みんなのクレジット事件の真相⑮ 被害者の会代表による恐喝!?

よくわからないが許されないのは確か! ( ノД`)
前の話⇒みんなのクレジット事件の真相⑭ 金のためなら人は簡単に裏切る
「いったいなんだこりゃ!?」
テイクオーバーホールディングス(旧ブルーウォールジャパン)のHPに掲載された脅迫文らしきものを見て、私は絶句した。
みんなのクレジット投資家の皆様へのお知らせ
2018年03月23日
謹啓 春分の候 皆様方におかれましてはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
さて、昨夜弊社宛に【みんなのクレジット被害者の会代表】と名乗る2名より、下記内容の要望文書がお問い合わせメールにて送信されてまいりました。
—–Original Message—–
From: rainasels4@xxxxxxxxx(rainasels4@xxxxxxxxx)
Sent: Thursday, March 22, 2018 10:01 PM
To: info-toh@to-h.jp Subject: Re: RE: Takeover Holdings Inc. “お問い合わせ”
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我々は白石氏、そしてみんクレ社に対する経済的・精神的被害に苦しむ会員数百名で構成される被害者の会を代表し、この会の活動のほぼ100%を企図し、会員に行動を指示、その他我々に賛同する組織との人脈形成等を行う立場にあり、告訴等の目的達成を間近にひかえている。
3月24日に刑事事案弁護士と開催するセミナーがその1つである。
セミナーで会員数を増やし 、4月に弁護士事務所と契約、又、話題を集めるためにクラウドファンディング寄付型で記者会見費用を募り、5月にはメディア多数を集め弁護士と共に被害者の会設立の共同記者会見を行う予定であり、もはや白石代表への刑事責任の追及は時間の問題である。
しかしながら先般の調整お見舞い金に関して思う所あり、下記の要望に応じてもらえたならば、会の代表の立場から降り、刑事告訴を意図的かつ完全に阻止できる立場である事を伝えたい。
会は我々2人が牽引してきたので、我々2人がすべての選択決定権を持っており、我々の代表退去により被害者・告訴の会は形骸化し、貴殿の憂いる刑事告訴等の可能性は事実上ゼロとなる事を確約し得るものである。
以下、我々が望む条件と、それを確実に遂行してもらえた際の我々の行動を記す。
我々の損害金は○○約220万円、○○約2025万円であり、本件の多大な被害による精神的苦痛や会員の保護活動などを含めて、各々に損害金+4000万円の和解金を求めたい。
これらをセミナー開催前の3月23日までに指定する口座へ一括でお支払いいただく。
期限や返金方法はこれ以外を認めない。
これを確実に行ってもらえたならば、我々2人は会の代表を立ち退きに告訴を行わない事を約束する、24日以降の弁護士との本契約をはじめ、以下に記す行動の全てを取りやめる。
・被害者の会窓口を閉鎖、会への参加者を現状とする。
・現在つながりあるメディア7社との情報交換契約解除。
・会員に指示している警察への被害届提出の停止。
・同、警視庁等への陳情書などの送付の停止。
・同、 国税庁等への要望書などの送付の停止。
・同、議員らへの相談等の停止。
・現時提携している会運営スポンサーとの提携終了。
・既に24日以前に相談している告訴用刑事事案弁護士事務所、および訴訟用弁護士事務所との契約予定を破棄。
有形無形の被害、特に債権譲渡後の会員の激高ぶりは凄まじいが、現時であれば、先の指示は効力を十分発揮し得る。
だが時間が経てばそれは行く末を推し量れない勢いであり、貴殿の対応次第では、我々は十二分に強靭化も等しく可能である。
ただ、上記損害金一括返済を実行して頂けるならば、活動量をゼロベースにして、その後は一切、貴殿には関わらない事をお約束する。
この提案はある理由があっての事だが、それは貴殿とは全く関係性を有しない我々個人の今後の計画にその起源を置く。
最後に、この交渉に関しては互いに秘密保持条項をつけ、貴殿からの返金及び報酬受け取った時に、交渉およびその行為は全て完遂されたと互いに認識するものとする。
活動名 なゆきち
活動名 大山英太郎
※当人たちのプライバシーに配慮し、本名等全容は伏せております。
当社としては、上記内容は違法な恐喝にあたると判断いたしました。したがって、今後被害届の提出および刑事告訴を検討してまいります。
なお、当社は来週26日に、「調整お見舞金」に関するお知らせおよび申請フォームを既報の通り当ホームページ上で発表させていただきます。
当社はお申し出のあった方々に、粛々とお支払いを進めてまいる所存でございますので、是非ご参加ください。
<要約>
・被害者の会代表2名が損害金1億245万円を要求した
・支払えば代表は辞任し、刑事告訴などの活動は取り止める
・TOHはこれを恐喝と判断し、逆に訴えようとしている

