アップルショックのスプレッドを比較するとダメなFX業者がわかる!

差がありすぎ! ( ノД`)
画像出典:高城泰氏
ドル円フラッシュ・クラッシュについて主要FX会社の安値を見てみました
— 高城泰 (@takagifx) 2019年1月3日
安値は103.51円から105.98円台まで会社によって大差が…。1分足のデータ抜けも多く取引できない会社、時間も多かったのかなーと。スプレッドもひどいことになってそうですね pic.twitter.com/BqJnUjx9SD
1/3早朝に発生したドル円・クロス円の大暴落で、多くのロンガーがロスカットになりました。
巷ではアップルショックとか呼ばれていますが、iphoneの販売数がドル円に影響するとは思えないのでストップ狩りだと思います。
俺的ゲーム速報JIN氏をはじめ、損失を被った方にお見舞い申し上げます。
多くの投資家は円高でロングポジションが強制決済されましたが、全員が同じ値でロスカットされたわけではないようです。
2011年の震災時や2015年のスイスフランショックの時もそうでしたが、ポジションを保有していたFX業者によって大きな差が出ました。
違いを産んだ原因は、急落時のスプレッド。
bidとaskの差が大きいほど決済時のレートは悪くなり、残る証拠金も少なくなります。
場合によっては追証や借金になる可能性もあります。
また、暴落時に仕込もうと安値に指値注文を入れていても、スプレッド次第では約定しない可能性があります。
とにかくスプレッドの拡大はトレーダーにとって損しかない。

これはやりすぎ。
業者間の約定力を比較するために、最もスプレッドが広がった順にFX業者を並べてみます。
①ヒロセ通商 112.1pips
②セントラル短資FX 100pips
③楽天証券 楽天FX 97.4pips
④外為どっとコム 76.8pips
⑤DMM.com証券 44.2pips
⑥外為オンライン 23pips
⑦GMOクリック証券 8pips
⑧IG証券 6.2pips
⑨YJFX 4pips
⑩FXプライムbyGMO 2.6pips
⑪SBIFXトレード
一位のヒロセ通商はなんと、112.1pips。
スイスフランやトルコリラもびっくりの高額手数料です。
ヒロセの公式サイトによると、USD/JPYの通常スプレッドは0.3pips。
つまり、アップルショック時と通常を比較すると、374倍になっています。

いくら平常時が良くても、非常時に370倍の手数料を請求されたら困りますよね。
ロングで負けた上にこれでは泣きっ面に蜂。
スプレッドが通常なら、強制ロスカットされずに済んだ人もいたでしょう。
ちなみに俺的ゲーム速報のジンさんもトルコリラや豪ドルを強制決済されて、3000万円ぐらい損失を出したそうです。
最もスプ狭いドル円でこれなら、リラや豪ドルはどこまで広がっていたのやら。
2位以下のセントラル短資、楽天証券 楽天FX、外為どっとコム、DMMもかなり広がっているので、相当被害を出していると考えられます。
一方で、急落時にもそれほどスプレッドが広がらなかった業者もあります。
GMOクリック証券、IG証券、YJFX、FXプライム、SBIFXトレード
特にSBIFXトレード
流石は銀行・証券系として名高いSBIグループの面目躍如といったところでしょうか?
FX初心者の多くは、
・業者の知名度
・平時のスプレッド
・スワップポイント
・キャンペーン
といった表面的な要素から取引業者を選んでいます、それだと後で痛い目を見る場合があります。
実際JIN氏はヒロセのスワップ固定キャンぺーンに惹かれて取引した結果、今回の大損に繋がったようです。
スイスフランショックの時にも言いましたが、トレードにおいて最も大事なのは失敗した時にきちんと決済ができること。
危機が起きた時に不幸にも借金を作らないように、本当の約定力を持った業者を利用するようにしてください。

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