Netter/Paypal外貨送金の為替手数料が高すぎて泣いた
2016-12-17|海外FXで一攫千金!

ダメ、ゼッタイ!
最近急速に円安が進んだので、海外のFX口座から資金を少し移すことにしました。
このトレンドに乗って儲けるのがプロトレーダーなのでしょうが、エセ賢者はチキンなのでできません。
引っ越し中のネットに繋がらない状態を狙ったように急上昇が始まってしまったので、指をくわえて見ていることしかできませんでした。
ホントに相場って、人の隙を付くのが得意ですよね。
Skrill口座が凍結されたので、国内外の資金の移動にはNetter(ネッテラー)を使用。
日本の銀行への振り込み処理は問題なくできたのですが、手数料がなんと3.39%もかかりました。
100万円あったら、34,000円が手数料として徴収。
なんという暴利。

このバカ高い手数料は、送金手数料ではありません。
ネッテラーの海外送金手数料は、7.5ユーロ。
3.39%というのは、ネッテラーで円転するための為替手数料です。
米ドル口座から国内の銀行口座に出金する場合、非常に高額な手数料がかかります。
日本の銀行と同等かそれ以上の為替手数料がかかるのは問題ですが、本来ならそれは回避できるものです。
USDで出金して$口座で受け取れば、為替手数料がかかりませんから。
それができないのは、米国の法改正により、米ドルでの出金が不可能になったからです。
これまでは米ドル建ての資金を米国外にそのまま送金することができましたが、2016年から外国資金管理法により厳しい制限が課せられるようになりました。
そのためネッテラーも米ドル口座の資金をそのまま電信送金することはできず、別の通貨に両替して振り込まなくてはならなくなりました。
USDで出金できない以上、必ず手数料がかかります。
だったら、クソ高い為替手数料をなんとかしろよ。
法律を利用して手数料を稼いでいるだけじゃないか?
とエセ賢者は思うのですが、そういうルールなので仕方ありません。

ホントは逃げたい。
ちなみにこれはPaypalも同じような状況で、日本の口座に米ドルを出金すると、必ず日本円で振り込まれます。
為替手数料は4%なので、なおさら酷い。
FXのスプレッドは競争でどんどん縮小していますが、銀行や送金サービスは完全にぼったくりです。
両替するだけで、貴重なお金がどんどん減っていきます。
Paypalは複数の通貨を同時に持てるため、「買い物のクレジットカード決済を利用して両替⇒キャンセルで戻す」といった裏技もありますが、口座通貨を一つしか選べないネッテラーだと無理です。
それにクレジットカードでも2~3%の手数料を取られるので、やっぱり暴利です。
それを節約するためには、海外口座から米ドルで直接受け取るのがベストでしょう。
外貨を直接受け取ることのできる日本の銀行は多くありませんが、
・住信SBIネット銀行
・新生銀行
・プレスティア マルチマネー口座
といった銀行であれば外貨を受け取ることができます。
受け取る際に用途や「北朝鮮およびイランに対する送金の有無」などを確認されますが、怪しいお金でなければ大丈夫なはず。

怪しくないよ!
FXほどではありませんが、ネット銀行の為替手数料は非常に良心的です。
住信SBIネット銀行の外貨預金で米ドル-円のスプレッドを確認したら、14pipsでした。
割合で言うと、0.12%くらいです。
ネッテラーやペイパルの30分の1です。
ネット銀行の費用がこんなに低いのに、どうして普通の送金サービスや外貨預金はボッタクリのままなんでしょうか?
やっぱり人件費や金融規制のコストが大きいのでしょうか?
なお、日本円⇒外貨への両替の場合は、FX口座を通した両替か日本最安と自称しているマネパカード

通常3%ぐらいかかる為替手数料が殆どゼロになるので、非常にお得です。

送金サービスはボッタクリ。
一般の銀行もボッタクリ。
両替の時に損をしないように、適切なサービスを選びましょう。
⇒SkrillとPaypal 国境を越えた送金サービス
⇒海外送金を安くする方法