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自由の対義語は『他由』

コンビニのおでんをつついて業務妨害で逮捕
やってみたかったんだよ・・・( ノД`)

仏教によると自由という言葉の由来は、「自に由る」(おのずからによる)、だそうです。
(他人ではなく)自分を理由にするという意味ですね。
福沢諭吉先生は英語のfreedomを翻訳する際に、ここから自由という言葉を引用したと言われています。

理由は自分。
原因は自分。

自らの意思や本性に従っている状態が自由。
動機は心の中から自然と湧き出すものです。

私がやりたいからやる。
私が食べたいから食べる。
私が眠りたいから寝る。
私が好きだからアタックしてみる。

日本語では主語が省略されがちですが、必ずそこには己の意思や欲望があります。
貴方が「やりたい」と思っていることが自由なのです。

魚を欲しがる猫

自由の対義語を辞書で調べてみると、

・束縛
・窮屈
・統制
・制約
・責任


となっていますが、バラバラすぎますよね。
自分と他人という二元論で考えるなら、本当の対義語は他由だと思います。

『他由』とは、自分以外の誰かを理由にして行動すること。
他人からの強制・拘束・支配などを受けている状態は、自由ではありません。

現代は自由資本主義の時代です。
人類の歴史上、最も庶民の自由が保障された時代と言ってもいい。

しかし、人々が本当に自由に振る舞えているとは必ずしも言えません。

やりたいと思っても、やらせてもらえないことはあります。
経済上の理由でできないこともあります。

自分で選んでいるつもりで、実は誰かに操られていることもあります。
お金に洗脳されて、報酬がなければ動くことができない人もいます。

動物達はお金でしか働かない仕事

例えば、将来が心配で二千万円貯まるまで節約している若者は自由でしょうか?

自ら進んで貯蓄しているのだから、一見自由なようにも見えます。
けれど、彼の動機は不安
社会保障制度の不備や将来の不確定要素といった、自分以外の要因に我慢を強いられています。

ニュースで流れる不正や犯罪に怒っている人はどうでしょうか?
親に怒られないために勉強する子供はどうでしょうか?
上司に認めてもらうために働くサラリーマンはどうでしょうか?

どれもやっぱり自分以外の何かに動かされています。
どこかの誰かが作った道徳や価値観に従って、決められたレールを歩いています。
誰もが自由と思いながら、その陰で他由に縛られているのではないでしょうか?

本当に自由に生きたいと願うなら、一つ一つの行動に対して理由を明らかにして、他由を減らしていかなければなりません。
宜しければ自分の日々の習慣を振り返って、それぞれの動機が自発的なものか考えてみてください。

誰かのせいにしたいが自分の顔しか浮かばない自己責任

ちなみに他人の都合以上に、私達が自由に生きることを何よりも妨害しているものがあります。
それは「みんなが平等である」という考え。
いわゆる民主主義です。

今回の話の肝になりますが、長くなるので後編に続きます。


れいわ新選組の公約の重大な欠点

山本太郎消費税廃止減税

2019年参議院選挙で、エセ賢者は一応れいわ新選組を応援しています。
理由は消費税廃止を公約に掲げているから。
NHK放送のスクランブル化を掲げる「NHKから国民を守る党」も気になりますが、受信料より消費税が優先です。

消費税は産業の血液である取引にブレーキをかけ、20年間日本をデフレ不況にしてきた元凶。
低所得者の負担が最も大きく、還付金を受け取る輸出企業と免税のある外国人だけが潤う最低最悪の税制。

韓国も消費税10%ですが、生活必需品(未加工の食品など)には課税していません。
10月に増税が行われれば日本は世界一の重税国家になり、経済は一層衰退するに間違いない。

この国を救うためには消費税を廃止し、見せかけでない景気回復を実現させなければなりません。
マレーシアにできたことが日本にできないはずはない。

しかし、今回の選挙でれいわ新選組が勝って公約が実現するかというと、正直厳しいと思います。
というか、客観的に見てまず無理でしょう。



<れいわ新選組の公約>
※朝日新聞より引用

○消費税は廃止

○安い家賃の公的住宅を拡充

○奨学金チャラ

○全国一律最低賃金1500円

○公務員を増やす

○1次産業への戸別所得補償

○防災庁を創設

○公共投資は防災対策、水道、鉄道などに積極的に支出

○1人あたり月3万円のデフレ脱却給付金を給付

○新規国債の発行、大胆な財政出動、法人税に累進制導入

○日米地位協定の改定、辺野古基地建設は中止

○TPP協定、カジノ法、秘密保護法、派遣法、安保法など「トンデモ法」の一括見直し・廃止

○原発即時禁止、東電原発事故被災者への支援継続・拡充


この要約を見てまず思ったのは、見事に反安倍の政策を並べたものだ、ということ。
このまま自民党政権が続けば起こるであろう、

・消費税10%に増税
・奨学金破産続出
・ワーキングプア
・公務員削減
・TPPで農家壊滅
・水道民営化など公共料金値上げ
・法人税減税
・米軍基地移設問題
・カジノ建設
・原発再稼働

といった諸問題に対して、全てノーを突き付けています。

嘘つかないTPP反対山本太郎

要するに、ターゲットは現在の安倍政権に不満を持つ人全て。
マーケティング的には、体制側と反対の主張をして反自民の受け皿になるという戦略は極めて正しい。

しかし、

・それぞれの判断は正しいか
・将来に対する明確なビジョンはあるか
・本当に実現可能か
・大衆に向けて十分にアピールできているか


という点で考えると、完璧な作戦ではないと思います。
むしろツッコミどころが多すぎる。

まずアベノミクスは確かに非正規を増やして貧富の差を拡大し、増税によって個人消費を大幅に減らしてしまった。
けれど、超低金利によって膨大な日本国債を買い支え、資金調達に悩むゾンビ企業を延命させた実績もあります。
大半の人には害であっても、利を得た人も決して少なくない。

