FXの板読み 為替の板情報を見る方法
2019-01-29|絶対儲かる!必勝法

利用できるのか!? (゚д゚)
⇒ヒロセ通商のスプレッドが広がった原因は『オレ的ゲーム速報JIN@FX投資部』
の記事で「他人と同じようなポジションを持てばヘッジファンドに狩られてしまう」という話をしましたが、実際にどうすれば狙われずに済むのかわからない人も多いと思います。
自分の意志で米ドルや豪ドルを買ったとしても、それだけで他の投資家と同じことをしているかは判断できません。
他人が何をいくらで何枚取引したかなんて、5chを見てもわからないのだから。
そこで、今回はマーケットにおける注文状況をチェックする方法を教えます。
投機筋はなぜ素人のストップを狙い撃ちにできるのでしょうか?
それは彼等が常に板情報をチェックしているからです。
株式投資をやっている方であればご存じかもしれませんが、株や為替の注文状況は板に記載され、条件の合う者同士でマッチングされます。
インターネット上には板をはじめとして、誰でもアクセスできる注文情報が複数存在します。
・価格帯毎に数量が記載されているタイプ
・通貨ペア毎の売買比率が記載されているタイプ
・価格帯における数量が視覚化されているタイプ

見た目は色々ありますが、どれも顧客の注文や建て玉を示しています。
「誰が何のポジションを持っているか」はプライバシーで守られていますが、「その銘柄に対してどこの価格帯でどれだけの注文が行われているか」は筒抜けです。
そりゃ、獣に狙われれるのも当然ですね。

仮に今が1ドル=100円で99円に大量の買い指値(買い注文)が置かれていたとしたら、下落してもそこで買い支えられます。
反発が予想を予想して、その付近で買うのもありかもしれません。
一方で99円で大量の逆指値(損切り注文)が置かれていたら、割れた時は下に走るでしょう。
ストップ狩りを狙って大口の売り仕掛けがあるかもしれません。
同じ価格でも、板の状況によって有利不利は全然違うわけです。
証券会社のサイトなら注文時に板情報が表示されるので、株の投資家は状況を見ながら注文価格を決めることができます。
現実にはアルゴの見せ玉(実際には約定しない注文)が蔓延っているので、本当に約定する量は限られていますが。
一方でFXは流動性が高いため見せ玉の影響は小さいものの、殆どの業者で板情報を見ることができません。
大半のFXトレーダーは、暗闇の中で何も見えないまま取引をしているようなものです。

残念ながらFXは市場取引より相対取引が多いので、マーケット全体の注文状況を確認する手段はありません。
しかし、一部の業者は板情報を公開しているため見ることができます。
正確に全注文を知ることはできませんが、いくつかの情報から大まかな傾向を確認することはできるわけです。
<板読みできる場所の例>
①外為どっとコムの外為注文情報(オススメ!)
②オアンダ・ジャパンのオーダーブック
③デューカスコピー・ジャパンのマーケットデプス
④マネパやみんなのFXなどの売買比率
⑤シカゴIMM通貨先物ポジション推移
この中でも最もお勧めなのは、外為どっとコムの外為注文情報です。
株の板同様、各価格帯での注文数を確認することができます。
マネパなどの売買比率は値段がわからないし、IMMはミセスワタナベが含まれていないので微妙ですね。

上の注文状況を見れば、どの価格にショート(決済)注文が集中しているかわかりますよね?
単純に考えればドル円が上昇してもそのあたりで売られ、上値が重くなると予想できます。
皆と同じようなポジションを取らないためには、どうすればいいのか?
貴方がヘッジファンドであったらどこを狙うのか?
板を見ながら考えてみてください。
ちなみにこの便利な板情報を提供している外為どっとコム・オアンダジャパンは、以下のポイントサイトからの口座開設が可能です。
口座開設・取引で最大8000円分のポイントがゲットできるので、まだ口座を持っていない人は作っておくといいでしょう。
⇒モッピー
⇒ハピタス
オアンダジャパン


- 関連記事
- Genre:株式・投資・マネー
- Thread:FX(外国為替証拠金取引)