況


きゅうべえ振込め詐欺

勧告を受けた関東財務局は、3月30日に一ヶ月の業務停止命令と業務改善命令を下した。

貸付先は虚偽で、ほとんどがグループの関連会社。
担保は未公開株式で、融資先が倒産すれば紙屑。
ファンドの償還金、キャッシュバックは投資家の金を回していただけ。
白石代表の借金返済、グループの増資にも流用。
財務状況からして返済は困難。

それは見事な役満だった。
麻雀やってたら確実に勝てるぐらい。

予想は遥かに超えていた。
銀行から融資を受けられないぐらい危ない会社に出資しているのだろうと思っていたが、そんなレベルの話ではなかった。

だが、動揺しても仕方ない。
何かあるのはわかりきっていたことだし。

私のギャンブルは、ここからが本番。
一度目の賭けは負けたとしても、もう一つの賭けがある。

勝利条件① 損益分岐点までみんクレが続く

勝利条件② 契約不履行となった際に、民事訴訟によって資金を回収する

敗北条件  上記のいずれも満たせなかった場合

正直、いつかはこうなると心のどこかで思っていた。
だから私はアドレス帳を開いて、もしもの時のために温存していた奥の手を出すことにした。

S弁護士は元気だろうか?
この事件のことを伝えたら、「また余計な仕事を増やしやがって!」と叱られるだろうか?


だんだん不穏な空気になってきましたが、まだまだ続きます。

⇒みんなのクレジット事件の真相⑤ 3分で作った被害者の会

みんなのクレジット事件の真相③ 白石伸生の経歴と訴訟履歴

万引きは撲殺刑
窃盗は万死に値する!

前の話⇒みんなのクレジット事件の真相② 危険を承知で投資した理由

<白石伸生氏の経歴>

・1994年:株式会社シーマ(→NEW ART)を設立。その後売却し、代表を辞任

・1999年:プリモ・ジャパン株式会社を設立。その後売却し、代表を辞任

・2004年:株式会社スロー・グループ(→アイペット損害保険)を設立。その後売却し、代表を辞任

・2006年:株式会社スピードパートナーズ(→八丁堀投資)設立。社名変更と同時に代表を辞任
債権者から破産を申し立てられ破産

・2009年:株式会社らいずほーむ設立(富士ハウス株式会社より事業譲渡)。
債権者から破産を申し立てられ破産

・2010年:株式会社ビューティパートナーズ設立

・2012年:株式会社ブルーウォールジャパン(→テイクオーバーホールディングス)を設立

・2012年:スピードパートナーズが全日本プロレスを買収し、全日本プロレスリングシステムズを設立。
facebookで問題発言を繰り返して反感を呼び、全日本の分裂騒動に発展。
その後全株式を売却してオーナーを辞任

・2015年:株式会社みんなのクレジット(→スカイキャピタル)を設立。行政処分後に代表を辞任

白石伸夫みんなのクレジット

ちなみに、みんクレ以降に仮想通貨事業も手掛けています。

・AIイノベーションジャパン(旧:みんなの取引所)→HP消失
・スピードマイニングサービス→配当ストップ、コイン価格は上場から99%ダウン


参考⇒みんなのクレジットとスピードマイニングサービス・AIイノベーションジャパンには関係があるのか?
   ⇒みんなのクレジットとみんなの取引所(AIイノベーション)が真っ白すぎた件

非常にたくさんの会社を作っていますね。
これだけ見れば、相当に優秀な起業家のようにも思えます。

しかし、経営者としてはどうなのでしょうか?

設立した会社の大半は数年で代表を辞任。
社名は全く違うものに変更され、売却または倒産しています。
起業することは得意でも、長く続けるのは不得意なのかもしれませんね。

もっと言うと、

・スピードパートナーズ
・らいずほーむ
・全日本プロレス


など多数の企業で民事訴訟や破産申し立てが行われています。
(計画倒産という噂もありますが、真偽は不明)
みんクレについては言わずもがな。
個々の裁判の結果については明らかではありませんが、債権者が取り戻せたお金は殆どないと言われています。

「みんなのクレジット」→「スカイキャピタル」のように何の脈絡もない社名に変更するのは、SEO対策でしょうか?
社名を変更すれば、旧名で検索してもヒットしなくなります。
改名と引っ越しで民衆の目を欺いて、裏で事を進める作戦なのでしょう。