猫賢者は自民信者ではありませんが、全ての政策を否定することはできません。
特に原発やTPP、憲法改正は一長一短なので、何もかも反対すればいいとは思いません。

戦争変態反対

そもそもこれらの政策は、全体としてかみ合っているのでしょうか?
消費税や秘密保護法の廃止は自由主義向けですが、公務員の増員や最低賃金の増加は共産主義的です。

小さな政府を目指すのか、大きな政府を目指すのか、これではよくわかりません。
国民に自由を保障するのか、国家が介入してコントロールするのかは、はっきりさせてほしいところです。

次にこれは全ての政党に言えることですが、抜本的な改革をしようとするなら明確なビジョンが必要です。
トランプ大統領がそうしているように、リーダーは個々の政策より先に「どんな国にしたいのか」を示さなければなりません。

米国のような自由主義の国にするのか?
北欧のように高負担高福祉の国にするのか?
成長産業に投資して経済でリードするのか?
GDPなどの指標を目標にするのか?
他国と対立しても自国の優位性を示すのか?

アメリカ合衆国トランプ大統領

単にれいわの公約を並べても、日本の理想像は見えてきません。
これは自民・立憲・公明などほとんどの政党に言えることですが、日本の政治家は目標を示すのがあまりにも苦手。
多分それがはっきりしている政党は、昔から共産主義の実現を掲げている日本共産党ぐらいでしょう。

公約の内容については、「民衆から支持を得るために最も効果的なものを選んだ」ということで良いとしても、問題はまだ残ります。

それは公約の実現性。
そして何より、周知力の不足です。

ニート賢者は、れいわの公約がどう受け止められているか調べるために年配の方に尋ねてみました。
しかし、返答は

「れいわ新選組?知らないねぇ」

疑問を持った猫

高齢者の大半は、ネット環境を持っていない。
スマホがあってもたいして見ていない。
情報源はほぼテレビだけ。

れいわ新選組はマスコミに嫌われているので、ほとんどテレビに映っていません
党首討論にも呼ばれていないので、高齢者には認知されていません。
山本太郎の名前を出しても、「小沢さんの党の人だっけ?」ぐらいの認識です。

人間の好感度は接触回数に比例するので、最もニュースに出る自民党が圧倒的有利。
一方でマスメディアに嫌われたれいわは認識されていないため、比較対象にすらなりません。
主権者の最大派閥に覚えてもらえない以上、いくらSNSやYoutubeで拡散しても勝てる見込みは低いでしょう。

かつて民主党が政権を取った際は、マスコミや大企業が味方についていました。
テレビ番組が盛んに取り上げなければ、あの政権交代もなかったでしょう。
れいわはネットや路上でアピールする前に、まずマスメディアを一つでも味方に付ける努力をするべきだったと思います。

重度障害者2人を「特定枠」として出馬させたのも、一種のギャンブルですね。
確かに体の不自由な方々の支持は受けるでしょうが、彼等は社会において大きな割合を占めるわけではありません。
3枠以上得られなければ党首自身が失職してしまう行為は、ハイリスクハイリターンの博打です。

危ないかもね交通

ここまで公約に対してこれでもかと批判してきましたが、エセ賢者はれいわ新選組を応援します。
なぜなら、消費税がある限り日本経済は縮小し続けるからです。

人類の最大の長所は分業によって作業を効率化し、交換によって価値を創造できる点にあります。
なんら付加価値を生まずに一方的に利益だけを奪っていく制度は、それらを根本から破壊してしまいます。

日本のためを思うなら、消費税だけは絶対に廃止しなければならない。
れいわが選挙で勝てなくても、少しても票数を増やしてその意思を表明しなければなりません。

おそらく日本の政党は大きな求心力のあるビジョンを持っていないし、今回の選挙で野党が大勝することもないでしょう。
(まずありえないが)れいわの候補者10名が全て当選したとしても、ただちに政権が取れるわけでもない。

しかし、投票によって私達の譲れない意思を示すことはできます。
一人でも国民の声を聞いてくれる人を送り込んで、未来の足掛かりにすることはできます。

大切な貴方の一票を、どうか有効に使ってください。



⇒選挙には投票しない権利もある

人間は4.9%しか知らない

地球火星金星に知的生命体は存在するか馬鹿
知的生命体は存在しなかった!? (;д;)

私達は身の回りのことを全部知っていると思っています。
周囲の空間が窒素や酸素で満たされていて、家具が木や鉄で出来ていると知っています。
たとえわからない物でも、機械装置を使って分析すれば理解できると考えています。

しかし、最新の研究によると、それは大きな間違いだと判明しています。
どんなに多くの人が調べても、どんなに高度な測定器を用いても、把握できるのはたったの5%未満だと言われています。
残りの95%は、人類にとって「なんだかよくわからないもの」だったりします。

約5%の理解できている部分が、周期表に載っているの原子やそれで構成されている分子。
それ以外のよくわからない部分は、ダークマターダークエネルギーと呼ばれています。

とある中二病ライトノベルに出てきそうな名前ですが、れっきとした科学用語です。
ダークは「闇の力」ということではなく、単に「正体不明」という意味。

闇の権力者集団の陰謀

・原子や分子・・・4.9%
・暗黒物質(ダークマター)・・・26.8%
・暗黒エネルギー(ダークエネルギー)・・・68.3%


これは宇宙学者のマイケル・ターナーが1998年に提唱した言葉と言われています。
欧州宇宙機関はとプランクの観測結果により、全宇宙の質量がこの割合で構成されていることを突き止めました。
詳しく知りたい方は、ビッグバンの時に放出された光の名残とされる「宇宙背景放射」の理論を参照ください。

ダークマター・ダークエネルギー宇宙を構成する膨大なエネルギーのうち、人間の知覚できる物質を除いた全ての存在を示しています。
決してダークマターやダークエネルギーという特定の物質やエネルギーが存在するわけではありません。
もしかしたら何百種類も何千種類もあるかもしれませんが、今のところ不明です。

