稼ぐ力育成講座⑩ これを読めば誰でもベストセラーが作れます!
2019-06-22|絶対儲かる!必勝法

それで売れるの!? ((´・ω・`;))
前回の話 ⇒稼ぐ力育成講座⑨ 取引回数を増やせない最大の要因
結論から言うと、物やサービスの購入を決めるのは愉快と不快です。
買った方が不快なら買ってくれないし、買った方が愉快なら買ってくれます。
製品の性能やコストパフォーマンスが大事と思うかもしれませんが、実際は感情の方が遥かに重要。
人間は論理ではなく感情の生き物なので、楽な方や快感を感じられる方をだいたい選びます。
もしも損得勘定だけで選択するのであれば、募金をする人はいないでしょう。
(ものすごく計算高くて、募金額以上の利益を上げられる人はいるかもしれないが)
・募金を断った時→悪いことをした→不快 ( ノД`)
・募金をした時→良いことをした→愉快 (^∇^)
災害などで困った人を助けることで自分の気分が良くなるなら、財布の中身は減っても募金します。
募金詐欺の懸念があったり、助ける相手が好きでなければ、不快な気分になるので募金しません。

ビジネスにおいても同じこと。
その提案を受け入れた時、相手がどのような気分になるかで成否が決まります。
・受け入れた方が愉快→成功
・受け入れた方が不快→失敗
もちろん、受け入れた時の快感・受け入れなかった時の不快感が強いほど成功率は高まります。
この講義は最初から「高低差が原動力になる」と言い続けていますが、人の感情でも当然同じことが言えます。
人間は基本的に、
・お金を使うこと→不快
・相手の言いなりになること→不快
・めんどくさいこと→不快
と感じるようになっているので、単純にモノを売り込んでも成約しません。
なんらかの方法でそれらのバイアスを上回る情動を与えなければ、商売を成り立たせるのは難しい。
どちらかといえば、「した時のメリット」より、「しなかった時のデメリット」の方が成約を導きやすい。
人は快感より痛みを何倍も強く感じる生き物だからです。
例えば、納税や公共料金の支払いを断る人はめったにいません。
・お金を支払う→不快 (T_T)
・お金を支払わない→大変なことになる→もっと不快 ォ━━(#゚Д゚#)━━!!
どちらも不快ではあるのですが、財産を差し押さえられたり、電気ガスを止められる不快感の方がずっと強い。
だからみんな支払う方を選びます。
「源泉徴収や口座・クレジットカードの引き落としは自動的なので、不快感を感じにくい」
という長所もあります。
もしも自分で振り込むシステムであれば、支払いを拒否する人はもっと多かったでしょう。

このようにスムーズにお金を徴収するためには、
・いかに支払う時の不快感を減らすか(快感を増やすか)
・いかに支払わなかった時の不快感を増やすか(快感を減らすか)
が肝になります。
貴方が毎月支払っている金銭は、概ねこの原理に基づいて請求されているはずです。
あらゆるサービスは、この愉快・不快の法則で顧客を誘導しています。
・読んで熱くなる少年漫画→愉快
・可愛い動物の動画→愉快
・涼しくて気持ちいいエアコン→愉快
・カップルが楽しめる遊園地→愉快
・タピオカで盛り上がる→愉快
・ためになるブログ→愉快

トレーダーは損得勘定でトレードしているように思えますが、それでも感情を完全にシャットアウトできている人は少ない。
論理で売買しているように見えても、実は欲望を肯定するために理由を後付けしていることもあります。
「上昇に乗り遅れたくないから買う」
「ロスカットは辛いからやらない」
といったように、不快感に取引をコントロールされている人もいます。
おそらく「愉快になる」「不快を避ける」、以外の理由でベストセラーになっている商品・サービスは存在しないでしょう。
(法律上、生存上必要不可欠なものは別として)
何か理由で成功している商売があったら、ぜひ教えてください。
エセブログの閲覧者がいまいち伸びないのも、アホ賢者が好き放題書くせいで読者にとって不快になる要素が多数含まれているからだと思われます。(おいおい)
ビジネスが上手く行っていない人は、売れない理由を検討違いの方向に求めがちです。
・製品の性能が足りないから
・競合他社が多いから
・コマーシャルが不足しているから
・俺の感性に時代が追い付いていないから
しかし、大抵の場合それは根本的な原因ではありません。
だいたいは「セールスマンの言いなりになってお金を払う方が不快」というだけの話です。
ちなみに猫賢者はNHKに餌をやるのが極めて不快なので、受信料は一円たりとも払いません。

貴方が何を提案するにせよ、指針とすべき箇所はたった一つ。
相手にとって、どちらのほうが愉快(不快)であるか。
どんなに素晴らしいメリットを並べたところで、相手の心に届かなければ無意味です。
逆に損しかない提案でも、褒め殺しや土下座で相手の気分が良くなれば受け入れてもらえるかもしれません。
愉快で楽しい人の周りには、自然と人が集まってきます。
逆に不快で厳しい人の周囲からは、自然と人が去っていきます。
人生の成否は、この基準で決まると言っても過言ではありません。

※快感・不快感を利用した商売の例
これを読まないと貴方は一生お金に苦労します!
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