ホリエモン手取り14万円問題 終わってるのは日本か社畜か?

こんな社会はぶっ壊さないと!
アラフォー会社員
「主は手取り14万円です…
都内のメーカー勤続12年で役職も付いていますが、
この給料です…
何も贅沢出来ない生活
日本終わってますよね?」
ホリエモン
「日本がおわってんじゃなくて『お前』がおわってんだよwww」
最近堀江氏のこのツイートが話題になりました。
非正規雇用の待遇には同情しますが、堀江氏の自己責任論も理解はできます。
果たして終わっているのは日本なのでしょうか?
それとも非正規雇用の労働者でしょうか?
エセ賢者は、どちらも正しいと思います。
終わっているといっても、実際はこの人が死んでいるわけでも、日本が破産しているわけでもありません。
要するに手取り14万円という低収入の原因がどちらにあるか、ということでしょう。
まず、日本政府の責任について考えましょう。
基本給は会社が決めることですが、税金や年金によって手取りが減っているのは紛れもない事実です。

手取りが14万円なら、その人の本当の稼ぎは25万円程度あったと考えます。
14万円は少なくても25万円なら結構多く見えますよね。
なぜ25万円かというと、社会保険料は給料の前後に2回引かれているから。
手取りが14万円なら、税金や社会保険料が引かれる前の月給は20万円程度。
「会社負担」という名目で引かれている年金保険料や健康保険料を足せば、25万円ぐらいになります。
社会保険料の半分は会社負担とされてはいますが、原資は当然は本人が会社を通じて生み出した利益です。
実際は半分ずつ請求することで、社会保険料を少なく見せかけているだけ。
収入の半分近くを持っていく重税が労働者を貧しくしているのは間違いありません。
少子高齢化による高齢者比率の増加や、寝たきり老人の延命治療による医療費の増大などで、社会保障費の負担はあまりにも大きくなってしまっています。
そもそも保険とは本来金融商品であり、金融商品に税金をつぎ込むのは明らかに異常。
このデタラメな制度を採用している国は世界を見ても日本だけ。
そういう意味では、日本終わってるは正しい。
何十年も前からこうなるのをわかっていて、少子化を放置した政治家は愚かにもほどがある。
しかしながら、このサラリーマンに責任がないかというと、そうでもありません。
なぜなら、社会がどんなに理不尽でも、最終的に自分の人生の責任は自分で取る他ないからです。

日本の政治はどうあれ、世界全体で見れば世の中がより便利になっているのは間違いない。
幸い現代は雇用や移住が自由化され、インターネットで誰でも世界中のどことでも繋がることができます。
収入を上げたければ、スキルを身に付けて高給な会社に転職すればいい。
サラリーマンがダメなら独立起業してもいいし、海外のクライアントから仕事を貰ってもいい。
なんならトレーダーになって、自分の力で一攫千金を目指してもいい。
可能性に溢れた世界で何もせずに貧困にあえいでいるとしたら、それは本人の選択の結果という他ない。
だから、ホリエモンの言うお前が終わっているも正しい。

日本という官僚制社会主義国は完全に腐っていますが、そんな中でも私達は自分の力で活路を見出していかなければなりません。
自分を助けることができるのは、いつだって自分だけです。
まずは現在の仕事を見直す所から始めて、転職や副業を検討しましょう。
投資にチャレンジして、資産運用で年収を増やすのもいいですね。
もちろん政治による搾取もなくしていかなければなりません。
選挙などの機会があれば、この社会をより良くするように積極的に働きかけていきたいところです。
この日本はうんざりするぐらい問題が山積みしていますが、何も終わってはいません。
生きている限り、何だって変えていくことができます。

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