ビットコインが高騰した原因はミセスワタナベ?

比較対象がおかしくね? (´・Д・)
近年何かと話題になっている仮想通貨ビットコインですが、今年の6月には史上最高値の30万円をあっさり超えてしまいました。
2009年に開発された時は1円程度の価値しかなかったというのに、まったくとんでもない値上がりです。

その煽りを食らったのか、エセ賢者が愛用していた投げ銭サイト(クラウドチップ)は営業停止を決定。
とっても悲しい。
投機的な買いでレートは上がっても、コインの流通量は増えなかったってことでしょうかね?
いくら日本円や米ドルがインフレで減価しているとはいえ、近年のビットコイン価格は行き過ぎです。
高騰の裏には中国人の投機やシルクロードの犯罪取引が絡んでいると言われてきましたが、今回は日本人の影響も無視できないのではないかと思います。
ご存じの方もいるでしょうが、2017年4月に資金決済法が改正され、仮想通貨を取り扱う業者は金融庁への届出を義務付けられました。
証券やFX業者厳格ではないにせよ、仮想通貨取引も確実に法整備が進んでいます。
参考: 資金決済法の改正に伴う「仮想通貨交換業」の規制とは
別に日本政府が仮想通貨の利用を推奨しているわけではありませんが、「政府のお墨付きがある」という認識が広まれば、注目を浴びるのは当然でしょう。
今後日本で取引が活発になると見込んで、アベノミクス金融緩和で膨れ上がった行き場のない資金が集まったのが真相だと思います。
多分「株や為替はもう買えないし、銀行もゼロ金利だからビットコインに投資しよう」とか思って買った人もいるんでしょうね。
日銀が盛大にばら撒いてくれたせいで、お金はある所に有り余っていますから。
猫賢者のような貧乏人の所には雀の涙ほどもないけれど。

早めにビットコインを買った人は相当儲かっているでしょうが、今からでも追いかけるべきかというと、そうは思いません。
ボラティリティが高すぎてトレードが難しいし、何かのきっかけでまた暴落する可能性が高いからです。
ビットコインは採掘でしか発行されないので、確かに希少性は保たれています。
しかし、国家による保証は一切ないし、実際の支払いに使用できる場所も限られています。
しかも主な投機元である中国や日本では、殆ど役に立たないと言っていい。
上がるのもあっという間なら、下がる時もあっという間。
億万長者も沢山生まれてはいますが、かなりギャンブル性の高い取引と言えるでしょう。

2014年のマウントゴックス事件では85万のビットコインが紛失(横領?)し、信用が失われたために一気に半値になってしまいました。
今後も間違いなく、
・暗号通貨の信用低下
・政府による規制
・世界的金融危機による資金の引き上げ
といったイベントによって乱高下が発生するでしょう。
大暴落時に仕込むことができれば、大きな利益を生むかもしれません。
まぁ、エセトレーダーは1日に10%以上変動する物に対して資金管理を行う技能は持ち合わせていないので、チャンスが来ても指をくわえて見ているだけですが。
(本当はめっちゃ取引したいけど)
個人的には、「10年後にビットコインが残っているかは怪しい」と思っていたりします。
かといって今すぐ暗号通貨がなくなるとも思えないし、今後もバブルが予想されるので、とりあえずポイントサイトでも通じて無料でコツコツ積み上げようと思います。
FX(CFD)でレバレッジをかけて取引するほど大きな利益が出るわけではありませんが、この暴走特急に対しては関わりすぎない程度でちょうどいいのではないでしょうか?
<ビットコインに交換できるポイントサイト>
・ポイントタウン
・ちょびリッチ
・モッピー

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⇒ビットコイン 新しい通貨の魅力
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