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金融庁の「老後2000万円」が根本的に間違っている理由 - 貴方を幸福にするFXブログ

金融庁の「老後2000万円」が根本的に間違っている理由

横断歩道を渡るのは不可能
無茶を言うな! ( ノД`)

金融庁の「金融審議会市場ワーキング・グループ報告書」で、「老後の生活費2000万円が不足する」という話が話題になっています

「100年安心」と言って年金保険料を払わせてきておいて、いざ受給する時になったら足りないのは確かに酷い。
年金はねずみ講・ポンジスキームと言われても仕方ありません。

しかし、それに目をつぶっても、この2000万円という金額は明らかにおかしいとエセ賢者は思います。

「収入が年金中心の高齢夫婦の世帯は、収入よりも支出が上回るため、平均で毎月5万円の赤字になる。
老後30年間これが続くと、2000万円が必要になる」


この論理は一見正しそうに見えますが、インフレを完全に無視しています。

「30年間も同じ物価が続く」ということは、現実的にあり得ない。
「支出の種類がずっと同じまま」というのも、絶対にあり得ない。

どのような内容でいくら支出するかは、時代と共に変わっていきます。

まずインフレについて考えてみましょう。

現在20歳の青年が博打で一発当てるなり遺産を相続するなりして、2000万円を手に入れました。
これで将来の不足額がカバーできて、老後も安泰でしょうか?

一般にデフレと言われる日本も、生活必需品は常に値上がりしています。
変動の大きい生鮮やガソリンなどが消費者物価指数の対象外になっているので、統計に出てこないだけです。
同じ値段で買える食品の量は、日々確実に少なくなっています。

アベノミクスで食料が小さくなった

仮に日銀の言う通り年率2%でインフレするとしたら、20歳の彼が60歳になる時の物価は、

物価上昇=1.02^40=2.21倍

物価は2倍以上になっています。
もっとインフレが強くて5%だとしたら、7.04倍になります。
どんどん上がっていく消費税を含めると、実際はもっと大きくなるかもしれません。

現在2000万円の貯金があっても、2%のインフレが続けば40年後は900万円の価値しかなくなります。
5%であれば、残るのは280万円分です。
老後の暮らしの中でもさらに蓄えが目減りしていくので、とても安心はできませんね。

物価の上昇がなかったとしても、出費は必ず増加します。
高齢になれば医療費や介護費など、今までとは違う費用がかかります。
医療技術が進歩して最新の機器や薬品による治療が必要になれば、それに応じてコストも増大していくでしょう。

「でも、ずっと物価が上がり続けるとは限らないだろ?」

という意見ももっともです。
未来は誰にもわかりません。

けれど、実際はもっと悪くなる可能性の方が高いと思います。
この日本が財政破綻して、ハイパーインフレが起きたのはそんな昔の話でもありません。

明治時代の一円は、今に換算するとだいたい二万円の価値がありました。
それと同じように考えれば、2000万円が千円になっていても何も不思議ではない。

世界を見れば、ジンバブエやベネズエラでもハイパーインフレが起こっています。
現在の日本政府の債務水準は、太平洋戦争末期よりもさらに悪い。
再びインフレや預金封鎖が発生するとしても、特に驚くことではないでしょう。

インフレしすぎてパンも買えない

別に猫賢者は日本破綻論者ではないので、財政破綻を煽るつもりはありません。
この国がこの先どうなるかは、今回の論旨とは全く関係がない。

理解してほしいのは、「物価は常に変わる」ということ。
「現在の貯蓄はあてにならない」ということです。

40年後に物価が倍になろうが、2000倍になろうが関係ない。
貨幣は必ず目減りするので、いくらお金があっても絶対的な安心は買えません。

ではどうすればいいのでしょうか?
貯金でなければ、何が必要なのでしょうか?

それは稼ぐ力です。
政府や貯蓄に守ってもらうのではなく、自分が生きるための武器を手にしましょう。

件を構える老婆

明治時代の1円が今の世の中に通用することはありませんが、稼ぐ力はどんな時代でも通用します。
物価が100倍なら収入も100倍になるので、困ることはありません。

FXのトレードスキルを磨いてもいい。
ビジネスを起こしてもいい。
不動産や株式で不労所得を作ってもいい。

若いうちに現金を貯め込んでも、時間とともに目減りして損をするだけです。
それならばチャレンジで失敗して、その経験を将来の糧にした方がずっといい。

今の自分に投資して稼ぐ力を鍛えておきましょう。

老後に継続的な収入があれば、貯蓄を切り崩して生活する必要はありません。
政府の年金や生活保護が打ち切られても、心配しなくて済みます。

不安を煽るわけではありませんが、日本の社会保障制度は明らかに持続不可能です。
というより、とっくの昔に崩壊して、株価を支える道具になり下がっています。
年々支える若者が減って支えられる高齢者が増え続ける中で、年金制度が維持できるわけがありません。

誰かに将来の保証を求めれば、その期待は必ず裏切られます。
そうならないためには今のうちに自分自身を徹底して鍛えて、生き延びる力を身に付けないといけません。

若者を轢き殺す老人

<連絡>

しばらく放置していた「稼ぐ力育成講座」を再開します。
内容を悪用されるとまずいので次の話を伝えていいものか迷っていましたが、これからの社会を生き抜くためには必須と判断しました。

⇒稼ぐ力育成講座① 稼ぎ方の本質は「わらしべ長者」に学べ
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