要するにわからない。

江戸時代の鎖国していた日本人は海の向こうにも国があることを知りながらも、それがどんな場所かは知りませんでした。
一見日本だけで全部回っているように見えても、実は海外からの輸入品、地球上を巡ってきた風や海流によって世界が成り立っていました。
ダークエネルギーも見えない形で貢献して、私達の生活を支えているのかもしれません。

わからないけど。

ダークマターやダークエネルギーは通常の物質や光には反応しないらしく、どのような手段を用いても知覚することはできません。
ニュートリノを検出できる超高精度なスーパーカミオカンデを使っても無理。
地球にどれだけ分布しているかもわからないので、私達は酸素と窒素で呼吸をしながらその20倍の謎物質を吸い込んでいるのかもしれません。

もちろんこれは仮説なので、暗黒物質が存在する確証はありません。
なにせ見ることも触ることもできないのだから。

けれど、どのような形にせよ私達の知らないものがこの宇宙を構成していることは間違いない。
もしかしたら全く別の私達の想像もつかない多次元的な存在があり、人類は1%も理解できていないのかもしれない。
神様や幽霊、UFOなどもそこに含まれているのかもしれない。

もちろんわからないけどね!

わけがわからないよ

面倒だからダークなんちゃらみたいなオカルトじみたものを全て無視したとしても、やはり世の中はわからないことの方が遥かに多い。
毎日事件が起こるけれど、どれも予想外のことだらけです。

明日円高になるのか円安になるのかもわからない。
ニューヨークダウなぜ最高値を更新したのかもわからない。

東海大震災がいつ来るのかもわからない。
隣の国の首脳が何を考えているのかもわからない。
このブログを本当に猫が書いているのかもわからない。

はっきりしているのは、人間の認識できる領域は極めて狭いということ。
どんな知識人でも、わからないことの方がずっと多いということです。

テレビに出演する著名な評論家はさも全てを理解したような振りをして解説しますが、本当はわずかな情報を誇張してそれが原因であるように見せかけているだけです。
彼等は無能の烙印を押されることを恐れてもっともらしい理論を作りますが、不確定なものはきちんと「わからない」と答える方が科学者の態度としては正しい。

何でもは知らない

大学の教授も、かのアインシュタインですらわからないことだらけ。
そう考えると、私達は殆ど何も知らないも同然です。

貴方はたくさん勉強すれば正しい選択ができると考えているかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
有能な政治家・専門家が集まって議論すれば最適な国家運営ができると考えているかもしれませんが、だいたい無理です。
聖杯と呼ばれるぐらいすごいトレード手法を手に入れれば絶対に勝てると考えているかもしれませんが、それは幻想です。

よく調べてよく考えれば正解を得る確率は上がりますが、どうやっても100%にはなりません。
ラプラスの悪魔のように全ての情報を得ることは、人間には不可能だからです。

絶対なんて絶対ないし、ありえないことはありえない。
予想は裏切られるものであり、未来は誰にも保証できない。

何でもググれる情報化社会では何かとわかったつもりになりがちですが、常にこの科学的な事実を頭の片隅に置いて探求を続けていきましょう。

井の中の蛙大海を知らず

今回の話は以下の本を参考にしました。
宇宙の謎について知りたい人はぜひご一読ください。
謎のアメリカンジョークが鼻につくけど、それ以外は素晴らしい本です。

僕たちは、宇宙のことぜんぜんわからない この世で一番おもしろい宇宙入門

知性の成長 人はなぜ勉強するのか?

違いがわからない猫科動物
区別が付かない・・・

人間の成長には大きく分けて、肉体の成長知性の成長があります。

肉体の成長はわかりやすい。
ざっくり言うと、細胞分裂です。

一つの受精卵が二つの細胞に分裂し、二つが四つに分裂し、四つが八つに分裂する。
そうしてどんどん細胞が増えていって、特定の細胞が集まって臓器や血管、骨や皮膚などを形成。
その結果、身長や体重が増えていきます。

では、知性の成長とは何でしょうか?

一応言っておくと、精神の成熟のことではありません。
一般に言われる「大人になる」は社会に適合する人格を形成することであり、それは必ずしも進歩や拡大を示すことではない。

知性の成長も、ある意味では肉体の成長と同じ。
「分裂によって自己を増殖させる行為」です。
分裂するのは細胞ではなく知識ですが。

産まれたばかりの赤子は、まず母親(あるいは医師や看護師)を見て人というものを学びます。
それは「人間」という一つの知識です。

幸せな親子愛

赤子はまず人間という生き物を理解しますが、それにどんな違いがあるかはわかりません。
母親も父親も、兄弟や姉妹も関係なく、人間というたった一つの認識しか存在しない。

しかし、何人もの人間を見比べるうちに、一つのことに気付きます。
「どうやら二つの人類があるようだ」と。

ママとパパはどちらも親だけど、体つきが違う。

一方にはヒゲが生えているが、一方には生えていない。
一方は背が低くて柔らかいが、一方は背が高くてゴツゴツしている。
一方は声が高くて綺麗だが、一方は声が低くてたくましい。

「そうか、人間には男と女の二種類がいるのか」

母親と父親で対応が違う子供

こうして、赤子の世界は一つから二つに分裂します。
元々一つだった世界が、二つに増えていく。

さらに成長すると、今度は女性・男性の中にもいくつかのタイプが存在することに気付きます。

子供、大人・・・
優しい人、怖い人・・・
白い肌の人、黒い肌の人・・・
LGBTとかいうわけのわからない人達・・・

一つの知識が二つに分裂し、二つが四つに分裂し、四つが八つに分裂する。
そうしてどんどん増えていき、分裂した知識が集まって大きなカテゴリーを形成する。
まるで肉体が細胞分裂で増殖し、様々な器官を形成するように。

