FC2ブログ

「ネトウヨが知らない」トランプ大統領が靖国参拝してはいけない理由 - 貴方を幸福にするFXブログ

「ネトウヨが知らない」トランプ大統領が靖国参拝してはいけない理由

禅の心を学ぶ外国人オタク
そんなわけないだろ! (ノ_<)

今回の結論:トカゲの尻尾を繋げることはできない

夕刊フジの報道によると、トランプ米大統領が靖国神社を参拝する可能性が浮上しているそうです。
「令和」初の国賓として天皇陛下との会見する際に、「靖国神社を参拝してほしい」と熱望する声が出ているとか。

本当にそんなことが実現するかどうかはわかりませんが、エセ賢者ははっきり言わせてもらいたい。
靖国神社に参拝してはいけない!と。

「中韓の機嫌を損ねる」とか「戦争の反省がない」とか、そんな表面的な理由ではありません。
左翼思想とか右翼思想とか、そんな幼稚な話でもありません。

国のために命を落とした人たちを追悼したいと思う気持ちはわかるけれど、それは絶対にやってはいけない。
戦犯者に情けをかければ、過去の大罪を今の国民に背負わせることになってしまうからです。

アドルフ・ヒトラーを考えてみるとわかりやすい。

「第二次世界大戦で最大の戦犯は誰?」
と尋ねたら、おそらくほとんどの人はヒトラーと答えるでしょう。
ナチスを率いたファシストで、ホロコーストによって多数のユダヤ人を虐殺した大悪党ですから。

可愛い女の子を抱くヒトラー

しかし、いくらヒトラーといえど、一人でそれだけの悪事を成したわけではありません。
クーデターにより政権を奪取したわけでも、民意を無視して権力を掌握したわけでもありません。
正々堂々大統領選挙に出馬して当選し、多くの党員と共に政治を行っています。

民衆がヒトラーを支持していたのなら、彼が起こした戦争犯罪の責任の一端はドイツ国民にもあるはず。
実はヒトラーはドイツ人ではなくオーストリア人なので、彼を育てたオーストリアにも責任があるかもしれない。

けれど現在の世界はヒトラーと彼が率いたナチスドイツを戦犯にしても、他のドイツ国民やオーストリア国民を敵とは見なしていません。
むしろナチスに扇動された被害者として扱われていると思います。

撃ち殺す

日本にしたって、同じこと。
中国などアジア諸国を侵略して太平洋戦争で米国と戦ったのは、東条英機率いる軍事政権。
彼等は敗戦後に極東国際軍事裁判を受け、「平和に対する罪」.「戦争犯罪」「.人道に対する罪」によって裁かれました。

彼等が世界征服の野望のために他国を侵略したのか、欧米からアジアを解放するために戦ったのかは定かではない。
どちらにしても、もはやどうでもいいこと。
世界恐慌によって世界を混乱させ、経済制裁によって日本を追い詰めた米国に正義があるとも思えません。

しかし、戦争で負けた以上、誰かが責任を取らなければなりませんでした。
その該当者となったのが、ドイツのヒトラー、イタリアのムッソリーニ、日本の東条英機でした。

もしもトップを処罰しなければ、責任はその組織全体が負うことになります。
そうなれば誰もが加害者となり、被害者から永遠に責められ続けることになってしまう。
だから私達は東條首相に責任を押し付け、「戦争は軍部の暴走であり、日本国民の総意ではない」としたのです。

この「責任者の首切り」がどれだけ有効かは、不祥事に対する会社の対応を見るとわかりやすい。

ライブドアも日産自動車も、フォルクスワーゲンもファーウェイも、事件で逮捕されたの社長かそれに近い経営者。
退陣して責任を取るのはトップの仕事で、末端の構成員が罪を被ることはありません。

同じ組織で働く人間が無関係とは言い切れないけれど、現実にはそうするしかない。
組織を再建したり、社員が再就職して世間に復帰するためには、それが必要だからです。

そういえば、コインチェックも仮想通貨盗難事件の後に経営陣を入れ替えて再出発しましたね。

仮想通貨コインチェックの社長

ヒトラー、ムッソリーニ、東條が裁かれたことにより、三国の国民はファシズムの暴走に巻き込まれた被害者となりました。
ある意味、私達は我が身可愛さのために彼等を生贄にしたのです。
もしも東条首相がいなければ、国家元首である昭和天皇が代わりになっていた可能性すらあります。

サンフランシスコ平和条約によって大戦が終了した後、日本は他国と平和条約を結び、占領地への損害賠償を行いました。
中国は国土を満州国に分割され、戦争で膨大な死傷者を出したにも拘らず、日本に対して賠償を請求することはありませんでした。(ODAなどの援助は別)

