みんなのクレジット8月償還も遅延! 第2案件を利用した狡猾な策略!?

二度も言わなくていいよ! (ノ_<)
7月に続いて、8月の償還も行われませんでした。
分配金は払われたものの、案件はごく一部を除いて未償還です。
いや、とっくにわかっていたことではありますけどね。
7月の問題が一切解決していないのに、8月分が支払われるわけがない。
みんなのクレジットはもちろん、元親会社のブルーウォールジャパンも大変な状況なはずですが、白石社長は全日本カート選手権でエンジョイしている模様。
レジャーに使う余裕があるなら、投資家に少しでも返金して欲しいものです。

まさにジャイアニズム。
みんなのクレジットから弁解のメールが届いていますが、難しい言葉ばかりでエセ賢者にはよくわかりません。
いつどれだけの金額を償還するのか、はっきり教えてくれませんかね。
<みんなのクレジットからのご案内>
弊社は、弊社融資先(甲0001、0002、0003)における債務不履行(7月償還分)の発生を受け、平成29年8月5日に弊社融資先及び融資にかかる連帯保証人に対し金銭消費貸借契約上の期限の利益喪失事由発生に係る通知を送付するとの法的措置を開始いたし、また、弊社融資先からは、分割返済を軸とした調停の成立を求める旨の調停申立書が、8月24日に裁判所を通じて送付されました。
この調停申立にかかる裁判所による第一回目の調停は同年9月20日に決定いたしました事をお知らせいたします。
ご投資家に皆様にはご迷惑をおかけしておりますが、よろしくお願いいたします。
↓
<猿でもわかる意訳>
・親会社がお金を返してくれないので、償還できませんでした。
・裁判で決着をつけるので、時間がかかります
・支払いは分割払いでお願いします
どうやら、ブルーウォールジャパンやブルーアートには借りた金を返すつもりがないようです。
みんクレは回収を行っているように書いてありますが、元々お仲間なので全く説得力がありません。
一回目の調停が9/20ということは、支払いはいつまで伸びるのでしょうか?
分割払いになったとして、何回払いでいつまで続くのでしょうか?
残金が全て回収できるまでこの会社が残っているのかは、とても怪しいところです。

正確に言うとすべての案件が未償還ではありません。
実は第2案件だけが償還されています。
「最低投資額は10万円なんだから、最低でも10万円以上は返ってきてるよね!」
と思いがちですが、実際に返ってきたのはその1%未満です。
ソーシャルレンディングにおける投資案件は一つの貸付先のみで成立しているわけではなく、複数のものが合わさって一案件となっています。
みんなのクレジットの場合は概ね、
第1案件(グループ会社)→99%
第2案件(その他)→1%
みたいな感じになっています。
つまり、第2案件が償還されたところで、投資家には殆どお金が戻ってこないのです。

この第2案件の投資先がよくわからないのですが、もしかするとグループ会社だけでは案件が成立しないから、僅かな金額で形だけの貸付を行ったのかもしれませんね。
下手をすると、貸付先自体が存在しない可能性すらあります。
なぜ2案件とも遅延とせずに、片方だけ償還を行ったのでしょうか?
好意的に解釈すれば「BWJは返済しなかったけれど、外部の貸付先はきちんと返済した」ということになるでしょう。
しかし、この金額の少なさを考えると、別の理由がしっくりくる気がします。
お金がないからといって一切の返金をせずにいたら、「返済の意思なし」と見なされて詐欺で訴えられる恐れがあります。
しかし、僅かな金額でも第2案件や利息を支払っていれば、法的には「返済の意思はある(=詐欺とは認められない)」となるのかもしれません。
実際にその主張が法廷で通るかはわかりませんが、何もしないよりはリスクが減っているのは確かです。
分割払いの提案も返済の意思を表明するために書いているだけで、実際には支払われないかもしれません。
最初から今の状況を描いて、償還が滞った時のために1%にも満たない外部案件を仕込んでいたとしたらたいした策士です。
どうやら猫賢者が思っていた以上に、相手は狡猾で奸智に長けていたようです。

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