これを知性の成長と呼びます。

どのように分類するかは、その基準次第。

二元論で分けることもあれば、多元論で分けることもあります。
年齢に注目して分けることもあれば、見た目や性格、出身地で分けることもあります。
どのような形にせよ私達は物事を区別し、それぞれに対する適切な対応を学びます。

関西人の見分け方奈良県民

もちろん、対象は人間だけではありません。

ペットには、猫と犬。
後からウサギやフェレット、ツチノコも加わるかもしれない。

食事には、お米とパン。
芋とパスタ、ついでに猫賢者用のチャオチュールも入れておこう。

ベッドと布団。
甘い物と辛い物。
先生と生徒。
毒と薬。
光と闇。
正義と悪。
日本と韓国。

様々な事物を分類することで、私達はどんどん賢くなっていきます。

地球に境界が描かれているわけではないけれど、人間は国境を作って分けています。
生物は元は一つですが、動物・植物、脊椎・無脊椎などの基準によってどんどん分けられています。
同じようにありとあらゆる事象は認識によって細分化され、たった一つの塊から無限に枝分かれしていきます。

生物分類

一つの世界を分割するのは、それぞれの場合において最適な判断をするためです。

男性にハイヒールを勧めても、女性にネクタイを勧めても、買ってもらえる可能性は低い。
犬にキャットフード、猫にドッグフードを与えたら、食べてもらえないかもしれない。

あらゆる区分は、何らかの目的や利便性によって作られています。
貴方がこれから学ぶのであれば、単なるわかりやすさよりその目的に沿った分類を学習するべきです。

野草は、それを分類する能力がなければただの雑草にすぎない。
しかし、薬草や毒草を区別することができれば、食料や漢方薬として使用することができます。

岩石は、それを分類する能力がなければただの石ころにすぎない。
しかし、宝石や鉱石を区別することができれば、宝飾品や原料として利用することができます。

株やFXのチャートも、一般人からすればミミズが這った跡にしか見えない。
しかし、そこにレンジやトレンド、買われすぎ・売られすぎなどの動態を見抜くスキルを身に付ければ、トレードのチャンスに変えることができます。
人と同じものを見て違うことを考えられるなら、それが成長している証拠です。

日経平均株価暴落チャート

歳を取ればテロメアが短くなって細胞の分裂回数は減り、肉体の成長は止まってしまいます。
けれど、学習することを止めない限り知性の成長は止まりません。
分割する方法には限りがないからです。

この宇宙はたった一つしかないけれど、人の認識次第で無限に分けることができます。
貴方が目的意識を持って学ぶことができれば、何歳になっても知性は成長し、新しい世界を見ることができるのです。

本を読むと現実が見える

稼ぐ力育成講座⑫ 転売ヤーを否定しない

エヴァの好きな所を言って転売
ファンでも答えにくいな・・・(T_T)

前回の講義 ⇒稼ぐ力育成講座⑪ 需要や価値の正体

ヨドバシカメラがエヴァンゲリオンのフィギュアに対して 「転売防止のため日本人にしか売らない」という措置を取ったのが話題になっています。

商売の成立は双方の合意に基づくため、店側が取引する相手を選ぶのは合法です。
しかし、公正な投資家の視点で考えると、中国人の転売屋が買えなかったことを喜ぶのは正しくないと思います。

どうも最近は転売(せどり)は悪という風潮が出来上がっていますが、そんなことはありません。
確かに一部の転売屋(特にダフ屋)はろくでもないことをしていますが、本来転売は社会に利する行為です。
そして、せどりは全ての商売の原則に通じています。

例えば貴方がザ・ビートルズの大ファンで、その限定アルバムが本場イギリスで販売されるとしましょう。
欲しくて欲しくてたまらない貴方は自身がイギリスに行くか、現地に行く予定のある知人に頼むはず。
それもできなければ、ヤフオクやメルカリに出品されるのを見て、少々高値でも購入するでしょう。

目的は、CDを手に入れること。
それが果たされるのであれば、誰から買うかは大きな問題ではない。
わざわざ手間をかけて購入する機会を与えてくれた相手に対して、何を恨むことがあるのでしょうか?

日本人から見ればエヴァは日本のコンテンツですが、海外にもファンは沢山存在します。
人口比を考慮すれば、中国の方が遥かにファンの数は多い。
日本には様々な人気コンテンツが存在しますが、最近は日本人より外国人の方が注目していることも珍しくない。

エヴァのサイズ

日本であれ海外であれ、販売された商品がファンの欲求を満たすのには違いない。
より大きな欲求も持つ者(より大きな報酬を支払う者)が必要な物を手に入れるのは、資本主義の摂理です。

もちろん販売数が限られていれば、海外に流出した分だけ日本人に回ってくる量は減ってしまう。
しかし、それは全ての人に行き渡る数がない以上仕方のないこと。

本当に解決したいのであれば限定販売を止めて、需要に合わせた増産を行うべきではないでしょうか?
需要に対して供給が少ないことが問題の本質であり、転売が問題を生み出しているわけではありません。

特にニンテンドースイッチなどゲーム機の転売は露骨ですね。
品薄商法で客を煽れば、買い占めが起こるのは必然。
最初から需要を見越して十分な生産を行っていれば、転売や偽物の流通は避けられたと思います。

プレステ3でゲーム

もしも転売が悪というなら、ブックオフやハードオフといった企業も悪行をしていることになります。
宝石や絵画の古物商も、商社や小売業も同じですね。
彼等は一般から安く中古品を仕入れて、殆ど手を加えないまま市場に流通させているのですから。

彼等が社会に認められているのは、

・価値ある商品を発掘して市場に流通させる
・顧客の需要を満たす


という非常に重要な役割を果たしているからです。

世界には膨大な資源が存在しますが、それは常に市場に上がっているわけでもなければ、最適な分配をされているわけでもありません。
欲しいと思っても手が届かなかったり、気付かないことは多々あります。

隣町のブックオフに欲しい漫画が売られていたとしても、猫賢者に知る術はありません。
どこかの転売屋が買ってヤフオクやメルカリに上げてくれれば、私にもそれを購入するチャンスが生まれます。
そう考えれば、むしろ私達は彼等に感謝するべきではないでしょうか?

