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【ビットコイン法定通貨化】 エルサルバドルが世界を混乱させる!? - 貴方を幸福にするFXブログ

【ビットコイン法定通貨化】 エルサルバドルが世界を混乱させる!?

エルサルバドル大統領がピースサインで喜ぶ
大統領もご満悦!?

6/9にエルサルバドルのブケレ大統領の法案が可決され、ビットコイン法定通貨として採用されることになりました。
エルサルバドルは国民の大半が銀行口座すら持っていない状態で、国際送金の利便性を上げるために採用したそうです。

法定通貨とは、「金銭債務の弁済手段として用いることができるよう法的効力を持たせた通貨」のこと。
3ヶ月後にはBTCで買い物や納税が可能になる予定。

<エルサルバドルのBTC導入>

・既存の法定通貨(米ドル)は利用可能
・全ての経済主体はビットコインを支払い手段として受け入れる
ビットコイン単位で価格表示できる
ビットコインで納税できる
ビットコイン取引は譲渡所得課税の対象外
ビットコインの参考価格は米ドル建て


「BTCを法定通貨にしたことで、エルサルバドル政府は金融政策の主権を失う!」

みたいな言説もチラホラ見かけますが、そのようなことはありません。
そもそもエルサルバドルは2001年に自国通貨「サルバドール・コロン」を撤廃し、米ドルを採用しました。

元から外貨依存な上に米ドルもそのまま使われるので、金融政策や財政政策への影響は軽微と思われます。
MMTの国定信用貨幣論(政府は自国通貨と徴税で経済をコントロールするんだぜ!)は、社会主義者の妄想です。

エルサルバドルの政府や銀行は還付や換金のためにBTCを保有する必要があるので、需要の増加からBTC価格には多少の上昇圧力がかかると考えられます。
けれど中央アメリカにある人口600万人程度の小国の法定通貨が一つ増えたところで、世界経済に与える影響は殆どないでしょう。

しかし、対象が暗号資産であったことで、世界中の役人が対応に追われています。
今回の暗号資産の定義を塗り替える一大事になる可能性が高い。

ビットコインなど仮想通貨

例えば日本の法律では、暗号資産は次のように定義されています。

(1)不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨と相互に交換できる
(2)電子的に記録され、移転できる

(3)法定通貨または法定通貨建ての資産ではない

法律上、他国の法定通貨は暗号資産ではないということですね。
仮想通貨の基軸であるビットコインが法定通貨になってしまったら、明らかに矛盾します。

日本がエルサルバドルと国交断絶でもしない限り、法律の改正は免れません。
日系企業のいる国に、「お前のとこの通貨は認めねーよw」とか言えませんからね。

外貨として認めるなら、税制や決済もそれに準じなければいけません。
現状は、

①外貨→FX取引の対象、申告分離課税
②暗号通貨→仮想通貨の対象、総合課税


と別れ、ビットコインは②に所属しています。
今後は①に移動させることになるのでしょうか?

そうすると、

・FX業者がBTCを取り扱う
・暗号資産業者はBTCを扱えず、アルトコインだけ扱う
・なのにアルトはBTC建て


というわけのわからない状態になってしまいます。

わけがわからないよ

ビットコインが仮想通貨の基軸なのにそこだけ引っこ抜けば、そりゃ滅茶苦茶になりますよ。
代わりにイーサリアムやライトコインあたりを基軸通貨にするか、暗号資産のグループ自体を見直す必要があります。

エルサルバドルの法律が施行される3ヶ月後までに、各国は政府は何らかの決断を下さなければなりません。
暗号資産としてではなく外貨として扱うなら、何らかの規制が必要になる可能性も高い。

果たして政府は暗号資産をどう扱うのか?
ビットコインを持っていない投資家も要注目です。

⇒仮想通貨・暗号資産の確定申告方法はFXより難しい?

誰もビットコインを持っていない
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