【リップルPUMPの悲劇】 仕手に便乗したロビンフッターの末路
2021-02-04|負ける理由(真実を知りたい貴方へ)

やっぱりこうなったか・・・( ^ω^)
前の記事を読んでいない人は、先に読んでください。
⇒【個人投資家の逆襲】 ゲームストップ株暴騰の次は銀とリップル?
<リップル仕手の顛末>
~前日~
リップル=30円
仕手「みんな、2/1の22:30に買って価格釣り上げようぜ!」
玄人「値上がりする前に買っておこう」
~当日~
リップル=60円
仕手「400円まで行くぞ。乗り遅れるな」
素人「なんだって!俺も買おう!」
~22:00~
リップル=70円
仕手「じゃ、利確するわ」
玄人「俺も俺も」
~22:30~
リップル=40円
素人「完全にオワタ」

ゲームストップ株に続くロビンフッターのリップル吊り上げは、だいたい予想通りの結果になりましたね。
フライングで高騰して、予定の時間になったら暴落して元の価格に戻る。
エアドロップの時と全く同じ値動きです。
以前から20円台で仕込んでいた首謀者は、祭り直前の70円近くで売り抜けて丸儲け。
途中参加の玄人は、40円程度で仕込んですぐにチキンレースから降りて微益。
直前や祭りが始まるまで持っていた素人は、高値掴みで養分に。
まさにババ抜き。
先駆者がババを養分に押し付けた形です。
エセ賢者も上記の玄人のように立ち回りたかったのですが、既に価格が上がりすぎていたので傍観しました。
誰もが先回りしようとする状態ではいつ天井を付けるかわからないので、後追いのリスクは取れませんでした。
ゲームストップ株のパンプ事件も個人投資家が勝ち組と負け組に分かれましたが、リップラーはそれ以上に負け組が多かったのではないかと思います。
なぜなら、ゲームストップにいた空売りファンドがリップルにはあまりいなかったからです。
空売り比率の高い銘柄をカチ上げればファンドのショートスクイーズを誘発させ、さらに価格を吊り上げて金を奪うことができます。
しかし、空売りのない銘柄を標的にしても新規ロング分しか上昇しません。
さらに先に仕込んだ発起人が売り抜ければ天井をつけ、連鎖的に値段が下がってしまう。
結局我先にと投資家が逃げて、価格は祭りの前に戻ってしまいました。

もちろん22:30の買い上げなどなく、騙されたと気付いた時には手遅れ。
結局個人投資家の反乱でも何でもなく、噂で素人を釣っただけでしたね。
簡単に情報が流れた時点で、怪しいと思っていた人が大半でしょうが。
銀でも同様な吊り上げ事件が起こっているようですが、そちらも空売りは多くなかったようです。
一時的に価格を上げても、結局はロビンフッター同士のババ抜きになり果てました。
ゲームトップ、リップル、銀など、パンプ対象になった銘柄は全て暴落して、高値を維持することはありませんでした。
今回の扇動者が逮捕されるかはわかりませんが、この件を受けて今後法規制が強化される可能性もあります。
便乗も静観も各自の自己責任なので、よく考えて判断をお願いします。

余談ですが、今回の件で仮想通貨業者の不備が多数露見しました。
FXに比べると振興のためか、あちこちでエラーが多発していますね。
・コインチェック: 10分間の取引停止
・GMOコイン: レバ取引の異常値
・ビットフライヤー: 20%超のとんでもないスプレッド
エセ賢者がXRP用に使っているSBIは安定していましたが、約定通知メールが設定ができない欠点があります。
(なぜかログインメールと注文メールは来る)
指値も1日でクリアされるので、FXに比べて不便に感じます。
国内で取引条件の良い業者をご存じでしたら、ぜひ教えてください。
GMOインターネットグループの【GMOコイン】

