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逆イールドカーブはなぜ暴落を招くのか? - 貴方を幸福にするFXブログ

逆イールドカーブはなぜ暴落を招くのか?

ヤムチャ勝利かと思ったら敗北
逆じゃないか! (´;ω;`)

12/3に逆イールドカーブ(長短金利逆転)が確認され、ニューヨークダウが大きく下落しました。
どうもファンドの取引システムに逆イールドに反応するアルゴが仕込まれており、売り注文が連鎖して暴落になったようです。
さらに中国のスマホメーカーであるファーウェイの幹部が逮捕される事件が重なり、市場全体が弱気になっています。

<逆イールドカーブとは>
短期金利が長期金利を上回ること。
将来的な金利低下や景気後退、株価暴落の予兆とされる。


金利というのは常に一定というわけではなく、銀行が貸し出す期間に応じて差を付けています。
例えば2年物国債と10年物国債では運用期間が違うので、将来の予測によって金利差が生じます。
これが逆イールド状態であれば10年物の方が金利が低いということなので、直近より10年後の方が先行きが暗いということになります。

過去の大暴落事件の際も、度々金利の逆転が発生しました。
直近の事例としては、リーマンショックやITバブル崩壊が挙げられます。

逆イールドカーブ金利で暴落チャート


要するに
「逆イールドになったからまた暴落するぞ!」
と世界中の投資家が叫んでいるわけですね。

しかし、金利の逆転が必ずしも株価大暴落の前兆になるかというと、そうでもないと思います。
逆イールドで何も起こらなかったことは何度もありますし、暴落が発生するまで1年ぐらいタイムラグが生じることもあります。

しょせんアノマリーなので、当たる時もあれば当たらない時もあるでしょう。
どれくらい当てになるかといえば、「ヒンデンブルクオーメン」と大差ないんじゃないかと。

当りじゃない日もある

長期金利が短期金利を下回ったのは、チャート上の結果にすぎません。
数値の大小より、そうなった理由を考えましょう。

米国の政策金利はFRBの管轄なので、その政策次第で長期金利も左右されます。
FRBはここ数年ずっと利上げを続けており、2018年9月の時点で政策金利を2.25%まで上げました。

金利上昇期待のある国には海外から投資が集まり、為替と株価が大きく上昇します。
近年の株価バブルは、この利上げトレンドによって引き起こされたと考えていいでしょう。

ダウ長期チャート

しかし、政策金利も永久に上げ続けられるわけではなく、どこかで打ち止めになります。
ジェローム・パウエル議長も、中立金利に近づいているとの見解を示しています。

おそらくあと1~2年程度で金利の正常化は終了し、その先は景気動向に合わせて調整されるでしょう。
この先行き懸念が、今回の金利逆転に繋がったのではないかと思います。

「逆イールドなら絶対に暴落する」ということはありませんが、エセ賢者的には今回は当たりかなと思います。
これまで株高を支えてきた米国の利上げや日本の異次元緩和がじきに終了するからです。

金利がこれ以上上がらないとわかれば、歴史的な米ドル高や株高も長くは続けられないでしょう。
かのリーマンショックほど極端ではなくても、バブルの崩壊は避けられないと思います。

相場には流れがあり、今はその転換期にあります。
「山高ければ谷深し」と言うようように、高騰が激しければ、その反動で暴落も激しいものになります。
強気相場では無視される下落材料も、弱気相場になれば大きな売り込みをかける理由になります。

そうなった時に過去にしがみついて同じトレードをすると、たいてい大火傷します。
時代の変化を素直に受け止めて、柔軟に対応するように心がけたいものです。

時代の変化

⇒各国の金利変動を見越したロングショート戦略
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