レバナス民は投資信託からレバナスETFに乗り換えるべき? 【iFreeETF NASDAQ100レバレッジ(2869)】
2022-10-30|役立つレビュー・紹介

そんなことだと思った! (´;ω;`)
どうも、大和証券のためにレバナス一括投資・魔神ホールドを煽り続けているYoutuber賢者です。
株価の暴落と逓減で大損したので、Youtubeと書籍で儲けたいと思います。
某インフルエンサーのレバナス本発売をチャンスと見たのか、大和証券が新しくレバナスETFの販売を決定しました。
レバナス投信は大和や楽天など複数の会社が出していますが、ETFの形で発売されるのは初めて。
ETFは投信を株式に近い形にした金融商品で、
・手数料が比較的安い
・市場が開いている時間はいつでも取引可能
というメリットがあるため、これからレバナスを取引する人はこちらを選択する方がマシだと思います。
もちろん新しいETFは流動性や実質コストが怪しいので、数ヶ月様子を見てから判断するべきですが。
⇒投資信託とETFのどっちがおすすめ?
<商品内容>
名称: iFreeETF NASDAQ100レバレッジ(2869)
特色: 純資産額の変動率をNASDAQ100レバレッジ指数の変動率に一致させる
対象指標:NASDAQ100レバレッジ指数
管理会社: 大和アセットマネジメント株式会社
信託報酬: 年率0.75%
上場日: 2022年11月16日
信託報酬は従来(0.99%)に対して、新規ETFが0.75%。
隠れコスト次第でどうなるかはわかりませんが、現在の情報ではETFの方が少しコストが低い。
運用方針や運用対象といった諸条件は、従来の投信と同じ。
相変わらず為替ヘッジがあるので、円安には弱い。
運用成績はおそらく以前の投信と変わらず、ナスダックの上昇次第でしょう。

これまでの投信とこのETFのどちらかを買うとしたら、エセ賢者はETFを選びます。
なぜなら、取引時間が有利だからです。
だいたい投信は申し込んでから2営業日後に約定し、価格は一日に一回しか設定されません。
それに対してETFは株と同様に市場が開いている間ずっと価格が動き、好きな時に売買することができます。
仮にナスが「1日に5%上がって墜落して戻る」みたいな急変動する日があっても、投信でその値幅を取ることはできません。
ETFなら指値注文を入れて、細かな変動も利益にできます。
何年もずっと持っているなら運用益は変わらないでしょうが、短期取引や気が変わって逃げたい場合はETFを選ぶべきでしょう。
現在FRBの利上げによる金利コストの上昇でレバナスは6%ぐらいの減価が生じているため、正直魔神ホールドとかいう積立ガチホはお勧めできません。
Youtuberが盛んに喧伝する『年利30%』という実績は嘘ではありませんが、ボルカーショック以降の低インフレ・低金利時代の成績なので高金利・インフレ時代に同じパフォーマンスを発揮するとは思わない方がいいでしょう。

金利が5%になれば、ナスダックがヨコヨコしているだけでレバナスは毎年10%程度ぐらい下がっていきます。
レバナスを買うならFRBが利下げに動いてからか、金利の影響を受けない短期取引になります。
もちろん短期ならETFを使わなくても、今まで通りCFDで事足ります。
GMOなどの株価指数CFDは24時間動いているので、ETF以上に取引機会は多い。
強制ロスカットや複利運用の差異はありますが、自分でこまめに利確・損切りすれば結果は同じです。
(投信は運用会社が毎日決済してポジションサイズを調整してるだけで、取引の本質は変わらない)
ただしCFDはFXと同じ分離課税なので、株式や投資信託とは税区分が違います。
レバナスで50万円損切りしたエセ賢者がCFDで50万円取り返しても、損益通算できないため税金を払わなくてはいけない。
そのためレバナスや株式の損失を翌年以降に繰り越して合算したい人は、レバナスETFで買い戻すのが合理的な選択肢になります。
なんとかリーマンは1000万円超えの含み損を抱えながら利上げで増大する金利コストを払い続けていますが、あなたがそれに付き合う必要はありません。
金利が高いなら短期取引に徹するか、下がるまで待てばいいだけの話。
相場環境は常に変わるので、有利なタイミングを見計らってからポジションを取りましょう。
⇒【レバナスと金利コスト】 レバレッジは借金だということを忘れてはいけない

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