FXのe-tax確定申告が問題だらけなのにどうして誰も声をあげないのか

金のために決まってるだろ! (*`ェ´*)
去年分の確定申告がようやく終わりました。
納税額はFX、株式、アフィリエイト、ソーシャルレンディング(みんなのクレジット)の源泉徴収を含めて20万円程度。
e-taxでデータを送信したので、後は銀行振替かクレジットカードで納付すれば終わりです。
沢山のFX口座を持っているせいで毎年集計が大変ですが、今年は途中退職した上に新しく始めたものがあったので、特に手間がかかりました。
引っ越しの関係で住基カードが使えなくなり、マイナンバーカードが必要になったのも大きかった。
コロコロ制度を変えるのは止めてほしいものです。
去年もそうでしたが、今年もe-taxはグーグルクロームに対応していませんでした。
入力はできるけれど、やっぱり最後の送信で躓く始末。
新型のマイクロソフトエッジでは入力すらできなかったので、仕方なくインターネットエクスプローラを使いました。
仮にも日本国民みんなが使うシステムなら、メジャーなブラウザぐらいカバーするべきではないでしょうか?
システムの不備を挙げたらきりがありませんが、それよりも目立つのはFX取引に対する役人の無理解。
このシステムを作ったエンジニアはFXはおろか、トレードの経験すら皆無なのではないかと思います。

<e-tax申告分離課税入力の問題点>
・取引の種類が選択式になっていないので、何と記入すればいいのかわからない
(FX取引? 外為証拠金取引?)
・決済日時、枚数の記入が必要だが、取引数を考えると一件ずつ記入するわけにもいかない
(仕方ないので通年分をまとめて記入した)
・FX業者名を記入する欄がない
(株式の譲渡益・配当は証券会社と住所を記入する欄がある)
・マイナススワップを入力する欄がない。金利による損失を考えていない。
(差金決済の分に加えるしかない?)

毎年こんな文句を言いながら適当に入力していますが、本当にこれで正しいのかは謎のまま。
とりあえず問い合わせが来ないので問題はないのでしょうが、もしかしたら金額がしょぼいので無視されているだけなのかもしれません。
ブラウザ非対応に腹が立ったのでアンケートに苦情を書いておきましたが、世のFXトレーダーは何故文句を言わないのでしょうか?
確定申告時期になっても、大半のFXトレーダーは話題にすら挙げません。
運用成績を公開しているブロガーは税金分だけ資金を削られるはずですが、なぜかそのままの資金で運用を続けています。
いつもFXと関係ない話ばかりしているヌコブロガーでさえこの時期は確定申告の話をしているのだから、ちゃんと納税してよ!
2016年の個人投資家の成績を見ると、株でもFXでも損をしているのは70~80%程度。
ということは2割以上は勝っているはずだし、負けている人も損失繰越で申告したほうがお得です。
ふるさと納税や医療還付目的で確定申告をする人もいるのだから、もう少し話題になっていいと思いますが。
日本の税制は世界で最も複雑で、理解していない人ほど損をします。
税務署は税金を取りすぎることはあっても、自発的に返してくれることはありません。
いくら不備があっても、指摘しなければそのままです。
源泉徴収任せのサラリーマンだからこそ、自主的に確定申告を行って、知らず知らずのうちに損をしていないか考えてみるべきではないかと思います。

知らないうちに盗まれていたりして。
⇒クレジットカード納付で国税を節税しよう!
⇒e-taxの確定申告は極めて面倒
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