・リサイクルショップは不用品を回収して、欲しい人に売っている
・スーパーは生産者から食料品を購入して、欲しい人に売っている
・漁師は海洋の魚介類を回収して、欲しい人に売っている
・農家は野山や畑から農産物を回収して、欲しい人に売っている
・銀行や証券会社は市場から株式や外貨を買って、トレーダーに売っている


途中過程にかける労力はそれぞれ異なりますが、本質はほぼ同じ。
赤血球が体中の細胞に酸素を運搬するように、市場を回って必要な人にそれを届けるのが役割です。
大きな枠組みで見れば、「社会は転売によって成り立っている」とも言えます。

三匹の子豚の肉を販売

それらの商売に比べて個人のせどりが殊更に叩かれるのは、おそらく途中過程における労力が極めて小さく見えるからでしょう。

鉄鉱石を鉄板にして売るには、専用の溶融設備が必要。
鶏を焼鳥にして売るには、コンロと技術が必要。

何らかの加工を挟む業者が大きな利益を上げても、文句を言う人はいないと思います。
一方で転売屋(小売りもリサイクルショップもだが)は物品を変えずに利益を上乗せして売っているので、楽をして稼いでいるように見えるのかもしれません。

しかし、それは単に無知なだけです。

転売屋だって購入、梱包、販売に手間がかかっています。
目利きやセールスのスキルも必要です。
安値と認識して買って最適な値段で売るなんて、熟練のFXトレーダーでもなかなかできません。

そして何より、彼等はリスクを取っています。

転売するためには、まず自分がお金を払ってモノを買う必要があります。
その時点で、資金は大幅なマイナスです。

購入した物が常に原価以上で売れるとは限りません。
売るまでに市場価格が下がったら赤字です。
最悪全く売れずに塩漬け、あるいは全損する可能性すらあります。

高くなると思って買ったのに、どんどん値段が下がって売る機会を逃してしまう。
このリスクと恐怖は、投資家なら誰でも理解できるのではないでしょうか?

パイオニア株価暴落チャート

ここまで読んだ人の中には「エセ賢者がせどりを勧めている」と感じた方もいるかもしれませんが、そうではないので勘違いしないでください。

述べているのは、「どんな商売にせよ、儲かる仕組みは転売と同じ」ということです。
私達は転売をする必要があるのではなく、転売屋から稼ぐ方法を学ぶ必要があります。

既にチケットの転売は禁止され、他の流通過程を堰き止めて再出品するような転売も規制されていくことでしょう。
その一方で、まだ市場に乗っていない商品を供給する、あるいは国境を越えて流通させる商売はますます栄えていくと思います。

転売という言葉だけで否定する人は「加工することに価値がある」みたいな幻想を抱いているような気がします。

月給制のサラリーマンが陥りがちな思考ですが、時価や労力を費やしたことが価値になるわけではありません。
価値とは「どれだけ消費者を満足させたか」で決まります。

貴方の仕事の価値を決めるのはお客さんの笑顔であって、貴方が支払った労力じゃない。

何年もかけて完成させようが、遠くにあるものをただ運んできただけであろうが、その過程は全く関係ない。
「お客さんが欲しがっている物を提供する」ことだけが、貴方の収入を増やしてくれます。
「努力が報われるべき」みたいな独り善がりな固定観念は、すぐさまゴミ箱に捨ててください。

買い物する兎親子

稼ぐ力育成講座⑪ 需要や価値の正体

馬鹿に餌を与えないでください
餌くれよ! (ノ_<)

前回の話 ⇒稼ぐ力育成講座⑩ これを読めば誰でもベストセラーが作れます!

これまでさんざん価値需要という言葉を使ってきました。

・利益は価値の高低差によって生まれる
・価格は需要と供給で決まる


稼ぐためにはそこにフォーカスしなければなりませんが、そもそも需要や価値とは何なのでしょうか?
いったいどこから生まれてくるのでしょうか?



需要とは何か?
価値とは何か?

貴方はすぐに答えられますか?
改めて考えみると、よくわからなくなりますよね。

実は需要の正体は欠乏です。
不足感や不満とも言います。

・お腹が空いた
・喉が渇いた
・安眠できない
・付き合う異性がいない
・暑い、寒い
・危ない
・面白くない
・退屈だ

人は常に全ての欲望が満たされているわけではなくて、足りない部分なんとかしてを埋めようとしています。
それを行う意志が需要。

いわば需要とは理想と現実の落差なのです。
落差がエネルギーを生むのは、この宇宙の基本原則。

そして、「その落差を埋めることができる能力」を価値と呼びます。
価値の高い商品やサービスは、需要の穴を正確に埋めることができます。

欠乏は需要を生み、需要は価値を求めます。

何かが足りない。
お金を払っても欲しい。

そう考えるから売買が成立する。
欲望こそが、社会を動かす原動力なのです。

サッカーを始めたきっかけはハムスターが欲しかった

需要に注目するとは、人間の不足感を見るということ。
不足とは基本的にマイナスな状態なので、綺麗なことばかりではありません。
中には目を背けたくなるような愚痴、不平不満もあります。

「あれが足りない。これも足りない!」

「もっと早くできないのか!」

「なんですぐ壊れるんだ?」

「これじゃつまらないんだよ!」

「お前が悪い!」

「誰か助けて!」


企業のコールセンターには、毎日大量のクレームが届いています。
SNSやブログにも沢山の問題が拡散されています。

それを見て単に不快に思うかもしれませんが、見方を変えれば商売のチャンスにもなります。
貴方が大きく稼ぎたいと思うならこれらの不満をただの愚痴と捉えるのではなく、満たすべき需要が存在することを喜びましょう。

以前エセ賢者は「不満買取センター」というサイトを利用したことがあります。
プライバシー的には怪しい所もありますが、マーケティングとしては非常に有効な方法だと思います。

