日本の大人はなぜ絶望しているのか?
どんどん増えろ! ヽ(´∀`)ノ
希望を持つのは簡単です。
増え続ける数字を見ればいいだけ。
絶望するのは簡単です。
減り続ける数字を見ればいいだけ。
人間のありとあらゆる感覚は、比較によって成り立っています。
希望と絶望は、現在と未来の比較によって生まれます。
・未来>現在→希望
・未来<現在→絶望
希望を感じるためには、未来の見通しが明るくなければいけません。
日本の総人口が減少し、可処分所得が減り、国際的な順位も下がる状況では、大人達が絶望するのは当然のことです。
未来に希望持てない大人達を尻目に、子供達は常に前向きです。
彼等の将来の経済状況が良くなるか悪くなるかはわかりません。
しかし、未成年の身体は必ず成長します。
100cmの身長は数年で120cmになり、150cmになります。
高校までは身長も体重も順調に増え続け、長期的に下がり続けることはまずない。
筋力も知力もグングン向上し、なんでも短時間で上手くこなせるようになります。

未来は今より必ず成長する。
だから、子供は何ら特別な条件がなくても希望を持つことができます。
しかし、二十歳を過ぎた大人はそうもいきません。
175cmのエセ賢者が来年になったら180cmになるわけじゃない。
上の学年にエスカレーター式で上がれるわけでもない。
肉体的成長が止まった大人は、子供ほど簡単に希望を持つことができません。
けれど、肉体の発育だけが人間の成長ではありません。
経済的にも、精神的にも、技術的にも、人は必ず進歩するのですから。

会社で出世して年収を上げたり、投資でお金を稼げば、銀行預金の残高は増えていきます。
今日よりも明日、明日よりも明後日の残高が増えて行けば、貴方は明るい未来を描くことができます。
英語を勉強すれば、TOEICテストの点数が上がります。
ゴルフの練習をすれば、スコアが上がります。
ペットをつがいで飼えば、自然と繁殖して数が増えていきます。
庭に木を植えれば、年々樹高が伸びていきます。
ブログ記事やYoutube動画を投稿すれば、視聴数は日々増えていきます。
対象が何であれ、増え続ける数字は希望の源になります。
自ら数を増やそうとすることが、充実した人生を送る鍵です。

それを考えると、テレビゲームが楽しい理屈もわかります。
ドラクエやFFといったRPGは必ずレベルが上がり、まず下がることがない。
将来が必ず良くなると信じられるほど、幸せなことはありません。
ちなみに猫賢者は「冒険者35歳 」という中年が主人公のフリーゲームをプレイしたことがありますが、絶望の塊でした。
通常のRPGと異なり、時間経過とともにステータスが下がる鬼畜仕様。
加齢とともにどんどん弱体化し、社会的地位が落ちて行く姿が悲惨でした。
高齢化というのは、つくづく人を鬱にさせるのですね。

思えば私も随分長い間、希望と絶望の間を彷徨ってきました。
幼少の頃は身長が伸びることに希望を感じ、もう伸びなくなって絶望した。
成績が上がることに希望を求め、だんだん上がらなくなって絶望した。
投資でお金が増えることに希望を探し、増えなくなって絶望した。
そして今も、こんな自分にもまだ育てられるものはないかと探し続けている。
おそらく、そんな果てしない繰り返しこそが人生なのでしょう。
確かにこの国は経済的にも人的にも縮小に転じ、皆が同じように希望を持つのは難しくなりました。
人口もGDPも増加せず、高度経済成長期のように給料が上がり続けることもありません。
しかし、そんな時代だからこそ私達は自分の手で希望を作り出さなければなりません。
日本社会が成熟して衰退に向かっているとしても、貴方が成長を感じられる世界は無限にあるのだから。
希望とは、今を積み上げて未来の数字を高めていくことです。
ひとつの成熟に達した私達はまた取り組むべきことを見つけて、それを蓄積させていかなければならないのです。

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