リップル上場廃止!? 中央集権仮想通貨の危機
2020-12-24|FXのカラクリ(初心者向け)

暴落ってレベルじゃねぇ! (((;゚Д゚))))))
SECがリップル社を連邦証券法違反で提訴したのをきっかけに、リップルが急落しました。
エアドロップ前は60円だったのが、一気に24円まで下落。
ハードカレンシーのFXなら動いても1日で2%程度。
株だってストップ安で止まります。
1日で40%以上の変動が起きる仮想通貨は、やはりレバレッジ取引には向きませんね。
エセ賢者は前記事に書いた通りスパークトークン確定後の売りを予測していたので、エアドロップ前日に逃げてノ-ダメージ。
高橋ダンなどのYouTuberに触発されて仮想通貨の長期投資を始めた人達は、どれだけズタボロになっているのやら。
考えるだけでゾッとしますね。

下落の理由は米証券取引委員会(SEC)の提訴。
インフルエンサーが煽って日本人投資家が増えたために、ファンドの売り仕掛けもあったかもしれません。
裁判は突然起こった話ではなく、前々から言われていた問題です。
簡単に言うと、「リップルは通貨なのか証券なのか」という争い。
ビットコインに管理者はいませんが、XRPはリップル社によって管理されています。
いわゆる中央集権通貨であり、リップル社は約64億XRPを保有していると言われています。
リップル社やXRPの提供を受けた会社(SBIなど)は、XRPを売ることで資金を調達できます。
ちょうど株式会社が新規株式を発行して資金調達をしているのと同じですね。
だからSECは、
「リップルは証券と同じだろ。未登録証券なら罰金を払え!」
と訴えたわけです。

この裁判の結果がどうなるのかは現状では判断できません。
証券として認められ、SEC側が勝つのか?
通貨として認められ、リップル社が勝つのか?
適当なところで和解するのか?
最悪敗訴で上場廃止になる可能性すらあります。
だから手放す人が増えて暴落しているわけですね。
結果が出るのは数年かかるだろうし、上場廃止まで追い込まれる可能性は小さい。
けれど、さらに売り込まれるリスクは認識しておいた方がいいでしょう。
提訴されたのはリップル社ですが、このような事件は暗号資産市場全体が影響を受けます。
かつてNEMの盗難事件が仮想通貨バブルを終了させたように、多くの仮想通貨に波及するかもしれません。
特に中央集権型のコインは影響が大きくなると考えられるので、保有している人はくれぐれもご注意ください。
<中央集権型>
・リップル
・ネム
・アイオタ
・ステラ
・ネオ
<非中央集権型>
・ビットコイン
・ビットコインキャッシュ
・イーサリアム
・ライトコイン
・モナコイン
⇒リップル暴落! スパークトークンに価値はない!?
