不動産を所有した気になっていないか?
2019-06-03|負ける理由(真実を知りたい貴方へ)

需要あるの!?
株式や外貨、仮想通貨やETFなど様々な金融商品に投資しているエセ賢者も、土地やマンションは全く所有していません。
少子高齢化による需要減少を懸念しているのもありますが、それ以前に不動産は所有できないものと認識しています。
マイホームや賃貸用マンションを買った人は、それが自分の所有物だと考えます。
土地の権利書が手元にあって、登記簿にも名前が記載されているから自分のもの。
論理的・法的には正しく思えますが、現実には違うと思います。
本当に自分のものであるのなら、自分の意思で手放さない限りはずっと持っていられるはず。
島や山をまるごと買い上げて、何もせずに放置しておいたっていいはずです。
しかし、不動産は単に持っているだけでお金がかかります。
毎年固定資産税を請求され、納めなければ差し押さえられて競売にかけられます。

自分の物を持っているだけなのに、なぜお金が取られるのでしょうか?
手放してたくないのに、なぜ強制的に土地を奪われてしまうのでしょうか?
ここに不動産の本質が表れているように思います。
資本主義社会において物を借りる場合、対象の価値と期間に応じたリース料金を支払わなければなりません。
家賃、レンタカーの料金、融資、株空売りの貸株料など形は様々ですが、、他人の物を借りれば相応の金銭を支払う義務が生じます。
支払わなければ物は取り上げられ、持ち主に返却されます。
固定資産税を払わないと不動産が政府に取り上げられてしまうのなら、本当の持ち主は日本政府であったと考えられます。
私達日本人は登記簿に名前が掲載されているから所有している気になっているだけで、実際は国家に借りていたにすぎません。
他人から借りているものは、基本的に資産にはなりません。
どちらかいえば負債です。
なぜなら、持っているだけでどんどん資金が減っていくからです。
もしも不動産を資産にしようと思うなら、なんとかして収支をプラスにしなければなりません。
家賃や民宿、駐車料金などで収入が固定資産税や維持費の支出を上回るなら、それは資産と呼んでもいいでしょう。

けれど、一般に家を買った人達はそういった運用をしていません。
念願のマイホームとは言っても、自分が住む以外の利益を生むわけではない。
むしろ税金や光熱費、補修費などでどんどん資金が削られていきます。
これではとても資産とは呼べません。
一般の投資家は不動産や自動車、各種金融商品を買うことで資産が増えたと考えますが、実際は資産の代わりに負債を抱えていることも少なくありません。
大金を積んで自分の物にしたつもりでも、実は借り物だったりすることもあります。
それが本当に自分の資産であるか知りたければ、それに関する収支を確認してください。
収入よりも支出の方が大きければ、それは借り物であり、負債です。
(ちなみに子供やペットも社会からの預かりものであり、自分の所有物ではありません)
投資家として生きるとは、「負債を減らして資産を増やす」ということです。
何が資産で何が負債かは、法律や状況によっても変わります。
資産を増やしてつもりでも知らないうちにローン地獄陥っていることもあるので、定期的に自身のポートフォリオをチェックしてみてください。

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