正体を隠すお面

このような経歴を見れば、
「なんでエセ賢者は詐欺師に騙されたの?バカなの?死ぬの?」
と思うでしょうが、実際馬鹿だったと思います。

確かに投資途中で多少の情報は得ていましたが、正直確証バイアスにかかっていたのは否めません。

<確証バイアスとは>
仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集めて、反証する情報を無視または集めようとしない傾向
のこと。

キャッシュバックの利回りに心を奪われた猫賢者は投資が目的化しており、情報を客観的に判断する能力が低下していました。

例えば5chで「白石はいくつも会社を倒産させてきた」みたいな書き込みを見かけても、「掲示板の書き込みは信用ならないな」とスルーしていました。
そしてクラウドポートなどのインタビューで「120%以上の担保を確保」といった都合の良い情報を見かけると、そちらには熱心に耳を傾けていました。

もしもエセ賢者が公正な視点で情報を整理していたら、みんクレへの投資は避けられたでしょう。
確証バイアス(都合の悪い情報をシャットダウンする傾向)は、FXなどあらゆる投資において無謀な取引を招く原因になります。
囚われた自分が本当に情けない。

申し訳ない謝る猫

次回はいよいよ金融庁の行政処分と裁判の始まりについてお話します。

⇒みんなのクレジット事件の真相④ 絶望の行政処分ともう一つの賭け

みんなのクレジット事件の真相② 危険を承知で投資した理由

寝ているだけで毎朝起きたらお金が増えている
そんなに上手くいかないよ! (ノ_<)

前の話⇒みんなのクレジット事件の真相① 詐欺被害と経緯のまとめ

今思えばバカげたことをしでかしたと思いますが、エセ賢者はみんクレに2000万円を全力投入しました。
とはいえ、ニート賢者がみんなのクレジットを心から信頼していたというわけではありません。

はっきり言ってしまえば、単なるギャンブルです。
資金の大半を失ってもエセ賢者が他の会員ほど動揺しなかったのも、「結局は博打にすぎない」と割り切っていたからかもしれません。

みんクレの高利回りや担保設定は確かに魅力的でした。
欲深い猫がそれに乗せられた部分は否定できない。

・平均利回り7~8%、最大利回り14.5%
・全案件に120%以上の担保を設定
・代表者連帯保証あり
・元本割れ0件
・複数の案件に分散投資可能


みんなのクレジット不動産担保の確保

けれど、エセ賢者がそれを100%鵜呑みにしていたというわけでもありません。

今は貸し倒れがなくても、今後はどうなるかわからない。
利回り10%以上なら、相当資金繰りが苦しい企業に融資しているかもしれない。

それくらいのことは当然考えていました。

こんな利回りじゃ多分何年も続かないだろうけど、どうにかして儲ける方法はないだろうか?

そこで閃いたのは、
「キャッシュバックを受け取りつつ分散投資すれば、利払いが停止しても利益が出るのではないか?」
という姑息な作戦です。

投資していない人は信じらないかもしれませんが、当時のみんクレは投資額に対するキャッシュバックを盛んに行っていました。
それも、

・スーパーボーナス
・スペシャルコンビボーナス
・再投資ボーナス
・ラストワンレンダー賞
・ハロウィンボーナス
・お年玉ボーナス
・新規口座開設

など、何に投資しても運用前にボーナスが付与されるような有様でした。

みんなのクレジットキャッシュバックボーナス

ボーナスの比率は一定ではなく、案件や投資金によってまちまちでした。
そこでエセ賢者はひたすら電卓を叩き、投資額に対する最高のボーナス比率を計算しました。

ボーナスは数日後には振り込まれるので、即座に再投資可能。
(まだ融資してないのになぜ?)
全てのキャッシュバックを受け取って再投資した際の利回りは、配当抜きで10%を軽く超えていました。

これは年利ではなく、総資金に対する比率です。
最高14%という利回りではなく、確実に手に入るキャッシュバックの方にナマケモノ賢者はすっかり心を奪われていました。

>当時の記録 ⇒利息抜きで43万円の利益が出た!(みんなのクレジット)

ただしいくらキャッシュバックがもらえても、ハズレの案件を引いたら意味がない。
なので心掛けたのは、分散投資を徹底すること。

ボーナスは時期もしくは案件で分かれていたので、条件に合わせて小口の出資を繰り返せば分散投資になりました。
資金を小口に分けることで、最終的に約40案件に平均50万円ずつ、総額2000万円になりました。

