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米ドルは紙屑に、人民元は基軸通貨になる - 貴方を幸福にするFXブログ

米ドルは紙屑に、人民元は基軸通貨になる

財政出動がインフレの犯人
これだけバラまけば価値も落ちるわな・・・

FRBの利上げと日銀の緩和維持を材料に、円安ドル高が進んでいます。

「日本円なんてゴミ持ってられるか!これからはドルで資産を持つぜ!」

とエセ賢者は息巻いていますが、米ドルを過信するのもリスクがあると思います。

確かに日銀はインフレが進行しているにも関わらずバカの一つ覚えのような異次元緩和を継続するだけで、利上げの兆候すらない。
他国が引き締める中で一切方針を変更せず、後任に出口戦略を丸投げする黒田総裁は無責任極まりない。
このまま金利差が拡大すれば資本の流出で円安が進むのは必然なので、FX的にはドル円ロングが無難でしょう。

しかし、円安ドル高は必ずしもドルの増価を意味しません。
インフレは「商品に対して通貨の価値が下がること」なので、円ほどではないにせよ米ドルも減価していると考えるべき。

仮に金利が2.0%あってもインフレ率が7.9%なら、実質金利は-5.9%になります。
リフレ政策によって物価が上がり続けている国の通貨は、持っているだけで損をします。

物価安定の目標実現のため何でもやる

役割を取り違えている日銀と違ってFRBは利上げでインフレを抑える方針ですが、政策金利を7.9%以上にできるわけがありません。
おそらくは2%にも達しない時点で市場が耐えられなくなり、リセッションに陥って引き締めを停止するでしょう。
(実際に2018年にやってる)

スタグフで暴落するドルや米株を持っているくらいなら、小判でも抱えていた方がマシです。

小判を盗む猫

そして、もう一つの問題がロシアやその友好国によるドル離れ

米ドルは基軸通貨としての役割を果たしていますが、最近はその兆候に異変が見られています。
世界の外貨準備に占めるUSDの割合は、80%から70%以下に低下しました。

<ドル離れする国々>

ロシア 「金融制裁でドル決済できなくなったから、中国やインドと直接貿易するわー」

ベラルーシ 「ドル建て債でも自国通貨で利払いするね」

サウジアラビア 「人民元で原油売ってもいいよ」

中国 「ロシアと組んで新しい通貨体制を作るぜ!」


ウクライナ侵攻に対する経済制裁はルーブルを暴落してロシアに経済的打撃を与えましたが、同時にドルに対する不信感を一部の国々に植え付けることになりました。

そりゃそうですよね。
ダメリカ様の機嫌を損ねただけで一方的に取り上げられてしまう資産なんて、よほど仲が良い国でないと持っていられません。
アメポチ自民政権はともかく、NATOと対立している国の政治家は米国に財布を握られていることに耐えられないでしょう。

そこで提唱されたのが、中国との単一通貨
詳細は不明ですが、今や世界第二位の経済大国である中国の通貨を決済に使う腹でしょう。
ロシアと中国だけでなく、EAEU(ユーラシア経済連合)加盟国を巻き込んで、新しい国際通貨・財政システムを構築する可能性が高い。

<EAEUとその友好国>

・ロシア
・カザフスタン
・ベラルーシ
・アルメニア
・キルギスタン
・モルドバ
・タジキスタン
・中国
・インド


プロジェクトが成就すれば、これらの国々はEUのような一つの経済圏になるでしょう。
圏内の取引では新しい通貨(人民元?)が用いられ、米ドルやユーロは利用されなくなります。

中国に国会を置くようなものなので日本人からすれば嫌な話ですが、経済的に欧米に追い込まれている国々にとってはメリットの方が大きいと思われます。

日本の国会や裁判所が中国韓国にあるのは嫌

中国・インドは将来的に米国を抜いて世界トップの経済大国になることが確定しているので、新通貨の需要はうなぎ登り。
外貨準備や貿易決済における米ドル需要は低下して、為替も下がっていくと考えられます。

すぐに米ドルが基軸通貨でなくなるわけではありませんが、数十年をかけてゆっくりシェアを奪われていくでしょう。
過去にポンドがギルダーの地位を奪ったように、ドルがポンドの地位を奪ったように、今度は元が基軸通貨の地位を手に入れるわけです。

現状の為替相場を見ても、米ドルがそこまで堅調だとは思えません。
放漫財政でインフレなのに金融緩和を続けている日本円とトルコリラが弱すぎるだけで、他の通貨は別に弱くない。
特に財務体質が良好な豪ドル・スイスフラン・中国元は強く、ドルに対しても値上がりしているくらいです。

日本人はドルとユーロぐらいしか見ていませんが世界には様々な通貨があり、国際的なシェアを奪い合っています。
基軸通貨と言えども債務の増大とインフレを放置し続ければいずれ価値を失ってしまうことは、歴史が証明しています。

世界一の借金大国で引き締めすらしない日本円は論外ですが、米ドルの価値も永遠に維持されるわけではありません。
人民元、豪ドル、ゴールド、ビットコインなど、投資できるものは沢山あります。
特定の投資先に拘る必要はありませんが、資産は分散して守りましょう。

紙幣なんてのは、中銀が舵取りを誤ればすぐ灰になってしまうものなんだから。

⇒ハイパーインフレ 財政破綻に備えよ!

米ドルを燃やす黒田総裁
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No title

随分と大きく出たエントリーですね。

2022-03-19 15:33 | from ななし | Edit

Re: No title

誇張に見えるかもしれませんが、実際なると思いますよ。
ポンドもギルダーも、放漫財政で基軸通貨の座を追われました。
だいたい250年ぐらいで覇権国家は移り変わるので、米帝国の寿命も長くはありません。

2022-03-19 15:37 | from 幸福賢者

ビットコインかゴールドが基軸通貨になって欲しい

2022-03-20 08:44 | from 匿名

Re: タイトルなし

最近は金連動型トークンが売れてるみたいだし、そう思っている人は多いのでしょうね

2022-03-20 19:06 | from 幸福賢者

中国は民主主義国家にならない限りは無理じゃないかな。お上の鶴の一声でCEOがクビにされる国に将来性はないでしょう。やはり、米国最強なのは変わりないかと。

中国が民主主義国家になった時、初めて中国が覇権を握るチャンスがやってくると思います。

2023-01-06 07:55 | from 匿名

Re: タイトルなし

中国は中国で色々問題があるのは確かですが、かといって莫大な債務を抱えた米国がずっと基軸国でい続けるのも無理なんですよ。
中国がダメなら、次に経済規模が大きくなるのはインド。
米国が落ちぶれた時に最強の経済大国が次代の基軸国になります。

2023-01-06 08:13 | from 幸福賢者

No title

民主主義国の人は中国共産党を同じ目線で見てはいけないです。

2023-07-05 11:25 | from 匿名

Re: No title

中国は良くも悪くも共産党の方針次第なので、民主主義国家と一緒に考えてはいけませんよね。
欧米と対立したロシア人が代替として人民元への投資を増やしているので、通貨としての需要は結構あると思うんですが。

2023-07-05 11:39 | from 幸福賢者

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