不満とは需要。
多くの人が嫌だと思うことは、必ず商売の種になります。
不満買取センターで集めた不満がどこに出荷されているのかは知りませんが、きっと皆の願いは新しい事業の創出に役立っていることでしょう。

全ての願いが叶いますように

実を言うと、典型的な日本人サラリーマンはこのマーケティングが非常に苦手です。
なぜなら、彼等は大きな欲望を持つことに慣れていないからです。

窮屈な会社に耐え、少ない小遣いでやりくりする男性は、何があれば自分の心を満たせるのかよく知りません。
出世と異性ぐらいしか興味ない彼等は、資本主義を動かす原動力にはならない。

逆に若い女性は何事にも不満を感じやすく、流行を敏感にキャッチすることができます。
社会において何が求められているのか、誰よりも先に理解できるわけです。

商売を始める上で、このアドバンテージは絶大です。
需要を知りたければ男性よりも女性の感性に目を向けたい。

靴と男女の違い

頭でっかちな経営者は「画期的な製品を作れば売れる」と考えていますが、それはナンセンスです。
優れたものだからといって、それが売れるとは限らないのだから。

例えば空気や水は私達にとって、何よりも大事なもの。
重要度で言えばウェディングドレスやプラチナよりずっと高い。

けれど、空気や水が高く売れるかと言えば、全然そんなことはない。
需要はあくまで欠乏なので、不足していないものを用意しても無意味です。

稼ぎたいなら、人々の不満に注目しましょう。

なぜ怒っているのか?
何が足りないのか?
どこを改善すれば喜んでもらえるのか?

嫌で嫌で仕方ない。
そんな誰もがあまり見たくないめんどくさい場所に、成功のヒントは隠れています。

子供達の願い

次の話 ⇒稼ぐ力育成講座⑫ 転売ヤーを否定しない

最初に戻る ⇒稼ぐ力育成講座① 稼ぎ方の本質は「わらしべ長者」に学べ

「何に投資すべきか?」という質問に対する明確な答え

知らない人から株銘柄のお勧めをもらってはいけない
ダメと言ったのに! ( ノД`)

「これから投資を始めたいので、何が良いのか教えてください」

非常によく聞く質問ですが、これほど回答に困るものもありません。

そりゃ、

・一番ボラティリティが高い金融商品
・市場で最も注目されている銘柄
・金利が高い通貨ペア


といった風に対象が具体的なら答えられます。
しかし、漠然と「オススメ」とか「良いもの」とか訊かれても答えようがありません。

なぜなら、私は貴方のことを何も知らないからです。

ドラえもんの恋人は誰だ

仮に自分が医者になったと考えてください。

「体調が悪いので、良くなる薬をください」
と電話で尋ねられたら、どう答えますか?

まさか、市販で一番売れてる薬剤を適当に伝えるわけがありませんよね?
そんなことしたらヤブ医者にもほどがある。

症状によって、必要なものは様々。
まずは問診票に自覚症状を記載してもらって、医師の診察を受ける。
その診断結果に従って、最適な方法を選択しなければなりません。

風邪なら風邪薬。
うつ病なら抗うつ薬
糖尿病ならインスリン。

投薬が必要な時もある。
手術をしなければならない場合もある。
家で安静にしていれば治ることもある。

何が最適かは状況によって全然違います。

正しい医療の教え

医療であれば当然のように理解して頂けると思いますが、投資の話になるとおかしな質問をする人が後を絶ちません。

「体調が悪いので、良くなる薬をください」
とは言わないのに、
「経済状況が良くないので、儲かる方法を教えてください」
とは平気で言うのです。

一口に投資家といっても、その目的やスタイルは多種多様です。
すぐに利益がほしい人もいれば、将来的にまとまったお金が必要な人もいます。
何千万という預金の運用方法を探している人もいれば、元手ゼロから始める人もいます。

「一発大きく当てて脱サラしたい」
という人に絶対安全な日本国債を勧めても意味がありません。
ハイレバFXや仮想通貨などで一攫千金を狙ってみるべきでしょう。

「老後のためにに2000万円貯めておきたい」
という人にボラの大きい投資を勧めても意味がありません。
リタイアの年月と利回りから逆算して、堅実な運用を考えるべきでしょう。

やり方を間違えると一時的には儲かったように見えても、後々全てを失ってしまうこともあります。

ハイジのおじいさん

最適な投資方法を知るためには最低限、

・資産額
・リスク許容度
・年齢
・目標金額(目標利回り)
・到達時期
・投資経験


ぐらいは考慮しないといけません。
ゴールが明確になれば、そこに至る手段を検討することができます。
目標や期間次第で為替差益を狙うこともあれば、スワップポイントや配当を狙うこともあります。

もちろん見ず知らずの人にプライバシーを晒すわけにもいきません。
だから貴方が自分自身を診察して、適切な処方箋を見つける必要があります。

ネット越しに顔も合わせずに儲かる方法を尋ねても、表面的・断片的な答えしか返ってきません。
何に投資したら良いのか判断するためには、「どれだけの金額を」「いつまでに」「何の目的で」稼ごうとしているのかを明確にしなくてはいけません。

そして、それを知っているのは貴方だけです。

反省とは自分を責めることではなく知ること


成功とはそもそも何なのか?

給料が高い仕事とやりがいのある仕事
そんな仕事あるの!?  ((´・ω・`;))

投資やビジネスの世界ではよく成功成功者といった言葉が使われますが、具体的にどのようなことを指すのでしょうか?
何がどれだけ達成できたら、その人は成功したと言っていいのでしょうか?

・マイクロソフトを創業したビル・ゲイツ
・イングランド銀行を潰した投資家ジョージ・ソロス
・ソフトバンクで様々な企業を買収した孫正義
・オリンピックの四種目で金メダルを獲得したカールルイス
・日本人初のノーベル賞受賞者の湯川秀樹


彼等は全員成功者と認識されているであろう人物ですが、内容はバラバラですよね。
起業家だったり、投資家だったり、アスリートだったり、研究者だったり。
大富豪もいれば、そうでない人もいる。

果たして、成功者の条件とは何なのでしょうか?