仮にヤバげな融資先が含まれていて、そのうち1割が破産して回収不能になったとしても、キャッシュバックと利息があればカバーできる可能性は高い。
私の見通しではみんクレが2年間存続すれば、その後倒産したところで元本の回収はできるという計算になっていました。
「元本割れ0件を信じた」のではなく、「ある程度のデフォルトを見越した上でそれ以上の利益が残ること」に賭けたわけです。

しかし、それの見通しもまた甘かったと言わざるを得ません。
あなたもご存じのように、みんクレの投資先は「資金繰りが苦しいハイリスクな企業」ではなかったからです。

みんなのクレジット不動産投資案件

サイト上では「不動産ローンファンド」や「中小企業支援ローンファンド」と表示されていましたが、融資の95%以上は債務超過に陥っていた親会社のブルーウォールジャパン(現テイクオーバーホールディングス)とそのグループ。

それをあたかも複数の投資先があるように見せて、顧客に「貸倒れリスクが分散できている」という誤解を与えていました。
一般企業への融資は完全にゼロではなかったけれど、ごくわずかでした。

顧客側がいかに案件を分散しようとしても、融資先が同一企業では何の分散にもなりません。
結果論ではありますが、本当に疑うべきは高利回りやキャッシュバックではなく「分散投資可能」という文面でした。

匿名の危険性を認識せず、
「賃貸業なら危なくても一般企業への貸付に違いない。分散投資でリスクを抑えられるはず」
と思い込んだ時点で、欲ボケ賢者は完全に敗北していたのかもしれません。

そんなわけで、1年も経たずに金融庁の処分が決定。
「分散投資しながらみんクレが2年持つのに賭ける」作戦は失敗して、猫賢者は無事死亡しました。

猫の死体発見

次回は白石伸生氏の経歴と正体、投資する前に知っておくべきだったことについてお話します。

⇒みんなのクレジット事件の真相③ 白石伸生の経歴と訴訟履歴

みんなのクレジット事件の真相① 詐欺被害と経緯のまとめ

詐欺を見破る方法
そんな都合の良い話はなかった 。゚(゚´Д`゚)゚。

たいへん長らくお待たせしました。
みんなのクレジット2000万円出資して見事玉砕したエセ賢者が、みんクレ事件の裏事情について語ります。

かなり長い話になり、裁判の絡みもあってどこまで続けられるかわかりませんが、真実を知りたいあなたのためにできる限り正直に伝えていこうと考えています。
以前みんクレに関わった方、他のソーシャルレンディングでトラブルに遭った方が近くにいましたら、ぜひご紹介ください。

とはいえ、いきなり個々の話をしても理解できない人が多いと思います。
事実を正しく認識して頂くために、初回は事件のあらましと経緯について説明します。

概要

会社名:株式会社みんなのクレジット→スカイキャピタル
貸金業者登録:東京都知事 第31585号
第二種金融商品取扱業者登録:関東財務局長(金商)第2905号
代表取締役:白石伸生→阿藤豊
累計応募額:45億円以上
被害額:約30億円

みんなのクレジットは、投資家の資金を企業に融資して利回りを分配する貸金業者。
高利回りやキャッシュバック、保証制度をアピールすることで45億円を越える資金を集めた。

しかし、2017年4月に関東財務局や金融庁から行政処分を受け、借金返済やグループに資金を流ししていたこと、担保の不備などの問題が発覚。
償還はストップして、約31億円の債権が返済されることなく債権回収会社へ譲渡された。
一方的に資金を奪われた投資家達は、みんクレに対して集団訴訟を実施した。

みんなのクレジット詐欺勧誘広告

歴史

2015年05月 みんなのクレジット設立
2016年04月 みんクレがサービス開始
2017年03月 証券取引等監視委員会より勧告、関東財務局より行政処分→業務停止
2017年03月 エセ賢者がみんなのクレジット被害者の会』を設立
2017年04月 代表取締役変更 白石伸生→阿藤豊
2017年05月 株式譲渡によりみんクレBWJとの関係解消
2017年07月 償還が完全に停止(以後、償還は一切行われていない)
2017年08月 投資家が直接回収行動に入ったと発表
2017年08月 東京都産業労働局より業務停止処分・業務改善命令
2017年11月 BWJが社名変更→テイクオーバーホールディングス(TOH)
2017年12月 みんクレがTOH、ブルーアート、らくらくプラスを提訴(自作自演?)
2018年02月 31億円の債権がサービサーへ譲渡(投資家には3%の返金で終了)
2018年03月 TOHより「調整お見舞金」の発表(支払われた形跡はない)
2018年03月 TOHが「みんなのクレジット被害者の会代表(?)」と名乗る2名へ警告
2018年03月 みんなのクレジットが「スカイキャピタル」に社名変更
2018年06月 アセットカフェが被害者の会を設立
2018年09月 AbemaTVにてみんクレ事件が報道
2018年11月 アセットカフェがみんクレの刑事告訴を発表
2018年12月 集団プラットフォーム円陣(enjin)がみんクレに対して集団訴訟

