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レイダリオのオールウェザー戦略が本当に最強のポートフォリオだった! - 貴方を幸福にするFXブログ

レイダリオのオールウェザー戦略が本当に最強のポートフォリオだった!

負ける時があるから勝てる
ずっと勝ち続けられる方法なんてない!

エセ賢者が心の師として仰いでいるのが、世界最大のヘッジファンド『ブリッジウォーター』のレイ・ダリオ氏。
彼の金融経済のへの理解力・分析力は、どんな経済学者も敵わないでしょう。

レイダリオが提唱した『オール・ウェザー戦略』と個人投資家向けに編纂された『オール・シーズンズ戦略』に、猫賢者は感動しました。
最初に見た時は単にバランスの良いポートフォリオだと思って流していましたが、このコロナ禍になってようやく、深い歴史洞察によって築かれたものだと理解しました。

<オール・シーズンズ ポートフォリオ>

①株式…30%
②中期国債…15%
③長期国債…40%
③金…7.5%
④金以外のコモディティ…7.5%


これを読んでいるあなたは、きっと何が凄いのかわからないでしょう。
それが普通です。
エセトレーダーも、コロナで世界中が混乱するまで気付きませんでしたから。

コロナは1億人死んだ病気

普通のポートフォリオとの大きな違いは、二点。

・株式の比率が低い
・コモディティの比率が高い


一般のファンドは、株式と債券の二つでバランスを取っていることが多い。
レバレッジバランスファンドのUSA360は、株式(S&P500)と債券(米国債)への投資比率を1:3にしています。

株式は好況時に買われて、不況時に売られる。
債券は好況時に売られて、不況時に買われる。

二つを組み合わせれば、上手くヘッジできるわけです。
もちろん、リーマンショックのように両方が下がるレアケースもありますが。

コモディティの場合安全資産としてゴールドを組み入れることはありますが、穀物などはコストが高いので敬遠されます。
実際直近30年ぐらい見ても、それらのパフォーマンスは悪い。
はっきり言って、利益を削ってしまうお荷物なのです。

しかし、そのコモディティが2022年になって急に輝き出しました。
コロナ緩和で、世界中がインフレに陥ったからです。

インフレして仮想通貨を発行するベネズエラ

基本的に大規模な財政出動を行い、財務体質が悪化して国ほどインフレは大きい。
2022年1月の米国のインフレ率は7.5%に達し、株価下落と物価上昇が同時に訪れるスタグフレーションになりました。
これは過去80年なかったことです。

わかりますか?
レイダリオ氏は、この未来を予言していたわけじゃない。
80年前の事件も計算に入れて、利益が出るようにポートフォリオを組んだんです。

なんてこったい。
10年分のチャート見て「俺は長期的なトレンドを見てる!」と思ってたエセ賢者がバカみたいじゃん。

レイダリオ氏の著書を読んで納得しましたが、彼の歴史見識は常人とはレベルが違う。
500年単位で経済の歴史を把握してます。

世界最初の株式は1553年にイギリスで発行されましたが、現代で400年前の市場に精通している人は彼ぐらいでしょう。
ぶっちゃっけ、ケインズやマルクスなんぞよりよっぽど経済史に精通してるんじゃなかろうか。

スタンド使いの歴史

彼の分類では、経済には4つの季節があるとされています。
(金融サイクルのように順番に来るわけではないので、4種類のトレンドと言った方が正確かもしれない)

<経済の季節と対応する資産>

①インフレ期・・・コモディティ、金、中期国債
②デフレ期・・・長期国債、株式
③経済成長期・・・株式、コモディティ、金
④経済停滞期・・・長期国債、中期国債


リフレ派はインフレと経済成長を混同していますが、彼はその二つが全く別のものだとしています。
インフレ期・デフレ期は物価が上下する時期で、経済成長期・停滞期は生産性が上下する時期です。
経済は債務の歯車(金融経済)と生産の歯車(実体経済)がかみ合い、だいたい一定の周期で動いています。

それぞれの季節には、適した資産があります。
インフレ期にはコモディティが強く、経済成長期には株式が強い。
逆にデフレ期にはコモディティが弱く、経済停滞期には株式が弱い。

季節に合わない資産を持つのは、真冬にアイスクリームを販売するようなもの。
環境認識を取り違えた投資家は大きな損失を出して、相場から退場します。

しかし、環境を正しく認識してポジションを組み替えるのは、相場歴の浅い素人には難しい。
相場の季節は決まった期間で移ろうわけではないので、カレンダーを見て判断するわけにもいかない。