億万長者であること?
有名であること?
偉業を成し遂げること?
高い地位に就いていること?

猫社長

エセ賢者は全部違うと思います。
金銭も地位も名誉も、成功の必須条件ではない。

成功とは、「自分自身でいられる自由を持つこと」だと思います。
「金持ち父さん貧乏父さん」の著者ロバート・キヨヒサ氏、キャシー・コルベ氏の受け売りですけどね。

多くの成功していない人々は、自分がやりたいことをやる自由を持っていません。
いつも経済的な事情や社会のルール、人間関係のしがらみに束縛されています。

・欲しい物があるのに、お金がなくて買うことができない
・会社に時間を拘束されて、自由に活動することができない
・健康に問題があって、やりたいことができない
・将来の夢があるけど、親に反対されている
・結婚したいけど、資金も相手を探す時間もない
・服装や言葉遣いを強制されている


毎朝自分の好きな時間に起きられる人がどれだけいるでしょうか?
自分の好きな服を着て会社に行ける人がどれだけいるでしょうか?
自由に業務や付き合う相手を選べる人がどれだけいるでしょうか?

全然いませんよね?
何もかも望むままに行動できる人なんて、ほとんどいないんですよ。

仕事は基本的に「他人の嫌がることを代わりに行って対価を貰うこと」なので、その際は必ず自分を削って相手に奉仕することになります。
お金に困っているほど仕事を選べないため、ありのままの自分からは遠ざかることになります。

成功者に経済的に恵まれた人が多いのは、これが理由です。

十分な富があれば、他人に合わせる必要はなくなります。
逆に他人の時間や便利な道具を買って、自分の時間を自由に使うことができます。

金持ちになれば働かなくていい

もちろん、貧乏だと自由に生きられないわけではありません。
自分で農作物を育てて、川で洗濯をして、山で芝刈りをして、きびだんごでも作っていれば、自給自足の生活はできるでしょう。

しかし、それはかなり効率が悪い。
この資本主義社会において生活して仲間やパートナーを探す上では、相当に不利と言わざるを得ない。
だからアフリカの人々や三百年前の日本人はともかく、現代の日本人はまず経済的に自立することを目指さなければなりません。

お金は人が望むように生きるための重要なツールです。
けれどそれは手段であって、目的そのものではありません。

巨万の富を稼いでも、それと引き換えに膨大な時間を失ったり、ストレスで身体を壊してしまったら、貴方は「自分自身でいられる自由」を失うことになります。
「お金だけを稼ぐこと=成功」ではないのです。

やりたいことを選択するためにはどうしても一定の金銭が必要になりますが、そのために自分を犠牲にしてはいけません。


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それで売れるの!? ((´・ω・`;))

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結論から言うと、物やサービスの購入を決めるのは愉快と不快です。
買った方が不快なら買ってくれないし、買った方が愉快なら買ってくれます。

製品の性能やコストパフォーマンスが大事と思うかもしれませんが、実際は感情の方が遥かに重要。
人間は論理ではなく感情の生き物なので、楽な方や快感を感じられる方をだいたい選びます。

もしも損得勘定だけで選択するのであれば、募金をする人はいないでしょう。
(ものすごく計算高くて、募金額以上の利益を上げられる人はいるかもしれないが)

・募金を断った時→悪いことをした→不快 ( ノД`)
・募金をした時→良いことをした→愉快 (^∇^)

災害などで困った人を助けることで自分の気分が良くなるなら、財布の中身は減っても募金します。
募金詐欺の懸念があったり、助ける相手が好きでなければ、不快な気分になるので募金しません。

募金待ってるぜ

ビジネスにおいても同じこと。
その提案を受け入れた時、相手がどのような気分になるかで成否が決まります。

・受け入れた方が愉快→成功
・受け入れた方が不快→失敗

もちろん、受け入れた時の快感・受け入れなかった時の不快感が強いほど成功率は高まります。
この講義は最初から「高低差が原動力になる」と言い続けていますが、人の感情でも当然同じことが言えます。

人間は基本的に、

・お金を使うこと→不快
・相手の言いなりになること→不快
・めんどくさいこと→不快


と感じるようになっているので、単純にモノを売り込んでも成約しません。
なんらかの方法でそれらのバイアスを上回る情動を与えなければ、商売を成り立たせるのは難しい。

どちらかといえば、「した時のメリット」より、「しなかった時のデメリット」の方が成約を導きやすい。
人は快感より痛みを何倍も強く感じる生き物だからです。

例えば、納税や公共料金の支払いを断る人はめったにいません。

・お金を支払う→不快 (T_T)
・お金を支払わない→大変なことになる→もっと不快 ォ━━(#゚Д゚#)━━!!

どちらも不快ではあるのですが、財産を差し押さえられたり、電気ガスを止められる不快感の方がずっと強い。
だからみんな支払う方を選びます。

「源泉徴収や口座・クレジットカードの引き落としは自動的なので、不快感を感じにくい」
という長所もあります。
もしも自分で振り込むシステムであれば、支払いを拒否する人はもっと多かったでしょう。

口座の金がクレジットカード会社に引き落とされて怒る

このようにスムーズにお金を徴収するためには、

・いかに支払う時の不快感を減らすか(快感を増やすか)
・いかに支払わなかった時の不快感を増やすか(快感を減らすか)


が肝になります。

貴方が毎月支払っている金銭は、概ねこの原理に基づいて請求されているはずです。
あらゆるサービスは、この愉快・不快の法則で顧客を誘導しています。

・読んで熱くなる少年漫画→愉快
・可愛い動物の動画→愉快
・涼しくて気持ちいいエアコン→愉快
・カップルが楽しめる遊園地→愉快
・タピオカで盛り上がる→愉快
・ためになるブログ→愉快