猫賢者の記録を時系列でまとめたので、多少日時のズレや出来事の抜けはあるかもしれません。
現在は円陣を含む複数の弁護士事務所が、みんクレに対して集団訴訟を行っています。

5ch掲示板などでは、

「お見舞い金で損失が補填された人がいる」

「既に資金を回収した人がいる」


といった噂も流れていますが、おそらく悪質なデマ

エセ賢者も全ての投資家を確認できたわけではありませんが、返金された投資家はいないと思われます。
(もちろんエセ賢者も一銭も回収できていない)
白石氏は逮捕されることもなく、投資家の30億円は未だに奪われたままです。

次回から、ニート賢者がなぜこのような危ない案件に手を出したのか、なぜこのような結果になったのか、順番に語っていきたいと思います。

白石伸夫みんなのクレジット

次の話⇒みんなのクレジット事件の真相② 危険を承知で投資した理由

⇒みんなのクレジットが本当に詐欺なのか真面目に検証してみる
⇒みんなのクレジットからクラウドクレジットに移行して大成功!

取引枚数やレバレッジを減らすことは資金管理ではないと何度言えばわかるのか?

韓国従軍慰安婦像は中国の墓に埋葬
そこに置くのは違わないか!? ((((;´・ω・`)))

「証拠金に対してポジションを取りすぎないことが資金管理」

「レバレッジを低めにするのが資金管理」


こう思い込んでいるトレーダーをよく見かけますが、それは全然違います。

取引枚数を減らすのは資金管理ではありません!
低レバは資金管理になりません!


既に何度か同じ話をしたと思いますが、どうせ誰も覚えていないでしょう。
FXにおいて一番大事なことなので、何度でも理解できるまで説明します。

例えば、
「ドル円は口座残高20万円につき1万通貨が目安」
みたいに口座資金でロット数を決めようとする人がいますが、無茶もいいところ。

ポジションサイズは資金管理の必須事項ではありますが、金額が決まれば自動的に最適なサイズが決まるものではありません。
そもそも取引内容を考える前にポジションを決める時点で、トレードの基本がわかっていないのだと思います。

なぜそれが資金管理にならないかというと、損失は取引枚数だけでは決まらないからです。

証拠金に対してポジションが小さい低レバレッジでも、ロスカットが間に合わない急落が来たり、トレンドに逆らった塩漬けをしたら簡単に死にます。
実際エセ賢者はレバ5倍ぐらいで口座を吹き飛ばした上に、追証まで食らったことがあります。

金融庁は最大レバレッジを引き下げることでリスクが低減できると思い込んでいますが、実際はレバレッジ25倍以下でも不足金や破産者は発生しています。

追証未収金発生件数

まず最初に、資金管理の目的を振り返ってみましょう。
資金管理をするのは何のためですか?

単純に言うと、「損失額を限定するため」です。

「元手が100万円の状態からから10万円を稼ぐ」
これはそれほど難しくありません。

しかし、これは至難の業。
「損切りで資金が10万円まで減ってから10万円取り戻す」

同じ金額を取ろうとしても、元手次第で難易度は変わります。
FXでは大きく負けてから取り戻すのが非常に大変なのです。

一方で、一回の損失を小さくすれば、負けてもその後の影響は小さくなります。
例えば100万円が99万円になっただけなら、稼ぐ能力はほとんど変わりません。
投資家は数度の負けで再起不能にならないように、損失を徹底的にコントロールしなければなりません。

