新元号「令和」に対するの三つの反応が運命を決める
2019-04-01|経済を考える

そんな告白されても!(ノ_<)
新元号は『令和』に決定しました。
「実はエイプリルフールネタでした!」と後から言ったら安倍政権を見直しますが、流石にそれはないでしょう。
あとひと月で長かった平成も終わりです。
「由来は万葉集。令月は何事をするにもよい月という意味だから縁起がいい」
「政府の命令に対して和をもって従えという意味だ。これ以上強権を振りかざす気か」
「令和18年生まれの人はR18になってしまう。なんてこったい!」
などと色々な解釈が飛び回っていますが、エセ賢者としてはどうでもいい。
ここで考えたいのは、こういったイベントに対する反応は三つタイプに分けられるということです。
①イベントに参加して楽しむ派
②無駄なことと割り切って自分の仕事に集中する派
③それを金儲けに上手く利用できないか考える派
だいたい8割の人は①です。
元号の意味を深読みしたり、典拠を調べたり、いちゃもんを付けたりします。
楽しむのは結構なことですが、それで何かが得られるわけはありません。
出典なんて誰かが調べているだかろうから、知ったところでメリットもありません。
合理的に考えるなら、紛らわしい元号なんて廃止して西暦に統一した方がいい。
そこで、真面目な人はこのバカ騒ぎを無視します。
世間の人々が浮かれている時を差を付けるチャンスだと思って、自分の仕事に集中します。
自分にとって大事なものと無駄なものをきちんと区別して、リソースを振り分ける方法を選ぶ。
大衆に流されず、どんな状況でも鍛錬を欠かさないがプロと呼ばれる人々です。
尊敬しますね。

しかし、この二者のどちらでもない者が稀に存在します。
世間に流されるのではなく、無視するのでもなく、イベントをビジネスに利用する人です。
例えば、新元号が発表されてすぐ一部の通販サイトに「令和グッズ」が販売されました。
・令和マグカップ
・令和マスキングテープ
・令和付箋
・令和シャツ
商魂たくましい。
あらかじめ元号を知っていたわけでもないだろうし、どんな文字になっても対応できるように準備していたんでしょうね。
発送するまでにプリントすればいいので、注文だけ先に受けくつもりでしょう。
一応投資家である猫賢者は「れいわ」という名前の会社を探していました。
「株式会社レイワ綜合企画」や「レイワ工業株式会社」が実在しました。
直接の関係はなくても、株式相場は勘違いと悪乗りで動く場合があります
株が買えるような大会社があれば、ストップ高が期待できたかもしれませんね。
アノマリー的に、4月前半は株や為替が堅調になる傾向があります。
天皇陛下が存命のまま新元号が決まったおめでたいムードも考えれば、円安株高が進む可能性は高い。
トレーダーの多くは、これを機会に買いを入れているのではないかと思います。
新しい年号が「令和」だろうと「安久」だろうと「新平成」だろうと、それ自体に特別な意味はありません。
ここで問われているのは文字の意味などではなく、
「それを聞いた貴方はどうするか?」
ということなのですから。

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