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【テーパータントラム】 金融緩和という麻薬 - 貴方を幸福にするFXブログ

【テーパータントラム】 金融緩和という麻薬

補助金依存症
バラマキは麻薬と同じ!? ( ノД`)

2021年3月の雇用統計はかなり良い結果でした。

非農業部門雇用者数
結果:+37.9万人
予想:+18.2万人
前回:4.9万人


ワクチン接種もありコロナ禍を脱却し、経済も回復の兆しを見せています。
しかし、株価は一時下落

米10年債利回りが1.62%まで上昇し、ダウやナスダック、日経先物は半日の間下落しました。
その後コロナ経済対策の可決見通しで株価は戻しましたが、雇用統計の結果が好感されたわけではないようです。

「経済が拡大したら株価は上がるはずじゃないの?」

と疑問に思うかもしれませんが、現在のような金融緩和時には逆のことも起こります。
経済は回復したのに、株などのリスク資産が急落してしまうことがあります。

以前説明したコンベクシティヘッジやレバレッジ比率緩和制度の期限(3/31)によって金利が上昇すれば、株や貴金属から資金の流出が懸念されます。
けれど、相場参加者の最大の懸念はやはり、テーパリングでしょう。

たとえ今がその時ではなくても、いずれテーパータントラムによって金融危機が起こるのは避けられません。

黒田バズーカ

テーパリングとは金融緩和の縮小。
中央銀行のバラマキを止めて、金融政策を正常化させることです。

本来なら正常化は良いことですが、株価にとっては逆風。
これまで緩和マネーで膨らませていたバブルが、緩和の終了によって萎んでしまうからです。

2013年5月にFRBのバーナンキ議長が資産買入れ額の縮小を示唆した際、市場は大きく動揺しました。
特に新興国市場から資金が引き上げられるとの観測から、通貨安と株安が進行。
このようにテーパリングによって金融市場が混乱することを、テーパータントラムと呼びます。

リーマンショックもコロナショックも、QE後の利上げの中で発生しています。
きっかけは証券会社の破綻やロックダウンでも、破裂したバブルは量的緩和によって作られたものです。

緩和によって生じたバブルがいつか弾けると考れば、緩和が経済危機を招いたと言っても過言ではないでしょう。

リーマン

膨らんだ風船は、いずれ必ずしぼみます。
政府・中銀のバラマキが実態以上に資産価格は、それが終了した時には修正されることになります。

リーマンやコロナのように破裂するか、あるいは時間をかけてゆっくりしぼませるか。
どちらになるかはわかりませんが、資産価格の修正は避けられません。

コロナ対応で、FRBをはじめ各国の中銀・政府は過去最大の経済対策を行いました。
拠出した資金が大きければ、それだけ反動も大きくなります。
出口戦略を誤れば、リーマンショックをしのぐ危機が勃発しかねません。

FRBの資産は膨張した

「出口戦略で危機が起こるなら、いっそ終了しなければいいんじゃない?」

と思うかもしれませんが、それも問題です。
緩和継続が競争力の低下をもたらすのを、ジパングが証明しているからです。

米国もEUも緩和を一時的な措置として終了させていますが、かの黄金の国は1999年からずっとゼロ金利を続けています。
しかも効き目が悪いからといってアベノミクスと称し、異次元緩和というキチガイじみたバラマキまで始める有様です。

これは薬物中毒の患者がさらに強烈なドラッグに手を出すようなもの。
成長戦略という夢にトリップして、命を危険に晒す蛮行です。

アベノ滴はどこまで落ちる

経済が人体なら、金融緩和モルヒネ

不調になった時に利率を下げてお金を借りやすくすれば、企業の痛みを和らげることができます。
一時的に倒産を避けて、企業の業績が回復するまでの時間は稼げるかもしれません。

しかし、薬物が傷を治すわけではありません。
ましてや経済成長なんかもたらすわけがない。

ずっと緩和を続ければ、企業は稼ぐ力を失ってしまう。
緩和に慣れた企業はそれが当たり前になり、さらに大きな支援策を求めるようになる。

このページの上部にある麻薬中毒の患者のような依存症になってしまうわけですね。

薬物依存症

本来なら、金融緩和をしないのが一番いい。
国民自身が痛みを受け入れて、自分の力で立ち直るのが正解。

けれど何もしない政府は無能と称され、政治家は次の選挙で勝つことができない。
だからジャンキーと化した企業の言いなりになり、何度もバラマキを繰り返すしてしまいます。

金融緩和

バブル

テーパリング

金融危機

金融緩和に戻る


米国を中心とした先進国では、このふざけたサイクルがずっと続いています。
いつか人類が賢くなって薬物に頼らなくなるまで、負の連鎖から抜け出すことはできないのでしょう。

⇒アベノミクスの株価操作は経済成長を阻害する

黒田バズーカ2国債買い入れ増額
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もう

金融緩和は辞められないレベルまで来てますね。むしろETFの購入を増やすとか上限撤廃とかヤバイレベルになってきてます。

その先はどうなるんでしょうね、恐怖でしか有りません。

2021-03-07 12:37 | from Tochi

Re: もう

史上最大の緩和は史上最大の金融危機を引き起こすでしょう。
日本経済の破綻とハイパーインフレだけでは済みません。
世界規模の大混乱になると思います。

2021-03-07 13:52 | from 幸福賢者

自己防衛

個人が出来ることは外貨建ての金融資本の他に人的資本や社会的資本を高めて破滅時のダメージを抑えるしか無いな

2021-03-08 22:37 | from 名無し

Re: 自己防衛

まさにその通りですね。
海外資産や暗号資産を持ち、自分のスキルと人脈を形成する。
そうすれば日本円が紙屑になったとしても生き抜いていけます。

2021-03-08 23:46 | from 幸福賢者

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