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エルドアン大統領「金利を下げればトルコリラは上昇する!」→んなわけない! - 貴方を幸福にするFXブログ

エルドアン大統領「金利を下げればトルコリラは上昇する!」→んなわけない!

ダチョウに似た文豪
ちーがーうーだろー! o(o・`з・´o)ノ

トルコリラの下落が止まりません。
対米ドルでも対円でも過去安値を更新し、スワップ狙いの塩漬けロングホルダーを虐殺しています。

これを受けてトルコのエルドアン大統領は、ロンドンで有力機関投資家向けに経済政策の説明会を開きました。

エルドアン大統領「景気刺激のための金利引き下げを目指しながら、物価上昇と通貨安に歯止めをかける」

普通の新興国であれば、通貨安を食い止めるために利上げを行います。
通貨危機寸前のアルゼンチンはなんと40%まで政策金利を上げて、ペソの防衛を行いました。

しかし、トルコの方針は全くの逆。
低金利で経済成長すれば、リラ安が止まると考えているようです。

20年ゼロ金利を続けて円高になった、どこぞの島国を参考にしてるんでしょうかね?
いや、その国は輪転機を回して格差を拡大しているだけで、全然経済成長はしていないのですが。

アベノ滴はどこまで落ちる

通常中央銀行が政策金利を引き下げた場合、以下のような要因から為替レートは低下すると考えられます。

・投資先としての魅力が低下するため、海外からの投資が減少する
・高金利目当てで長期保有していたキャリートレードの撒き戻しが起こる
・ショートポジションの金利負担が減り、売り仕掛けがしやすくなる


市場は複数の要素が絡むため必ずしも金利と為替レートが連動するわけではありませんが、基本的に投機筋はこの先金利が下がる通貨を売り、上がる通貨を買います。
以前オーストラリアやニュージーランドが利下げを示した時も、AUDやNZDは大きく下落しました。
利下げを示唆する通貨を買えと言われても、殆どのディーラーは納得できないのではないでしょうか?

利休とラテ

2018年のトルコのインフレ率は11.4%
20年ぐらい前の50%を超えていた時期よりはマシですが、それでも大きい。
政策金利(1週間物レポ金利8%、後期流動性ウィンドウ金利13.5%)に相当するスワップポイントを貰えたとしても、割りに合うかは怪しい。

このままエルドアン大統領の命令通り金利を引き下げれば、今以上の下落が予想されます。
いくら高スワップと言っても、TRY/JPYの長期ロングは厳しいでしょう。

かといって、TRY/JPYのショートやUSD/TRYのロングもマイナススワップが痛い。
昔のようにトルコ関連の通貨ペアを扱っているスワップフリー口座でもあれば別ですが、現在はなさそう。

エセトレーダーとしてはとりあえずノーポジで様子見をして、20円近くまでの急落があったら反発狙いのロングでも試しましょうか。
そこまで落ちるかはわかりませんけどね。
自国のインフレを憂うエルドアン大統領の采配に期待しています。

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