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老後資金3000万円よりも大切なものがある - 貴方を幸福にするFXブログ

老後資金3000万円よりも大切なものがある

パスワードセキュリティ安全は大事
守れないじゃん! (;д;)

「老後資金はいくら必要なの?3000万円あっても足りないの?」

「どうやって貯めればいいの?NISAがいいの?」


これは現代の日本人の大半が抱いている疑問です。

若いうちにどれだけ貯金しておけば老後も安心して暮らせるのか?
答えを知りたいと貴方も思っていることでしょう。

しかし、貯蓄を基準に将来設計を考える時点で間違っているのではないか?
役人や銀行員の常套句に洗脳されて、本当に大事なことを忘れてしまっているのではないか?

そうエセ賢者は思います。

一度原点に帰って考えてみてください。
貴方はなぜ老後資金を貯めようとしているのですか?

今でこそ日本人は世界一の貯蓄率を誇っていますが、ほんの200年前は誰も金融資産を持っていませんでした。
貯金制度ができたのは明治に郵便貯金が作られてからで、本格的に貯蓄を始めたのは太平洋戦争に負けてからです。
元々日本人は貯蓄好きではなかったのです。

それなのになぜ現代の人々は熱心にお金を貯めているのでしょうか?
その理由は、米国の占領政策によって日本の社会構造が作り替えられてしまったからです。

現代の日本には、米国から伝わった個人主義が蔓延しています。
親と子が別々に暮らすのが当たり前になり、非婚の単身世帯や核家族が急激に増加しています。

母親の愛情

私達は自分の意志でそれを選んだつもりでしょうが、それは社会によって植え付けられた価値観です。
なぜなら、個人主義は資本主義にとって都合の良いシステムだからです。

10人が一緒の家で暮らせば、必要な家電は1つで済みます。
テレビも洗濯機も、電子レンジもエアコン、浴槽も自家用車も一つずつあれば十分です。

しかし、各自が単身世帯に移れば10個ずつ用意しなければいけません。
大量生産・大量消費を望む大企業にとっては、皆がバラバラに暮らしていてくれた方が有難いわけです。

消費によって経済が活発化するならそれも悪いとは言えませんが、個人主義は精神安定上大きな問題を引き起こします。
それは各人が心の中に抱える不安です。

人は孤独を恐れます。
なぜなら、将来何かあった時に自分を助けてくれる人がいないからです。

若いうちはいいが、年をとって身体が動かなくなったらどうしよう?
事故や事件に巻き込まれて、生活できなくなったらどうしよう?

未来に懸念を抱く生き物だからこそ、人類は非常時に備えて集団を作ってきました。
要するに、過去の人々は「人」に依存することで安心を手に入れていたのです。
極端な話、家庭も会社も友人も、全て不安を解消するための手段でしかありません。

友達になってください

しかし、個人主義が勢いを増して人と人の繋がりが極端に弱くなると、「人」に依存するのが難しくなりました。
そこで人々が注目したのは、「お金」という最強のアイテムです。

お金は「他人の時間を買う道具」なので、十分な額を持っていればいつでも助けてもらうことができます。
たとえ赤の他人でも札束を差し出せば動かせるのだから、もう身内に頼る必要はありません。

だから私達は、金銭で安心を買うことにしました。
昔のように人に依存する代わりに、お金に依存することにしたのです。

こうして貯金は弱い人々の精神安定剤になりました。
一定以上の貯蓄を持つことが幸福の条件になり、将来の不安を忘れさせてくれるようになりました。

幸福度は年収に比例する将来の不安は低年収ほど低い

しかし、これで本当にいいのでしょうか?
安全欲求に従って貯金を続けるのが、最も賢い生き方なのでしょうか?

行き過ぎた個人主義・資本主義社会において、お金が安心をもたらすのは間違いない。
けれど、お金は不安を解消する手段ではあっても、安心そのものではありません。

いくら貯め込んだところで、インフレが来たら貯金は容易く目減りしてしまいます。
預金封鎖やデノミで失われてしまう危険性もあります。
今のモノやサービスは買えても、将来もそうである確証はありません。

そもそも未来に不確定。
わからないものに対して絶対の安心を求めるのは、根本的に無理な話です。

銀行マンは金融商品を売るためにまず「老後資金はいくら必要か?」というマニュアル通りの話を始めますが、その話を聞く前に思い出してください。
貴方の本能が求めているのは安心であって、お金ではないということを。

