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恒大ショックとリーマンショックの違いを考察してみる - 貴方を幸福にするFXブログ

恒大ショックとリーマンショックの違いを考察してみる

中国が真似したドラえもん
これが中国のクオリティ!? ( ノД`)

中国不動産大手の恒大集団のデフォルト懸念で、市場が急落しました。
9/23の償還、あるいは30日の猶予期間で債務が返済されなければ、本格的な大暴落を引き起こすかもしれません。

負債総額は約33兆円
リーマンが約65兆円なので、だいたい半分程度。

「第二のリーマンショックが来る!」

という噂で、世界中の株や商品、暗号資産が売られています。

これに対してエセ賢者は意見は、「似てはいるが、違う点もあるので同一視はできない」
米国の債務上限問題やFRBのテーパリングと時期が重なるのでそれなりの調整はあっても、リーマンショックのような危機的状況にはならないと思います。

<リーマンショックとの共通点>

・不動産バブルの崩壊
・投資会社の破綻


<リーマンショックとの相違点>

・特殊な金融商品による信用不安
・自由主義国と社会主義国
・金融緩和による流動性


中国製ではない

リーマンはサブプライムローン(貧困層への住宅ローン融資)に端を発する危機。
恒大集団も中国の不動産投資によって生じた危機なので、不動産バブル崩壊という根っこは同じなのかもしれません。

住宅価格が上がっているうちはいいが、一度下がり始めると止まらず、誰もが損失を膨らませてしまう。
この辺は日本のバブルの時と同じですね。

恒大集団のような大手が破綻すれば、市場参加者は不動産投資から次々と手を引き、他の投資会社も連鎖的に倒産していくでしょう。
ブラックロックや日本のGPIFも債券を所有しているので、国外の市場にも波及します。

しかし、「リーマン級の信用不安が生じるか」というと、そこまでにはならないと思います。
せいぜい日本のバブル崩壊ぐらいか、それより小さい程度ではないでしょうか?

リーマンショック年金損失

リーマンが100年に一度の危機になった最大の原因は、CDO(債務担保証券)という特殊な債券。
簡単に言えば、『複数のローンを組み合わせた金融派生商品』が信用不安を引き起こしたからです。

危険なサブプライムローンを他の金融商品と混ぜてしまったため、投資家は自分がそれを持っているかもわからず、全ての資産を投げ売りする最悪の状態になってしまいました。

恒大集団の具体的な投資形態は不明ですが、リーマンと同じ仕組債を使っているわけではないでしょう。
であれば、株も債券も何もかも投げ捨てるような事態には陥らないと考えられます。

リーマン

また、中国が社会主義国であることも重要。

米国は自由主義の基軸国でしたが、中国は社会主義の新興国。
世界における立場も、政治形態も全く違います。

自由主義国であれば、企業の救済法案を出して議会の承認を得ないと公的資金を注入できません。
しかし、中国のような一党の独裁体制であれば、より早いプロセスが可能。
もしかしたら法案すら必要なく、習近平の一存で資金や株価を動かせるかもしれません。

当然それは希望的観測で、共産党が見捨てる可能性もゼロではありません。
ですが、たとえ倒産したとしても中国共産党の強権があれば、ある影響を抑えることはできるでしょう。

中国株の売却禁止

現在がまだコロナ下で、多くの国が金融緩和・低金利を続けているのも安心材料の一つです。
世界中に金が余っていれば企業は資金繰りに困りにくく、倒産が連鎖しにくいからです。
逆に米国がテーパリングを開始して利上げに踏み切れば、これまで安心だった企業も潰れやすくなるということではありますが。

ポイントは二つ。

・中国政府が救済するか
・FRBのテーパリング時期


中国政府が支援を拒否して恒大集団が倒産する事態となれば、リーマンブラザーズが見捨てられた時と同じように判断されます。
リーマンショックの40%には及ばなくても、10%ぐらいの下落は覚悟した方がいいでしょう。
FRBのテーパリングは新興国からの資金引き上げを加速するので、タイミングによってはダメージを拡大することになります。

コロナショック後の一方的な上昇を指を加えて見ていたエセ投資家からすれば、この調整は絶好の買い場なのは間違いない。

中国政府が救済を表明すれば一気に株価が回復する可能性もあるので、下値は拾っていきたいところではあります。
エセ賢者も5%ぐらい下がったら、余裕資金でレバナスかVOOを買おうと思っています。

しかしながら、甘い期待は時に裏切られます。
総悲観は買いのチャンスですが、フルポジは厳禁。

他国を笑わず侮らず、慎重な取引を心掛けましょう。

⇒リーマンショックの真因 負債から生まれた福袋

中国の事故を笑う



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コメント
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なるほどー

今回は見捨てるという説が濃厚みたいですね。
習近平の政敵側の会社だとか。
だったら下げるのでしょうかね、久しぶりに。チャンス!!!
中国株買わなくてヨカッタです。

2021-09-21 11:57 | from Tochi

Re: なるほどー

最終的なデフォルト判断まではひと月あるので、いよいよヤバくなれば介入があると思っています。
見捨てるとしても、市場に波及しないように何らかの措置はするでしょう。

中国株を持っていない投資家にとってはチャンスなので、しばらく様子見です。

2021-09-21 12:44 | from 幸福賢者

No title

またダン氏の大袈裟サムネで賑わいますね〜
レバナスを買うという事ですが、自分は香港ブルにも手を出そうかなと思案中です。

2021-09-22 17:04 | from こうたろう

Re: No title

「日経は20%暴落」→しません

みたいな大袈裟サムネで賑わってますね。
あれは投資家ではなく、証券会社の販売員だと思ったほうがいいでしょう。

香港はしばらく下がっているので、戻しを取るなら悪くないと思います。
ただ本格的に不動産バブルが来たらヤバいことになるので、個人的には中国を避けています。

2021-09-22 17:17 | from 幸福賢者

ネットの情報は絶対に見ない方が良いね。これは投資家だろうが一般の人だろうが同じこと。
マスコミは不安を煽るのが大好きだから、リーマンショックの再来と騒ぐからね。

2021-09-23 11:55 | from 匿名

Re: タイトルなし

ネットの情報に踊らされてはいけませんね。
大衆は常に間違っているので、情報とは逆のほうに賭けた方が勝率は高くなります。

2021-09-23 12:27 | from 幸福賢者

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