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FXでドルコスト平均法を使うと大変なことになる! - 貴方を幸福にするFXブログ

FXでドルコスト平均法を使うと大変なことになる!

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バランスおかしくない?

高配当株やインデックス投資で人気のドルコスト平均法ですが、そのままFXに応用するとまず間違いなく失敗します。
特に「トルコリラをドルコストで積み立てよう」なんて投資法は詐欺です。
確実に破産するので、絶対に止めましょう。

ドルコスト平均法とは

一定の頻度で定額の金融商品を購入する方法。
期間を定めずに継続して購入し、ロスカットはしない。

例) 積み立てNISAで毎月1万円分の米株指数ETFを積み立て、株価の値上がり益と配当を受け取り続ける


株式投資もFXも基本ルールは同じなので、一見FXでドルコストを用いるのも悪くないような気がします。
高金利のトルコリラや南アフリカランドを積み立てれば、毎日スワップポイントがもらえるのでウハウハな未来が見えてきます。

けれど、実際にそれをやると確実に死にます
積み立てるほどに損失が増えて、いずれ資産の全てを失うでしょう。

なぜFXでドルコスト平均法が使えないかというと、ドルコスト平均法には儲けるための前提条件があるからです。
FXの通貨ペアはどれもその条件を満たしていません。

その前提条件とは、長期的に上昇していく銘柄を買うということ。
チャートの形状で言うなら、道中で小さな谷はあっても全体的に右肩上がりになっているということです。

その条件を満たすことで有名なのは、米国の株価指数(ニューヨークダウやS&P500)ですね。

ニューヨークダウ

ドルコスト平均法はこういった上昇トレンドにおいて真価を発揮します。
どこで買っても数ヶ月後には含み益になるので、毎月積み立てるだけでどんどん総資産が増えていきます。
(もちろん未来のことは誰にもわからないので、ずっとトレンドが続く保証はない)

レートが上昇しなければ、ドルコスト平均法で買っても全く意味がありません。
もっと言うと下落トレンドで買い続ければ、無限に損失が拡大します

FXのスワップ投資で有名なトルコリラや南アフリカランドはどうでしょうか?
年単位でチャートを見ると、はっきりと下落が続いているのがわかりますね。

南アフリカランド

トルコや南アフリカのような新興国はインフレが強いため、毎年通貨の価値が下落していく傾向にあります。
政策金利が高くてしているのは、インフレをある程度抑えるためです。

長期保有すれば政策金利に相当するスワップポイントが得られるのは事実ですが、インフレによる減価の方が基本的に大きくなるので儲かりません。
ドルコスト平均法で積み立てれば積み立てるほど外貨の価値が下がっていくので、雪だるま式に含み損が増えていきます。
結果的に無限ナンピンをしているのと同じことになりますね。

新興国通貨ほどではないにせよ、他の通貨ペアであっても上手くはいかないと思います。
米ドル、ユーロ、ポンド、スイスフラン、豪ドル、NZドルなど、日本円に対して長期的に通貨高になっている通貨は一つもありません。
ドルストや外貨同士でも、そこまではっきりトレンドが出ているペアはないはず。

自国通貨の価値を無限に高めようとする首脳がいる国は多分ないので、納得のいくところではあります。

敢えて言うなら、新興国通貨のショートがその条件を満たしていると言えます。
例えば、こういうポジションになります。

・USD/TRYロング
・USD/ZARロング
・TRY/JPYショート
・ZAR/JPYショート


先ほど述べたリラ円やザー円は長期下落トレンドなので、上下をひっくり返せば長期上昇トレンドになります。
トルコリラや南アフリカランドをドルコスト平均法に従って毎月売っていけば、為替差益がどんどん積み上がっていきます。

しかし、ネックになるのはマイナススワップ
基本的に売りスワップは買いスワップより高く設定されるので、ずっと持っておくと多大なロールオーバーコストを負担させられます。

為替差益がスワップの支払いを上回れば問題ありませんが、下落率を計算してみないことにはわかりません。
売りスワップの小さい業者か、あるいはスワップフリー口座を使って新興国通貨のドルコスト売りを実践できれば、ひと財産築ける可能性はあります。

トルコリラ円チャート

結局のところ、ドルコスト平均法の最大の魅力はとにかく簡単なことなんですよね。

チャートを見る必要がない。
ロスカットする必要もない。
ただ同じ頻度で買うだけで、資産が積み上がっていく。

だからトレード経験の浅い初心者を泥沼に引きずり込む入り口として、証券会社がドルコスト平均法を勧めていることが多い。
長期で定期的に取引してくれるんだから、業者にとってはこんなに都合の良いお客様はいない。

その際に稼ぐための前提として、

・長期的に上昇する銘柄であること
・ロールオーバーコストが小さいこと


という極めて限定的な条件を満たしていなければいけないことを伝えないので、どこかのトルコ戦士みたいな被害者が続出するわけですが。

ドルコスト平均法による外貨の積み立てを広めている人は、詐欺師かそれに騙された素人だと思ってください。
特に為替差益を隠して、スワップポイントの利益だけを強調する人は要注意です。

今回はFXのドルコスト平均法について話したので、次回は株価指数や投資信託、みんなが大好きなインデックス投資について説明します。
もちろん、こっちも落とし穴があるのですが。

次の話⇒インデックス投資のドルコスト平均法は絶対負けない必勝法?

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