ロスカットビットコイン狼狽売り損切り

損失の金額は、次の数式で計算できます。

損失=枚数×ロスカット幅

おや、ポジションサイズ(枚数)が出てきますね。

これを見たあなたは、
「損失が枚数に比例するなら、枚数を減らすのが資金管理で合ってない?」
と考えるかもしれません。

しかし、それは大間違いです。
なぜなら、本当に使うべき式は逆だからです。

枚数=損失÷ロスカット幅

数学が得意な人は気付いていると思いますが、上記の式は同じものです。
単に枚数に対する解を求めてみただけです。

なぜ入れ替えたかというと、「ポジションサイズは許容される損失とロスカット幅から計算で導くもの」だからです。
ドルコスト平均法、トラリピ、マーチンゲールのように資金分散を目的とする手法は例外ですが、テクニカル分析を基準にした普通のトレードであれば、取引枚数を決めてからスタートすることは基本的にありません。

仮にあなたが上昇に転換したと思しきチャートを見て、トレンドフォローで買おうと考えたとしましょう。
その際の損切りポイントはレートが予想に反して下落し、前回のサポートを割ったところでしょうか。
(もちろん手法によって違います)

その場合のロスカット幅は、エントリー時のレートとサポートラインのレートの差です。
チャートに定規を当ててみれば数値がわかりますね。
おそらく綺麗な数字にはなっていないでしょう。

トレンド相場チャート

つなぎ売りやオプションのヘッジなどを使う手法であれば、その計算次第でロスカット幅が決まるでしょう。
統計的に損失より利益が大きくなるように設定すれば、自然と最適な損失幅が導出されるはずです。

ロスカットの幅は、あなたが使う手法と相場状況によって毎回変わります。
50pipsとか100pipsとか、いつも同じ数字で損切りするわけではありません。

何も考えずに取引ロット数を2万通貨に固定して、ドル円を取引したとしましょう。
その場合の損失額は、

・ロスカットが100pispの時→2万円の損失

・ロスカットが200pipsの時→4万円の損失

・ロスカットが1000pipsの時→20万円の損失


となり、全く損失をコントロールできません。
枚数やレバレッジで資金管理を行うのは不可能なのです。

資金管理をするためには、まず最初に許容する損失額を決めなければいけません。
いくらがいいとははっきり言えませんが、仮にあなたがロスカットになっても「まぁ、このくらいならいいか」と思って、メンタルが崩れない額がいいでしょう。

地球が抱えている問題に比べれば損失は軽微

例えば、

口座資金:100万円
許容する損失割合:1%


としましょうか。
その場合の許容する損失額は、100×1%=1万円になります。

一回負けても99万円残る。
不運にも5枚連続で負けても95万円残る。
感覚的なのが気になりますが、とりあえずこんなものでしょうか。

1回の取引の損失が1万円。
チャートから読み取ったロスカット幅が仮に40pipsだとしたら、適切な取引枚数はいくらになりますか?

先ほどの計算式から、

枚数=損失÷ロスカット幅=10000÷(40×100)=2.5万枚

となります。

許容する損失とロスカットの幅を決めれば、適切な取引枚数は自動的に計算されます。
ロスカット幅を変更すれば、それに従って枚数も変わります。

これまでにポジションサイズの計算を行ったことがなければ、まずエクセルを開いてください。
マイクロソフトにお金を払うのが嫌なら、キングソフトスプレッドシートでも構いません。

そこに今回の数式を入れて、ポジションサイズの計算表を作りましょう。

参考までに、世界一トレードが下手と言われる猫賢者からパクってきた表を載せておきます。
クロス円なので1pips→100円/枚で計算していますが、外貨の場合は当時の為替レートで換算する必要があります。

FXにおける最適取引ロットの計算表

チャートは一刻一刻と変化しているので、悠長に電卓を叩いているとチャンスを逃してしまいます。
あらかじめ必要な数字を入れておいて、すぐに答えを出せるようにしておくといいでしょう。

繰り返しになりますが、ポジションサイズや実効レバレッジを抑えることは資金管理ではありません
ポジションサイズは、損失とロスカットの幅を決めれば自動的に決まります。

証拠金から枚数を決める人はトレードを理解していない素人か、さもなくば何らかの理由でロスカット幅を決めたくない人(ロスカットしたくない人)でしょう。

いくら低レバにしたところで、あなたがこれから被るであろう損失は限定できません。
まず手法からロスカット幅と許容損失を定め、リスクを抑える所から始めましょう。

パソコン画面を見てトレードする猫

⇒大衆心理を利用して利益を上げる!維新流トレード術

⇒マネーゲーマーという生き方

相場と出題者は絶対に正しい

クイズが難しくて答えられない
なんて難しい問題だ! (T_T)