消費税は社会保障を賄う手段の一つでしかありませんが、他の手段を議論しないまま強引に具体的な話(軽減税率など)を進めることで「まず増税ありき」が既定路線になってしまいました。
今では税金を取るのが目的化して、社会福祉の充実という本来の目的は忘れ去られています。

お金は善く生きるための手段なのですが、しばしば目的に成り代わってしまいます。
「生きるためにお金がほしい」「お金を稼ぐために生きる」にいつの間にかすり替わっているのです。

働かなきゃ

安心安全の欲求を満たす方法は一つではありません。

「お金」依存して、貯金することで満たすこともできます。
「人」に依存して、仲間を作ることで満たすこともできます。
あるいは宗教家のように天が助けてくれると思って、「神様」に依存することもできます。

どれも間違ってはいません。
ただ、どれであっても絶対の保証は得ることができません。
未来は不確定で、何をもってしても知ることはできないからです。

だから、猫賢者はいずれにも依存しません。
「未来には保証がない」という絶対的な事実を素直に認めて、自身の稼ぐ力を鍛えることを勧めます。

人間ならば不安になるのは当然ですが、それを自分以外の何かに解消してもらおうとするのであれば、本当の意味で自立しているとは言えません。
恐怖を抑えるために使えるものは全て使いながらも、最後のリスクは自分自身で受け止める覚悟が必要ではないでしょうか?

安全と危険

⇒「いくらでも稼ぎたい」は「何もいらない」のと同じ

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中々哲学的で深いお話しです。
これから益々孤独な老人が増えますので、命懸けで財布の紐はガッチリ握り締められ、若者はその煽りを受けて更に貧しくなる社会が加速すると思うと暗澹たる心持ちになります。

2019-02-26 16:22 | from 山中 一人

Re: タイトルなし

> 中々哲学的で深いお話しです。
> これから益々孤独な老人が増えますので、命懸けで財布の紐はガッチリ握り締められ、若者はその煽りを受けて更に貧しくなる社会が加速すると思うと暗澹たる心持ちになります。

国家の経済力は若者の数に比例するので、少子高齢化を止めようともしない日本は衰退する一方でしょうね。
アベノミクスのデフレ対策で無理矢理数字を盛った所で、根本原因が解決しない以上無意味。

政治とは何かを切り捨てて、何かを残すことです。
老人が未来に寄与しないなら、容赦なく切り捨てないといけない。
今の日本のように道徳を振りかざして全てを救おうとするのは、全てを捨てているのと同じです。

2019-02-26 18:13 | from 幸福賢者

No title

稼ぐ力の鍛え方の記事をお願いします。

2019-02-26 22:44 | from ヨクト

Re: No title

> 稼ぐ力の鍛え方の記事をお願いします。

スポーツの本を読んでプロの選手になれないようにサラっと一記事読んで稼ぐ力が身に付くわけではないのですが、
何事も本質があるのでそこを書いてみたいと思います。
簡単に言うと「社会の需要に合わせる」ということになるのですが、簡単な言葉に反してそれを実行するのはかなり難しい。

2019-02-26 23:24 | from 幸福賢者

No title

株やFXが流行始めた頃からでしょうか。
気がついた人が、稼ぐ力を身につけましょうというようになりました。
これが容易でない。
起業でもしない限り、主に投資によって稼ぐと思いますが。若いときから投資を始めましょうと言いたいですね。
必ず大損して失敗するので。定年まで何もせず、老後退職金を全部溶かしては、終わりです。

2019-02-27 04:37 | from 名無しちゃん

Re: No title

> 株やFXが流行始めた頃からでしょうか。
> 気がついた人が、稼ぐ力を身につけましょうというようになりました。
> これが容易でない。
> 起業でもしない限り、主に投資によって稼ぐと思いますが。若いときから投資を始めましょうと言いたいですね。
> 必ず大損して失敗するので。定年まで何もせず、老後退職金を全部溶かしては、終わりです。

そうですね。
私も若い時から投資を始めるべきだと思います。
稼ぐ力の本質は起業でも雇用でも投資でも変わらないのですが、
投資ほどそれを学ぶのに適した教材はないので。

幸いお金というのは「何度でも取り戻せるもの」なので、仮に失敗しても終わりにはなりません。
お金を失ったら取り返しが付かないという思い込みもまた、お金に依存する人々が克服しなければならない課題の一つだと思います。

2019-02-27 08:22 | from 幸福賢者

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