宝くじや馬券が売れる社会の異常性

神様お願いします! (=゚ω゚)ノ
2017年も終わりに近づき、年末ジャンボ宝くじや有馬記念が盛り上がっていました。
冬のボーナスをつぎ込んで、一山当てようとした人も多いのではないでしょうか?
今回のジャンボ宝くじの最高当選金額は、前後賞入れて10億円。
最高金額だけ見れば確かに手を出してみたくなりますが、期待値で言えば数あるギャンブルの中でも最悪です。
大半は広告宣伝費や自治体の収入になって、払い戻しは45%しかありませんから。
単純にリターンを考えるなら、もっと良い賭けがいくらでもあります。
単価のめちゃくちゃ安い低位株を買って、数年間放置しておくとか。
海外FXのレバ888倍で雇用統計に賭けるとか。
バイナリーオプションの丁半博打を10回連続やるとか。
毎日がリーマンショックの仮想通貨をトレードするとか。
どれもろくでもない方法ではありますが、天文学的な確率で宝くじの一等を当てるよりはマシでしょう。
エセ賢者も宝くじを買うぐらいなら、ビットコインよりずっと知名度のない草コインでも買っておきます。
ビットコインのようにに何万倍にもなる確率は低いだろうけど、それでも飛行機が墜落する確率よりは高いでしょう。

ここまで書くと、FXや仮想通貨の宣伝みたいです。
というか、実際そうです。
しかし、猫賢者が本当に言いたいのはそんなことではありません。
私が嘆いているのは、自分自身の発想力の貧困さなんですよ。
宝くじも競馬も、低位株や草コインの放置も、分野は違えどやることは結局同じです。
完全に運任せな勝負にお金を預けて、神に祈るだけです。
そこには私達の意思も、努力も介在しない。
単なる運否天賦。

どうして大事なお金を、ランダムな事象に委ねなければならないのでしょうか?
私達の祖先は自分の意思で道を切り開いてきたのに、なぜ私達はそんなことしかできないのでしょうか?
ほんの少し、たった50年も前の時代では、世界中に夢が溢れていました。
アメリカンドリームに憧れた少年達が路上でバンドを行い、街には新しい産業を立ち上げる企業が次々と誕生していました。
それなのに、今の日本の起業率は過去最低。
若者は公務員に憧れ、新たな事業も創出せず、新興株に投資すらしない。
夢はいったいどこに消えたのでしょうか?
もしも大きな収益が見込まれる事業があるのなら、宝くじなんて必要ありません。
何十倍・何百倍も成長するペンチャー企業に、資金と労力を委ねればいいのだから。
それができないのは、利益を上げる方法を知らないからです。
事業を始める方法を知らない。
投資すべき分野が見つからない。
信頼できるパートナーがいない。
あるいは、自分には無理と思い込む。
だから、多くの人々は夢を諦めます。
そして、考えることを放棄して、運任せなギャンブルに逃げるのです。

自分の意思で生きたいなら、神様や他人に運命を委ねてはいけません。
何をしたら収入が増えるのか、自分の頭で考えましょう。
考えるだけの知識がないなら、できるまで勉強を続けましょう。
もちろん、学んだからといって、全て成功するとは限りません。
努力が報われるとも限りません。
必ず自分以外の要素(それを運と呼ぶ)は付きまとうし、それで損失を被っても、責任は全て自分持ちになります。
エセ賢者なんて、既に何百回失敗したかわかりません。
それでも、利益を求めようと思ったら、そこから逃げることはできません。
期待値45%のほぼ確実に負ける勝負から脱却して、少しでも勝率の高い分野に移行しなければなりません。
神様に全ての責任を押し付けられる甘い道に、宝箱は落ちていないのだから。

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