まさに寝耳に水。
なぜか私達被害者の会が、みんなのクレジットの融資先である親会社に恐喝したことになっていた。
いくら相手が詐欺師でも、こんな脅迫じみた要求は許されない。
本当に開いた口がふさがらなかった。
これは悪い夢だろうか?
もちろんこのような請求を行う方針はなかった。
交渉を持ち掛ける提案すらなかった。
民事訴訟と刑事訴訟のそれぞれで、法的に責任を追及する予定だった。
被害者の会の創始者であるエセ賢者にも事前連絡はなかった。
なのに、代表のなゆきち氏と大山氏がTOHに1億円あまりを請求したことになっている。
白石のスパイを追放したなゆきち氏が白石に闇取引を持ち掛けている?
そんなことがありえるのだろうか?
そもそも彼にこんな小難しい文章を書くスキルがあったろうか?
(失礼)
それにしても、ツッコミ所が多すぎる。
明らかに脚色しているところもあるし、返金の条件としても納得できないところが多い。
・会は我々2人が牽引してきたので、我々2人がすべての選択決定権を持っている
→会長の存在が完全に忘れられてる
・我々の代表退去により被害者・告訴の会は形骸化し、刑事告訴等の可能性は事実上ゼロとなる事を確約し得る
→代表だけ止めても、被害届は各自で出せるから無理だろう
多大な被害による精神的苦痛や会員の保護活動などを含めて、各々に損害金+4000万円の和解金を求めたい
→4000万円×2の具体的な用途が不明。皆に分配するの?
・被害者の会窓口を閉鎖、会への参加者を現状とする。
→管理者は私なので無理
・現在つながりあるメディア7社との情報交換契約解除
→何社かマスコミと連絡を取っているが、7社もあったか?
・議員らへの相談等の停止
→アイデアはあったが、実際に頼った議員はいなかったと思う
・現時提携している会運営スポンサーとの提携終了
→スポンサーって誰? 一切援助を受けた記憶がない。
・相談している告訴用刑事事案弁護士事務所、および訴訟用弁護士事務所との契約予定を破棄
→アセットカフェのこと?二人が辞めても止まらないと思うが。

SubjectにRe: REが付いているので、これは三回目のメールと思われる。
前の二回の内容は不明だし、他にもあるかもしれない。
もしかしたら白石と何十回と話した後、契約書面としてこれを送ったのかもしれない。
謎が謎を呼ぶ怪文書。
何もかもめちゃくちゃだ。
しかも猫賢者の存在が無視されている。
ええ、どうせ名ばかりで何もしない会長ですよ。
しかし、いくら私が無能でも2人の独断で100名以上のグループを利用していいわけがないだろう。
「解散させる」ではなく「形骸化して事実上告訴の可能性がゼロになる」としてあるので自己責任の範囲と割り切ったのかもしれないが、代表の名前で請求すれば全メンバーに迷惑がかかるのは明白だ。
白石がスパイを使って入手した情報を元に、このような脅迫文をでっち上げたのか?
あるいは本当になゆきち氏・大山氏が返金を迫るために、交換条件として告訴の停止を持ち掛けたのか?
この時点ではまだ判断が付かなかった。
騙し取られた金を取り戻すためなら誰が裏切っても不思議ではないとわかっていたが、それでもこの展開は納得いかない。
大慌てで被害者の会の掲示板にログイン。
これはいったいどういうことなのか?
なゆきち氏に問い詰める。
そこで私はこの不可解な事件の顛末を知ることになる。
次の話⇒みんなのクレジット事件の真相⑯ 捏造された脅迫

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