FXはいわばクイズのようなもの。
もちろん資金管理ができているのが前提ですが、エントリーを極限まで単純化すればロングかショートかの○×クイズと変わりません。

普通のクイズは辞書を引くなりググるなりすれば正解がわかりますが、トレードは未来の話なのでその方法では答えが出ません。
だから私達はテクニカル分析やファンダメンタルズ分析を駆使し、概ね正解が導けそうな時だけエントリーします。

やるやらないはあなたの自由ですが、一つだけ覚えておいてほしいルールがあります。
それは正解は素直に認めなければならないということ。

クイズ番組で不正解になってからそれが覆ることはありませんが、間違えた人は案外それを認められないものです。
エセ賢者なんか自分が間違えるといつも、「別の解釈もできる」と言い訳を言っています。

クイズの設問に不備があることは稀にありますが、それでも正解は必ず決まっています。
定められた答えとあなたの回答が一致した時に、あなたは賞金を受け取ることができます。
仮にあなたが深読みしてより優れた回答を用意したとしても、それは不正解として扱われます。

FXもクイズと同じ。
あなたがFXの教科書を百冊買い、オシレーターやインジケーターを使って入念に未来を予測したとしても、実際のチャートが一致するとは限りません。
後に示された現実のレートとあなたの予想が一致した時に利益が出ます。

自分で勝手に答えを作ることはできません。
どんなに懇願しても、みのもんたは正解を替えてはくれません。
常にこちらが合わせるしかないわけです。

クイズ問題ファイナルアンサー選択

ドル円がゴールデンクロスしたから、ロングでエントリー。
暴落後に底打ちのサインが出たから、跳ねたところでエントリー。

あなたはそれが正しいと思っても、それが正解かはわかりません。
チャートはみのもんたのように思わせぶりな顔を見せるけれど、それが答えを教えてくれるわけではありません。
正解はファイナルアンサーの後にしか表れないのだから。

しかしながら、時間が来れば必ず正解が示されるのも確か。
あなたが賭けても、あるいは見送ったとしても関係なく、全ての投資家に対して平等にレートは表示されます。

マーケットの出す数字に曖昧さはない。
これが相場の冷酷さであり、公正さでもあります。

ブレイクアウトと思ってダマシに遭ったら、あなたは
「なんで思った通りに動かないんだ!?」
と怒りたくなるかもしれません。

トレードに負けてパソコンを破壊

けれど、その気持ちはぐっとこらえてください。
予想が外れた時に取る態度が、トレーダーとしての将来を決めるからです。

ブレイクアウトしなかったのなら、しないのが正解。
マーケットはあなたにそれを教えてくれているだけ。
別にあなたに損をさせようとしているわけではありません。

テストの採点をする先生は、「俺は減点がしたいんだ!」とは考えていませんよね?
はっきり×を付けることで、生徒が次に満点を取れるように正答を教えてくれています。
赤点だからといって、採点してくれた教師を恨むのは筋違いですよね。

マーケットは、ただシンプルに答えを示すだけ。
たとえそれが期待に反していたとしても、私達はその正しさを認めなきゃいけない。

予想に反してロスカットになったからといって、相場に怒りをぶつけるのは止めてください。
失敗した自分を責めたり、酒を飲んで忘れようとするのも止めてください。

損失も追証も酒を飲んで忘れる

あなたは確かに今回の答えがわからなかった。
しかし、正解は示されたのだから、これから学習すれば済むこと。
負けてからが、本当の勝負の始まりです。

もちろん、示されるのは正解の数字だけで、その算出過程も動いた原因もわかりません。
トレードの問題は一度きりで、全く同じ設問が出ることもありません。

けれど、トレーダーはここから学んで、次はもう少しマシな答えが出せるようにならないといけません。
過去問をこれでもかと復習して、自分の手法を進化させていかなければなりません。

エントリーが早すぎたとなら、もう少し待って押し目を拾う方がいいかもしれない。
サインが不十分だと思うなら、もっとエントリー条件を厳しくした方がいいかもしれない。

何が正しいはやってみないとわからないけれど、あなたが検証すればチャートは必ず成否を判定してくれます。
どんなFX名人も不確かな回答しかできない中で、相場だけは正しい答えを知っています。

トレーダーが成功するのに必要なのは自分の正当性を主張することではなく、相場の公正さを信じてそれに合わせる一種の信心深いさなのかもしれません。

難しいクイズ

⇒大衆心理を利用して利益を上げる!維新流トレード術

⇒マネーゲーマーという生き方