季節の割合の変化春夏秋冬

そこで考案されたのが、先ほどのオール・シーズンズ戦略です。

<オール・シーズンズ ポートフォリオ>
①株式…30%
②中期国債…15%
③長期国債…40%
③金…7.5%
④金以外のコモディティ…7.5%


このポートフォリオは5種類の資産を組み合わせることで、全ての季節に対応しています。
当然それぞれの季節においては最善ではありませんが、どんな季節でも最低限のパフォーマンスを発揮するように作られています。

実際にかのリーマンショックで多くのファンドが破産する中でも、このポートフォリオの損失は4%程度で済みました。
この500年の相場を集計して、損失を抑えるように設計した結果です。
10年や20年の投資経験しかない若造には、到底不可能な芸当ですね。

レバナス賢者のように近視眼的な投資家は数年のパフォーマンスで投資先を決めてしまいますが、相場とはそんな短いトレンドで動いているわけではありません。
何十年、下手すれば何百年という大きな債務サイクルがあり、その大きな流れに従って上昇と下落を繰り返しています。

私達が個々の事象として捉えている金融危機やバブル崩壊、デフレ不況、経済破綻から戦争まで、あらゆる事件がその債務サイクルの流れに沿って発生しています。
「仮想通貨で一攫千金!」みたいなギャンブラーはともかく、長期的に資産を守りたい投資家はサイクルに合わせた投資を心掛けるべきでしょう。

債務のサイクルと危機が起こる仕組みについては、なろう小説で執筆しています。
「今後の日米がどのように破綻していくのか」を詳しく説明しているので、歴史と未来を知りたい人はどうぞ。

なろう小説⇒リーマンショック・コロナショックを引き起こした真犯人と、積極財政が招く世界恐慌・ハイパーインフレの警告

金融相場と業績相場の景気サイクル
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サイクル投資

過去200年では株が最もリターンが高いのだから、オールシーズンとか債権加えてアルファの改善とか、よほどの金持ち以外余り意味がない気がしますけどねぇ・・

2022-02-16 13:48 | from Tochi

Re: サイクル投資

200年生きてずっと含み損に耐えられるなら、それでいいんですけどね。
普通の人が投資できる期間は数十年で、その間が株式投資に合った季節かはわかりません。

仮に次の10年がスタグフレーションなら株価は壊滅的になるので、
環境を正しく認識して適合する商品を選ばなければいけませんね。

2022-02-16 14:09 | from 幸福賢者

株のドローダウン

例えばダウで見た大きなドローダウンは世界大恐慌で25年、それ以外では19年、16年、リーマンの6年です。
流石に200年耐える必要はありませんが、こういうのに当たると結構しんどいでしょうネ・・。
期待値がプラスになるためには、平均で10年以上は持ち続ける必要があります。
しかしそれでも株の期待値は債権の倍ほどなので、複利も相まって長期では遥かに株のほうが儲かりました、少なくとも過去は。コモディティも同様ですね。
タイミング売買が上手く行けば色々と手を出すのが正解なのは間違いありませんが、上手く行かないことの方が多いので、結局はインデックスの長期投資が儲かるケースが大半だと思いますし、統計的にもこれが実証されています。まあ、好みの問題ですが。

環境を正しく認識ですが、、プロでもなかなか出来ていないでしょうが、出来るなら是非身に着けたい能力ですね!

2022-02-17 12:05 | from Tochi

Re: 株のドローダウン

私はその10年が耐えられないので、ポートフォリオでドローダウンを小さくしないといけないんですよ。
幸いFRBはバブル崩壊を引き起こすと明言してくれているので、
今は株を休んで買い時を待ちましょう。

2022-02-17 12:16 | from 幸福賢者

オールウェザー戦略は優秀

現金比率が4割だからリスク資産を株式70%債券20%ゴールドを10%を目安に投資している。理屈だと株式100%がベストだが、スタグフレーション時に株式をホールド出来る自信が無いからゴールドも入れている。

2022-02-19 19:31 | from 名無し

Re: オールウェザー戦略は優秀

スタグフ時はゴールドが重要になりますね。
FRBの引き締めで間違いなく暴落が来るので、株式は売るか比率を下げましょう。

2022-02-19 20:04 | from 幸福賢者

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