稼ぐ力育成講座⑨ 取引回数を増やせない最大の要因
2019-03-30|FXのカラクリ(初心者向け)

全部当てはまってる! ( ノД`)
前記事⇒稼ぐ力育成講座⑧ 価格差を大きくする四つの方法
最初にどうでもいいお知らせ。
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同メディアサイトの以下URLで当サイトが記載されています。
2019年タイプ別おすすめ投資家ブログ90選!【MAStandが選ぶ】
こんな猫と面白画像しかないブログがなぜ選ばれたのかは謎ですが、、これから投資をはじめる方にとってこの記事が少しでも読者の役に立てばと思っております。

今回は利益を大きくする三つの方法の二つ目の話。
そして多分、一番大事な話です。
①価格差を大きくする
②取引機会を多くする
③成約率を上げる
利益を出すためには、モノやサービスを売るしかありません。
どんなに素晴らしいビジネスを思いついても、売れなければ一銭にもなりません。
利幅と成約率が変わらないのであれば、利益は販売個数に比例します。
沢山売るほど儲けが増えるのはわかりやすい話ですね。
商売の基本は、いかに多くの顧客に認知して買ってもらうか。
コマーシャルを出しても、誤発注の振りをして売り出しても構わない。
とにかく多く売った方の勝ちです。

しかし、シャイな日本人はこれが一番苦手。
日本人が商売に向いていないと言われるのは、この消極性が主因だと思われます。
前にも述べましたが、最近の若者は営業職が嫌いです。
「知らない人に売り込みをかけて商品を買ってもらう」という行為に対して、恐怖すら感じています。
なぜ嫌なのかと言えば、断られるからです。
断られると、プライドが傷付くからです。
人間は基本的に「ノー」と言われることに耐えられません。

このことは、異性への告白によく似ていますね。
告白すれば、高確率で振られます。
振られても金銭的な損害はありませんが、自尊心はズタズタになります。
噂が友人に流れたり、最悪SNSで拡散される可能性すらあります。
そのリスクを考えると、若者がなかなか好きな人に告白に踏み切れないのもよくわかります。
しかし、告白せず付き合うのはまず不可能です。
貴方が若くてクレオパトラ並みに美しい容姿をしていれば相手からアプローチしてくれる可能性もないではありませんが、そこまで自信はありませんよね?
90%の確率で振られるとしたら、10人に声をかければ1人は成功することになります。
仮に99%の確率であっても、100人ナンパすれば成功します。
この地球には約35億人もの異性がいるのだから、諦めずアタックし続ければいつかはOKしてもらえるでしょう。
エセ賢者の断られる確率は100%らしいので35億人に告白してもダメかもしれませんが、友達ぐらいは作れるはず。

ビジネスや投資も同じこと。
自分から動いて売り込みをかけなければ、まず成功することはありません。
多くの会社で面接を受けて、雇ってもらえる場所を探す。
とにかく多くの顧客に会って、話を聞いてもらう。
大数の法則が働くまで、延々とトレードを続ける。
腐るほど繰り返せば、どんなこともいつか必ず成果が出ます。
しかし、現実にそれを成すのは簡単なことではありません。
特に日本人はダメダメです。
プライドが高い人ほど、チャレンジする頻度が低い。
就職も何社か不採用になっただけで諦めてしまう。
営業も何人か断られただけで諦めてしまう。
トレードで負けが続くことは珍しくないが、初心者は数回ロスカットになっただけで止めてしまう。
ひどい人は一回の損切りも妥協できず塩漬けして、含み損が膨れ上がって即死。
負けることに耐えらない。
プライドが傷付くことに耐えられない。
だから、日本人の若者は起業もプロポーズもしないんですよ。

そんな状況を乗り越えるには、ただやるしかない。
幸い人間の自尊心には限度があるので、永遠にプライドが摩耗し続けることはありません。
1回失敗すれば半分が削られ、2回目はさらに半分が削られる。
10回やればもうボロボロ、よほど自信のある人でも20回連続で負ければプライドは粉々になっているでしょう。
つまり20回敗北したら、そこから先はいくら失敗しても平気になってしまうわけです。
何度も何度も負けて、失敗に慣れ切ったらそこがスタートライン。
初めのうちは利益を出というよりも、知らず知らずのうちに肥大化した自尊心を崩すために取り組むべきなのかもしれません。
今の日本社会は無力感を味わうことはあっても挫折感を味わうことは少なく、若者は「成功するのが当たり前」だと思っています。
しかし、現実には失敗するほうがずっと多い。
星の数ほど断られること。
多くの人に嫌われること。
失敗してプライドを失うこと。
見苦しくも今の仕事にしがみつくこと。
それが成功するための必須条件なのだと思います。

次回は「成約率を上げる方法」。
ベストセラーがなぜ売れるのか、本質に迫っていきたいと思います。
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