ミセスワタナベはなぜミスターワタナベではないのか

下手にもほどがあるだろ! ( ノД`)
日本人のFX個人トレーダーのことをミセスワタナベと呼びますが、男女比を見ると男性の方がかなり多いようです。
トレーダー全てを調べることはできませんが、外為どっとコムのアンケートによると顧客の男女比率は85:15。
こんなに男だらけなら、ミセスワタナベよりミスターワタナベと呼んだ方が正しそうな気がしますね。
しかしながらFXにおいて女性よりも男性が優位ということはなく、むしろ女性の方が利益を上げている人が多いと言われています。
特に脱税主婦「池辺雪子」さんは有名で、ただの主婦がFXで8億円稼いだ事実は日本中に衝撃を与えました。
現在日本人トレーダーがミセスワタナベと呼ばれるのは、彼女の印象が非常に強かったためでしょう。

普通の主婦でも勝てるなら、高学歴で頭の良い人ならどうだろうか?
有名大学を出ているエリートや、大企業の社員ならもっとFXの成績は良いんじゃないか?
・・・と思いがちですが、現実には個人投資家の7~8割が負けています。(もちろん殆ど男性)
東大出の秀才も、医者や国家公務員といった知識人も、大半が損失を出しています。
投資の成績は個人のスキルによるので一概には言えませんが、どうも女性より男性の方が負けやすい傾向があるような気がします。
<男性がFXに負けやすい原因>
・リスクを好み、大きな勝負をしたがる
女性のより男性の方がリスク志向で、そのために株式投資やFXにも手を出す人が多い。
一度の投資額も大きめで、ボラティリティが大きい銘柄を選び、ハイレバ取引をしやすい。
そのため資金管理を徹底しないと、破産する確率が高くなります。
・プライドが高く、負けを認めたがらない
相場に絶対はなく、どんなに有利な状況であっても予想外の方向に行くことがあります。
その際には速やかに負けを認めてロスカットしないといけませんが、勝敗にこだわると損失を膨らませてしまうことがあります。
逃げるのは、恥ではありません。
一度の勝負にこだわるのは止めて、素直に撤退することを心掛けましょう。
・自分の道を進むため、流れに逆らいやすい
相場にはトレンドがあり、それに逆らうと大きな損害を被ります。
ヒーロー願望の強い男性には「皆と違う道を行く俺はカッコイイ!」という潜在的な思い込みがありますが、トレンド相場でそれをやると即死。
女性のように全体の流れを掴んで、上手く波に乗るセンスが重要になります。
・男は基本的に鈍感
男性は論理的思考や空間把握能力に長けますが、細かな機微を読み取るのが苦手です。
チャートや市場心理を読み解くことに関しては、感性が鋭い女性の方が得意なのかもしれません。

男は大雑把で困る。
ネコトレーダーが何年もFXに負け続けた原因には、きっと雄猫特有のプライドやリスク嗜好もあったのでしょう。
雌猫を見習って、素直にトレンドに乗ることを学ばないといけませんね。
男性のチャレンジ精神はビジネスを成功させる上で非常に有力な武器ではありますが、相場においてはそれが仇になってしまうことも多々あります。
性別が違うからといって諦めるのではなく、欠点を自覚して補うように心掛けてください。

女は強い。
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