米株価がトランプの敗北を予言している
2020-10-29|経済を考える

もう猫が当選でいいよ・・・
大統領選挙が11/3に迫っていますが、現在の株価を見ると再選は難しいと思います。
なぜ株価で当落がわかるかというと、過去の大統領選において株価と現職の当選に相関関係が見られるからです。
いわゆるアノマリー。
株価は将来の経済見通しを織り込むので、大統領の当落も織り込んでいるのかもしれませんね。
1932年のルーズベルトから2012年のオバマまで12回の選挙がありました。
そのうち、直近の3ヶ月の株価が上がったのが8回。
その場合は全て、現職の大統領が再選しました。
株価が下がったのは4回。
1956年のアイゼンハワーの時を除いて、全て現職が落選しています。
2020年の米株はコロナ後に回復していましたが、大統領選が近づいて急落しています。
2020年7月頃のダウ:約27000ドル
2020年10月末のダウ:約26500ドル
下落しているので、アノマリー通りなら現職が負けてバイデンが勝つことになります。

もちろん勝負は蓋を開けてみないとわかりません。
しかし、市場がそれを織り込んで株や為替を売り込んでいるのは素直に受け止めないといけません。
11/3(火)までは誰もリスクを取れないので、大きな買いは入らないでしょう。
円高株安が進行すると考えて、安易なポジションは取らないように。
まぁ、エセ賢者は以前仕込んだ米株がマイテンして死にかけていますが。
これ以上ロングしたら本当に致命傷になるので、来週まで気絶投資法に入ります。
どちらが当選しても結果が明らかになれば相場は持ち直すと思いますが、結果が出るまではいくらでも下落する可能性があります。
前に言った通り大統領選前の下落は仕込みのチャンスですが、それは「下落している最中に掴め」ということではありません。
どれだけ下がるかは予想できないけれどいつか戻るので、落ちきって転がるまでゆっくり待てばいいのです。
くれぐれも落ちるナイフを掴まないように。
選挙結果が出るまではショートか様子見が正解です。

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