色々と思惑はあったのでしょうが、「日本国民もまた戦争の被害者」という認識が関係の修復を後押ししたのではないかと思います。

大戦によって大きく傷付いた各国が過去を水に流し、友好を関係を築いていくためには、敗戦国の軍部には悪者になってもらう必要があった。
それが戦犯が作られた真相です。

今の若者はおそらくこの事情を知らないでしょうが、極東軍事裁判で決着を付けた以上、靖国神社に祭られている軍人は日本の敵です。
たとえ祖国を守った英霊であろうとも、国家を滅亡に導いた戦犯として石を投げなければなりません。
全ては子孫に罪を被せないために。

だからいくら自由奔放な猫賢者でも、「東条英機は立派な人物だった」なんて言えません。
ドイツ人が「ハイル、ヒトラー!」と言えない同じこと。
そんなことを認めたら、彼等の犠牲が無駄になってしまうから。

ちなみに、これと同じことをこの上なく上手くやったのが韓国と北朝鮮

彼等は日本と交戦することなく併合されていたので客観的に見れば共犯ですが、敢えて日本を敵視することで戦犯として見なされるのを避けています。
慰安婦や徴用工の被害を殊更に訴えることで加害者の責任から逃れているので、過去の捏造や誇張が止むことはないでしょう。

韓国大統領千年経っても被害者

結局のところ、どこの国も敗戦の責任を死者に押し付けただけの話。

仮に日本の政治家が靖国神社を参拝して軍人に理解を示せば、せっかく作った建前が崩れてしまいます。
もちろん神社に祭られているのは軍人だけではありませんが、中国人からすれば戦犯に寄り添ったと考えるのは当然のこと。

ファシズムに巻き込まれた被害者であるはずの日本国民も結局軍隊の味方だったことになり、各国が許す口実を失ってしまいます。
トランプ大統領は日本人ではありませんが、日本を裁いた国が甘い顔をすれば、共に戦った連合国の関係に亀裂を入れることになるでしょう。

トランプ大統領の核爆発

日本人の先祖を供養する気持ちは、とても素晴らしいものだと思います。
上記の事情を理解してもなお祖霊に敬意を示そうとするなら、むしろ拍手を送りたい。

しかし、巷でネトウヨやネトサポと呼ばれ、ヘイトスピーチを垂れ流す人々がそこまで考えているでしょうか?

確かに責任とはトップだけでなく、組織を構成する全員が共に背負うべきもの。
けれど、それは理想論に過ぎない。
何千万人という死者を出した世界大戦の責任を分かち合うには、私達はまだまだ未熟すぎる。

先祖を供養するのも、神社にお参りに行くのも、それ自体は大変結構なことです。
しかし、それを望む貴方には過去の罪を背負う覚悟はおありでしょうか?

キャプテンマークの責任の重み

関連記事
お読み頂き、ありがとうございました。
今日もあなたが幸せでありますように。
応援クリックで、もっと記事が増えます
にほんブログ村 為替ブログへ
にほんブログ村
コメント
非公開コメント

応援クリックで、もっと記事が増えます
にほんブログ村 為替ブログへ
にほんブログ村

No title

ネトウヨなんていう、曖昧で誰のことを指すのかわからない言葉を使って、意見をいうなんてがっかりですね。
それは底辺などというのと同じ。

2019-05-19 03:20 | from 名無しちゃん

Re: No title

> ネトウヨなんていう、曖昧で誰のことを指すのかわからない言葉を使って、意見をいうなんてがっかりですね。
> それは底辺などというのと同じ。

私もこういうレッテル貼りのような真似はしたくないのですが、
敢えてこの言葉を使わせてもらっていました。
偏った愛国主義的思想を持っている人にこそ、この話を聞いてほしかったからです。
読んでもらうためには言葉の正確さより、対象の目を引くことを優先しなければなりません。

誰かを攻撃するのが目的ではありません。
私達が墓の下まで持って行こうとしたことが、かえって現代の若者に軋轢を生むことになりました。
だから、今更ながら本当のことを伝えるべきだと思ったのですよ。

2019-05-19 07:18 | from 幸福賢者

No title

共感出来ました。

2019-05-23 08:36 | from 珠洲

Re: No title

> 共感出来ました。

ありがとうございます。
共感してくれる人が一人でもいれば幸いです。

弱腰外交を批判して自国を賛美することが「愛国心」と思っている人は多いけれど、
実際はむしろ逆ではないかと思います。

組織とは「全く考えの異なる人の集まり」であり、構成員が対立することが組織にとって最大の不利益になります。
社会においては意見の異なる人、共感できない人に対しても利害を調整して上手くやっていく、
そんな努力こそが本当の愛国心なのではないでしょうか?

2019-05-23 09:46 | from 幸福賢者

トラックバック

https://valuablefx.blog.fc2.com/tb.php/1464-d8b4941d