豊かになるためのたった二つの条件
2017-12-18|経済を考える

最高の贅沢を満喫中 ヽ(´∀`)ノ
「豊かな人」というと、どんな人を思い浮かべるでしょうか?
億万長者でしょうか?
会社の社長でしょうか?
多くの人は、「お金をたくさん持っている人」を豊かだと言います。
しかし、それは間違いです。
お金とは豊かになるための手段の一つであって、豊かさそのものではないからです。
本当の豊かさとは何か?
それは、
・欲しいものが速やかに無理なく手に入ること
・受けたいサービスを速やかに無理なく受けられること
です。
決して日本銀行券のことではありません。

札束は食べられません。
お菓子を食べたくなった時、ちょっとコンビニに行って買ってくることができますか?
家電が壊れた時、業者に連絡して修理を頼むことができますか?
遠くに出かけたいと思った時、安価で使える公共機関はありますか?
寂しくなった時、一緒にいてくれる友人や家族はいますか?
YESなら、貴方は間違いなく豊かな生活をしています。
逆にNoであれば、いくら口座残高があっても貧しいのです。
もちろん、お金は願いを叶えるための有用な道具ではあります。
しかし、速やかに目標を達成するためには、他にもクリアしなくてはいけない条件があります。
居住地が田舎だと近くにコンビニがなくて、買い物が難しいかもしれません。
出かけたくても体調が悪くて、外に出られないかもしれません。
遊びに行きたくても仕事が忙しくて、暇がないかもしれません。
忙しいサラリーマンの場合だと、お金以外の要因で貧困を感じている人が沢山いますね。
はて、プレミアムフライデーとは何だったのか?

社会が豊かになるためには、ただ金融緩和をして、お金をばら撒けばいいというものではありません。
豊かさとは、モノやサ-ビスが滞りなく流れることだからです。
いくら株価が上がっても、消費税や関税で流通にブレーキをかけたら意味がありませんよね。
アマゾンは通販を広じて、世界中の人々の手に欲しい物を届ける仕事をしています。
マイクロソフトはパソコンやスマホを通じて、世界中の人々に必要な情報を届ける仕事をしています。
マクドナルドはファーストフードを通じて、世界中の人々に食事を届ける仕事をしています。
セブンイレブンもソフトバンクも、トヨタもホンダも、すべての企業は皆同じ。
小売り、通信、自動車、食品など形は違えど、人々がより早く確実に願望を叶えることに尽力してきました。
彼等は直接貴方に現金を渡したわけではありませんが、間違いなく貴方を豊かにしてきたのです。

貴方が夢を叶えるためには、間違いなくお金が必要です。
仕事や投資で成功して、必要なお金を稼がなければなりません。
しかし、ただ闇雲に口座残高が増えればいいと考えるのは、ちょっとお粗末です。
収入を増やすことをゴールにせず、その先を思い描いてください。
憧れのマイホームとマイカーを買うために、結婚して子供を育てるために、安心して老後を送るために、いったいどれだけの資産が必要なのか?
今のまま働いて貯金すれば、自分は豊かになれるのか?
空いた時間に少し考えてみるのもいいでしょう。

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