トイレを楽しんでね

トレーダーは損得勘定でトレードしているように思えますが、それでも感情を完全にシャットアウトできている人は少ない。
論理で売買しているように見えても、実は欲望を肯定するために理由を後付けしていることもあります。

「上昇に乗り遅れたくないから買う」
「ロスカットは辛いからやらない」

といったように、不快感に取引をコントロールされている人もいます。

おそらく「愉快になる」「不快を避ける」、以外の理由でベストセラーになっている商品・サービスは存在しないでしょう。
(法律上、生存上必要不可欠なものは別として)
何か理由で成功している商売があったら、ぜひ教えてください。

エセブログの閲覧者がいまいち伸びないのも、アホ賢者が好き放題書くせいで読者にとって不快になる要素が多数含まれているからだと思われます。(おいおい)

ビジネスが上手く行っていない人は、売れない理由を検討違いの方向に求めがちです。

・製品の性能が足りないから
・競合他社が多いから
・コマーシャルが不足しているから
・俺の感性に時代が追い付いていないから


しかし、大抵の場合それは根本的な原因ではありません。
だいたいは「セールスマンの言いなりになってお金を払う方が不快」というだけの話です。
ちなみに猫賢者はNHKに餌をやるのが極めて不快なので、受信料は一円たりとも払いません。

NHK集金人不法侵入

貴方が何を提案するにせよ、指針とすべき箇所はたった一つ。
相手にとって、どちらのほうが愉快(不快)であるか。

どんなに素晴らしいメリットを並べたところで、相手の心に届かなければ無意味です。
逆に損しかない提案でも、褒め殺しや土下座で相手の気分が良くなれば受け入れてもらえるかもしれません。

愉快で楽しい人の周りには、自然と人が集まってきます。
逆に不快で厳しい人の周囲からは、自然と人が去っていきます。

人生の成否は、この基準で決まると言っても過言ではありません。

大集合

※快感・不快感を利用した商売の例

これを読まないと貴方は一生お金に苦労します!



⇒『マル秘資産形成術』 会社に属しながら1億円の資産を作る方法

頭の良い日本人ほど洗脳されている

脳には文字を単語として認識する機能があり漢字が間違っていても理解できる
間違っていたっていいんだよ (^∇^)

実は日本の学校教育には大きな欠陥があり、それがイノベーションと経済発展を妨げる元凶になっています。
それは間違いを徹底的に避けること。

例えば、学校の期末テスト。
国語、英語、理科、社会、数学・・・

どの教科にせよ、目標とするところは明確です。
一問も間違えることなく、満点を取ること。

評価は百点からの減点方式なので、生徒はとにかくケアレスミスを避けなければなりません。
授業で教えていないことを尋ねられることはないので、「一問でも不正解を減らす」ことが学校の評価を決定します。
優秀な成績で卒業するためには、この習慣を身に付けなければなりません。

テスト満点

試験中以外でも、常に間違いを避ける姿勢が要求されます。

教師に質問されたら、正確に答えなくてはいけない。
体操は、フォームを崩してはならない。
縄跳びは、縄に引っかかってはならない。
ルールを破ってはならない。

ミスをしてはいけない。
ミスをしてはいけない。
ミスをしてはいけない。


それを何万回も言い聞かされて、私達は「失敗しないこと」を目標とするように刷り込まれてきました。
それが日本人が抱える最低最悪の洗脳です。

この教育方針は、優秀な社畜を作る上では非常に役立ちました。
会社の指示に従って的確に行動してくれるロボットは、高度経済成長期の発展を支えてくれました。

人類の進化とロボット

しかし、その後の多様性と柔軟性が求められる社会になって、状況は一変しました。
ただ言われたことを確実にこなすだけの機械には、革新的な商品やサービスを生み出す能力がなかったからです。

仮に、同じゴールにたどり着くための100通りの方法があるとしましょう。
この中で一番良い方法を見つけるにはどうしたらいいでしょうか?

論理的に答えが出せる簡単な問題でなければ、全て試してみるしかありません。
100回全てやってみて、一番結果が良かったものを採用すればいい。
手間はかかるけれど、そんなに難しい話ではありませんね。

しかし、意外と日本人はそれが苦手です。
特に学生時代に好成績だった人ほど、全てを試すことに抵抗を覚えます。
なぜなら、100回試すということは99回失敗するということだからです。

最高の方法を見つけるためには、100回やるしかない。
しかし、それは学校で刷り込まれたことに反します。

間違えれば、減点されてしまう。
少しでも瑕疵があれば教師や親、周囲の人々叱責され、無能者の烙印を押されてしまう。

それが頭の中にこびりついているから、よほど確信がない限り行動できない。
行動しないから、答えが出せない。
ひたすらノウハウばかりを追い求めるけれど、完璧なものなんかどこにもない。

だから官僚や政治家、大学教授などの頭の良い人達は何も改革できないのですよ。
たとえ教育の呪縛を打ち破って新しいことを始めたとしても、世間から袋叩きにされます。
一度でも間違えれば切腹を要求される社会では、失敗から学ぶことすらできません。

侍の切腹

間違えてはいけない。
間違えてはいけない。
間違えてはいけない。


きっと、貴方の脳にも義務教育で刷り込まれたこの言葉が焼き付いているはず。

ロボットから脱却して新しい答えを見つけるためには、まずこの洗脳を解かなければなりません。
失敗した自分を責めるのではなく、他人に責任転嫁するのでもなく、最初から正しくない答えも受け入れた上で行動しなければなりません。

不正解を避けることは、正解を選ぶことではありません。
「間違えてはいけない」のではなく、「間違えても許す」のでもなく、正解を見つけるためにはどちらも試す必要があるのです。

間違いに対して罪の意識を持つのは止めてください。
より多くを学ぶために、一つでも沢山の失敗(チャレンジ)を積み重ねていきましょう。

点数が間違った答案