みんなのクレジット・テイクオーバーホールディングス裁判開始

訴えられて当然! (♯`∧´)
12/24にみんなのクレジットが、元親会社かつ最大の貸付先であるテイクオーバーホールディングスを提訴しました。
東京地方裁判所で貸付金返還請求訴訟が提起されているので、関東にお住いの方は公聴も可能かもしれません。
太陽系から遠く離れた宇宙賢者が行くには、少々遠くて困りますが。
前の記事で伝えたサービサー売却の懸念は完全に払拭されたわけではありませんが、訴訟が始まったことで一旦白紙に戻ったと思っていいでしょう。
風の噂では、どこかの猫が売却を阻止するために色々仕掛けたとか。
みんクレや金融庁、関東財務局から日本サービサー協会まで、ひたすら抗議を繰り返した回ったという話もありますが、しょせんただの噂なので信用しなくていいでしょう。
<関東財務局からの返答>
貴殿から関東財務局(以下「当局」といいます。)のホームページ「ご意見・ご要望」宛てに送付された株式会社みんなのクレジット(以下「当社」といいます。)に関するご要望につきまして、以下のとおり連絡いたします。
当局は、金融商品取引業者等に対し、金融商品取引法に基づく業務改善命令等の行政処分を行った場合、被害の拡大防止等を図る観点から必要な事項の公表を行っており、当社に対しては、平成29年3月30日発出の業務停止命令及び業務改善命令により、投資家保護に万全の措置を講ずることなどを命じるとともに、当該行政処分の内容を公表しています。
当局としましては、引き続き当社の業務の運営状況を注視するとともに、問題が認められた場合には、法令に則り必要な対応を行ってまいります。
また、今回お寄せいただきましたご要望につきましては、今後の監督業務の参考とさせて頂きます。
ホントに他人事だなぁ。
注視する、問題が起きたら法令に則り必要な対応をする、要望は参考にする。
まさにお役所仕事で見られる常套句ですが、期待していいものでしょうか?

みんなのクレジットに担保の相違(5.9億と1.3億)の違いを問い合わせたところ、
「不動産、家屋や絵画については、順次売却を実行し、その資金を利用して本年4月28日以降のファンドの償還資金や配当金を拠出した」
との回答を頂きました。
要するにブルーウォールジャパンからの支払いなんてまるでなくて、担保を処分して償還されたように見せかけていたってことですね。
貸付先が返済しなかったのに、それを問題にしない。
さらには顧客に何の説明もなく担保を処分して、裁判になってから公表。
金融庁や関東財務局から是正命令を受けていながら、どうしてこんな真似ができるんでしょうか?
まったく意味がわかりません。
今後みんクレとTOHの民事訴訟で貸付金の返還が求められるのでしょうが、正直すんなり返済に応じるとは思えません。
3回の調停のように延々と引き延ばされるか、顧客にとって極めて不利な条件で和解するか。
最悪みんなのクレジット側がわざと敗訴して、TOHの全面勝利で終わる可能性すらあります。
仮にみんクレが勝ったところで、白石氏がすんなり返金に応じるとも思えません。
果たして私達の31億円はどこに行ったのでしょうか?
警察や検察が動いて、資金の流れを調べてくれるといいのですが。

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