マイクロチップが中国経済を崩壊させる!?

ヤバいものが混入してしまった。((((;゚Д゚))))))
ブルームバーグにとんでもない記事が掲載されていました。
既に知っている人もいるかと思いますが、日本ではなぜか報道されていないので今更ながら拡散します。
いや、本当にこれはヤバい。
塩素系と酸素系の洗剤を混ぜたぐらいヤバい。
⇒中国、マイクロチップ使ってアマゾンやアップルにハッキング
<かなり適当な要約>
アマゾンがサーバーをチェックした所、設計にない謎のチップが発見された。
チップは中国企業(スーパーマイクロ・コンピューター)製で、外部に情報を送信する機能があった。
人民解放軍の工作員によって埋め込まれたと思われる。
最近の世界同時株安の中でもとりわけ中国株とハイテク株の下落がきついと思っていましたが、原因はこれかもしれません。
特にこのニュースの発表とアマゾン株の暴落の時期が重なっているので、影響があったと考える方が自然です。

マイクロチップとは要するに、製造段階あるいは流通段階で仕込まれた物理的なウィルスってことですね。
通常のコンピュータウィルスと違って最初からマザーボードに入っているので、ウィルス対策ソフトによる駆除は困難と思われます。
現在市場に流通している電子機器の8割程度は、何かしら中国の部品を含んでいると言います。
貴方が今使っているスマホやパソコンにも、スパイチップが含まれているかもしれません。
アマゾンやアップル、政府機関であれば問題はもっと深刻。
重大な機密情報が漏洩されるような機械は、とても使えません。
今頃事態を知った世界中の会社が、大急ぎで自社の通信機器をチェックしているかもしれない。
アマゾンはこの件を否定していますが、事実であっても公表できないため真偽は不明です。
仮に完全な捏造だとしても、「中国企業ならやりかねない」と思われてしまっています。
前科も色々あるし。

信用は、商売における最大のポイントです。
「中国(あるいは近い新興国)が部品にスパイウェアを仕込む可能性がある」
という認識が広まれば、グローバル企業は一気に資金を引き揚げ、現地工場を畳むでしょう。
いくら人件費が安いと言っても、ウィルス付の製品は買えないからです。

中国から海外資本が引き上げれば、上海市場も香港市場も大荒れ。
世界の工場である中国が倒れれば、米国や日本も無関係ではありません。
いや、最近の株安から見ると、既に崩壊が始まっているのかもしれませんが。
結局のところ中国がスパイチップを埋め込んだという証拠はありませんが、それは問題ではありません。
重要なのは市場がそういった流言に敏感に反応して、株式相場や為替相場を動かすということです。
特に現在のようなバブル景気は危ない。
バブルは膨れ上がった風船のようなものなので、針の一刺しでも簡単に破裂します。
市況が好調な時ほど、大きなリスクが潜んでいるということを覚えておきましょう。

⇒中国バブル崩壊でなぜ日本株やクロス円、プラチナが下落するのか
⇒米中貿易戦争の勝者は誰か?
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