みんなのクレジットは金融庁の指導で源泉徴収を始めたのか

これは注意しないと・・・
みんなのクレジットが、突然利息に対して源泉徴収を始めました。
年が変わって確定申告に入ろうかという時に、いきなりの変更です。
・2017年1月13日償還分まで⇒顧客の払い戻し可能残高から差し引く
・それ以降⇒源泉徴収後に分配
これはきっと、先日行われた金融庁の検査が関係しているんでしょうね。
大手ソーシャルレンディング会社でみんクレだけが源泉徴収なしだったので、当然と言えば当然か。
2000万円預けている身としては行政処分などの危ない話がなかったのはいいんですが、昨年分の税金を後から引くのはいかがなものか。
既に資金を引き揚げている人は、下手すると口座残高がマイナスになってしまうけど。

ゼロの人は追加入金が必要なのかな。
個人的には、源泉徴収なしのほうが有難かった。
FXトレーダーはどっちみち確定申告はしなきゃいけないから、手間を惜しむ意味がない。
納税が来年なら利益をそのまま再投資に回せるので、複利運用にも有利です。
しかしそれだと申告漏れと税金の取りっぱぐれが生じかねないので、金融庁としては許せなかったのかもしれません。
開始して1年も経たずに検査が入ったのは、源泉徴収の指導が理由だったのでしょう。
専業投資家にとってはあまりメリットのない変更ですが、サラリーマン兼業で投資額の大きくない方にとっては悪い話でもありません。
むしろ税額がはっきり表示され、申告の手間が減った分だけ好都合ではないでしょうか?
株式投資も殆どが特定口座からの源泉徴収なので、業界の標準に倣っただけと思えばいいのかもしれません。
去年分を口座から引き落とされるのは辛いけどね!

エセ賢者の利益200万円オーバーは、全て新規案件に投資済み。
さて、口座にはいくら残るのやら。
金融庁の検査後もキャッシュバックキャンペーンが続いているってことは、バラマキ自体には何の問題もないってことなのかな。
⇒ソーシャルレンディング みんなのクレジット 2016年収支報告と猫の反省会